好きな時に参加するサイクリングイベント…多摩地域で初開催

東京都商工会連合会 多摩観光推進協議会は2020年10月1 日(木)から11月30日(月)の2カ月間、東京都多摩地域(23区と島嶼部を除く30市町村)で「ライドアラウンド in 東京多摩」を開催する。

期間型エリア探索サイクリングイベント「ライドアラウンド」は、この事業を受託した一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパンが展開する新しい形のサイクルツーリズム(=自転車・サイクリングを活用した観光振興事業)コンテンツで、今回の東京多摩地域が初めての開催となる。

ルーツ・スポーツ・ジャパンでは以前より1日開催型としてのエリア探索サイ クリングイベント「ライドハンターズ」を実施してきた。「勝負を決めるのは知力、体力、時の運」をスローガンに、本格サイクリストのみならず、自分の自転車を持っていないファミリ ー層やレンタサイクル、シティサイクル層にも楽しめるコンテンツとして北は宮城、 南は九州と全国各地で開催している。

この「ライドアラウンド」は「ライドハンターズ」を拡張し、コロナ禍に対応した新しいアウ ドドアコンテンツとして、一度に多くの人が集う1日開催型ではなく、期間分散型のサイクリ ングイベントとして実施する。

モバイルライフジャパンが提供する位置情報サービスアプリ「Map Life」にある専用のイベントページにアクセスすることで地図上に表示されるスポットを、イベント期間中(今回のイベントは2カ月間)に自転車で巡り、訪れたスポットにチェックインすることで獲得できるポイント数を競う。ポイントはスポットを訪れるだけでなく、指定されたスポットで 「ミッション」をクリアすることでも獲得できる。

自転車を持っていれば、だれでも気軽に参加できるサイクリングイベント。

●ライドアラウンド in 東京多摩のホームページ

いつ、どこからでも参加できる遊び!

「Map Life」アプリと自転車があればそこがスタート地点となるので、「東京の裏庭」である多摩地域を好きなタイミングで好きな場所からスタートできる。
それぞれのタイミングでスタートできるので、イベントの日程調整が不要となり、1日開催型のイベントと異なり、参加者が分散することで「3密」を避ける新しい形のコンテンツとなった。

エリア別やカテゴリー別の表彰、フォト賞など遊び方が多彩!

今回の「ライドアラウンド in 東京多摩」では、サイクリストのみならずファミリーや女性でも楽しめるように、多彩な表彰カテゴリ―を用意。賞品は季節の果物など多摩地域の産品や温泉入浴券などをそろえている。

■エリア別表彰(各3エリア上位20名)
多摩地域をそれぞれの地域が持つ特徴をピックアップしたエリアに分け、期間ごとに区切 り、そのエリアでの優勝を決める。2カ月間での総合優勝を決める全地域編もあるのでぜひチャレンジしてみよう。

①歴史×食
主なスポット:大國魂神社、昭和記念公園、深大寺など 立川市・昭島市・国分寺市・小金井市・国立市・日野市・府中市・多摩市・稲城市・調 布市・武蔵野市・三鷹市・町田市・狛江市
【実施期間】2020年10月1日(木)~10月20日(火)

②文化×食
主なスポット:多摩六都科学館、六道山公園、福生アメリカンハウスなど 清瀬市・東久留米市・西東京市・東村山市・小平市・東大和市・武蔵村山市・福生市・ 瑞穂町
【実施期間】2020年10月21日(水)~11月10日(火)

③自然×食
主なスポット:払沢の滝、小河内ダム、神戸岩など 八王子市・羽村市・青梅市・あきる野市・日の出町・奥多摩町・檜原村
【実施期間】2020年11月11日(水)~11月30日(月)

④全地域編
多摩地域30市町村全域
【実施期間】2020年10月1日(木)~11月30日(月)

■カテゴリー別表彰(各カテゴリー上位20名)
多くの人に楽しんでもらうために、カテゴリー別の表彰も用意した。
①ファミリー(小学生同行)
②女性
③オーバー60歳

■フォト賞(各賞3名ずつ)
脚力や回れるスポットの数に自信がない人でも賞品ゲットのチャンス!  各賞のテーマに沿った写真をアプリ上に投稿することで、フォト賞への応募も可能。
①ファミリー賞
②アイディア賞
③フォトジェニック賞
④フレンドリー賞
⑤なでしこ賞

ライドアラウンド in 東京多摩
開催日:2020年10月1日(木)~11月30日(月)
実施内容:期間型エリア探索サイクリング「ライドアラウンド」 ※初開催
参加費:無料 ※「Map Life」アプリのインストールが必要
公式サイト:http://tour-de-nippon.jp/ridearound-tama/
主催:東京都商工会連合会 多摩観光推進協議会
事務局:ライドアラウンド in 東京多摩 事務局

永里優季も登場…スポーツビジネスジャパンはオンライン開催

日本スポーツ産業学会とコングレは、2020年10月6日からスポーツビジネスジャパン2020オンライン展示会を開催する。オンラインは10月6日から30日までの 25日間。6日・7日はコンファレンスのLIVE配信(有料・無料)を実施。セッションは10月30日までオンデマンド配信する。

国内の“男子リーグ”「はやぶさイレブン」に入団した永里優季も

●スポーツ界で加速するデジタルトランスフォーメーション(DX)
~DXを活用したWithコロナ時代の観戦体験とスポーツビジネス

LIVE配信:10月6日(火)14:00
モデレーター:岡部恭英(TEAMマーケティング Head of APAC Sales、Jリーグアドバイザー)
パネリスト:太田雄貴(公益社団法人日本フェンシング協会会長)、馬場浩史(NTTドコモ スポーツ&ライブビジネス推進室長)、馬場渉(パナソニック コーポレートイノベーション担当参与)

