電動アシスト自転車バッテリーの発火事故を防ぐための重要な対策

最近はリチウムイオン電池の発火事故が社会問題となっているが、電動アシスト自転車のバッテリーとして使われていた古いリチウムイオン電池も相当量が日常生活内に存在する。発火事故防止対策として正しい回収ルートの案内、異常がある場合の使用中止、純正品の使用推奨などの徹底が、いま求められている。

写真はイメージ。適正に整備されたeバイクです

電動アシスト自転車に搭載されるリチウムイオン電池のうち、使用済みの古いもの、不適切に保管されているものが原因とする事故が報告されている。回収した使用済み電動アシスト自転車バッテリーが原因の火災事故も発生している。

こういった事故の発生を受けて、使用済みバッテリーの適正回収とその保管管理が必要だという。異常があるものの充電禁止、絶縁処理、高温多湿や火気を避けた保管など、販売した自転車店などで対応する必要があり、社内教育やマニュアル整備を行い、従業員や取引先への周知徹底を求めていく。 ​

また非純正・不正改造品の使用禁止をこれまで以上に徹底することも不可欠。純正品の使用を推奨し、非純正品の使用を避けるよう消費者に案内する必要があるという。 ​

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