ピナレロが完璧フィットを実現させたDOGMA Fサイクリングアパレル発売

徹底した研究、最高の素材、完璧なフィット感を融合させ、妥協のないエクスクルーシブな製品をクリエイトした「DOGMA F サイクリングアパレル」シリーズをピナレロが発売した。

ミニマムなアプローチ、対照的な色の組み合わせは用いず、ほとんどが単色もしくはコントラストを抑えた2カラーのデザイン。装飾的なアクセサリーは使用せず、機能性重視なデザイン。

ジャージ、ビブと同時に、ウィンドブレイカーやグローブ、サイクリングキャップなどのアクセサリーも発売した。

DOGMA F MEN JERSEY
エアロダイナミック・フィットを実現したハイパフォーマンス・プレミアムジャージ
マテリアル:Dragzero、ポリエステルマイクロファイバー、スパンデックス
カラー:ブラック、ネイビーxブラック
フィッティング:エアロパフォーマンス・フィット
サイズ:S、M、L、XL
税込価格:3万1460円

DOGMA F MEN BIB SHORT
エアロパフォーマンスとモジュールコンプレッションによる完璧なフィット感を実現したプレミアムビブショーツ
マテリアル:ジャガードファブリック、ポリエステル、スパンデックス
カラー:ブラック
フィッティング:エアロパフォーマンス・フィット
サイズ:S、M、L、XL
税込価格:4万6860円

WINDBRAKER JACKET
人間工学に基づいて設計され
透湿性インサートを備えたウィンドブレイク・ジャケット
カラー:ブラック
サイズ:S、M、L、XL
税込価格:2万4200円

●ピナレロジャパンのホームページ

ドットアウトは厳寒期でもライドを楽しめる最先端素材を採用

イタリアンサイクルアパレルブランド、DOTOUT(ドットアウト)の2022秋冬ウエアコレクションが日本で発売された。取り扱いはカワシマサイクルサプライ。

ちょっと走りに行ってくるね、と気軽にサイクリングを楽しみ、日常のストレスから解放される、そのひと時を楽しむというイタリアのサイクリストらしい意味がコンセプトに込められているのがDOTOUTだ。

FALL & WINTER 2022コレクションでは、厳寒期でもライドを最大限楽しめる最先端の素材を採用し、一歩先のトレンドを見すえた新しいカラーリングとディテールにこだわったデザインのウエアがそろう。サイクリストのライドをより一層素晴らしい時間に変えるサポートをしてくれる。

●ドットアウトのホームページ

中根英登が2022シーズンを最後に11年間の現役活動に終止符

EFエデュケーション・イージーポストの中根英登が2022シーズンを最後に現役を引退することを発表した。突然決めたわけではなく時間をかけながら考え、今回の決断に至ったという。

NIPPOヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニの中根英登

18歳から本格的に取り組み始めた自転車競技

家族をはじめ本当に多くの方々からご支援・ご声援をいただけたお陰で、全てのカテゴリーを一つずつ経験しながら、時間をかけながらも世界トップカテゴリーのチームに辿り着くことができました。

その世界で極限まで追い込みチャレンジし続けられたこと、自転車を通じて世界中に仲間ができたことは私にとってかげがえのない財産となりました。

3年振りに開催されたジャパンカップが現役最後のレースとなり、母国でたくさんの応援の中走れたことはとても幸せでした。

今年はさまざまな状況が重なりましたが、その中でもプロフェッショナルとして最後まで全力で自分の走りを全うできました。

大学に通いながらTeam NIPPOの研修生として走られせてもらえたころからを含めると11年間の選手生活の中で、UCIプロチームおよびワールドチームには2017年から6年間の在籍となりました。

NIPPO時代の中根。東京五輪日本代表にはわずかに届かなかった

競技を始めて間もない時にチームユーラシアおよびTeam NIPPO racing projectで欧州のレベルを経験できたことで、常に世界を見すえて走ることができました。

