自転車ジャーナリストの小俣雄風太が初となる個展「親愛なる路上の囚人たち」を2023年12月1日から3日まで、東京・狛江市で開催。現地で取材を行った2022・23年のツール・ド・フランス、パリ~ブレスト~パリから写真や資料などを中心に、自転車書籍の書評コーナーなど、書く・撮る・話すの観点から展示を構成。2022年に好評だったツールのフォトエッセイ冊子「#GRで撮るツールドフランス」の2023年もこの展覧会に合わせ販売。
ツール・ド・フランスの写真展示
2022年より現地で取材を行っているツール・ド・フランスから、主に沿道の観客へ焦点を当てた写真を展示。「なぜツール・ド・フランスはフランスの文化であり続けるのか?」という取材テーマの答えを、写真展示を通じて考える。
2022年より男子と同じフォーマットで開催されるようになった女性版ツール、ツール・ド・フランス・ファム・アヴェク・ズイフトでは、日本人として唯一2年続けて現地取材を行っており、貴重な写真展示の機会となる。
パリ・~ブレスト~パリ写真展示
2019年、そして今2023年に現地で取材を行った「ブルベの最高峰」パリ~ブレスト~パリ(PBP)からも、取材成果を展示。現地で見た、ツールとはまた違うフランスの自転車文化のあり方を写真やテキストを通じて表現。
フォトエッセイ 「#GRで撮るツールドフランス」 2023年版を発売
2022年製作し、発表後1週間で完売したフォトエッセイ「#GRで撮るツールドフランス」の2023年版をこの個展より発売。リコーのコンパクトデジタルカメラ「GR」で撮影した写真のみで構成される写真集は、フォトグラファービブのない、ひとりの観客の視点から撮れるツール・ド・フランスを表現。2022年の全36Pから60Pへと大幅にボリュームアップし、紙の質感も向上させた。
ツール・ド・フランス・ファムで毎日現地から届けた”Daily Tour Femmes”の書き起こしに取材のこぼれ写真を加えた読み物ページも、総計40,000字を数えるボリュームでお届け。写真のみならず、読み物としても楽しめる。
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