温泉ライダー in 加賀温泉郷は自転車で走って温泉に入りたい放題

温泉ライダー in 加賀温泉郷 2023」が5月27日(土)、28日(日)に4年ぶりに石川県の加賀温泉郷で開催される。「立杉ヒルクライム」、「柴山4時間エンデューロ」のほか、毎年好評の未就学児を対象としたランニングバイクレース「アローレカップ」、自転車教室「ウィーラースクール」がある。

イベント前日の観光・レース後の疲労回復に温泉を訪れるのも醍醐味の一つ。参加者特典として加賀温泉郷の特徴の異なる3つの温泉に無料で2日間入り放題の「温泉手形」を贈呈。さらに、毎年恒例のオリジナル温泉グッズもプレゼント。

エンデューロ、ヒルクライムのWエントリーも可能で、大人から子供まで誰でも参加できる。

温泉ライダー in 加賀温泉郷2023

開催日:2023年5月27日(土)、28日(日)
申込期間:2023年3月8日(水)~2023年5月8日(月)
会場:山中温泉総湯菊の湯前広場、ホテルアローレ
種目:ヒルクライム、キッズレース、サイクルエンデューロ(4時間)、ジュニアタイムトライアル、ウィーラースクール

●公式WEBサイト:https://www.tour-de-nippon.jp/series/onsen-rider-kaga/

主催:温泉ライダーin加賀温泉郷実行委員会
事務局:ツール・ド・ニッポン事務局

フィリプセンがティレーノ~アドリアティコ第3ステージで初優勝

イタリア半島をはさむティレニア海とアドリア海を結ぶ7日間のステージレース、ティレーノ〜アドリアティコは3月8日、フォッローニカ〜フォリーニョ間の216kmで第3ステージが行われ、アルペシン・ドゥクーニンクのヤスペル・フィリプセン(ベルギー)がゴール勝負を制して優勝した。

ティレーノ~アドリアティコ第3ステージでフィリプセン(左)が優勝。右端で両手を挙げるのはチームメートのマチュー・ファンデルプール ©Gian Mattia D’Alberto/LaPresse

前日もゴール勝負で、フィリプセンはスーダル・クイックステップのファビオ・ヤコブセン(オランダ)に僅差で敗れた。同大会では初優勝。

ティレーノ~アドリアティコ第3ステージ ©Fabio Ferrari/LaPresse

総合成績では初日に首位に立ったイネオスグレナディアーズのフィリッポ・ガンナ(イタリア)がその座を守った。

ティレーノ~アドリアティコ第3ステージ ©Fabio Ferrari/LaPresse

明日はマチューの出番だ。彼のために最善を尽くす

「マチュー・ファンデルプールに、最終コーナーでできる限りハードに行くように言った。彼は信じられないほどの仕事をした。これは私が今まで経験した中で最も最高で最も難しいリードだった。私はただフィニッシュラインに集中した」と、チームメートのリードアウトをたたえたフィリプセン。

「私はチームを誇りに思う。今年の初勝利だが、私は週末のベルギーで、マチューはストラーデビアンケでと、シーズンの開幕がかなり遅いことはわかっていた。でもプレッシャーはなかった。勝つチャンスがあまりなかったのは、これからのクラシックシーズンに向けてできるだけフレッシュさを保とうとしていたからだ。明日はマチューの舞台だ。私は彼を助けるために最善を尽くすが、丘を登る最後の200mで彼と一緒にいるとは約束できない」

ティレーノ~アドリアティコ第3ステージ ©Fabio Ferrari/LaPresse
フィリプセンがティレーノ~アドリアティコ第3ステージを制し、ポイント賞でも1位に ©Gian Mattia D’Alberto/LaPresse
フィリッポ・ガンナが総合1位をキープ。ティレーノ~アドリアティコ第3ステージ ©LaPresse

ヤコブセンがフィリプセンを撃破…ティレーノ~アドリアティコ第2S

イタリア半島をはさむティレニア海とアドリア海を結ぶ7日間のステージレース、ティレーノ〜アドリアティコは3月7日、カマイオーレ〜フォッローニカ間の210kmで第2ステージが行われ、スーダル・クイックステップのファビオ・ヤコブセン(オランダ)がアルペシン・ドゥクーニンクのヤスペル・フィリプセン(ベルギー)を制した。

欧州チャンピオンのファビオ・ヤコブセンがティレーノ~アドリアティコ第2ステージ優勝 ©Fabio Ferrari/LaPresse

総合成績では初日に首位に立ったイネオスグレナディアーズのフィリッポ・ガンナ(イタリア)がその座を守った。

早春のイタリア半島を横断する ©Fabio Ferrari/LaPresse

ヤコブセンはプロ通算40勝だが、イタリアでのレースとしては初優勝。現在の欧州チャンピオンで、チャンピオンジャージを着用している。

ティレーノ~アドリアティコ第2ステージ ©Fabio Ferrari/LaPresse
ティレーノ~アドリアティコ第2ステージはヤコブセン(左)がフィリプセンを制した ©Gian Mattia D’Alberto/LaPresse
フィリッポ・ガンナが趣意をキープ。ティレーノ~アドリアティコ第2ステージ ©Gian Mattia D’Alberto/LaPresse

ガンナが初日の個人タイムトライアル優勝…ティレーノ〜アドリアティコ

イタリア半島をはさむティレニア海とアドリア海を結ぶ7日間のステージレース、ティレーノ〜アドリアティコが3月6日に開幕。初日の第1ステージは個人タイムトライアルで、現イタリアチャンピオンで元世界王者、フィリッポ・ガンナ(イネオスグレナディアーズ)がトップタイムで優勝。首位に立った。