異国の地での生活となっても常に支え続けてくれた家族には幾度となく助けられてきました。

ライバルとして仲間として苦楽を共にしながら切磋琢磨してきた先輩方や後輩たちのお陰で、自分の力を伸ばし続けることができました。

お世話になってきたチームやスポンサー企業様、サプライヤー企業様のお陰で、選手として何不自由なく競技に専念することができました。

そしてファンの皆様の応援のお陰で、苦しい場面でも諦めずに走り続けることができました。

次のステージでも高い志を持ってチャレンジして参ります。

日本代表としてエリート男子ロードを走る中根英登 © 2018 JCF

またいつかどこかで、みんなで楽しく自転車に乗りたいと勝手に思っておりますので、その時はよろしくお願いいたします。

11年間応援していただき、本当にありがとうございました。

Amazon Payでワイズロードオンラインの買い物が飛躍的に便利に

ワイ・インターナショナルが利便性のさらなる向上を目的に、EC サイト「ワイズロードオンライン」の決済方法にAmazon Payを2022年11月18日(金)から導入した。

【ワイズロードオンライン】

ワイズロードオンラインはこれまで、クレジットカード、代金引換、コンビニエンスストア払い、銀行振込の4種の支払方法があった。今回は新たにAmazon Payを導入したことにより、Amazon Payで支払う人は住所情報や支払い情報を入力せずにオンライン決済を利用することが可能となった。情報入力の手間を省き、簡単で安心安全にワイズロードオンラインで買い物できる。

Amazon Payとは、Amazonアカウントに登録された住所情報とクレジットカード情報を使って、商品やサービスの支払いができるサービス。

植竹海貴が実業団のJフェミニンツアー12戦中8勝で総合連覇

ワイ・インターナショナルの実業団チームY’s Roadに所属する植竹海貴(うえたけみき)が実業団レースのJBCF(全日本実業団自転車競技連盟)Jフェミニンツアーで、年間12戦中8勝を挙げ、 2022年の年間総合優勝を達成。2021年に続く2年連続のタイトル獲得となった。

Jフェミニンツアーのリーダージャージを着用して走る植竹海貴

植竹海貴のコメント
先シーズンに引き続きJフェミニンツアーで年間総合優勝をすることができました。今シーズンはナショナルチャンピオンジャージを着てレースを走ることができ、とても幸せでした。シーズンの中盤に調子を落としてしまい、思うような走りができない苦しいレースもありましたが、後半は調子を上げていき9月の大会では4連勝、年間12戦で8勝を挙げることができました。 応援して下さった皆様、サポートしていただいた皆様、本当にありがとうございました。来シーズンは全日本選手権も含め再度のタイトル獲得を狙いますので応援よろしくお願いいたします。

ワイ・インターナショナル鳥居恵一郎代表取締役社長のコメント
実業団チームY’s Road所属の植竹が昨年に続き、「JBCF Jフェミニンツアー」にて年間総合優勝できたこと、大変うれしく思います。本人の絶え間ない努力の結果ではありますが、ファンの皆様、スポンサー様はじめ皆様の応援や ご協力があって達成できたものと考えております。残念ながら先日の全日本選手権は連覇とはなりませんでしたが、さらに練習を重ね来年は必ずや優勝し女子ロードレース界をけん引してくれることと信じています。

2022シーズンで最も注目される女子のナショナルチャンピオン、植竹海貴

ツール・ド・フランスさいたま優勝のフィリプセンが将来を語った

ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムが11月6日、さいたま新都心駅周辺で開催され、7月のツール・ド・フランスで最終日のパリ・シャンゼリゼを含むステージ2勝を挙げたベルギーのスプリンター、ヤスパー・フィリプセン(アルペシン・ドゥクーニンク)が初優勝した。大会は3年ぶりの開催となり、日本の熱心なファンが沿道を埋め尽くした。

