池田瑞紀が逆転優勝…アジア選手権エリート女子オムニアム

2025トラックアジア選手権は大会6日目の2月26日、マレーシアのニライにあるベロドローム・ナショナル・マレーシアでエリート女子オムニアムが行われ、同種目に初めて起用された池田瑞紀(楽天Kドリームス/早稲田大)が優勝した。

池田瑞紀がアジア選手権エリート女子オムニアム優勝 ©日本自転車競技連盟

4種目で争われる複合競技のオムニアム。池田は第1種目のスクラッチ、第2種目のテンポレースで1位。第3種目のエリミネーションでは7選手中の6位となり、6ポイント差の暫定2位で最後のポイントレースに挑んだ。

ポイントレースで池田は優勝争いをする香港チャイナのリーを相手にポイント周回で先着、1 位のポイントを積み重ねて逆転優勝した。

アジア選手権エリート女子オムニアムを走る池田瑞紀 ©日本自転車競技連盟

兒島直樹はエリート男子オムニアムで圧倒的勝利

エリート男子オムニアムには兒島直樹(ブリヂストンサイクリング)が出場。3種目を終えて2ポイント差の暫定2位で迎えた最終のポイントレース。日本の兒島は、得意とするポイントレースでライバルを圧倒し、終わってみれば1ラップポイントを含む大差で優勝した。

アジア選手権エリート男子オムニアム手優勝した兒島直樹 ©日本自転車競技連盟

ジュニア女子エリミネーションに出場した西原夕華 (京都・北桑田高)は2位。

西原夕華がアジア選手権ジュニア女子エリミネーションで2位 ©日本自転車競技連盟

ジュニア男子マディソンには中谷友紀 (奈良北高)と松田奏太朗(愛媛・松山学院高)が出場。終始ライバルチームにリード許す苦しい展開ながら、3位でフィニッシュ。

松田奏太朗、中谷友紀がジュニア男子マディソンで3位 ©日本自転車競技連盟

ジュニア男子エリミネーションの成田光志(福島・学校法人石川高)は10位。

ジュニア男子エリミネーション10位の成田光志 ©日本自転車競技連盟