ウェイブダッシュが運営する、みんなでつくる地域応援サイト「生活ガイド.com」が、みんなのランキング第25回「渡ってみたい 日本の橋ランキング」のトップ10を発表。1位に輝いたのは、晴れた日には青い海に美しく映える「角島大橋」になった。
山口県下関市に架かる角島大橋は、2000年に開通した角島へ架かる全長1780mの橋で、無料で渡れる一般道路。青い海上を走るように架かる橋は、見ているだけでも絶景。橋のすぐ横には角島展望台があり、橋を一望できるようになっている。
「角島大橋」を選んだ人からは「景色を見ながら渡っているうちに嫌なことも忘れられそうです!」(50代女性)、「日中でも夜でも綺麗な風景が見られそうなので一度は行ってみたいです。 」(30代女性)、「海を渡る爽快さがたまらなく感じる。 」(70代男性)などの声があった。
1位になった下関市の担当者は「渡ってみたい日本の橋ランキング」で数多くのエントリーの橋の中から下関市にある角島大橋が1位となりましたこと、非常にうれしく思います」とコメント。
「角島大橋は2020年開通20周年を迎え、人口約700人・面積約4平方kmの角島をつなぐ重要な橋であると同時に、数多くの車のCMの撮影地としても紹介されている下関市屈指の絶景スポットです。また、CMのほかにもテレビや雑誌などで紹介され、InstagramをはじめとしたSNSでも頻繁に情報が発信されており、下関市の認知度向上に寄与しているところです。今後も多くの人に渡ってみたいと思っていただけるように角島大橋などの情報発信に努めてまいります」
角島大橋のおすすめの季節・時間帯は
角島大橋は2000年に開通した全長1780mの離島架け橋で、無料で渡ることができる一般道路としては日本屈指の長さを誇る。この橋は周囲の美しい景観を損なわないように橋脚の高さを抑えた造りになっている。
特に夏にかけての日中はコバルトブルーの海士ケ瀬(あまがせ)を渡る爽快さを感じることができ、周辺には海水浴やキャンプ、シーカヤックなどアウトドアを楽しむことができる環境が整っている。
下関市とは
下関市は本州最西端に位置し、三方が海で開かれた大陸の玄関口で、古来から人や物が行き交う海峡都市として栄えてきた。
歴史的な側面では、壇ノ浦の合戦や巌流島の決闘、明治維新などさまざまな歴史の舞台になっていて、当時の様子を現存する歴史的建造物から感じることができる。
食においても、取り扱い高日本一を誇るフグはもちろん、近代捕鯨発祥地として有名である鯨や、水揚げ量日本一であるあんこうなど海の幸が豊富。
また、茶そばを熱々にした瓦にのせて、牛肉や錦糸卵などを添え、温かいつゆで食べるご当地グルメ「瓦そば」も絶品。
海と山に囲まれながら歴史や食、そして絶景が自慢の下関市だ。
第2位はCMで話題になった鳥取県境港市「江島大橋」
2位は鳥取県境港市の「江島大橋」。「江島大橋」は境港市と松江市を結ぶ橋で、別名ベタ踏み坂と呼ばれる。特徴的な勾配がテレビCMに取り上げられて有名になった。この勾配は、橋の下を5000トン級の船が通れるように設計されたために生まれたもので、最上部の高さは約45mある。実際にはベタ踏みをしなくても登り切れるが、話のネタにも一度は渡ってみたい橋。
第3位は恋の願いごとが叶うという「夢の吊り橋」
3位は静岡県川根本町の「夢の吊り橋」。夢の吊り橋は、美しいミルキーブルーの色が特徴的な湖に架けられている。この色は、チンダル現象と呼ばれる光の拡散によって生まれたもので、晴れた日の方がより美しい湖を見ることができる。橋の真ん中で恋の願いごとをすると叶うという言い伝えが残されていて、パワースポットとしても人気が高いので、叶えたい恋の願いがあるときにはぜひ訪れたい。
第4位(同点)徳島県三好市「奥祖谷二重かずら橋」
同点4位のひとつは徳島県三好市の「奥祖谷二重かずら橋」。男橋と女橋という2つの橋からなる吊り橋で、以前は生活道として利用されていた。歴史は古く、平家一族が祖谷の地に逃れた際、軍馬の訓練にも利用したと言われている。足元の板の一本一本が短く、踏み外してしまうのではないかと思うほど。スリルを求めて渡ってみたくなる橋。
第4位(同点)山口県岩国市「岩国錦帯橋」
同点での4位になったのは山口県岩国市の「岩国錦帯橋」。日本名橋の一つにも数えられる錦帯橋は、1673年に建造された5連のアーチが美しい木造橋。流されない橋を造ろうと当時の藩主のもとで研究が重ねられ、アーチ部分の精巧さと強度は現代力学でも遜色ないもの。現在の橋は2003年に架け替えられた。まさに機能美というべき美しさを兼ね備えた橋。
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