スペインを舞台とした8日間のステージレース、ラ・ブエルタフェメニーナは5月3日、ピタラソナ〜ラ・ラグナ・ネグラ間の132.5kmで第6ステージが行われ、FDJスエズのエビタ・ミュジック(フランス)がSDワークス・プロタイムのデミ・フォレリング(オランダ)を2秒差で制して優勝。
前日に総合成績で首位に立ったフォレリングは総合優勝を争うライバル選手に差をつけて、初優勝に前進した。大会は5日までで、残り2区間。
集中力を維持すればマイヨロホを家に持ち帰ることができる
「今日はとてもいい感じだった。最後の登りは向かい風のため昨日より少し難しかった。誰かの前にいるか後ろにいるかで大きな違いが生じた。もちろん、他の選手の後ろにつける方がはるかに簡単。エビタ(ミュジック)を突き放せなかったので、彼女の勝利は当然」とレースをリードしたフォレリング。
「簡単に総合優勝できるとは思っていない。クラッシュなどの事故があればすべてが終わるから。チームも私も集中力を維持する必要がある。今日のコースでの向かい風が実際にそうであったように、パワフルなエスケープが状況を難しくする可能性もある。私のチームメイトは、一日中レースをコントロールするパフォーマンスを見せた。今日と同じように集中力を維持すれば、必ずマイヨロホを家に持ち帰ることができる」(フォレリング)
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