ボート競技の日本代表候補最終選考レース開催…正式発表は3月27日以降に

ボート競技の2019年日本代表候補最終選考レースは、大会3日目の最終日となる3月24日に戸田ボートコースで決勝レースが行われた。日本代表候補は3月27日に日本ボート協会から正式発表される(訂正=日本代表候補は3月27日以降に発表される。3月27日に協会から訂正あり)。

女子軽量級シングルスカル ファイナルA
順位 氏名 所属 2000m
1 冨田 千愛 関西電力小浜 7:48.30
2 大石 綾美 アイリスオーヤマ 7:49.22
3 上田 佳奈子 明治安田生命 7:50.20
4 山嶺 夏実 デンソー 7:54.50
5 高島 美晴 明治大学 8:01.07
6 角谷 真緒 立教大学 8:09.20

同ファイナルB
順位 氏名 所属 2000m
1 四方美咲 鹿屋体育大学 8:19.14
2 瀧本日向子 明治安田生命 8:20.45
3 安井咲智 早稲田大学 8:20.81
4 土佐真歩 明治大学 8:22.50
5 福本温子 トヨタ自動車 8:25.91

男子軽量級シングルスカル ファイナルA
順位 氏名 所属 2000m
1 武田 匡弘 関西電力美浜 7:08.31
2 佐藤 翔 新日鐵住金 7:09.85
3 池田裕紀 トヨタ紡織 7:10.13
4 西村 光生 アイリスオーヤマ 7:11.88
5 大元 英照 アイリスオーヤマ 7:14.69
6 古田 直輝 NTT東日本 7:16.65

同ファイナルB
順位 氏名 所属 2000m
1 浜田 祐太 明治安田生命 7:20.36
2 新井 勇大 慶應義塾大学 7:24.83
3 越智 寛太 今治造船 7:25.68
4 大河原 敦史 明治安田生命 7:26.36
5 奈良 和紀 新日鐵住金 7:28.11
6 西 知希 NTT東日本 7:29.86

女子シングルスカル ファイナルA
順位 氏名 所属 2000m
1 榊原 春奈 トヨタ自動車 7:59.84
2 米川 志保 早稲田大学 8:03.68
3 上総 香子 デンソー 8:12.15
4 西原 佳 東北大学 8:12.51
5 米澤 智華 中央大学 8:17.21
6 宮住 真奈 中部電力 8:20.77

同ファイナルB
順位 氏名 所属 2000m
1 西尾 友伽 一橋大学 8:30.58
2 遠藤 穂 中央大学 8:35.41
3 溝口 女華 中央大学 8:41.32

男子シングルスカル ファイナルA
順位 氏名 所属 2000m
1 荒川 龍太 NTT東日本 7:08.58
2 山尾 圭太 トヨタ紡織 7:14.03
3 栗原 誠和 明治安田生命 7:15.63
4 櫻間 達也 同志社大学 7:18.26
5 木村 晶 日本大学 7:24.69
6 遠山 秀雄 日本体育大学 7:25.75

同ファイナルB
順位 氏名 所属 2000m
1 勝又 晋一 戸田中央総合病院RC 7:24.18
2 中島 希世紀 チョープロ 7:24.93
3 黒川 尚暉 一橋大学 7:29.88
4 石田 尚也 東レ滋賀 7:35.98
5 駒井 宏昭 中部電力 7:39.95

男子舵手なしペア ファイナルA
順位 氏名 所属 2000m
1 高野/大塚 NTT東日本 6:56.68
2 中溝/三浦 NTT東日本 7:04.81

女子舵手なしペア ファイナルA
順位 氏名 所属 2000m
1 高野/西田 立命館大学/明治大学 7:38.89

ファイナルAは1~6位決定戦、ファイナルBは7~12位決定戦

【GARMIN fenix 5X Sapphireインプレ後編】登山に使ったら頂上までの残り距離や所要時間を教えてくれた

高度計(Altimeter)、気圧計(Barometer)、コンパス(Compass)機能があるABCウォッチに光学式心拍計とGPSを搭載したfenix 5X Sapphire(フェニックス・ファイブエックス・サファイア)を駆使して、本格的な登山に出かけた。

