チャリンジャーZが再始動…テレビ大阪YouTubeでも視聴可

2021年9月にシリーズ特番として4回にわたって放送された「チャリンジャーZ」の続編が11月21日より放送される。ピン芸人、今井らいぱちがチャリンジャー(チャリ+チャレンジャー)として、大阪43市町村の中から“チャレンジ・ルーレット”で決まった行き先へ向けて自転車で走行。その道中の市町村にある「Z級」(飛び抜けてすごいヒトやモノ)をひとつ見つける。残る18市町村を走破して、らいぱちは大阪を元気にすることができるのか?

9月に放送した4回の放送で大阪43市町のうち25市町村まで走破したらいぱち。らいぱちの懇願により、 3市町村完全制覇に向けて番組の継続が決定した。

11月21日(日)の放送では前回中断した柏原市から岬町に向かって進む。途中、前回の放送でMCのミルクボーイからZ級認定が下りなかった「松原市」の“ズバ抜けてトラック運転手に気を使った看板”に代わるZ級を探すため、松原市に立ち寄る。らいぱちが松原市で新たに発見した歴史にゆかりのあるZ級なモノとは?

その他にも岬町に行くまでに通る太子町、河南町、千早赤阪村、狭山市、泉南市、それぞれの街でZ級を探す。河南町にはミルクボーイ2人の出身でもある大阪芸術大が。らいぱちは大阪芸術大でどんなZ級を見つけ出すのか?

また、泉南市ではらいぱちが奥さんとデートで訪れたというインスタ映えするのグランピング施設へ。そこでらいぱちが見つけるズバ抜けて楽しいモノとは。

チャリンジャーZ ~地方笑生 自転車バラエティー~」
<YouTube配信> 【テレビ大阪公式YouTubeチャンネル】で配信中!!
<地上波特番放送日>
第1回:11/21(日)ひる11時55分~12時54分
第2回:11/28(日)ひる11時55分~12時54分
第3回:12/5(日)ひる11時55分~12時54分
チャリンジャーZのホームページ

芸人が地域活性…栃木県茂木町公認サイクリングルート60km設計

お笑い芸人のミカンくんが栃木県茂木町公認のサイクリングルートを開発した。ミカンくんは2014年に松竹芸能に所属し、田村淳のモノマネで「ロンドンハーツ」に出演するなど活動。自転車芸人としてYouTubeで自転車動画配信も精力的に行っている。

松竹芸能は、安田大サーカスの団長安田も所属するプロダクション。地方創生事業に力を入れていて、その一環として2019年から栃木県茂木町との取り組みを開始した。ミカンくんは「茂木町情報発信人」として毎月茂木町を訪れ、YouTube動画やイベントへの出演で町の魅力をPRしている。

ミカンくん

栃木県茂木町は、東京都心から100km圏に位置する地理的優位性に加え、関東一の清流「那珂川」や四季折々の表情を楽しむことができる里山、山間に広がる棚田などの豊かな自然、城下町の面影を残す市街地、世界に誇るツインリンクもてぎなど、魅力と可能性のある資源があり、交流人口も年間220万人を超えている。

近年では、豊かな自然や町ならではの食を求めてサイクリストが大幅に増えている。

今回は、サイクリストの立ち寄り場所としても人気の高い「道の駅もてぎ」を起点とした60kmのコースを考案した。町中の観光スポットや地元で人気のお蕎麦屋さんなどを網羅できるコースだ。

YouTubeチャンネル「ミカンチャンネル」では、実際に公認サイクリングコースを4時間かけてゆるポタした動画も公開された。ゆるポタとは「ゆるくポタリングする」の略で、散歩のように軽くサイクリングするという意味だ。

今回考案したコースは茂木町ならではの自然を楽しみながら、町の面積の約6割が森林という高低差を生かしたコースとなっていて、サイクリスト上級者にも十分満足できるコースとなっている。四季によりさまざまな表情を楽しめる茂木町の豊かな自然と町ならではの季節の味覚をぜひ楽しもう。 

前編:【ロードバイク】で栃木を走る 大自然の中をサイクリング

後編:【ロードバイク】栃木県の大自然をサイクリングPart2

栃木県茂木町
茂木町観光協会
松竹芸能株式会社

大阪府豊中市北部のシェアサイクルポートは75カ所に拡大

快適な自転車ライフを提供するあさひは、2021年11月12日より大阪府豊中市で導入しているシェアサイクルHELLO CYCLING(ハローサイクリング)を、大阪空港、エトレ豊中(阪急豊中駅前)、市立豊中病院など市内北部エリアにも新たに17カ所拡大。これにより豊中市内でのサービスの展開は合計75カ所になった。

