ツール・ド・東北が9月13、14日開催…復興支援、震災の記憶を未来へ

東日本大震災の復興支援と、震災の記憶を未来に残していくことを目的とした自転車イベント「ツール・ド・東北」が2025年は9月13日、14日に開催されることが決まった。沿道での声援やエイドステーションで、参加者が地域、地元住民と交流できるのが魅力のサイクリング大会。

キャロライン・ケネディ米国大使もツール・ド・東北に参加したことがある

ツール・ド・東北2025 大会概要

日時:2025年9月13日(土)、14日(日)
主催:一般社団法人ツール・ド・東北、河北新報社
共催:宮城県、仙台市、石巻市、気仙沼市、東松島市、女川町、南三陸町、株式会社三陸河北新報社
メイン会場:石巻専修大学(スタート/ゴール地点)

コース(フォンド)と募集定員

9月13日 ①東松島グループライド(75km)募集定員90名
9月14日 ②気仙沼大谷海岸フォンド(190km)募集定員550名
    ③北上フォンド(100km)募集定員800名
    ④女川・雄勝フォンド(65km)募集定員400名

早朝に石巻市の石巻専修大をスタートする南三陸フォンドの参加者。2023大会

ツール・ド・東北2025の主なトピックス

①2023年大会以来、2年ぶりに東松島方面のグループライドが復活(土曜日)。
 ⇒大会も2年ぶりに土・日の2日間開催
②開催コース(フォンド)は土曜日のグループライド1コース+日曜日のフリーライド3フォンドの計4コース。
 ⇒2024年大会より1コース増
③気仙沼大谷海岸フォンドは走行距離が10km延びて190kmに。
(2024年は道の駅大谷海岸で折り返し、2025年は気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館で折り返し)
④募集を行うライダー数は2024年大会比640人増の計1840人。関係者を含めたライダー総数は2100人
⑤応“縁”ライダーにエントリーすると、2025年限定デザインの大会公式サイクルジャージ(非売品)をプレセント
⑥高低差が少なく、比較的走りやすい東松島グループライドを親子で走ってもらおうと、同コースに限り「親子エントリー」の料金をお得に設定
⑦ふるさと納税制度を活用したエントリーを拡充。各フォンド参加権を返礼品とする自治体は、2024年大会より2地域増えて6自治体
(2024年は石巻市、気仙沼市、女川町、南三陸町。2025年は宮城県と東松島市が加わる)。また6自治体どこからでも全コースの申し込みが可能に
⑧大会公式テーマソングは2024年大会と同様、Rakeの「100年先のあなたへ」

●ツール・ド・東北のホームページ