【ジロ・デ・イタリア】ポガチャルが2区間連続、山岳初日を制す

第107回ジロ・デ・イタリアは5月11日、スポレート〜プラーティディティーボ間の152kmで第8ステージが行われ、総合1位のタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)が有力選手との競り合いを制して優勝。第2ステージ、第7ステージに続く今大会3勝目。

マリアローザのポガチャルが2024ジロ・デ・イタリア第8ステージ優勝 ©LaPresse

不満が溜まるだろうが、僕たちは勝つために参加している

「他のライダーがフラストレーションを溜めているのは確かだけど、僕はお金を払ってくれるチームのためにレースをしているし、チームメイトは僕が勝つために走っている。彼らはジロ・デ・イタリアに向けて一生懸命準備をしてきて、自分たちが勝てる強さを見せてくれたので、勝てなかったら努力が報われなかったと思う。今日は勝ててとてもうれしい」と圧倒的な強さを見せるポガチャル。

「でも、総合成績を争うライバルたちは最後の登りで力強く走ったので、自信を取り戻したと思うし、これからのステージで大きなバトルを繰り広げることになると思う」

2024ジロ・デ・イタリア第8ステージはいよいよ山岳区間へ ©Fabio Ferrari/LaPresse
2024ジロ・デ・イタリア第8ステージ ©Fabio Ferrari/LaPresse
マリアローザのポガチャルが第8ステージのゴール勝負でライバルを振り切る ©LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)ジョナサン・ミラン(イタリア、リドル・トレック)
マリアアッズーラ(山岳賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)
マリアビアンカ(新人賞)キアン・アイデブルックス(ベルギー、ビスマ・リースアバイク)

ポガチャルが2024ジロ・デ・イタリア第8ステージでマリアローザを守る ©Massimo Paolone/Lapresse

●ジロ・デ・イタリアのホームページ