浅田顕のシクリズムジャポンが主宰する次世代プロロードレーサー発掘プロジェクト 「ロード・トゥ・ラブニール(RTA)」は、大分県大分市を本拠地とする地域密着型プロチーム「スパークルおおいた」とパートナーチーム提携した。
同チームはユースチーム「IGNITE(イグナイト)」の運営にも力を入れていて、九州の恵まれた走行環境を生かし、RTA2~4(別図参照)の活動を通じて、自転車競技の面白さを伝え、若い選手の可能性を伸ばしていきたいと考える。
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浅田顕のシクリズムジャポンが主宰する次世代プロロードレーサー発掘プロジェクト 「ロード・トゥ・ラブニール(RTA)」は、大分県大分市を本拠地とする地域密着型プロチーム「スパークルおおいた」とパートナーチーム提携した。
同チームはユースチーム「IGNITE(イグナイト)」の運営にも力を入れていて、九州の恵まれた走行環境を生かし、RTA2~4(別図参照)の活動を通じて、自転車競技の面白さを伝え、若い選手の可能性を伸ばしていきたいと考える。
マーク・カベンディッシュ(英国)が2023シーズンはアスタナ・カザクスタンで走ることが発表された。2022年を最後にクイックステップ・アルファビニルから離れることになり、2011年の世界チャンピオンで、37歳になった同選手の去就が注目されていた。
「この冒険に本当に興奮している。チームのアレクサンドル・ビノクロフGMと長年レースをしていたが、今では彼の2人の男の子とレースをしている。彼らが私と同じ年齢の子供だったとき、自転車レーサーになることを夢見ていたのを覚えている。アスタナ・カザクスタンチームは、バイクのチャンピオンであり、バイクの紳士であるアレクサンドルが率いる強力なチームで、成功するのに最適な場所になる」とカベンディッシュ。
「すでに長いキャリアを楽しんでいるが、自転車に乗る喜びと勝ち続けることへの渇望は相変わらずだ。だから、チームと一緒に勝利のために働くこと、最初にフィニッシュラインを越えること、チームメイトを応援することなど、成功するチームの一員になることを楽しみにしている。いつものように、目標はトップの表彰台に立つこと」
「まあ、マーク・カベンディッシュはプレゼンテーションを必要としない。彼は史上最高のスプリンターであり、アスタナ・カザクスタンチームに迎えることができてうれしいです」と、チームを運営するアレクサンドル・ビノクロフ。
「チームにトップスプリンターが加入することは一種の挑戦だが、その準備はできている。新しい方法と新しい可能性を見出している。それでも目標は同じ。あらゆる種類のレースでの勝利だ。クラシック、さまざまなステージレースの区間優勝、そしてもちろんグランツールでの勝利。マークはまだ勝ちたいという大きな願望を持っていて、チームはあらゆるタイプのレースで全力でこの気持ちをサポートする」
肌に一番近いアンダーウエアは、体のコンディションを左右する大切な要素。アウトドア用に作られたアンダーウエアは、速乾性や保温性が高く、ニオイ対策もしっかりしていて、さらに、体の動きにフィットするようにデザインされている。だから日常生活でもアウトドアメーカーの女性用アンダーが注目されている。
今回注目したのは、日本を代表するアウトドア用品のブランド、モンベル。本格的な登山やアウトドアグッズが定評だが、過酷な自然を相手に開発された商品は日常生活の中でも快適。いつでも女性が快適に過ごせるよう、女性目線でのデザインや素材選定、サイズバリエーション設定をしている。
薄くて軽い生地でもたくさんの暖かい空気をため込み、かつ乾きやすく汗冷えしない。モンベルでは、そんな条件を満たした2種類の素材のアンダーウエアを展開している。優れた吸湿発熱性を備える天然素材の羊毛を使った「スーパーメリノウール」と、吸水速乾性に優れる化学繊維のポリエステルを使った「ジオライン」だ。
汗を吸ったまま乾かないアンダーウエアでは、いくらその上に高機能なウエアを着ていても、その性能を最大限に発揮することはできない。速乾性を持つアンダーウエアは、肌面をドライにし、冷えを防ぐことで、暖かさを保ち、安全で快適な山行につながる。