アクティビティによってその運動に必要な表示項目が出現。登山なら獲得標高などがわかる

パソコンでルート作成して転送すれば登山ナビに

日本人なら一度は国内最高峰の富士山に登りたい。夏山シーズンにそんな計画を立て、その練習のために丹沢の塔ノ岳(標高1491m)登頂を目指した。筆者の登山歴は初級レベルだが、同行する仲間は始めたばかり。低山ハイキングの途中にいつも質問されるのが、「もう半分くらい歩きましたか?」「あとどのくらいで頂上ですかね?」。こちらも明確な回答が出せないので、用意した地図を示しながら適当なことを答えるしかない。

大自然のまっただ中にいて、現在はコースのどの位置にいるのか。距離にしてあと何km、標高差にしてあと何m上ればいいのか。そんな魔法のアイテムがあったらいいな、と思ったらあったのだ。fenix 5X Sapphireだ。

アクティビティで登山を選ぶと獲得標高、所要時間、昇降速度が自動的に表示されるようになる
GPS稼働中の軌跡は水色ラインで表示される。赤い矢印は北を指し示す
コースナビ中の地図。アップとダウンボタンで拡大と縮小ができる

登山コースをパソコンサイトで作って、あらかじめデバイスに送り込んでおけば、残り距離や高度、到着予想時間などが表示される。すでにランやサイクリングで使いこなしてきた機能だが、フルカラー登山地形図を収納しているfenix 5X Sapphireなら本格的登山に使えるのである。

最も簡単なのはデバイス内の地図データに収録されたPOI(ポイント・オブ・インタレスト)を選択してナビしてもらうこと。ただし「富士山」や「丹沢山」などの著名な山岳しかプリインストールされていない。今回の目標である「塔ノ岳」は見つからなかったので、座標を調べて設定するしかない。

チャージングクリップを使ってデバイスと同期すれば自作コースも同時に送り込まれる
ここまで11.17km歩いて、所要時間は2時間22分03秒、現在のペースは1kmあたり24分30秒
GPSによる捕捉は森の中でもかなり正確にその位置を特定してくれる
気圧は日々変化するので出発地点で高度を校正しておく必要がある。写真は校正していなかったケース

座標には60進数(度分秒)と10進数の単位があって、fenix 5Xに入力する単位は60進数となる。登山の目的地に割り当てられた座標は登山サイトなどで簡単に見つけることができるが、10進数の場合は変換する必要がある。

例えば丹沢山系の塔ノ岳なら「北緯35°27′2565″、東経139°09′7892″」とあれば60進数。「北緯35.454064、東経139.163278」とあれば10進数で、ガーミンデバイスには前者を入力する。インターネットに変換サイトがあってこれを利用するといいし、googleマップを利用して目的地にポイントを合わせると2種類の座標が表示されるサイトもある。

さらに確実なのは登山計画ルートを入れておくこと。丹沢くらいに人気があるルートなら途中の山小屋の位置がPOIとしてプリインストールされているので、それを次々と選んでいき、頂上までのコースを作成する。もしPOIが見つからなければパソコンのgaminconnect.comサイトで作成する。作業はそれほど難しいものではなく、今回はコースを自作してデバイスに送り込んでおいた。

塔ノ岳にいたる大倉尾根。ひたすらバカのように上るのでバカ尾根とも呼ばれている
直近4時間の心拍数の推移。運動の強さを5段階で色分け表示する
休憩時にストップボタンを押したときは、再スタートの時に「再開」ボタンを押すのを忘れないように
コースナビ中の高低図。歩いたところが緑色になり、その先は青色に表示される
コースナビ中。残り距離、到着予想時刻が表示されるのが頼もしい。赤い三角はゴール地点の方角
コースナビ中。これまで歩いた距離、タイム、現在のペースが表示される

富士山のトレーニングルート、丹沢塔ノ岳に投入

当日は早朝に小田急線の渋沢駅に仲間と集合し、路線バスで15分ほどの大倉バス停へ。現地に到着したらまずはGPSを起動して、デバイスの高度計を校正しておく。高度は天気の気圧配置によって変動するので、その日の気象状況に合わせて修正しておく必要があるのだ。例えば富士山須走口五合目の高度は2500mだが、高気圧に覆われていると2400mなどと表示されてしまう。そのまま富士山に登ると山頂の高度が3676mと残念な数字になる。できればここは3776mの数字を見て登頂を祝したい。

