フランスとノルウェーが欧州選手権混合チームリレーを制覇

フランスのドローム=アルデシュで開催されているUEC欧州ロード選手権は大会2日目となる10月2日、ジュニアおよびエリートカテゴリーの混合チームリレーが行われ、エリートカテゴリーはフランスが、ジュニアカテゴリーはノルウェーが優勝した。

2025欧州選手権ミックスリレー ©UEC | Sprint Cycling Agency

エリート混合はフランスが平均時速50.30kmでトップタイム

新しい競技だが形式はすでに確立されていて、各国が3人の女子選手と3人の男子選手で構成されたチームを編成。女子が最初に、男子がバトンを渡される形でスタートし、同じコースを一周ずつ走る。スタートとゴールはエトワールシュルローヌで、合計40kmの高速コースが設定され、最後まで見応えのある接戦が繰り広げられた。

エリート競技ではフランスが見事な勝利を収めま。ブルーノ・アルミライユ、レミ・カヴァニャ、ティボー・ゲルナレック、ジュリエット・ラブー、セドリーヌ・ケルバオル、マリオン・ボラスで構成されたチームは、40kmを47分42秒70(平均時速50.30km)で走破し、2回のリレーで安定したパフォーマンスを発揮して優勝した。

イタリアはフィリッポ・ガンナ、マルコ・フリーゴ、ロレンツォ・ミレージ、フェデリカ・ヴェンチュレッリ、ヴィットリア・グアッツィーニ、エレナ・チェッキーニで構成されたチームが6秒38差で2位に入った。スイスはヤン・クリステン、ステファン・キュング、マウロ・シュミット、ノエミ・リューグ、マルレン・ロイサー、ジャスミン・リヒティで構成されたチームが40秒11差で3位になった。

2025欧州選手権ミックスリレーのジュニアカテゴリーを制したのはノルウェー ©UEC | Sprint Cycling Agency

ジュニアカテゴリーはノルウェーがフランスとポーランドを抑えて優勝

ジュニアカテゴリーはノルウェーが優勝した。クリスティアン・ハウゲトゥン、シンドレ・オールホルムロンセット、ホーコン・エイクスンド・オクスネス、オダ・オーネ・ギシンガー、マルテ・ドルヴェン、イダ・オストビェ・ストーヴェルンで構成されたチームは、52分05秒12(平均時速46.07km)で走破してタイトルを獲得した。

フランスはランスロット・ガヤン、リュック・ロワイエ、ガバン・ジケル、ゾエ・ビアン、シャルロット・ブイエ、ニノン・アンベールで構成されたチームが34秒差で2位に入った。一方、ポーランドはミコワイ・レギエツ、マルチン・ヴウォダルスキ、クサヴェリ・ガンチャルツ、キンガ・スウォムカ、ナディア・ハートマン、アンナ・ガボルスカで構成されたチームが37秒差で3位になった。

UEC欧州ロード選手権は10月3日にロードレースの初日を迎える。ギルラングランジュをスタートとゴール地点とし、以下の3つの競技が予定されている。午前9時からU23女子(85.7km)、昼12時40分からジュニア女子(62.9km)、午後3時35分からジュニア男子(103.4km)が行われる。

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