あさひ緑が丘店のシェアサイクルポート

同社は2021年7月に同市と締結した「自転車活用推進協定」に基づき、脱炭素社会の実現や市民の健康づくりのために、シェアサイクルの普及など自転車活用の推進に協働して取り組んでいる。

豊中市では、まちの活性化及び健康増進等の効果が期待され、また公共交通網の弱い東西への移動を補強する役割を期待し、あさひが運営するシェアサイクルHELLO CYCLINGを導入する実証実験を2019年11月1日より実施している。

すでに中南部エリアでは、阪急岡町駅、曽根駅や服部緑地公園内、クリーンランドや豊島体育館など、駅前と主要施設を結ぶ交通手段として、多くの人が利用。今後もあさひは、自転車が二次交通網の強化及び観光の活性化を担う移動手段として、自転車を活用した取り組みを実施していきたいという。

シェアサイクルポート(エトレ豊中)

【豊中市内ステーション設置場所】
■北部:大阪空港、エトレ豊中(阪急豊中駅前)、市立豊中病院、蛍池公園、柴原体育館、羽鷹池公園、サイクルベースあさひ豊中緑丘店ほか既設4カ所、計21カ所に設置
■中南部:豊中市役所、サイクルベースあさひ桜塚店、阪急岡町駅、阪急曽根駅、阪急服部天神駅、阪急庄内駅、北急緑地公園駅、服部地緑地公園ほか計54カ所に設置

 ■シェアサイクルとは? 
さまざまな場所に設置してある「シェアサイクルポート」で、自転車を好きなタイミングで、好きな時間使うことができるサービス。今回導入するサービスでは、OpenStreet(オープンストリート)が提供しているIoTを活用した自転車シェアリングシステム「HELLO CYCLING」。

●HELLO CYCLINGのホームページ

2024パリ五輪を目指す渡部春雅が女性ブランドLivと契約

ロード、シクロクロス、マウンテンバイクと幅広い自転車競技で活躍する明治大の渡部春雅(わたべかすが)が、ジャイアントの女性ブランドであるLivとサポート契約した。

渡部春雅 ©Kensaku SAKAI/FABtroni+camera

渡部は、小学生時代からトレイルランニングをはじめとするさまざまなスポーツ競技で活躍してきたスーパー女子アスリート。自転車競技を本格的に始めたのは中学3年のときで、高校時代には高校総体のロード&ポイントレースやシクロクロス全日本選手権で連覇。さらにはオープン参加したインカレ代替大会で優勝するなど、幅広い競技で活躍している。

現在、明治大で自転車部に所属する渡部は、LivのLANGMABRAVAPIQUEに乗って、各競技で国内の頂点を目指す。2024年のパリ五輪出場を目標に活動していくという。

渡部春雅 ©Kensaku SAKAI/FABtroni+camera

渡部春雅コメント
この度、Livと契約させていただきました渡部春雅です。私が自転車競技を始めた時から、ジャイアントストア港北の及川店長にサポートをしていただき、これまでたくさんの勝利を重ねることができました。Livは女性専用ブランドのためバイクは乗りやすく、アパレルを含めてデザインもフィット感もいいのでとても気に入っています。今後は一人でも多くの女性にサイクルスポーツに興味をもってもらえるような選手活動をしていければと思っています。

氏名: 渡部春雅(わたべ かすが)
所属チーム: 明治大
生年月日: 2003年3月17日
主な競技カテゴリー: ロードレース、ロードタイムトライアル、シクロクロス、MTBクロスカントリー
使用機材: LANGMA ADVANCED PRO、BRAVA ADVANCED PRO、PIQUE ADVANCED PRO 29

追いつかれるまで逃げ続けるラン大会が2年ぶりにリアル開催

Wings for Life(ウィングスフォーライフ財団)は日本時間2022年5月8日(日)20時、脊髄損傷の治療方法発見に取り組む研究の資金助成を目的に全世界で一斉にスタートするランニングイベント「Wings for Life World Run(ウィングス・フォー・ライフ・ワールドラン)」を開催する。

イベントは所定のコースを走るフラッグシップ・ランと、スマホのアプリを使っていつも自分が走っているコースを走るアプリランの2カテゴリーで実施。フラッグシップ・ランはドイツ、クロアチア、オーストリア、ポーランド、スイス、スロベニア、トルコ、日本(新潟県南魚沼市)で開催を予定し、参加者を11月17日(水)より募集開始する。