大倉バス停で気圧校正を済ませたら、「塔ノ岳」と名前を付けておいたコースを選択してスタートボタンを押す。

ところでよくある失敗。休憩時に停止ボタンを押して計測をいったん止めることがよくあるが、再スタート時に50パーセントの確率で「再開」ボタンを押し忘れる。記録が途中で途切れてしまった経験はGPSデザイスユーザーならだれでもあるだろう。だったら休憩時もGPSを稼働したままにしておき、ゴールするまで右サイドのボタンはさわらないほうがいい。だからデバイスの電池寿命は重要なのだ。あるいは設定で「自動停止」をオンにしておき、止まっているとデバイスが判断したときは「自動停止」するようにしておくといい。

コースナビ中の高低図。歩いたところが緑色。山頂まで、まだ半分程度だ
アクティビティを終了したあとは詳細を手元でも確認できるが、Gamin Connectに転送したほうがさらに詳しく分かる
塔ノ岳の自作ルートをデバイスの地図で表示。拡大/縮小も自在にできる

頂上までの距離が分かれば残りの体力配分ができる

こうして塔ノ岳を目指す登山に挑んだのだが、大自然の中で現在地の把握、気圧変動による天候予測、心拍数による身体的な状況などを数値で確認できることの安心感たるやこの上ない。あとどのくらい頑張ればいいかがつかめれば、残りの体力と相談してペース配分を的確にコントロールすることができる。これほどまでに便利なものがあるとは。

こうして塔ノ岳から無事に下山したあとは、Bluetooth接続でスマホにデータを送り込み、歩いたコースを確認したり、勾配に応じて変化する心拍数を照らし合わせたりしながら、登山仲間と楽しいひとときを過ごす。みんな、富士山の初登頂に向けて自信を深めることができたトレーニングに大満足だった。 もちろん登山地図や装備品は従来どおりに用意するのは当然として、ABC機能・心拍計・GPSという三種の神器がそろった最先端ツールが本格的登山においても頼もしい存在となるのは間違いない。

アクティビティ終了後に歩いたルートの高低図を表示する
塔ノ岳登山の実績をパソコンのgaminconnect.comサイトで確認してみよう
標高、スピード、心拍、気温の推移、消費カロリーや最大心拍数などさまざまなデータが収集されている
ペリカン社製「Pelican 1150」プロテクターケースに収納されている

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【GARMIN fenix 5X Sapphireインプレ前編】本格登山にも使えるABCウォッチ
【GARMIN fenix 5X Sapphireインプレ中編】アプリやオプション連携でできるスゴいこと

GARMIN ガーミン fenix5X Sapphire フェニックスファイブエックス サファイア ウェアラブル ウォッチ 腕時計 スマートウォッチ ランニング トレーニング ダイエット器具 健康器具 スポーツ GPS

価格:107,784円
(2019/3/24 12:27時点)

【GARMIN fenix 5X Sapphireインプレ中編】アプリやオプション連携でできるスゴいこと

フルカラー地図ガイド付き、高品質マルチスポーツGPSウォッチのfenix 5X Sapphire(フェニックス・ファイブエックス・サファイア)。手首に装着するだけで計れる光学式心拍計、GPSナビゲーション、高度・気圧計などさまざまなスポーツを楽しむための多彩な機能を搭載している。

保護用のDLCコーティングを施したステンレス製ベゼルとボタンが魅力

無料ダウンロードで文字盤がお好みに変更できる

fēnix 3シリーズが発売されたのは2015年秋。そして1年半ぶりにリリースされた待望の新シリーズは4を飛ばして5シリーズとなった。5X Sapphireは現在のところそのフラッグシップモデルであり、フルカラー登山地形図と日本詳細道路地図をプリインストールしている。

自転車ロードレースの三大大会すべてで総合優勝しているイタリアのビンチェンツォ・ニーバリもこのfenix 5X Sapphireを使用していた。チームカラーと同じ赤の特製ベルトをしていて、ウォッチフェイスはチームロゴがデザインされたものに変更されていた。

ウォーキング。ここまで1.54km歩いて、所要時間は20分18秒、現在のペースは1kmあたり18分40秒
心拍数は年齢や安静時心拍数に応じて5段階の強度に区分され、運動の強さを色分け表示する
ランやウォーキングの基本ページ。停止しているとペースは非表示になる

