首都直下地震や大規模災害への備えが注目されるなか、移動手段や発電・輸送の機能を持つ自転車が持つ可能性は評価されている。地震や水害、停電や交通遮断などあらゆる災害時に起こりうるシチュエーションを想定し、「移動」「電力供給」「物資輸送」など自転車が果たせる役割を自転車メカニック・デザインを学ぶ学生たちが考えた。

日本初の自転車の専門学校、東京サイクルデザイン専門学校の自転車クリエーションコース3年生は毎年「社会と自転車」をテーマに自転車開発に取り組む「Social Bike project」を実施している。

2025年は「災害レジリエンスと自転車」をテーマに掲げ、災害時に役立つ自転車を学生が企画・製作。自転車メカニック・デザインを学ぶ学生たちが、防災・減災の観点から自転車の新たな活用方法を研究・試作し、社会に向けて提案した。太陽誘電から提供してもらった電動ユニットを活用し、電動アシスト機能や発電機能を備えた災害対応型自転車の開発に挑戦。






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