コロナ禍の新しい生活様式でどう変わったか…サイクリスト国勢調査

全国各地でサイクルツーリズム事業(自転車・サイクリングを活用した観光振興事業)を展開 する一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパンがコロナ禍の新しい生活様式におけるサイクリングについて調査するため、サイクリスト国勢調査2021を実施する。

ルーツ・スポーツ・ジャパンが2018年に行ったサイクリスト国勢調査2018では、サイクリストのサイクリングライフについて聞き、その結果をもとにサイクリストが望む受け入れ環境やコンテンツのあり方を、全国の地方自治体をはじめとする「地域」に提言した。また、サイクルボールやライドアラウンドといった新しい自転車の楽しみ方を具現化した。

このようにサイクリストの声を集約し、全国の自治体などに伝えることがツー ル・ド・ニッポンの使命であり、それを行うのが「サイクリスト国勢調査」だという。

●「サイクリスト国勢調査 2018」について

サイクリスト国勢調査2021の目的は

2020年以来、サイクリングを取り巻く環境は新型コロナウイルス感染症によって大きく変化することを余儀なくされ、多くの人のサイクリングの楽しみ方が変化した。

ルーツ・スポーツ・ジャパンではサイクリスト国勢調査2018の追跡調査という形で、新型コロナウイルス感染症禍で叫ばれている新しい生活様式の中で自転車の楽しみ方がどのように変化し、どのような形のコンテンツが求められるようになったかを明らかにするため、サイクリスト国勢調査2021を実施することにした。

調査の結果は新しい生活様式に沿った新しい自転車の楽しみ方としてサイクリストが求める形を把握し、それにかなう環境・ソフトづくりを日本全国に提案するために利用する。アンケー ト結果は、サマリー版をWEBで公開する予定。

サイクリスト国勢調査 2021 -『新しい生活様式』におけるサイクリングについて
【調査期間】6月30日(水)~7月12日(月)
【設問数】最大35問
【所要時間】約15分~20分
【対象】自転車を趣味・レジャーとして楽しんでいる人
【調査結果】調査結果のサマリー版を同社サイトで公開予定

●サイクリスト国勢調査2021

トレック直営のTREK Bicycle静岡店が7月9日にオープン

トレック・ジャパンは7月9日、静岡市インター通り沿いにTREK Bicycle 静岡店をオープンさせる。国内では20店舗目、静岡県では浜松店に次ぐ2店舗目となるトレック直営店。

自転車の価値が見直される昨今、通勤通学の街乗りから運動不足解消や趣味としてのサイクリングまで、幅広い自転車ニーズに対応する。通勤通学で使えるクロスバイクや、本格的なサイクリングを楽しめるロードバイク、マウンテンバイク、今注目のeバイク(電動アシストクロスバイク)、子供用のキッズバイクの最新ラインナップを用意。

また、スポーツ自転車を始めるために必要なアクセサリー類のライト、ヘルメット、サイクリングウェアなどの関連用品も販売。分割金ゼロや自転車ご購入後の無料点検サポートなど、直営店独自のサービスも用意し、トレック社製以外のスポーツ自転車のメンテナンスにも対応する。

「サイクリストの皆様はもちろん、初めてのスポーツ自転車をお探しの方まで、お一人ひとりのご要望に合わせて、自転車を通じた幅広いライフスタイルをメーカー直営店として自信をもってご提案させていただきます」と同店。

オリジナルトートバッグ

家族で楽しめるオープニングフェア開催

7月9日(金)~11日(日)までの3日間、『オープニングフェア』を開催する。
①先着で「オリジナルサコッシュ」をプレゼント。アンケートに答えると、来店特典として、各日先着100名に「オリジナルサコッシュ」をプレゼント。なくなり次第終了。
②子供には「お菓子セット」をプレゼント。期間先着200名。
③「オリジナルトートバッグ」をプレゼント。期間中、1万円(税抜)以上買物するともれなく「オリジナルトートバッグ」を1つプレゼント。なくなり次第終了。
④オープニングセール開催一部対象のeバイクやロードバイク、サイクリングウェアを数量限定スペシャルプライスで提供。
⑤トレック大試乗会
最新モデルの性能をしっかりと体感するための「トレック大試乗会」を開催。通勤通学に人気のクロスバイク「FX 3 Disc」や人気e-bike「Allant+」、ハイエンドカーボンロードバイク「Madone SLR」など、10台以上の試乗車を用意。