ウォッチフェイスはConnect IQという機能を駆使して好みのものに変更することができる。もちろん無償なので、デバイスを手に入れたらまっさきに着手するとても楽しい作業だ。Garmin Face Itというアプリは手持ちの写真やロゴをウォッチフェイスにするアプリで、この選手もおそらくそれを駆使してウォッチフェイスをチーム仕様にしたのだと思われる。

次にやることはユーザープロフィール設定。性別、誕生年、身長、体重、着用する手首、心拍ゾーンなどを入力していく。もちろん入力しなくても使えるが、より精度の高いトレーニングデータの計測が可能となる。心拍ゾーンの設定がよく分からない場合は、最大心拍数に「220-年齢」を入力しておけばいい。平静時心拍数はデバイスを2日ほど着用していれば自動的に計測される。

GPS精度はコンビニ店内の移動まで捕捉されてしまうレベル

fenix 5X Sapphireをさっそく使ってみた。最も身近な「ウォーク」をアクティビティの中から選択し、右上のスタート/ストップボタンを押して歩き始める。ウォークアクティビティには4ページがプレ設定されていて、左サイドの中央と下部の2ボタンでスクロールする。1ページ目が「タイム・距離・ペース」、2ページ目が「心拍数」、3ページ目が「マップ」、4ページ目が一般的な「時計」だ。

GPSによる位置情報の取得は、これまでのあらゆるfenixシリーズの中で最も精度が高く驚くべきものがあった。ウォーキング時にコンビニに立ち寄って、トイレをお借りし、いくつかの商品を手に取り、レジで支払いを済ませて出ていったのだが、歩き終わってスマホにデータを転送させて確認してみると、コンビニ店内の動きまで記録されていたのである。

自作コースを実際に走ってトレーニング。過去の記録とバーチャル競争できる
ナビ機能で土地勘のないエリアを歩いてみる。スマホアプリのほうが利用しやすいと思う
ナビゲーション中。「あと113mで左折してください」という表示

同期(アップロード)が速いのも実感した。Gamin Connect Mobileアプリをスマホにインストールして、Bluetooth接続でペアリングしておけば、デバイスに保存されたデータは自動的にアップロードされる。旧来モデルはデバイス側の「同期する」項目を選択してその都度手動でデータを送り込んでいた。そんな時代から見ると画期的だ。さらにはこれまでも「自動的に同期」とうたっていたが、なかなか反応しない機種もあって、じれったくなって手動で同期することも多かった。しかしfenix 5シリーズではもはやそんなイライラは体験しないだろう。

Bluetoothを常に接続しておくと、スマホに電話やメール、SNSの新着が入ったことをウォッチフェイスで教えてくれる。ただし、Bluetoothをオンにして接続しているとスマホ側のバッテリーが多少消耗するので、不要なときはオフにしておくといい。

すでにガーミンデバイスを愛用している人なら、スマホのGamin Connect Mobileアプリ、あるいはパソコンのgaminconnect.comサイトにはこれまでの練習コースや実績が蓄積されているはずで、fenix 5X Sapphireを新規のデバイスとして追加すれば、そのまま練習コースをデバイスに送り込むなどして効果的なトレーニングができる。初めてGamin Connectを利用する人でも、他の人が公開しているコースを取得して、トレーニングすることも可能だ。

ランやウォーキングの基本ページ。停止して撮影しているのでペースはゼロに
スマホがポケットに入っていてもBluetooth接続していれば着信や新着情報が手元で分かる

fenix 5X Sapphireには一般路や登山ルートをナビゲーションする機能が進化したので、これを利用しない手はない。ナビ機能はいくつかの方法がある。

マラソンの自己ベスト更新をサポートしてくれる

地図データ内に収録されたPOI(ポイント・オブ・インタレスト)を選択してナビしてもらう方法。大画面のナビゲーション専用機には及ばないが、土地勘のないところである程度は進むべきルートが把握できる。ポイントだけでなくコースをナビしてくれることもできる。新規コースはデバイスでも作成できるが、パソコンのgaminconnect.comサイトで作るほうが画面が大きいのでやりやすい。

ランニングフォームの状態がモニターできる。記録されるのではなく走りながら数値をチェックする
ランや自転車の練習後はトレーニング効果が表示される。有酸素運動3.2は能力向上を意味する値
この日のトレーニングは高強度のレッドゾーンを含めてまずまずの負荷で走りきった
ハードなトレーニングをしたあとはカラダに必要なリカバリー時間が表示される

