2020東京五輪の男女マラソン日本代表を選考するマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)は男子がTBS、女子がNHKで二局同時生中継をする。大会は9月15日の開催で、8時50分に男子が、9時10分に女子がスタートする。
史上初の二局体制による前代未聞のマラソン中継。男子マラソンを中継するTBSはMGCスペシャルキャスターとして、2000年シドニー五輪金メダリストの高橋尚子を起用。女子マラソンを中継するNHKはMGC解説として、2004年アテネ五輪金メダリストの野口みずきを抜てきした。
レースにはMGC出場権を獲得した男子31選手、女子12選手が出場する。
「これまでのマラソンの選考の常識を覆すMGCの導入は、公平に透明に選考を行うため」と、6月3日に都内で開催されたMGC出場選手発表会見で日本陸上競技連盟の尾縣貢専務理事。
「レース展開は読めません。いろんなタイプの選手がいるので」と、日本陸上競技連盟強化委員会の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー。
「MGCは一瞬たりとも目が離せませんよ。だから生中継は2つ見たいよなあ(笑)」
「ただ言えるのは誰が勝つかわからないということ。東京オリンピックで勝つために新設されたのがMGCなんだから、大会当日はだから暑くなってほしい。予想される暑さの東京五輪で勝てなければなりませんからね」
「私は東京で開催された選考レースを落ちた身ではありますが、臨場感あふれる解説をしたいです。男子と女子がほぼ同時進行で行われるので、この1日がマラソンデーになるように盛り上げていきたい」と高橋。
「選手も緊張しているけど、私もドキドキワクワクです。安定した走りの松田瑞生選手やベテランの福士加代子選手に注目」と野口。
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