オリジナルサコッシュ

TREK Bicycle 静岡店
住所:〒422-8053 静岡県静岡市駿河区西中原2丁目1-8
営業時間:11:00~19:00
定休日:火曜日
駐車場:あり
公式HP:https://www.trekstore.jp/shop/shizuoka
Facebook:https://www.facebook.com/TrekBicycleShizuoka
Instagram:https://www.instagram.com/trekbicycle_shizuoka/

カベンディッシュ5年ぶり通算31勝【ツール・ド・フランス4S】

第108回ツール・ド・フランスは6月29日、ルドン〜フジェール間の150.4kmで第4ステージが行われ、ドゥクーニンク・クイックステップのマーク・カベンディッシュ(英国)が大集団のゴール勝負を制し、5年ぶり31回目の区間勝利を挙げた。

カベンディッシュが区間通算31勝目 ©A.S.O. Charly Lopez

総合1位のマチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)は同タイムの12位でゴールして首位のマイヨジョーヌを守った。

2021年は3ステージをかけてブルターニュ半島の4県を回った ©A.S.O. Charly Lopez
シャトジロン城の前を走るファンデルプール ©A.S.O. Charly Lopez
ピエールリュック・ペリションとブレント・ファンムールが逃げ続ける ©A.S.O. Charly Lopez
2021ツール・ド・フランス第4ステージでラ・ミノトリーを通過 ©A.S.O. Charly Lopez
2021ツール・ド・フランス第4ステージ ©A.S.O. Pauline Ballet
2021ツール・ド・フランス第4ステージ ©A.S.O. Charly Lopez
スタート前の取材もソーシャルディスタンスで ©A.S.O. Pauline Ballet
2021ツール・ド・フランス第4ステージ ©A.S.O.

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)マチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)
マイヨベール(ポイント賞)マーク・カベンディッシュ(英国、ドゥクーニンク・クイックステップ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)イーデ・スヘリンフ(オランダ、ボーラ・ハンスグローエ)
□マイヨブラン(新人賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)

ゴール150m手前で捕まったブレント・ファンムールが敢闘賞 ©A.S.O. Charly Lopez

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2021ツール・ド・フランス第4ステージ ©A.S.O.

🇫🇷ツール・ド・フランス2021特集サイト
🇫🇷ツール・ド・フランス公式サイト

2021ツール・ド・フランス第4ステージ ©A.S.O.

カブトのイザナギに新色&サイズは7月20日までに買うのが正解

Kabutoブランドとして頂点に立つフラッグシップモデル、IZANAGI(イザナギ)に新色と新サイズ「XL/XXL」が追加された。2021年6月下旬発売予定で価格は3万6300円だが、7月21日より価格改定のため3万8500円となる。

G-1 ガンメタ

IZANAGIはさまざまな条件下で行われるサイクルレースにおいて、特定の性能に特化し用途に応じて、最高のパフォーマンスを発揮するKabuto独自の開発オペレーション、Kabuto CONCEPT(カブトコンセプト)を採用。IZANAGIはその三大要素「冷感」「軽量」「空力」を融合し、至極のフィーリングを実現した、過酷な環境で頂点に立つための実戦型ヘルメットだ。

G-1 マットホワイトイエロー

追加する新色は、シンプルなグラフィックパターンと色取り豊かなカラーリングが特徴の「G-1 レッドブルー」「G-1 ホワイトブルー」「G-1 マットホワイトイエロー」「G-1 ガンメタ」の全4カラー。また、これまでIZANAGIは「XS/S」「S/M」「L」の3サイズを設定していたが、新サイズ「XL/XXL(61-64cm/ 260g)」を追加する。新サイズ「XL/XXL」が追加されるのは従来色のホワイト、マットブラックと新色4カラー。