フィリッポ・ガンナがティレーノ~アドリアティコ第1ステージの個人タイムトライアル優勝 ©Fabio Ferrari/LaPresse

アワーレコード世界新をはさみ、レースでは久々の勝利

タイムトライアルを得意とするガンナは2020年、2022年に続く大会通算3勝目。2022年のドイツランドツアーのプロローグで勝って以来、194日ぶりの勝利だったが、2022年10月8日にはアワーレコードに挑戦し、世界新記録を樹立している。

ティレーノ~アドリアティコ第1ステージの個人タイムトライアルでゴールするフィリッポ・ガンナ ©Gian Mattia D’Alberto /LaPresse

「今日はいいレースだった。ボクは長い間勝利を探していた」とガンナ。

「路面はまだ濡れていたが、3つのカーブでリスクを冒すことはしなかった。ティレーノ〜アドリアティコはまだ長く、第5ステージのサルナーロ・サッソテッロまでリーダーのジャージを維持する計画なのか、それともチームの総合成績を狙う選手のために働くのかはまだわからない。とにかくうれいい。タイムトライアルだけでなく、通常ステージでもパフォーマンスをみせたい」

マグナス・シェフィールドが個人タイムトライアル3位で新人賞のトップに ©Fabio Ferrari/LaPresse
ティレーノ~アドリアティコ第1ステージで首位に立ったフィリッポ・ガンナ ©LaPresse

ティレーノ〜アドリアティコにログリッチ、ファンアールト、アラフィリップ

イタリア半島をはさむティレニア海とアドリア海を結ぶ7日間のステージレース、ティレーノ〜アドリアティコが3月6日から12日まで開催される。大会2連覇のタデイ・ポガチャル(UAEエミレーツ)は不在。

左からガンナ、ランダ、ファンデルプール、アラフィリップ、ヒンドレー、ファンアールト ©Fabio Ferrari/LaPresse

ユンボ・ビスマはプリモシュ・ログリッチとワウト・ファンアールト、アルペシン・ドゥクーニンクはマチュー・ファンデルプール、ボーラ・ハンスグローエのジャイ・ヒンドレー、スーダル・クイックステップのジュリアン・アラフィリップ、イネオスグレナディアーズのフィリッポ・ガンナ、バーレーンビクトリアスのミケル・ランダらが出場する。

ワウト・ファンアールト ©Gian Mattia D’Alberto /LaPresse
マチュー・ファンデルプール ©Gian Mattia D’Alberto /LaPresse

●ティレーノ~アドリアティコのホームページ

ティレーノ〜アドリアティコ日程

3月6日 第1ステージ リド・ディ・カマイオーレ 11.5km(個人タイムトライアル)★★


3月7日 第2ステージ カマイオーレ〜フォッローニカ 210km★★


3月8日 第3ステージ フォッローニカ〜フォリーニョ 216km★★


3月9日 第4ステージ グレッチョ〜トルトレート 218km★★★


3月10日 第5ステージ モッロ・ドーロ〜サルナーロ・サッソテッロ 168km★★★★


3月11日 第6ステージ オシーモ・スタッチオーネ〜オシーモ 193km★★★★


3月12日 第7ステージ サンベネデット・デル・トロント〜サンベネデット・デル・トロント 154km★

★は難易度

ピドコックが51kmを独走してストラーデビアンケ初優勝

イタリア語で「白い道」と呼ばれる未舗装路を走るストラーデビアンケが3月4日にイタリアのシエナを発着としたコースで行われ、男子はイネオスグレナディアーズのトム・ピドコック(英国)が優勝。女子はSDワークス勢のゴール勝負となり、デミ・ボレリング(オランダ)が優勝した。

ピドコックがストラーデビアンケの未舗装路で先行する @Fabio Ferrari/ LaPresse

英国勢としてストラーデ・ビアンケ初優勝

「ストラーデビアンケは景色、道路、ファンのおかげでボクにとって大好きなレースだ。コースはまさにボクに合っていると思う」とピドコック。

「最後の20kmはさすがにきつかったが、それ以外はどこでも1分たりとも楽しさを感じなかったことはない。最後の頑張りはシクロクロスとは大きく異なっていた。もう脚に余力がなかったが、全力でいったおかげで勝利を価値あるものにした。

実際にはアタックしたわけじゃなく、それでも後続とのギャップを得た。自分自身が前にいることに気づき、ここだと思ってコミットした。終盤になって後ろが接近してきたときはとき、なんて愚かなことをしたのかと思った。仕掛けが早すぎたと後悔したが、最後にうまくいった。今年、この勝利をつかむことができたのですでに成功しているが、春のクラシックでもっと優勝したい」

優勝のデミ・ボエリング(中央)と2位のロット・コペッキー(左) ©LaPresse
これぞ白い道、ストラーデビアンケ ©Fabio Ferrari/ LaPresse
ストラーデビアンケ女子レース ©Marco Alpozzi / LaPresse
ゴールとなるシエナの激坂で背後を振り返ったピドコック ©Massimo Paolone/LaPresse
トム・ピドコックがストラーデビアンケで独走優勝 ©Gian Mattia D’Alberto /LaPresse
ピドコックがストラーデビアンケ優勝 @LaPresse
ストラーデビアンケ女子はSDワークスチームの一騎打ち。デミ・ボエリング(右)ロット・コペッキーを制した ©LaPresseMarco Alpozzi / LaPresse