Gamin Connectに記録しておいた過去のアクティビティを選択して、バーチャルレースをするのも面白い。例えばランニングで、1年前のハーフマラソンを走ったときのデータが保存されていれば、それをデバイス上で呼び出し、そのときの距離、ペース(スピード)、タイムが仮想のライバルとなって出現するので、自分自身の練習成果を試せるのだ。

ここ1週間のトレーニング効果をチェック。VO2 Maxは47でとてもいい練習ができている

表示されるページに先行あるいは遅延時間、平均ペースとともに、赤いランナーとグレーのランナーが走るイラストが出現する。赤いランナーは自分で、グレーは過去のペースだ。赤が先行していれば過去の自分を上回るペース、グレーが先行していればそれに追いつかないと新記録は達成できない。

ランやバイクのトレーニングが充実したものになるのは間違いない。インプレ後編ではfenix 5X Sapphireの真骨頂が発揮される登山に投入して、さらなる使い勝手を試してみよう。

練習効果によってマラソンなどの予想タイムも提示される。3時間31分? ちょっとお世辞ありすぎ
過去7日間のトレーニング負荷は228で最適。オーバーワークも防止できる

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アラフィリップが第110回ミラノ〜サンレモをゴール勝負で制す

距離291kmで争うシーズン最初のクラシックレース、ミラノ〜サンレモが3月23日にイタリアで開催され、ドゥークニンク・クイックステップのジュリアン・アラフィリップ(フランス)が優勝した。

第110回ミラノ〜サンレモはアラフィリップが優勝 ©LaPresse/Marco Alpozzi

110回目の大会にしてフランス勢の優勝は14回目。地元イタリアは51回、ベルギーは20回で、それに次ぐもの。アラフィリップはシーズン7勝目で、2位のアレクセイ・ルツェンコ(カザフスタン、アスタナ)の5勝に差をつけた。ミラノ〜サンレモは直近の12年で12人の優勝者を生んだことになり、アラフィリップは80人目の優勝者リストにその名を刻んだ。

ミラノ〜サンレモの終盤は紺碧の地中海リビエラ海岸を走る ©LaPresse/Fabio Ferrari

イタリアに春を告げるレースは「プリマベーラ(春)」と呼ばれる伝統の1戦。ミラノをスタートし、最長距離の291kmを走って地中海ビリエラ海岸にあるサンレモを目指す。最後のポッジオの丘で世界チャンピオンのペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグリーエ)、2年前の覇者ミカル・クウィアトコウスキー(ポーランド、スカイ)、AG2Rラモンディアルのオリバー・ナーセン(ベルギー)、そしてアラフィリップら10選手に絞り込まれた。

勝利の行方はサンレモ市街のゴール勝負となり、アラフィリップがサガンらを制して初優勝。同じ主催者が開催するストラーデビアンケとミラノ〜サンレモを連覇したのは2008年のファビアン・カンチェラーラ(スイス)、2017年のクウィアトコウスキーに続く3人目。

アラフィリップが後続のペテル・サガンをうかがう ©POOL/BETTINI/LaPresse
チームメートの勝利を喜ぶ(左から)ゼネク・スティバル(チェコ)、フィリップ・ジルベール(ベルギー)、ベルギーチャンピオンのイヴ・ランパールト、同イタリアのエリア・ヴィヴィアーニ ©Gian Mattia D’Alberto / LaPresse

「ボクは勝つためにここに来た。今日のチームメートの働きのおかげで勝利できたことを誇らしく思う」とアラフィリップ。

「最後の勝負のために、チームメートの献身を念頭に置いて乗っていた。ポッジオでスピードアップした後、ゴールまでの下り坂で足の疲れを回復させた。でもライバル達の脚質を考えて、最後はかなり複雑な展開になるだろうと思った。マッテオ・トレンティンのスピードがかなり速かったので、そのギャップを埋めるために努力した。その後、冷静に走り、ペテル・サガンの後ろに位置した。マテイ・モホリッチがスプリントを開始したとき、すぐに彼の車輪に追従する必要があることを知っていた。彼が20m離れたらゲームオーバーだっただろう。最も素敵な方法で勝利をつかんだ。単純にうれしい」

