ケルデルマンが首位浮上…アシスト役のヒンドレーV…ジロ・デ・イタリア第18S

第103回ジロ・デ・イタリアは10月22日、今大会最高峰のステルビオ峠が待ち構えたピンツォロ〜ラーギディカンカーノ間の207kmで第18ステージが行われ、サンウェブのジェイ・ヒンドレー(オーストラリア)がイネオス・グレナディアスのタオ・ゲオゲガンハート(英国)との一騎打ちを制して初優勝。

第18ステージ優勝で新人賞でもトップに立ったヒンドレー(左)とマリアローザのケルデルマン ©Jennifer Lorenzini/LaPresse

総合成績ではサンウェブのウィルコ・ケルデルマン(オランダ)が首位に立った。

ジロ・デ・イタリアの最難関、ステルビオ峠 ©Marco Alpozzi/LaPresse
先頭を走るヒンドレー(左)とゲオゲガンハート ©Fabio Ferrari/LaPresse
チマコッピと呼ばれる今大会最高峰のステルビオ峠 © Fabio Ferrari/LaPresse
2020ジロ・デ・イタリア第18ステージのステルビオ峠 ©Fabio Ferrari/LaPresse
サンウェブのケルデルマンがステルビオ峠を目指す ©Fabio Ferrari/LaPresse
勝負はヒンドレー対ゲオゲガンハート ©Fabio Ferrari/LaPresse
ヒンドレーが第18ステージを制した ©Massimo Paolone/LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)ウィルコ・ケルデルマン(オランダ、サンウェブ)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)アルノー・デマール(フランス、グルパマFDJ)
マリアアッズーラ(山岳賞) ルーベン・ゲレイロ(ポルトガル、EF)
□マリアビアンカ(新人賞) ジェイ・ヒンドレー(オーストラリア、サンウェブ)

最難関で優勝したヒンドレーは総合2位、敗れたゲオゲガンハートも総合3位に ©Massimo Paolone/LaPresse

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新登場の発熱パンツで膝を温める…冬の自転車におすすめ

AFUストアは2020年10月22日(木)よりクラウドファンディングサービスMakuakeで発熱パンツ「Warm Pants」の先行販売を開始した。快適なフィット感でスポーツシーンにも利用できる。5200mAhのモバイルバッテリー付属。価格は早割で税込み9980円など。

上半身は上着やマフラーで防寒できるけれど、下半身の防寒ってなにが正解? 防寒インナーは「重ね着が窮屈」「圧迫感が落ち着かない」「防寒には限度がある」なんて声も多数。

開発会社は重ね着前提のインナーではなく、パンツそのものを発熱させてみたという。「実は、発熱するパンツってご要望の声がとても多かったんです」という。

さまざまスポーツに利用できる

両膝部分に内臓された放熱シートはモバイルバッテリー給電式。電源が入ってからわずか1秒で発熱を開始し、最大53℃の4段階に温度を調整することができる。

両膝部分に内臓された放熱シートは、モバイルバッテリー給電式。電源が入ってからわずか1秒で発熱を開始し、最大53℃の4段階に温度を調整することができる

膝は歩いたり立ったり負担が大きい割に筋肉量が少なく、実はとても冷えやすい箇所。膝が冷えてしまうと痛みを伴い、足、そして身体全体の冷えにつながる。膝も温めてこそ、抜群の防寒対策となる。

正確な温度調整を可能にしているのが、優秀な機能を詰め込んだちいさなボタン。右ポケットに搭載されている

それぞれが抜群の力を発揮する防水フィルム・保温生地・カーボンナノチューブの3層構造で、膝部を温めるのが特徴。

それぞれが抜群の力を発揮する防水フィルム・保温生地・カーボンナノチューブの3層構造で、膝部を温める

一つ一つの層にこだわりの優れた素材を採用し、とっておきの温かさを実現した。この「Warm Pants」があれば、冷風をシャットアウトし、肌まで寒さを伝えないという。

バッテリーのみ取り外せば自宅での洗濯も可能。お手入れが簡単なので、カジュアルなシーンでも抵抗なく着用できる。

●クラウドファンディングサービスMakuakeのホームページ

ソレルがモビスターの地元で勝利…ブエルタ・ア・エスパーニャ第2S

第75回ブエルタ・ア・エスパーニャは10月21日、パンプローナ〜レクンベリ間の151.6kmで第2ステーが行われ、モビスターのマルク・ソレル(スペイン)が独走で初優勝した。

胸に手を当てて初勝利を祝うマルク・ソレル ©PHOTOGOMEZSPORT2020

初日を制して首位に立ったユンボ・ビスマのプリモシュ・ログリッチ(スロベニア)は、この日も区間2位と好調。ボーナスタイムを獲得し、総合2位との差を5秒から9秒に広げた。

新型コロナウイルス感染拡大の防止策を徹底 ©PHOTOGOMEZSPORT2020
2020ブエルタ・ア・エスパーニャ第2ステージ ©PHOTOGOMEZSPORT2020
ユンボ・ビスマのスーパーアシスト、セップ・クスが山岳賞ジャージを着る ©PHOTOGOMEZSPORT2020
リチャル・カラパスがアタック ©PHOTOGOMEZSPORT2020
深紅のリーダージャージを着るログロッチを援護するユンボ・ビスマ勢 ©PHOTOGOMEZSPORT2020
ベン・オコーナー(オーストラリア)がグランツール初制覇 ©Gian Mattia D’Alberto/LaPresse

