日本チームスプリント、2024年トラック世界選手権で3位の快挙

2024年UCIトラック世界選手権が2024年10月16日から20日までの日程でデンマーク・バレラップで開催され、大会初日の男子チームスプリントで日本が3位になった。同種目では2020シドニー五輪で銀メダル獲得の実績があるが、世界選手権ではこれまでの最高位。

世界選手権男子チームスプリント3位の長迫吉拓、太田海也、小原佑太 ©日本自転車競技連盟

世界選手権男子チームスプリントに長迫吉拓、太田海也、小原佑太のメンバーで挑んだ日本は、予選を全体の3位で1回戦進出。対戦相手はコロンビアで、日本は1走目からリードを奪い、そのまま押し切って先着。全体の3位で3-4位決定戦に進出。

3-4位決定戦は英国との戦いとなり、1走の長迫がリードを奪われたが、2走の太田が逆転。3走の小原がそのまま押し切って先着。3位になった。

世界選手権男子チームスプリント3位の長迫吉拓、太田海也、小原佑太 ©日本自転車競技連盟

垣田真穂はスクラッチ12位…優勝はウィーブス

24人で争われた女子スクラッチに出場した日本の垣田真穂は12位。優勝はロードスプリンターのロレーナ・ウィーブス(オランダ)。

世界選手権女子スクラッチを走る垣田真穂 ©日本自転車競技連盟

男子チームパシュートは3-4位決定戦に進出

4000mを走る男子チームパシュート。日本は予選で窪木一茂、松田祥位、兒島直樹、河野翔輝のメンバーで臨み6位。1回戦はカナダとの対戦となり、窪木、松田、兒島、今村駿介とメンバーを一部入れ替えて、終始リードを保って先着。翌日の3-4位決定戦に進出した。

世界選手権男子チームパシュートを走る日本チーム ©日本自転車競技連盟
トラック世界選手権に挑む日本代表チーム ©日本自転車競技連盟

●日本自転車競技連盟のホームページ