G-1 ホワイトブルー

IZANAGI(イザナギ)
新色(XL/XXLサイズも同時追加):G-1 レッドブルー、G-1 ホワイトブルー、G-1 マットホワイトイエロー、G-1 ガンメタ
新サイズ「XL/XXL」が追加された従来色:ホワイト、マットブラック
サイズ(頭周のめやす/参考重量):XS/S(54-56cm/210g)、S/M(55-58cm/225g)、L(59-60cm/240g)、XL/XXL(61-64cm/260g)
<JCF(公財)日本自転車競技連盟公認>
<ヘルメット破損交換制度対象>

・”高性能を融合し “至極”のフィーリングを実現したフラッグシップモデル。
・空冷とフィット感、2つの要素を最大に引き出す「フローティング構造」のインテリアデザイン。
・大型エアインレット採用。効率のよいエア導入と強度を両立するレインフォースメント・ブリッジ採用。
・Kabutoが考える、高温多湿な日本の夏を考慮した、エアルートデザイン。
・Boaフィットシステムを搭載した「KBF-2」アジャスターを採用。
・両サイドへの2段階調整が可能な新機構・ヘッドレスト&「上下8段階」調整機能。
・瞬間消臭繊維MOFFに撥水をプラスしたあごひも。
・用途に合わせて選べる実用性の高い3種類の内装。
・額から目への汗の浸入を防ぐ「ウルトラスウェットパッド-03」同梱。
・アイウェアをしっかりキープするノンスリップラバー同梱。
・ヘルメット破損交換制度の対象。

●カブトの詳細ホームページ

ツール・ド・フランスを計測するティソの腕時計に注目

ツール・ド・フランスの公式タイムキーパーを務めるTISSOT(ティソ)が、 アモリー・スポルト・オルガニザシオン(A.S.O.)とのパートナーシップ契約更新を発表。ブエルタ・ア・エスパーニャを含めて今後も計測を担当していく。

ティソ スーパースポーツ クロノ ツール・ド・フランス スペシャルエディション

世界で最も権威ある自転車レースの公式タイムキーパーであり、 25年来UCI(国際自転車競技連合)のパートナーを務めるティソは、 ツール・ド・フランスやブエルタ・ア・エスパーニャをはじめとするA.S.O.が主催するビッグレースとのパートナーシップ契約を更新した。

創業以来168年の長い歴史の中でINNOVATORS BY TRADITION(伝統に根ざし、 伝統を打ち破るイノベーター)として世界中で愛されるウォッチメーカーとしての地位を確立してきたティソは、レースの主催者、アスリート、サイクルロードレースファンのリクエストに応え、極めて高精度の時間計測、スコアリング、ランキング、統計に必要とされるソリューションを提供している。

ツール・ド・フランスでは、ゴール地点での前輪のコンマ1秒、あるいはコンマ1cmの差で勝負が決まることがある。勝利と敗北の時間差を計算するには、技術的なツールが必要であり、 ティソは1938年に初めてスポーツ計時に携わって以来、開発、技術革新、改良を重ねてきた。 

レースではスプリントフィニッシュが肉眼では分析できない場合、高度な技術を駆使して重要な審判の役割を果たす。最も権威あるこのサイクルロードレースの主催者や出場選手、レースの観戦者やテレビ視聴者に信頼のおける結果を提供するために、ティソは1秒間に1万枚の画像を撮影できる高速度カメラを各ステージのフィニッシュラインに設置。

「フォトフィニッシュ」が可能な複数のデバイスを用い、計時だけでなく、スコアリング、ランキング、統計に関するすべての情報を数秒で提供している。 

品番:T125.617.17.051.00 5万2800円

コンマ1秒を争う計測には卓越した組織力と献身的な努力が求められる。世界最高峰の自転車レースであるツール・ド・フランスでは、最低でも8人のティソのタイムキーパーが、またタイムトライアルの際には約10人の技術者とともに、全21ステージで活躍している。ティソは平均して4200件以上のフォトフィニッシュ判定を行っていて、280時間の準備を含めるとその作業時間は実に約2600時間におよぶ。

