女優シャロン・ストーンがスポーツ界のアカデミー賞ホストに

世界的女優シャロン・ストーンが2020年2月17日にドイツのベルリンで開催される『ローレウス・ワールドスポーツアワード2020』のセレモニーのホストに起用されて登場する。同賞はスポーツ界のアカデミー賞と言われるもので、各部門の最優秀アスリートらを表彰。日本から大坂なおみがローレウス年間最優秀女子選手部門、ラグビー日本代表チームがローレウス年間最優秀成長部門にノミネートされている。

シャロン・ストーン Photo by Carter Smith

記念すべき第20回セレモニーのホストとなったシャロン・ストーンはプロデューサー、ディレクター、ライター、活動家としても活躍している。

シャロン・ストーンのコメント
「ローレウス・ワールドスポーツアワードのホストを務めることができ、とても光栄に思います。この賞は、2019年のアスリートの活躍を祝福するだけにとどまらず、暴力、差別、社会的格差をなくすことのできるスポーツの力に光を当てるものです。ローレウス創設20周年を祝うとともに、この愛情と思いやりに満ちたローレウスの努力と、その基金によって数多くの子供たちの生活が向上したことも称えましょう」

ローレウス賞はベルリンで発表される ©Alexander Scheuber/Getty Images for Laureus

同世代の俳優陣の中でも、卓越した演技力の持ち主であるシャロンは、サスペンス映画 「氷の微笑」でキャサリン・トラメル役を演じ、ゴールデングローブ賞最優秀主演女優賞にノミネートされ、一躍スター女優となった。マーティン・スコセッシ監督の犯罪映画 「カジノ」(1995年)での演技ではゴールデングローブ賞最優秀主演女優賞を受賞、またアカデミー賞にもノミネートされた。さらに「マイ・フレンド・メモリー」(1998年)、「ハリウッド・ミューズ」(1999年)でもゴールデングローブ賞にノミネートされた輝かしいキャリアを誇っている。

幅広い豊かな演技力を発揮し、ダスティン・ホフマンと共演したSF映画「スフィア」、リチャード・ギアとタッグを組んだ「わかれ路」、ミステリー映画「硝子の塔」など、さまざまなジャンルの映画に出演した。

また、主演だけでなく製作にも携わった西部劇「クイック&デッド」では敵役を演じたジーン・ハックマンと、アクション映画「スペシャリスト」ではシルベスター・スタローンと共演。監獄でのドラマを描いた「ラストダンス」では主演を務めている。スティーブン・ソダーバーグ作のセンセーショナルな殺人ミステリードラマ「モザイク」で主演し高い評価を得た。また、「カッコーの巣の上で」を原作とし、2020年にNetflixで公開予定のライアン・マーフィー作「Ratched」に主演が決まっている。

ブレークスルー部門にノミネートされたラグビー日本代表チーム

大坂なおみとラグビー日本チームは頂点に立てるか?

『ローレウス・ワールドスポーツアワード2020』には、日本から大坂なおみがローレウス 年間最優秀女子選手部門、ラグビー日本代表チームがローレウス年間最優秀成長部門にノミネートされている。

アワードセレモニー当日は、ローレウス・アカデミーメンバーを含め、世界中からスポーツ界のスターやレジェンドが集結する。ボリス・ベッカー、カフー、ファビアン・カンチェラーラ、ナディア・コマネチ、ルイス・フィーゴ、ルート・フリット、トニー・ホーク、マイケル・ ジョンソン、エドウィン・モーゼス、マーク・スピッツ、カタリナ・ヴィットらが出席を予定している。

女子の最優秀選手部門にノミネートされた大坂なおみ

2000年に行われた第1回ローレウス・ワールドスポーツアワードで、ローレウス設立時の支援者の一人であるネルソン・マンデラ氏が語った言葉「スポーツには世界を変える力がある。スポーツには他のものにはない方法で人々を団結させる力がある」は、20年経った現在もローレウスの原動力となっている。スポーツ界のスター、レジェンドから、スポーツファンやローレウス・スポー ツ・フォー・グッドプログラムに参加する世界中の青少年まで“スポーツは私たちをひとつに(Sport Unites Us)”が合い言葉。

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