ビンゲゴーがドーフィネで圧勝…次は連覇をかけたツール・ド・フランス

全8ステージで争われた第75回クリテリウム・デュ・ドーフィネは最終日となる6月11日に第8ステージを行い、ヨナス・ビンゲゴー(デンマーク、ユンボ・ビスマ)が初の総合優勝を達成した。

クリテリウム・デュ・ドーフィネ総合優勝のビンゲゴー、総合2位アダム・イェーツ、総合3位ベン・オコーナー ©A.S.O Billy Ceusters

第8ステージで独走勝利したジュリオ・ジュリオ・チッコーネ(イタリア、トレック・セガフレード)に続き、ビンゲゴーは総合優勝争いをしていたライバルたちをふるい落とし、区間2位でゴールした。

ポイント賞のクリストフ・ラポルト ©A.S.O Billy Ceusters

ツール・ド・フランスのために準備することはそれほど多くない(ビンゲゴー)

「世界で最も重要なレースの一つであるこのレースに勝つことはとても大きなことだ。もちろんとてもうれしい」とビンゲゴー。

「UAEエミレーツのマイカがグループの先頭を走っていて、アダム・イェーツが最後の上りでアタックしようとしているのが予測できた。いい感じだったので、また何かやってみた。今週はとても満足できる。調子もよく、チーム全体も​​素晴らしかった。総合成績でこれほどの差が広がったことに少し驚いている。これからは数日間休みを取って、ツール・ド・フランスの準備を続けたい。まだやるべきことは少し残っているが、それほど多くはない」

山岳賞のビクトル・カンペナールツ(ベルギー、ロット・デスティニー)と新人賞のマックス・プール(英国、DSM) ©A.S.O Billy Ceusters
クリテリウム・デュ・ドーフィネ第8ステージ優勝 ©A.S.O Billy Ceusters
アダム・イェーツを徹底マークするビンゲゴー ©A.S.O Billy Ceusters

クリテリウム・デュ・ドーフィネ総合成績
1 ヨナス・ビンゲゴー(デンマーク、ユンボ・ビスマ)29時間28分39秒
2 アダム・イェーツ(英国、UAEエミレーツ)2分23秒遅れ
3 ベン・オコーナー(オーストラリア、AG2Rシトロエン)2分56秒遅れ

ジュリオ・チッコーネ(イタリア、トレック・セガフレード)が第8ステージ優勝 ©A.S.O Billy Ceusters

●4賞ジャージ
ヨナス・ビンゲゴー(デンマーク、ユンボ・ビスマ)
ポイント賞=クリストフ・ラポルト(フランス、ユンボ・ビスマ)
山岳賞=ビクトル・カンペナールツ(ベルギー、ロット・デスティニー)
□新人賞=マックス・プール(英国、DSM)

●クリテリウム・デュ・ドーフィネのホームページ