NIPPOは白基調のジャージでジロ・デ・イタリアへ

5月11日から6月2日まで開催されるジロ・デ・イタリア(UCIワールドツアー)、5月19日から26日までのツアー・オブ・ジャパン(UCIアジアツアー2.1)の2レース限定で、NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネはホワイトを基調としたスペシャルジャージを着用する。

年に一度、スペシャルジャージを着用することがルールで認められいる。チームはこれまでも注目度やプロトンでの視認度を上げるために、ジロ・デ・イタリアやジャパンカップなどで着用してきた。

スペシャルジャージはオレンジ色を基調とすることが多くなっていたが、今季はオリジナルのジャージデザインとの差別化を図り、ファンにとっての“サプライズ”となるべく、斬新なホワイトを基調としたデザインに仕上げた。

主要スポンサーロゴは従来どおりだが、袖に大きくENEOSのロゴが配置され、新たにサイドにもNIPPOのロゴが入った。イタリアのトップブランド・サンティーニ製で、ホワイトを基調とするデローザのチームバイクともよりマッチするデザインになる。

イタリアでは5月9日夜(日本時間5月10日早朝)、ジロ・デ・イタリアのチームプレゼンテーションが開催され、スペシャルジャージが正式公開される。

🇮🇹2019ジロ・デ・イタリアの特集サイト

マルセル・キッテルがカチューシャとの契約返上…休みを取り今後のキャリア模索へ

カチューシャ・アルペシンとマルセル・キッテル(ドイツ)は、チーム契約をシーズン終わりを待たずに終了することに双方が同意。5月9日にチームがキッテルのコメントとともに発表した。

日本でも絶大な人気を誇るマルセル・キッテルだが…

「チームと私は相互とも、現在の契約の早期終了を決定した」とキッテル。
「人として、アスリートとしてどうしていきたいか、本当に重要なものについて自問自答した末の長いプロセスで決断した。

私はサイクリングを愛しているし、この美しいスポーツへの情熱は決して消えないが、そこで私が成功するためになにが必要であるかも知っている。

選手には長所も短所もあり、強くなったり成功するためにはチーム内でお互いに理解し継続的なプロセスが必要だと考えている。この2カ月間に、私は疲れ果てたような気がした。いま私は最高レベルでトレーニングし、レースすることができない。そんな理由から、私は休憩を取り、自分のために時間を取り、私の目標について考え、私の将来のために計画を立てることに決めた。

1年半にわたってサポートしてくれたチームに感謝したい。特にスタッフには心の底からお礼を́言いたい。私が今まで見た中で́最高の、最も困難な労働者であると断言できる。多くの勝利と結果で彼らの情熱をチャージさせられなかったことを申し訳なく思う。スポンサーやパートナーにも感謝したい。

この決断は、変化することが新しい道や機会につながるという私の経験に基づいて́いる。不安もあるが、私は最終的に新しいチャンスと課題を見つけることに自信を持って́いる。幸せや喜びとともに、私の将来を見つける方法を模索したい。なにが起こるのか非常に興奮して́いる。もう一度レースをして、この目標に到達できるような計画を立てていきたいと思う」

トロフェオパルマでシーズン初勝利を挙げたマルセル・キッテル @Justin Setterfield/Getty Images

マルチパーパスに着回せる「triton light jkt」が 豊富なカラーバリエーションで登場

英国発祥のアウトドアブランド『karrimor(カリマー)』は、2014年の発売以来、ユーザーから安定した支持を得ているマウンテンパーカー「triton light jkt(トライトン ライト ジャケット)」と、バイカラーデザインの「triton light jkt mix(トライトン ライト ジャケット ミックス)」を発売。

両製品ともにUVカット・防風性・撥水耐久性を兼ね揃えた生地TASLAN NYLON(タスランナイロン)を採用した、洗濯も型崩れを防ぐタフな仕様。また、コットンライクな風合いとソフトでしなやかな着心地を実現しました。タウンユースはもちろん、多様なアウトドアアクティビティにも対応できるマウンテンパーカー。

製品は2019年5月1日より全国のカリマー取扱店・カリマーのWebサイトで発売。

耐久性撥水加工(DWR)を施したTASLAN NYLON(タスランナイロン)生地を採用
綿のような柔らかな着心地ながら型崩れしにくいしっかりとした作り。胸元の切り返しが特徴的なデザイン
UVケアとしては最高値のUPF50+を実現
トライトン ライト ジャケット=16,200円(税込)Color: Beige
トライトン ライト ジャケット ミックス=17,280円(税込) Color: Beige x Red
トライトン ライト ショーツ=11,880円(税込)
トライトン ライト キュロット スカート(Women’s)=9,720円(税込)