過酷な条件の「山行」でも大丈夫なのだから、日常生活の中でも快適。
ニオイを抑える
素材の制菌効果や天然の防臭効果により、テント内や下山後の街中で気になるニオイを軽減することで、快適に過ごすことができる。
動きやすいフィット感と肌ざわり
適度なフィット感を持たせることで、動きやすく、体とアンダーウエアが隙間なく接するので、生地の保温性を最大限に引き出す。そして、伸びがよく、肌に優しい滑らかな肌ざわりで快適に着続けていられる。
Women’sモデル専用設計
アウトドア・アクティビティから旅、日常生活まで、いつでも女性が快適に過ごせるよう、女性目線でのデザイン、素材選定、サイズバリエーション設定。
MTBなど4つの世界タイトルを持つフランスのポーリーヌ・フェランプレボが2月5日に開催されるシクロクロス世界選手権を欠場することが明らかになった。シクロクロスでも第一人者である同選手は今季からイネオス・グレナディアーズに移籍。ケガからの回復が遅れ、4月からのMTBシーズンに向けて目標を修正することになった。
フェランプレボは2022年12月26日のシクロクロスレースで右膝の下に深い切り傷を負った。
フェランプレボはマウンテンバイク競技のクロスカントリー、ショートトラック、マラソンで 3つ、グラベルで1つの合計4枚のアルカンシエルを獲得している。MTBクロスカントリーでは2015、2019、2020、2022年に世界チャンピオンに。2024年のパリ五輪MTBで金メダル獲得を目指している。
ニュージーランド・サイクルクラシック(UCIオセアニアツアー2.2)は1月15日、ウェリントンでクリテリウム形式の第5ステージが行われ、KINAN Racing Teamのドリュー・モレが総合5位になった。
KINAN Racing Teamの2023年開幕戦で。第3ステージ以降個人総合争いに加わっていたドリュー・モレが5位で大会を終えた。
11日から始まった大会は、前半3日間をウェリントン郊外のマスタートンで、後半の2日間を首都ウェリントンをそれぞれ基点にしてレースを行ってきた。最後を飾る第5ステージは、ウェリントン中心街・セントラルウェリントンに設けられた1.6kmの周回コースを走る。明確なレース距離設定はせず、スタートから1時間にプラスして3周回走ってフィニッシュとなる。クリテリウム方式のレースで、テクニカルなコースレイアウトでのハイスピードバトルが繰り広げられる。
第4ステージまでを終えて、KINAN Racing Teamはドリュー・モレがチーム最上位の個人総合5位。同4位・6位の選手とそれぞれ僅差であることから、上位フィニッシュにかけてはまだまだ気が抜けない状況。今大会は体調不良者がプロトン内で続出しているが、KINANメンバーも例外ではなく、ここまでにリタイアしている2選手に加えて、スプリントで魅せてきた孫崎大樹が大事をとって最終ステージを回避することに。
3選手で迎えたレースは、クリテリウムらしくスタート直後から高速状態。これに続けない選手たちがひとり、またひとりと脱落していく中、KINANメンバーはしっかりと集団内をキープ。ときおり前方に顔を見せる場面もあり、全5ステージの完走へ意欲的。スタートから30分を過ぎたあたりから、リーダーチームのボルトンエクイティース・ブラックスポークプロサイクリングがコントロールを本格化させ、同様にスプリント狙いのチームも前線へ。逃げの動きは見られないまま、1時間が経過し、フィニッシュへ向けた3周回に移った。
安全圏でレースを進めてきたKINANメンバーだが、個人総合上位をきっちり占めたいドリューは少しずつ前方へ。激しい位置取り争いも冷静に対処し、スプリンター陣が争う後ろを押さえてハイスピードレースを走り切った。同じくトマ・ルバ、山本元喜もステージを完了。KINAN Racing Teamは3選手の完走で、今大会を終えることとなった。
