小林海が全日本選手権を連覇し、この日をもっての引退を発表

第93回全日本自転車競技選手権ロードは6月22日、エリート男子ロードが行われ、JCL TEAM UKYOの小林海(まりの)が終盤に独走して2024年に続く連覇を達成。この日を最後に引退することを表明。日本のエリート男子ナショナルチャンピオンは1年間不在となることになった。

2連覇を飾った小林海(まりの)はこの日をもって引退するという衝撃の結果に ©日本自転車競技連盟

「レースの1カ月くらい前、引退すると言う彼といろいろ話をした。30歳という年齢も考え、全く違う世界で自分を試してみたいという。もったいない気もするが、結局アスリートはいつかは自分で決断しなくてはならないから、彼のチャレンジを応援することにした」とチームの片山右京代表。

「そして、最後のレースで日本一にまたなった。日本一2連覇で引退ということも問題児の彼らしくてカッコイイ」

エリート男子ロードの小林海を中央に、左が2位山本元喜、右が3位金子宗平 ©日本自転車競技連盟