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨベルデ(ポイント賞)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨルナレス(山岳賞)リチャル・カラパス(エクアドル、イネオス・グレナディアス)
□マイヨブランコ(新人賞)エンリク・マス(スペイン、モビスター)

ステージ2位でゴールしてボーナスタイムを獲得したログリッチ ©PHOTOGOMEZSPORT2020

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オコーナー初V、アルメイダ15日間首位堅持…ジロ・デ・イタリア第17S

第103回ジロ・デ・イタリアは10月21日、バッサーノデルグラッパ〜マドンナディカンピーリオ間の203kmで第17ステージが行われ、NTTのベン・オコーナー(オーストラリア)が初優勝。

ベン・オコーナー(オーストラリア)が敢然と前を向く ©Fabio Ferrari/LaPresse

総合成績ではドゥークニンク・クイックステップのホアン・アルメイダ(ポルトガル)が首位を堅持。マリアローザを守って15日となった。

2020ジロ・デ・イタリア第17ステージ ©Fabio Ferrari/LaPresse

オーストラリア勢は開催国イタリアに次ぐ18選手が今大会に出場しているが、ようやく第17ステージで1勝目を挙げた。オコーナーは第1グループの中から残り8.5km地点で抜け出すことに成功した。オーストラリア選手が山岳ステージで勝ったのは、2014年に現在のコーチであるマイケル・ロジャースがゾンコランを制して以来。

オコーナー自身はグランツール初優勝。ジロ・デ・イタリアでオーストラリア選手が勝ったのは17人目、34勝目となる。

2020ジロ・デ・イタリア第17ステージ ©Fabio Ferrari/LaPresse
アシストにけん引されるマリアローザのアルメイダ ©Fabio Ferrari/LaPresse
ベン・オコーナー(オーストラリア)がグランツール初制覇 ©Gian Mattia D’Alberto/LaPresse
超級山岳でもアルメイダが首位を守った ©Massimo Paolone/LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)ホアン・アルメイダ(ポルトガル、ドゥークニンク・クイックステップ)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)アルノー・デマール(フランス、グルパマFDJ)
マリアアッズーラ(山岳賞) ルーベン・ゲレイロ(ポルトガル、EF)
□マリアビアンカ(新人賞) ホアン・アルメイダ(ポルトガル、ドゥークニンク・クイックステップ)

大会3日目からマリアローザを守り続けるアルメイダ ©Marco Alpozzi/LaPresse

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ジロ・デ・イタリアがコロナ猛威のフランスを回避

ジロ・デ・イタリアの主催者RCSスポルトは10月21日、最終日前日の最後の山岳区間として設定された第20ステージのコースを修正した。フランスのオートアルプ県で新型コロナウイルス感染拡大の防止法令が施行されたことで同県をレースが通行できなくなり、コース変更を余儀なくされた。

2020ジロ・デ・イタリア第20ステージの修正コース

10月24日に開催される第20ステージはアルバをスタートしてから国境となるアルプスを越えてフランス入りし、再びアルプスを越えてイタリアのセストリエーレにゴールする198kmが予定されていた。

しかしフランス入りができなくなったため、スタート後に平たん路を走ってピネロロへ。ゴールとなるスキーリゾートのセストリエーレに向かうが、ステージの難易度を維持するためにセストリエーレを3回上ることになった。

当初予定ではフランスのイゾアール峠や国境にあるモンジュネーブル峠など、山岳ポイントは1級が3つ、2級が1つだったが、新コースは1級が2つ、2級が1つとなりわずかに難易度が低くなった。総合成績の行方を左右する変更点になるかは定かではない。

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つくば霞ヶ浦りんりんロードで初心者歓迎イベント11月14日開催

「つくば霞ヶ浦りんりんサイクリング」が2020年11月14日(土)に茨城県土浦市で開催される。主催はプレイアトレ土浦、共催はルーツ・スポーツ・ジャパン。

地元サポートライダーやサポートカー、メカニックカーがいるので安心

川口運動公園(茨城県土浦市)を発着、「つくば霞ヶ浦りんりんロード」をコースの一部として走るサイクリングイベント。走行距離は約40kmで、コース途中にはエイドステーション(休憩所)を設け、土浦市・つくば市の特産品や補給物を提供し、参加者をサポートする。

レンタサイクルの用意や地元サポートライダー、サポートカー、メカニックカーの充実など初心者でも気軽に参加できる。現在エントリー受け付け中で、申し込み期限は10月28日(水)まで。

エイドステーションでは地域ならではの味覚が楽しめる
レンタル自転車を会場で受け取る「レンタサイクルプラン」もある

●つくば霞ヶ浦りんりんサイクリングの公式サイト

コース距離42km、獲得標高243m

つくば霞ヶ浦りんりんサイクリング
・開催日:2020年11月14日(土)
・申込期間:2020年9月30日(水)~2020年10月28日(水)
・会場: 川口運動公園(茨城県土浦市)
・コース:42km
・定員:600組(予定)
・参加費:2000円/1名
・主催:プレイアトレ土浦
・共催:一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパン

ゲストにおおやようこ、MCは黒澤まさ美