このイベントは人気が高く、2022年5月8日に一緒に走ることを考えている人は早目に申し込む必要がある。早期割引あり。フラッグシップ・ランが定員に達した場合はアプリランに参加できる。

Wings for Life World Runのスポーツディレクターで、英国元陸上競技世界チャンピオン、110mHメダリストのコリン・ジャクソン氏は開催に向けて「このイベントを象徴するフラッグシップ・ランは参加するだけで非常に楽しい気持ちになれます。来年フラッグシップ・ラン開催することができ、素晴らしいの一言です」と語っている。

2021年の南魚沼大会。約2.7kmの周回コースにはエイドステーション ©Jason Halayko for Wings for Life World Run

ツール・ド・フランスで活躍するファンアールトも参加

「5月8日、ボクは走ることができない人のために走る」と、ベルギーの自転車ロード選手、ワウト・ファンアールト(ユンボ・ビスマ)も参戦を表明している。

「両足で動き回るなんて、誰もが自分たちがどれほど幸運であるかを理解すべきだと思う。だから、車椅子の人を助けるのはとても大切だと思う。走ることでこれらの人々の現状を変えることができる。イベントでみんなと会いたい」(2022年3月10日加筆)

2022年にベルギーで行われたオムループヘットニュースブラッドで独走勝利するワウト・ファンアールト ©RedBull/kramon

フラッグシップ・ランは2019年、2020年は開催できなかったが、その間にもWings for Life World Runへの参加者は増えた。2021年はアプリを使って、195カ国から18万4236人がイベントに参加し、史上最大規模のランニングイベントとなった。

八色の森公園がグループ・アプリランの拠点に ©Jason Halayko for Wings for Life World Run

Wings for Life World Runは通常のランニングイベントと異なる。世界中のランナーが一斉にスタートするだけでなく、ゴールがない。スタート30分後にキャッチャーカーと呼ばれる追跡車がスタートから走り出し、参加者たちを追いかける。(アプリではバーチャルのキャッチャーカーを表示) 。キャッチャーカーは最初ゆっくり走り、所定の時間ごとにスピードを上げていく。キャッチャーカーに追い抜かれた時点で参加者はレース終了。 そして世界で最後まで残った男女に世界チャンピオンの称号が贈られる。

2015年Wings for Life World Run女子部門で渡邊裕子さんが世界チャンピオンに ©Naoyuki Shibata for Wings for Life World Run

Wings for Life World Run は2014年に スタート しました 。日本では2015年と2016年に滋賀県高島市でフラッグシップ・ランを開催し、2015年に渡邊裕子さん(56.33 km)、2016年に吉田香織さん(65.71 km)の2名が女子世界チャンピオンに輝いています。昨年は184,236人が参加して410万ユーロ集まり、参加費の全額と同額がWings for Life財団に研究助成費として寄付されています。

Wings for Life World Run(ウィングス・フォー・ライフ・ワールドラン)
日程:2022年5月8日(日)
スタート:20:00(UTC協定世界時午前11時)
開催場所:
フラッグシップ・ラン=新潟県南魚沼市
アプリラン=自身のランニングコース
定員:フラッグシップ・ラン3000人(アプリランは定員なし )
参加資格:大会当日満16歳以上。ハンドバイク不可・生活用車いす可
参加費:
フラッグシップ・ラン
早期割(2022年1月10日迄)3,500円
通常(2022年1月11日以降)4,500円
アプリラン2,700円※全て 税込み
エントリー:11月17日(水)20:00〜
申し込み先:公式サイト
主催:Wings for Life World Run 実行委員会
備考:参加費の全額と同額をWings for Life財団に寄付。天災、事件、事故などの理由で大会を中断・中止する場合も。その場合参加費の返金はない。

今度のPICCライドは城山・津久井65km…参加無料イベント

サイクルウエアブランドのパールイズミが運営するサイクリングコミュニティーPICC(Pearl Izumi Cycling Community)のライドイベントが、2021年11月27日(土)に城山・津久井周辺で行われる。参加無料。

今回は屋外でのグループライド。稲城中央公園をスタートして尾根幹線道路を走り、ライドコースとしても人気の城山・津久井エリアをまわって戻ってくる約65kmのコースが設定された。城山の短めのヒルクライムをして、城山湖の展望を楽しみ、その後はうどん補給休憩を入れる予定。参加者同士の交流も楽しみながら一緒に走れる。

PICCは多くのサイクリストの出会い、つながり、楽しみを創出するコミュニティーを目指し、STRAVAグループでの交流、オリジナルウエアの製作・販売、ライドイベント(オンライン・屋外)の活動を中心に運営している。

●イベント参加申し込みページ