マイヨジョーヌを着るビンゲゴーがアタックするとフィリプセンとトーマスが追従。3人の闘いとなった ©Yuzuru SUNADA

若手スプリンターのフィリプセンがオールラウンダーを制して優勝

世界最高峰の自転車レース、ツール・ド・フランスで活躍した52選手が距離59.5kmのサーキットレースに挑んだ。最後はトップスターばかり3選手によるスプリント勝負になった。2022年のツール・ド・フランス総合優勝者ヨナス・ビンゲゴー(ユンボ・ビスマ)、2018総合優勝のゲラント・トーマス(イネオス・グレナディアーズ)、そしてフィリプセンだった。

「シャンゼリゼとは異なるコースだったけど、スプリントには自信があるのでそれを生かすことができてよかった」と他の2選手を制したフィリプセン。

2022ツール・ド・フランスさいたまは快晴に恵まれてスタート ©Yuzuru SUNADA

レースは終盤に2013ツール・ド・フランス総合優勝のビンチェンツォ・ニバリ(アスタナカザクスタン)、元世界チャンピオンのアレハンドロ・バルベルデ(モビスター)がアタック。今シーズンを最後に引退する2選手は沿道のファンから大声援を受けながら激走。残り7kmで後続集団に追いつかれると、さり気なく握手をかわしてお互いの健闘をたたえた。

フィリプセンは今回のレースで、ツール・ド・フランス最多のステージ通算34勝を挙げているマーク・カベンディッシュ(クイックステップ・アルファビニル)と、前大会となる2019年のさいたま優勝者新城幸也(バーレーン・ビクトリアス)の3人でクリテリウムレジェンズという特別編成チームの一員としてとして参加した。

新城は「チームの結束力を高めるためにみんなで日本観光した」という。フィリプセンは初来日だったが交通系アプリのPASMOを駆使し、中野ブロードウェイや渋谷のスクランブル交差点を訪ね、寿司屋の大トロに舌鼓をうった。

フィリプセンがトーマスを制して初優勝した ©Yuzuru SUNADA

「日本は親切な人が多く、とても楽しかった。さまざまなことがベルギーとは異なって興味深かった。お互いをリスペクトする気持ちがある日本人のメンタリティはいいなと思った。国籍を変えたいくらいだよ」

今回の来日は区間2勝のいわばごほうびだ。
「世界のトップクラスに位置するクールな選手たちと戦うことができて貴重な経験ができた。いいシーズンだったと思うけど、ボクはもっと成長していきたい。最終的なゴールはツール・ド・フランスで勝つこと」とフィリプセンは記者会見で語った。

3年ぶり8回目となった大会には、待ちに待った自転車ロードレース好きが続々と集まった。併催イベントのフェスティバルやフランスの食文化が楽しめるグルメ会場では行列ができるほどの盛況ぶり。沿道も大勢のファンで埋まった。

マーク・カベンディッシュ(英国、クイックステップ・アルファビニル)も童心に ©Yuzuru SUNADA

ビンゲゴーがツール・ド・フランス連覇への意気込みを語る

ツール・ド・フランス総合優勝のビンゲゴーは王者の称号である黄色いリーダージャージ、マイヨジョーヌを着用して参戦した。

日本の食を体験するアレハンドロ・バルベルデ、ビンチェンツォ・ニバリ、大会アンバサダーのマルセル・キッテル ©Yuzuru SUNADA

「フィリプセンには10回勝負をして10回負けてしまう」とゴール後に語ったが、アルプスやピレネーを越える23日間のレースではビンゲゴーに分がある。2023年のツール・ド・フランスのコースも発表され、「いろいろな要素が盛りだくさんにあり、上りの厳しさも今年以上だ。いい準備をして来年7月に臨みたい」とはやくも連覇に意気込む。

●ツール・ド・フランスさいたまのホームページ