優勝のアラフィリップを中央に左が2位オリバー・ナーセン、右が3位ミカル・クウィアトコウスキー ©LaPresse/Marco Alpozzi

【GARMIN fenix 5X Sapphireインプレ前編】本格登山にも使えるABCウォッチ

マルチスポーツ対応プレミアムGPSウォッチのfenix(フェニックス)シリーズから、「fenix 5X Sapphire(ファイブエックス・サファイア)」が発売された。光学式心拍計とGPSを標準装備し、フルカラー登山地形図と日本詳細道路地図を搭載した最新モデルだ。

日本詳細道路地図を搭載した最新モデル。日なたでも画面が鮮明に見える

ペリカン社製ケースにしまい込まれたデバイス

2017年春から相次いで発売されたfenix 5シリーズ。5X Sapphireはそのフラッグシップモデルとなる。価格は9万9800円(以下すべて税別)で、交換用のレザーバンド(ブラウン)が付属し、米軍も採用しているペリカン社製「Pelican 1150」プロテクターケースに収納されている。

ペリカン社製「Pelican 1150」プロテクターケースに収納されている

ホームページにはプロテクターケースが付属すると明記されていないが、先代モデルのfenix 3J Titaniumと同様にこの無骨な小型防水ハードケースが付いてくる。本機や付属品を取り出したら精密機器などの持ち運びに使えるので便利。ちょっとしたオトナの遊びアイテムという感じで、単品で購入すればこれだけで1万円超の価格になるようだ。

fenix 5X Sapphireに標準装備されるベルトはブラックで、モス、イエロー、レッドと同様に別売で5800円するもの。さたに付属するブラウンレザーは9400円だ。別売ではこれ以外にグレーステンレススチール1万7800円がある。特別な工具がなくても、ライフスタイルやアクティビティに合わせて簡単にバンド交換ができるのが特徴。

付属品のブラックバンドと交換用のレザーバンド(ブラウン)
fenix 5シリーズからチャージングケーブルが統一された。最新のForeAthlete935も同じタイプ

先行発売されたfenix 5 Sapphireは6万9800円、コンパクトモデルのfenix 5Sは6万4800円だ。本体サイズは5X Sapphireが51mm、5 Sapphireが47mm、fenix 5Sが42mm。今回インプレする5X Sapphireのみに搭載された機能は冒頭にも記したプレロード地図。カタログ上の稼働時間はGPS稼働時20時間・ウルトラトラックモード30時間で、fenix 5 SapphireのGPS稼働時21時間・ウルトラトラックモード44時間よりも短い

実際のところGPSを20時間もオンにして挑戦するアクティビティは「ウルトラトレイル」クラスのアベンチャーで、一般的に使用する限りバッテリー寿命は十分だ。山に入るときはフル充電をして臨むはずだし、1泊2日の縦走でも山小屋や幕営で落ち着いたら、GPSはオフにしても問題ないはずだ。5X Sapphireを心拍計付きスマートウォッチとして使用する際は12日間の連続使用が可能。

まずはfenix 5 Sapphireの外観からチェックしていこう

fenixシリーズはこれまで3J、3J Titanium、3J HR、5 Sapphire、5Sと製品インプレしてきたが、5X Sapphireは最も無骨でfenixの持つ魅力を十分に踏襲した上位モデルであることは一目瞭然だ。保護用のDLCコーティングを施したステンレス製ベゼルとボタンが特徴。このステンレスベゼルは衛星受信機として組み込まれ、信号の強力なアンテナとして作用していて、GLONASS、みちびき三測位対応の位置情報をサポート。これによって正確な測位ができるのだと推測できる。

無償提供されるConnect IQアプリでウォッチフェイスを変更してみた
右上のボタンを押してアクティビティを表示し、なにをやるかを選択する
アクティビティによってその運動に必要な表示項目が出現。トレイルランなら獲得標高などがわかる
心拍数は年齢や安静時心拍数に応じて5段階の強度に区分され、運動の強さを色分け表示する
GPS稼働中の軌跡は水色ラインで表示される。赤い矢印は北を指し示す

さらには耐傷性サファイアレンズ仕様で、ガラス面の美しさとキズつきにくさが加わる。LEDバックライトが付いた明るい高解像度のフルカラーディスプレーは、強烈な日差しから薄闇までどんな環境下でも優れた可読性を提供してくれる。光の反射と透過を同時に行う半透過型技術により強い太陽光のもとでも文字盤を容易に読み取ることができるという。