11回目のライドライクキングはZwiftとSNSコンテスト

世界最大級の自転車メーカー、ジャイアント創業者のキング・リュー(劉金標)を発起人とする国際イベント「RIDE LIKE KING(ライドライクキング)」が5月24日(金)、25日(土)、26日(日)の3日間開催される。ライドライクキングは毎年一度、全世界のサイクリスト、ジャイアント販売店、ジャイアント社員が、それぞれの国や地域でライドするグローバルなイベント。

RLK × Zwiftライド。青いジャージがキング・リュー

「サイクリングで人生を楽しもう!」というキング・リューの理念とサイクリングへの情熱を分かち合うという主旨で2009年に始まった。その2009年に北京〜上海を走破するツール・ド・チャイナでキング・リューが発した「多くの人は窓を閉め切った車で高速移動していますが、自転車なら常に声をかけ合うことで人間関係を築き、平和な社会にもつながります」という言葉は、今ではイベントの骨子となっている。

11回目となる2019年のライドライクキングでは「RLK × Zwiftライド」と「SNSフォトコンテスト」を全世界で開催し、参加者の中から選ばれた人に素敵な賞品をプレゼントする。さらに日本国内では、全国のジャイアント/リブストアを拠点に「RLKライド」を開催。また、恒例の「RLKステッカー」も全国のジャイアント/リブストアで配布する。 キング・リューの理念に共感し、ZwiftやFACEBOOK、Instagramでライドをシェアしよう。

RLK x Zwift ライド

オンライン・トレーニングゲームのZwiftと提携したバーチャルライドは2018年にスタートした。キング・リューが参加した2018年は、世界で1300人以上がライドを楽しんだ。

2019年もライドライクキングの期間中、3つのタイムゾーンでRLK x Zwiftライドを開催する。また2019年はメイン開催に先駆けて、RLKトレーニングライドが5月12日(日)より開催される。

ライドは「グループワークアウト」で構成され、すべての参加者は特別に設定された「RLKジャージ」、「GIANT TCR」、「Liv LANGMA」を使用し、世界中のライダーと一緒に走ることができる。またメインイベント参加者の中から、抽選で各日5名にキング・リューのサイン入りRLKジャージ、全参加者の中から1名に2020年モデルのGIANTまたはLivロードバイクをプレゼント。

ジャイアントTCR
リブ・ラングマ

開催日時(日本時間)
【RLKトレーニングライド】
5/12(日)~
【RLK メインイベント】
5/24(金)19:00
5/25(土)21:00
5/26(日)8:00
RLK x Zwift ライドの詳細ページ

SNSフォトコンテスト

SNSフォトコンテスト

楽しいライドの写真をハッシュタグ「#RideLikeKing」をつけて、FacebookやInstagramに投稿するだけでエントリー完了。素敵な投稿の中から、抽選でRLKジャージを10名にプレゼント。投稿後は、ハッシュタグ「#RideLikeKing」検索で、世界各地のライド写真が閲覧できる。
開催期間 : 2019年5月24日(金)~26日(日)

日本国内イベント概要

1. RLKライド
全国のジャイアント/リブストアが、各店おすすめのコースアレンジでライドイベントを開催。だれでも参加可能(バイクメーカー不問)で、定員数や走行距離などはストアによって異なる。参加者には、RLKステッカーをプレゼント。

2. RLKステッカー配布
全国のジャイアント/リブストアに来店した人にRLKステッカーをプレゼント。RLKの期間中は、ステッカーを愛車に貼ってサイクリングを楽しもう。なくなり次第配布終了。

開催日程 : 2019年5月24日(金)~26日(日)
開催場所 : 全国のジャイアント/リブストア(一部店舗を除く)
ライドイベントの開催については各店舗のホームページを確認

旭⽇中綬章を受賞した劉⾦標(左)

キング・リュー(劉金標:りゅう・きんひょう)
キング・リューはGIANTの創始者としてビジネスに人生の多くを費やしてきたが、2007年、73歳で総走行距離927kmにおよぶ台湾一周サイクリング(=環島/ファンダオ)を達成した。それ以降は、ヨーロッパ、中国、日本とさまざまなエリアでロングライドに挑戦し、人々の健康や環境保護につながるサイクリングの魅力を発信し続けた。
キング・リューは走るばかりでなく、各地のサイクリストや政治家、行政担当者らと自転車インフラやスポーツサイクル文化の発展について議論を交わすことで、サイクリング文化を盛り上げてきた。80歳となった2014年には自身2度目となる台湾一周を完遂。そして2016年末をもって創業から44年間舵をとり続けてきたGIANTの会長職を引退。
2017年、日本の地方自治体と自転車による地域振興を推進したことを評価され、旭日中綬章を受賞。現在も自転車新文化の象徴としてさまざまな分野への働きかけを続けている。