【ツール・ド・フランス旅日記 episode5】フランス800泊にしてホテル予約失敗

あらまあ。フランスで800泊もしているのに宿泊予約の日付を間違いました。本日行くホテルの予約が明日だったので、明日のホテルが2つに。こんなときは慌ててもいいことがないので、冷静になったつもりでしたが…。

レストラン併設のホテルは夕食を取るところを探さなくて済むので気楽

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焦っていないつもりでも次第にドツボにはまっていく

この2日間がそれほど遠くないエリアで走るのは幸いでした。今日泊まるつもりだったホテルはもうキャンセル・返金不可なので明日に回すことに。明日のホテルをキャンセル。新たに今日のホテルを探して予約したんですが、10人ドミトリーの女性部屋でした。すでに返金不可なので男性部屋への変更を依頼。もちろん男性は満床だったので、変更はできませんでしたが、近年こうしたジェンダーな事象はセンシティブなので「変更をお願いしたのにそれが用意できなかった」という感じで、ありがたいことにお金が返ってきましたよ。

米国などの国旗を掲げた駅前ホテル

移動や食事にかかるお金はもう仕方ない支出で、ケアレスミスで想定外の支出を余儀なくされることを回避していかないと。ということでフランス入り6日目にして初めてレストランへ。

この日のホテルを探していたとき、「こっちのオーベルジュ(旅籠)のほうがよかったなあ」という建物がすぐ近くにありました。ホテルに到着したときに「明日の朝食はここで用意できないので、道路を曲がって左のところ」と案内されたんですが、まさかのオーベルジュでした。小さな町なのでw

フランス滞在6日目にしてようやくレストランで食事。テラス席は肌寒いのでウインドブレーカーを取りに部屋に戻った

熱波の去ったフランスは毎日爽快な夏が続く

フランスは連日最高気温20度ほど。朝のランニング時には耳が痛くならないようにニット帽がほしいくらいです。この町はノルマンディー上陸作戦のビーチに近く、いまなお星条旗を掲げる家が多いです。ミリタリーな壁画や軍用品を売るお店も。朝からパン屋さんだけがオープンしていて、おいしそうなにおいがします。

宿泊した駅前ホテルに代わって朝食を用意してくれたオーベルジュ

質素だけどどこかおしゃれな民家をながめながらランニングしていると、フランスの人って日々を楽しそうに、そしてできるかぎり快適に生活しているなあと確認できます。地上に生きているって感じですね。

2025ツール・ド・フランス第5ステージ ©A.S.O.

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