直近4時間の心拍数の推移。運動の強さを5段階で色分け表示する

登山やトレイルランにも使えるABCウォッチ

次に搭載されている代表的な機能を紹介していきたい。高度計(Altimeter)、気圧計(Barometer)、コンパス(Compass)を搭載した多機能時計はABCウォッチと呼ばれるが、fenixシリーズはこのカテゴリーに区分される。これに光学式心拍計とGPSナビゲーション機能が加わる。有酸素運動の代表であるランニングやサイクリングはもちろん、ハイキング、登山、トレイルランなどが搭載された機能性を最も活用できることは明白。

走ってきたコースの高低図。きちんと標高を把握したいときはスタート時に高度を校正する。それを怠るとこうなってしまう
ウォーキング。ここまで1.9km歩いて、所要時間は23分42秒、現在のペースは1kmあたり20分05秒
高低図はトレイルランやハイキング、登山に便利。コースを作成しておけばこの先の高低図も表示される
トレイルラン、ハイキング、登山では獲得標高と昇降速度も表示される

スイムは内部に組み込まれた加速度センサーによって泳法を識別。距離・ペース・ストローク数などが記録できる。SUP(スタンドアップパドル)やボートなどのストローク計測。スキー/スノーボードモードでは速度・距離・標高差・自動滑走計測を表示。ゴルフモードも充実している。

さまざまなアクティビティを行って計測されたデータはガーミン社から無償提供されるスマホのGamin Connect Mobileアプリ、パソコンのgaminconnect.comサイトでその詳細が確認できる。これまではBluetooth、パソコンの場合はBluetoothに加えて付属のチャージングケーブルを使って同期していたが、Wi-Fi経由も可能になった。利用できる無線ネットワークに接続して、アクティビティ記録を自動アップロードしてGarmin Connectで共有することができる機能だ。

保護用のDLCコーティングを施したステンレス製ベゼルが無骨でカッコいい

日常的にビジネスなどで使用する腕時計としてもまったく違和感はない。fēnix 3シリーズは大ぶりなクレードルで充電したが、5シリーズからは持ち運びしやすいチャージングケーブルになった。USBから電源を取るタイプだが、どこでも売っているものではないので遠征時などはこれを忘れないようにしよう。

GPSによる現在位置の捕捉はシリーズ最速。初めての土地でもわずか数秒で特定する
さまざまなタイプのウォッチフェイスが提供され、必要なデータを表示しておくことができる
ランやウォーキングの基本ページ。停止しているとペースは非表示になる

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【GARMIN fenix 5X Sapphireインプレ中編】アプリやオプション連携でできるスゴいこと
【GARMIN fenix 5X Sapphireインプレ後編】登山に使ったら頂上までの残り距離や所要時間を教えてくれた

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GoogleMapを自転車ナビとして使うときの3つのポイント

GPS搭載の高額な自転車ナビを購入しなくても、手持ちのスマホがあればサイクリングの道案内してくれる。地図アプリをダウンロードしなくてもGoogleMapを賢く使う。それだけでルートをミスすることはほとんどなくなる。ちょっとコツがいるので、今回はそのあたりをご紹介。

スマホをハンドルに取りつけるアタッチメントパーツは、所有する自転車のハンドルやその周辺パーツとの互換性を確認して購入する必要がある

日本でGoogleMapの自転車モードは非アクティブ

専用のカーナビを使わず、自分のスマホをダッシュボードに固定して一時的な車載ナビとしている人が多くなった。電車や徒歩で目的地までの行き方を検索し、スマホ画面を見ながら歩く人もいる。専用ナビアプリに頼らなくても、この程度ならだったらスマホに標準搭載されているGoogleMapで十分。それではそれを自転車でも使えないだろうか?

試しに荒川河川敷を通行するような発着点を設定したが、日本では「自転車モード」が利用できないので「徒歩モード」を選択。通称「荒川サイクリングロード」は歩行者や災害時緊急車両が通る道路なので、自転車専用道と認識されないからだ

GoogleMapには移動手段を選択するボタンがあって、これまでは自動車、電車、徒歩などだったが、最近になって自転車が追加されたのだ。これは使わねばなるまい!と目的地を設定して、自転車マークを押してみると「使用できません」という表示が出現。おかしいなと思って調べてみると、どうやら日本では自転車を使用したルート案内はできないらしい。海外では一般的に敷設される自転車専用道路がコース案内の対象となるようで、日本には専用道がないので稼動しないというオチだ。

