八丈スローツーリズム推進協議会が離島における独自性の一つである「癒し効果」を活用し、 太平洋に浮かぶ八丈島を舞台に、コロナ禍に疲れた心と体を整える上質な体験型観光プログラムを構築。サイクリングも積極的に展開していくという。
この体験型観光プログラムはサイクリングなどのウェルネスなアクティビティをベースに、地域の独自性のある歴史、文化、離島の食をテーマに組み込んで提供するもの。ネット上で即座に予約が可能な体制を取り、今後の地域経済効果拡大に大きく資するものとして育成していく予定。
スローツーリズム推進協議会が軸となり、地域が一丸となってさまざまな関連するサービスを巻き込むとともに、サイクリングのインストラクターを地域に養成することにより地域が自走できる体制を目指していく。
今回はモニタツアーを実施し、コロナ禍に疲れた心と体を整える上質な体験型観光プログラムを参加者に体感してもらったという。
八丈島のサイクリングプログラムは2タイプ
「プロのサイクリングガイドが案内するサイクリングプログラム」と「リーフレットの地図を見ながらセルフガイドで楽しむプログラム」がある。
スピードや距離を競うレース的なアスリート系ではなく、あくまでも八丈島の亜熱帯の空気感を自転車を活用することで五感を使ってより濃厚に感じることが目的。プロのサイクリングガイドが案内するサイクリングとセルフガイドで楽しむプログラムの2種類での検証を実施した。
参加者のコメント
「ステイホームで運動不足だったので、とてもいい気分になれた」
「森のセラピーがこんなに癒されるものとは知らなかった」
「溶岩海岸のアーシング(裸足で大地のエネルギーを感じる)の凄さに気づけた」
「eバイクのサイクリングがとても楽しかった。eバイクがとても欲しくなった」
「新しいサイクリングスタイルスタイル(競争ではない観光を楽しむスタイル)がとても気に入った」
「サイクリングで出かける花の農園、オーガニック農家、レモン農園、ジャージー牧場、ピザ屋さん、蕎麦屋さん、巣箱、サンダルのワークショップへの立ち寄りがとても楽しい」