最終的に、ドリューは個人総合5位を維持。ニュージーランド勢が地元レースで力を発揮するなか、日本から唯一参戦するチームとして気を吐いた。シーズン初戦でリザルトはもとより、各選手が一様にコンディションの良さを確認し、先々に控えるレースへ向けて十分な収穫を得ている。
3年ぶりのニュージーランド・サイクルクラシックを戦い終えたチームは、16日に帰国。レースにイベントに、続々決定しているチーム活動に向けて準備を進めていく。
KINAN Racing Teamの孫崎大樹が1月14日にミラマー・サーキット〜ウェリントン間の126kmで行われたニュージーランド・サイクルクラシック(UCIオセアニアツアー2.2)第4ステージで6位になった。
ニュージーランド・サイクルクラシックは後半戦へ。1月14日は第4ステージが行われ、テクニカルなコースレイアウトでのスプリントフィニッシュで孫崎がチーム最上位の6位。フィニッシュ目の前でクラッシュが発生し、集団前方が割れたこともあり、優勝争いへわずかに届かず悔しい結果に。また、山本元喜が前半から先頭グループに加わってレースをリードした。
前日に行われた第3ステージは今大会の最難関。アドミラル・ヒルの頂上へ向かっての争いでは、ドリュー・モレが4位。個人総合では5位へと上げて、残り2ステージでさらなるジャンプアップの機会をうかがう構え。一方で、プロトン内で多発する体調不良に、KINANメンバーも2選手が大会を離脱。ここからは4人で戦っていくこととなる。
その第4ステージは、ウェリントン湾に突き出たミラマー半島を周回。10.5kmのコースは、序盤で急坂が待ち受け、直後のダウンヒルはテクニカル。それからは半島の輪郭に沿って海沿いを進む。この日は風が強く、集団内でのポジション次第で後方へ取り残される危険性も。KINANメンバーも常時前方をキープすることを心掛けた。
12周回・126kmに設定されたレースは、予想通り序盤からハイペースで進行。そのスピードに集団が縦長になる中、トマ・ルバや山本元喜が前線をチェック。個人総合上位陣が動く場面も見られ、そこではドリューがみずから前に出て対応した。
形勢が固まったのは3周目から4周目にかけて。逃げ狙いの動きに山本がジョインし、4選手による先頭グループに。メイン集団はスプリントを狙うチームを中心にコントロールが始まって、山本らは1分ほどのリードを得る。この状態がしばらく続き、メイン集団待機のKINANメンバーは孫崎のスプリントを見越して前方に位置を固める。
山本ら4人の逃げは9周目まで続いたが、この頃にはメイン集団のスピードも上がっており、その差は数十秒に。10周目に入る時点で先頭は山本ともう1人に絞られたが、この周のなかばで山本もメイン集団へと戻る。そこからはトマとドリューが孫崎を集団先頭近くまで引き上げ、スプリントに向けた態勢を整えていった。
勝負できる状況を作り出して迎えた最終周回。スプリンター陣の主導権争いに孫崎も加わる。ライバルとなりうる選手をチェックしながらポジションを上げて、最終局面へ。しかし、フィニッシュ前数百メートルのテクニカルなレイアウトで、激化したプロトン内ではクラッシュが発生。これを回避した孫崎だったが、スピードを失い、前に位置する選手たちまでは届かず。最後の200mで猛追したが、6位でのフィニッシュだった。
第2ステージの4位を機に他チームからのマークも厳しくなる中で、再びの好勝負。リザルトこそ落としたものの、今大会のスプリンター勢に負けない走りができることを改めて認識したレースとなり、残る1ステージにすべてを賭けることとなる。
ドリュー、トマも問題なくメイン集団でレースを終え、逃げで魅せた山本もフィニッシュ。4人で最後のステージへと駒を進める。ドリューは個人総合で5位をキープしている。
5ステージで争われる大会は、いよいよ最終日。最後を飾るのは首都ウェリントン中心街でのクリテリウム。1.6kmのサーキットで全周回数・距離は定めず、スタートから1時間プラス3周回走ってフィニッシュとなる。長い直線と高速コーナーが特徴のコースセッティングで、この大会にふさわしい華やかなフィナーレとなりそうだ。
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