ピドコックが51kmを独走してストラーデビアンケ初優勝

イタリア語で「白い道」と呼ばれる未舗装路を走るストラーデビアンケが3月4日にイタリアのシエナを発着としたコースで行われ、男子はイネオスグレナディアーズのトム・ピドコック(英国)が優勝。女子はSDワークス勢のゴール勝負となり、デミ・ボレリング(オランダ)が優勝した。

ピドコックがストラーデビアンケの未舗装路で先行する @Fabio Ferrari/ LaPresse

英国勢としてストラーデ・ビアンケ初優勝

「ストラーデビアンケは景色、道路、ファンのおかげでボクにとって大好きなレースだ。コースはまさにボクに合っていると思う」とピドコック。

「最後の20kmはさすがにきつかったが、それ以外はどこでも1分たりとも楽しさを感じなかったことはない。最後の頑張りはシクロクロスとは大きく異なっていた。もう脚に余力がなかったが、全力でいったおかげで勝利を価値あるものにした。

実際にはアタックしたわけじゃなく、それでも後続とのギャップを得た。自分自身が前にいることに気づき、ここだと思ってコミットした。終盤になって後ろが接近してきたときはとき、なんて愚かなことをしたのかと思った。仕掛けが早すぎたと後悔したが、最後にうまくいった。今年、この勝利をつかむことができたのですでに成功しているが、春のクラシックでもっと優勝したい」

優勝のデミ・ボエリング(中央)と2位のロット・コペッキー(左) ©LaPresse
これぞ白い道、ストラーデビアンケ ©Fabio Ferrari/ LaPresse
ストラーデビアンケ女子レース ©Marco Alpozzi / LaPresse
ゴールとなるシエナの激坂で背後を振り返ったピドコック ©Massimo Paolone/LaPresse
トム・ピドコックがストラーデビアンケで独走優勝 ©Gian Mattia D’Alberto /LaPresse
ピドコックがストラーデビアンケ優勝 @LaPresse
ストラーデビアンケ女子はSDワークスチームの一騎打ち。デミ・ボエリング(右)ロット・コペッキーを制した ©LaPresseMarco Alpozzi / LaPresse