こうした努力の積み重ねなくしては、レース結果も順位も判定することができないという。こうしたタイムキーピングに携わる専門スタッフはいわば影の存在だが、彼らのおかげでツール・ド・フランスを開催することができるのだ。ティソが長年サイクルロードレースに携わっているのは、ひとえに自転車競技にかける情熱ゆえに他ならないという。

品番:T125.617.17.051.00 5万2800円

ログリッチがティソのアンバサダー

1988年から5年間ツール・ド・フランスの公式タイムキーパーを務め、再び2016年からその任に復帰したティソは、ツール・ド・フランスの公式ウォッチも製作している。25年来のUCIの主要パートナーであり、ツール・ド・ロマンディとツール・ド・スイスのスポンサーを務め、2016年からはブエルタ・ア・エスパーニャ、2020年からはジロ・デ・イタリアの公式タイムキーパーも務めている。そんなティソはまぎれもなくサイクルロードレースにおける最強のウォッチメーカーと言える。さらにティソはスロベニアのサイクルロードレースチャンピオン、 プリモシュ・ログリッチをスポーツアンバサダーに迎えている。 

ブラック×イエローのキャンバスストラップ

ティソとA.S.O.とのパートナーシップ契約の更新は、スイスのル・ロックルを拠点とするティソの、自転車界と永続的な関係を築いていきたいという強い意志を表している。ティソのCEOを務めるシルバン・ドラは「ツール・ド・フランスやブエルタ・ア・エスパーニャをはじめ、 パリ~ルーベ、リエージュ~バストーニュ~リエージュ、フレッシュ・ワロンヌといった伝説的なクラシックレースの公式タイムキーパーとして、ティソがA.S.O.とのパートナーシップ契約を更新できることをうれしく思う。 私たちはA.S.O.と長年にわたってチームを組み、極めて高精度な計時ソリューションを提供してきた」と語っている。 

ティソ スーパースポーツ クロノ ツール・ド・フランス スペシャルエディション

ツール・ド・フランス大会ディレクターのクリスティアン・プリュドムは 「ル・ロックルにおいて長い歴史をもつウォッチメーカー、ティソとパートナーシップ契約を延長できることを大変光栄に思う。自転車競技は数秒、時には1000分の1秒の差で勝敗が決まることもある。ティソとA.S.O.は偉大なチャンピオンたちの努力を称えるツール・ド・フランスと自転車競技について同じビジョンを共有している」と述べた。

●ティソのホームページ

落車多発レースはメルリールが制す【ツール・ド・フランス3S】

第108回ツール・ド・フランスは6月28日、ロリアン〜ポンタビー間の182.9kmで第3ステージが行われ、アルペシン・フェニックスのティム・メルリール(ベルギー)がゴール勝負を制して初優勝。前日に優勝して首位に立つチームメートのマチュー・ファンデルプール(オランダ)も同タイムの7位でゴールしてマイヨジョーヌを守った。

2021ツール・ド・フランス第3ステージ ©A.S.O. Charly Lopez
ソーセージの販促部隊コショヌは必ずシトロエン2CVで走る ©A.S.O. Aurélien Vialatte
2021ツール・ド・フランス第3ステージ ©A.S.O. Charly Lopez
ブルターニュ地方の古城を巡る ©A.S.O. Aurélien Vialatte
第3ステージで巨石遺跡のカルナックを通過 ©A.S.O. Charly Lopez
2021ツール・ド・フランス第3ステージ ©A.S.O. Aurélien Vialatte
逃げ続ける選手は必死 ©A.S.O. Charly Lopez
フランスもあじさいの季節 ©A.S.O. Aurélien Vialatte
ティム・メルリールが第3ステージ優勝 ©A.S.O. Charly Lopez

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)マチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)
マイヨベール(ポイント賞)ジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)イーデ・スヘリンフ(オランダ、ボーラ・ハンスグローエ)
□マイヨブラン(新人賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)

カルナック ©A.S.O. Aurélien Vialatte

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