そのため残念ながら自動車か徒歩を選択して道案内してもらうことになる。自動車モードは自転車通行不可の道路をナビされることが想定されるので、徒歩のほうが無難。当然、歩道橋などを案内されたときは自転車を降りて担いで進むか、そのポイントを交通ルールにそってクリアすれば、ルートから外れてもリルートされるのであまり問題ではない。

今回用意したのはライドケース(左)=iPhoneの機種ごとにサイズが用意される。3500〜6000円。センターマウント(中)=ライドケースをワンタッチでハンドルに装着できるパーツ。4400円。カーマウント(右)=2200円(すべて税別)
手持ちのスマホが自転車ナビに。ただし画面を確認するときは安全のため、停車したほうがいい

乗車時にナビしてくれるスマホをいちいちポケットから取り出すのは面倒なので、ハンドルにスマホを装着するパーツを購入すると便利。ただし走行中にスマホ画面を見るのは危険なので、必ず停車して確認する必要がある。いずれにしてもカーナビのように「次の角を左に曲がって…」などと厳密に従うというよりは、目的地の方向をおおざっぱに把握し、大きなミスコースを回避するためのサポートアイテムとして使用するのがいい。

かつてのサイクリングと言ったら、フロントバッグの上に地図をくくりつけて走ったものだ。残り距離を指で計ったり、等高線から上り坂の厳しさを推測したりするのがベテランのノウハウだった。それがいまやスマホ! 道には迷いにくくなったはずだが、額から汗をしたたらせながらペダルをこぐのだけは変わらないですよね。

Googleナビは音声案内をオンにしておくと耳でナビ情報をキャッチできる
接続部が同じ構造なので、スマホを自転車のハンドルから外してそのまま車内に取りつけるとカーナビに変身する

バッテリー消耗と通信料に注意

バッテリー消耗を考慮して予備充電池を携行する。日本一周をするような長距離サイクリストはソーラー発電機を併載する人もいる。

GPS付きウォッチでもナビできる
ガーミン社などのGPSデバイスも中級以上の機種(価格帯で5万円以上)なら腕時計の中にナビ機能が搭載されている。ただし画面が小さいので、こちらも要所での確認用として使うのが正解。GPSで位置情報を収集しているので、「出発地に戻る」などの便利機能もあって、海外旅行で滞在ホテルが分からなくなってしまったときなどにありがたい。

ハンドルに取りつけるアタッチメントは必需品

トピークのライドケース iPhone XS Max用、iPhone XR用は、iPhone Xの特徴を活かしつつ、屋外で自転車に装着しての使用を想定した、ルックス,実用性を両立した、スタイリッシュなスマートフォンケース。

ライドケース本体は、耐衝撃性に優れたエンジニアリングプラスチックとラバーを巧みに組み合わせ、万一の落下時の衝撃を軽減するコーナー部のバンパーや、縦置き、横置きが可能なフリップスタンドを装備している。

本体裏にはライドケースマウントへの装着マウントを設け、ライドケースセットに付属のライドケースマウントの他、各種の別売りライドケースマウントを活用し、バイクライディング時だけでなく幅広い場面で活用が可能。ワイヤレス充電にも対応している。

セットに付属のアルミ製ライドケースマウントは、バイクのステムキャップやステム胴に取り付け、無段階の角度調節と90度ずつの回転が可能で、ライダーの好みに応じたセッティングができる。

トピークのライドケース iPhone XS Max用、iPhone XR用

ライドケース セット(iPhone XS Max用)
ライドケースマウント付属。5500円(税別)

ライドケース 単体(iPhone XS Max用)
エンジニアリングプラスチック/ラバー(本体)、アルミ/エンジニアリングプラスチック(ライドケースマウント) 、162x83x14.7㎜(ケース)、43g(ケース) 。3500円(税別)

ライドケース セット(iPhone XR用)
ライドケースマウント付属。5500円(税別)

ライドケース 単体(iPhone XR用)
エンジニアリングプラスチック/ラバー(本体)、アルミ/エンジニアリングプラスチック(ライドケースマウント) 、155x82x15.3㎜(ケース) 、43g(ケース)。3500円(税別)

トピーク ライドケース (iPhone 7用) 単体

価格:3,024円
(2019/3/23 10:09時点)
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