トレックがまったく新しいXCバイク、Supercaliber発表

トレック・ジャパンが、まったく新しいXCバイク、Supercaliber(スーパーカリバー)を発表した。Supercaliberは、ハードテールとフルサスレースバイクとの間を埋める、斬新なXCバイク。4年間をかけてFOXと共同開発を行った新機構、「IsoStrut(アイソ・ストラット)」を採用した。

IsoStrutは、フレーム一体型の60mmトラベルサスペンション。ハードテールの軽量性と効率性と、フルサスバイクに近いトラクションと操作性を両立します。これにより、ハードテールとフルサスのレースバイクを用意するのではなく、Supercaliber 1台でより多くのコースを戦うことができる。

ウォーターボトル2本に対応

また、OCLV Mountainカーボンがしなりと高い強度を持つため、シートステーはピボットレスの構造を実現している。フレームとショックが一体化することで、ほとんどのサイズでウォーターボトルを2本取り付けられる。Supercaliberは、ワールドカップレースに投入され、すでに大注目を浴びているという。

スムーズかつ速く走れるようにしたサスペンションシステム
全モデルにカーボンホイールを搭載

フレームにKnock Blockを採用することでハンドルバーの切れ込みによるフレームの損傷を防ぎ、ストレート形状のダウンチューブを実現、フロントエンドの剛性を高め、反応性に優れる。これは特に、ハイペースの登りやスプリントなど、高トルクがかかる状況で有効。

SupercaliberはXCレース専用バイクのため、Sサイズを含む全サイズに29インチホイールを搭載している。すべてのSupercaliberは、最上位グレードのSRAM AXS 仕様を含む、SRAM Eagle 1×12速ドライブトレインを搭載。軽量なOCLV カーボンチューブレスレディホイールは速さに定評があり、Rapid Driveの内部機構を備えることでペダルを踏み込むと同時にパワーを伝える。

さらなるカスタムを楽しみたい人のために、Supercaliberは11月頃にProject Oneのラインアップにも追加予定。

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