台湾メーカーのメリダがバーレーン・ヴィクトリアスとのパートナーシップを2025年シーズンをもって解消することを発表した。日本ではかつてのミヤタサイクル(宮田工業)が母体となるメリダジャパンが日本法人。今回のパートナーシップ終了を機に、新たなワールドチームとの契約を図る。

2017年のチーム創設以来、9年間にわたりワールドツアーの最⾼峰でパートナーシップを結んでいたメリダとバーレーン・ヴィクトリアスは、両社の今後のワールドツアー・スポンサーシップ戦略の再編に伴い、2025年シーズンをもってパートナーシップを終了した。

メリダは2017年のチーム設⽴当初、バーレーン王国とともに「チームバーレーン・メリダ」の共同タイトルスポンサーを務めた後、「チームバーレーン・マクラーレン」「チームバーレーン・ヴィクトリアス」でテクニカルパートナーを務め、ワールドツアーにおけるレース活動を⽀援してきた。

これまでの9年間で、チームはモニュメントレース優勝、グランツールでのステージ勝利と総合表彰台獲得など、数多くの成果を挙げた。特にソンニ・コルブレッリのパリ〜ルーベ優勝と欧州選⼿権優勝、マテイ・モホリッチのミラノ〜サンレモ優勝やUCIグラベル世界選⼿権タイトル獲得などは象徴的な実績として挙げられる。

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