●注目される女性スポーツ~更なる飛躍のきっかけとは~
LIVE配信:10月7日(水)13:00
モデレーター:菅原政規(PwCコンサルティング合同会社 シニアマネージャー)
パネリスト:永里優季(シカゴ・レッドスターズ/National Women‘s Soccer League)、小野真由美(SOMPOケア女子ホッケー日本代表候補)、田口禎則(一般社団法人日本トップリーグ連携機構 理事・事務局長)

●スポーツビジネスジャパン2020オンラインのホームページ

Jeepらしい極太ブロックタイヤで人気のキッズバイク

Jeepブランドの幼児用自転車が、2002年からJeepブランド自転車の総輸入代理店をするGSジャパンから発売された。

カラー:OLIVE

2003年から現在に至るまで仕様変更を行いながらロングセラーモデルとして販売している「JE-16G/JE-18G」の2021年モデル。Jeepらしさにこだわったフレームデザインや極太ブロックタイヤが特徴。 

【主な仕様】
●サイズ展開:16インチ/18インチの2サイズ
●カラー:OLIVE , SAND , RED
●タイヤサイズ : 16/18″×1.95
●重量:16インチ/12.2kg , 18インチ/13.1kg
●その他:Jeepオリジナルロゴグリップ、 Jeepオリジナルエンボスサドルなど

Jeepオリジナル エンボスサドル
Jeepオリジナルロゴグリップ
フルカバーチェーンケース

●GSジャパン レジャー・スポーツ事業部のホームページ

2位4回のファンデルブレッゲンがタイムトライアル世界女王

オランダのアンナ・ファンデルブレッゲンが9月24日にイタリアのイモラで開催された世界選手権エリート女子タイムトライアルで優勝した。同選手は女子版ジロ・デ・イタリアの2020ジロローザ総合優勝、2018世界選手権エリート女子ロードのチャンピオンだが、タイムトライアルでは過去4回2位だった。

タイムトライアルの世界チャンピオンとなったアンナ・ファンデルブレッゲン ©Ilario Biondi/BettiniPhoto©2020

30歳のファンデルブレッゲンは距離31.7kmを40分20秒14(平均時速47.154km)で走り、マーレン・ロイセール(スイス)を後半に逆転した。

2019年の覇者クロエ・ダイガートは第1チェックポイントを1位のタイムで通過したが、コース中盤の下りコーナーでパンク。制御不能となってガードレールに激突してコースアウトしゴールできなかった。

アンナ・ファンデルブレッゲン ©Dario Belingheri/BettiniPhoto©2020
アンナ・ファンデルブレッゲンが後半に逆転した ©Massimo Fulgenzi_Isolapress – Imola2020

「とても特別な年です。世界選手権のタイムトライアルは4回挑戦して2位。ようやく世界チャンピオンになれたのだから本当にクレイジー。満足しています」とファンデルブレッゲン。

まだ勝っていなかったので、モチベーションが極めて戦った。2020年の初めは新型コロナウイルス感染拡大があっていつもとは異なる時間を過ごしたという。

「自転車に乗るということが大きな目標でした。今年はTTが楽しめるし、これまでとは異なるトレーニングを発見する時間があった。幸運なことにオランダでは非常に厳しいロックダウンではなかったので、外でトレーニングすることもできた」

イモラサーキットをスタート ©Marco Isola_Isolapress – Imola2020
2020世界選手権エリート女子タイムトライアル ©Marco Isola_Isolapress – Imola2020
アルカンシエルを着用したアンナ・ファンデルブレッゲン ©Roberto Bettini/BettiniPhoto©2020

まだできることはたくさん残っている

「優勝の花束リストをこれで終えるつもりはありません。本当に今はサイクリングを楽しんでいて、リラックスできているんです」

チェックポイントまでトップタイムでありながらクラッシュで連覇を逃したダイガートへの気遣いも見せた。

2019年の覇者クロエ・ダイガートはコースアウトでゴールできず ©Marco Isola_Isolapress – Imola202

「今日はすべての出場選手が可能な限り最善の準備をしてスタートしたと思います。私たちはこの日のために多くのことをしたし、昨年の世界チャンピオンだったクロエも。 彼女はまだ今年、十分なレースをしていなかった。起こり得る最悪の事態なので、私は本当に彼女に申し訳ないと思います」

2020世界選手権エリート女子タイムトライアル ©Matteo Marchi_Isolapress – Imola2020

2日後の26日に行われるロードレースにも意欲。オランダチームには2019年の世界チャンピオン、アンヌミエク・ファンフレウテンがいるが、手首に痛みがあるという。

2020世界選手権エリート女子タイムトライアル ©Matteo Marchi_Isolapress – Imola2020

「私はここが美しいサーキットだと思います。まだ試走はしていませんが、それが本当に難しいと聞いています。そして、アンヌミエク・ファンフレウテンと話していないので、彼女がケガをどのように感じているのか分かりません。誰もそれがどのように感じることができないので、彼女が自分で決定を下さなければならないと思います。本当に痛みなく登ることができれば連覇も可能だと思います。

そして、アンヌミエクがいなくても、オランダとして強いチームを持っています。だから、私たちは本当にやる気があります。私はまだ土曜日の準備ができていませんが、明日はしっかりと調整をしてレースを迎えるつもりです」

2020世界選手権エリート女子タイムトライアル ©Marco Isola_Isolapress – Imola2020

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ファンデルブレッゲンを中央に、左が2位マーレン・ロイセール(スイス)、右が3位エレン・ファンダイク(オランダ) ©Roberto Bettini/BettiniPhoto©2020