ラーメンなのにパスタ。しめはリゾット。石焼春野菜クリームらーめん発売

「噴火するらーめん」で人気の「石焼らーめん火山」は春の新メニュー「石焼春野菜あさりとキャベツのとんこつクリームらーめん」を3月5日(月)~4月27日(金)の期間限定で発売を開始する。石焼らーめん火山は2003年に栃木県宇都宮市で誕生し、現在宮城、福島、埼玉、神奈川、東京など1都7県21店舗に広がる、300度を超える“噴火するらーめん”を提供する石焼らーめん専門店。

女子のLOVE麺No.1はパスタ
麺類に関する調査で女性の『好き』の割合が最も高いのはパスタで83.4%。ついでラーメンが82%で、他の麺類より群を抜いている。また、パスタの『とても好き』は男性に比べ9.4ポイント高く、女性は特にパスタ好きと言えそうだ。

女子の愛するパスタの要素を盛り込んだ新感覚ラーメン
●春野菜をたっぷり使ったクリーミーなスープ
「あっさりして美味しい」と女性に人気の火山オリジナルとんこつスープに豆乳を加えてクリーミーさをプラス。あさりの旨味とキャベツの甘さがスープに溶け出してコクのあるクリーミースープに仕上げた。
●しめは自分で作るチーズリゾット
残ったスープにライスとチーズを加えて最後はチーズリゾットとして楽しめる。チーズはグラナパダーノを使用、ブラックペッパーを入れるとより風味がよくなる。

女性層・ファミリー層の取り込みが狙い
女性に親しみやすいラーメンを作り、新たな層の取り込みを狙おうと、開発段階から女性の意見を取り入れ、メニューやのぼりなども女性が製作。桜色を基調とするなど春のやわらかな雰囲気に仕上げた。

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鎧塚パティシエ、ぐんまちゃんが「もぐもぐタイム」…いちごはスポーツ時の補給食に最高

フルーツに造詣の深いパティシエの鎧塚俊彦シェフと群馬県のマスコット「ぐんまちゃん」が群馬県のいちご産地を訪問。いちごハウスの中で「もぐもぐタイム」を体験し、いちごの味わい深さとその効能を語り合った。

左から金井いちご園の金井繁正さん、鎧塚俊彦シェフ、ぐんまちゃん

世界的パティシエの鎧塚さんが「やよいひめ」産地を訪問したのは2月26日。「自分のお店で使うフルーツは、産地を訪問して生産者と対話することがポリシー」という鎧塚シェフの希望により実現した。訪れたのは群馬県高崎市郊外。金井繁正さんが手がける「金井いちご園」だ。

「金井いちご園」のやよいひめは、第35回「群馬県いちご品評会」で最高賞である群馬県知事賞を受賞している。金井さんは12年前からいちご作りを始め、「たくさんの人たちに、安全・安心で美味しいいちごを食べて幸せな気持ちになってほしい」という想いで、有機質中心の土づくり、発酵熱を利用した農薬を使わない土壌消毒、天敵を利用した減農薬栽培等、最先端技術を取り入れながら高品質ないちご作りを行っているという。

金井いちご園の「やよいひめ」をモグモグする鎧塚シェフ。ぐんまちゃんは食べられなかったね

「いちごにはキシリストール成分があるので口の中がサッパリとします。スポーツの補給食としてはビタミンCが豊富なところがいいと思います。お肌もツヤツヤになりますよ」と金井さん。
「スポーツ選手はよくバナナを食べるというイメージがありますが、いちごは栄養バランスがとてもいいので、適量を食べることで(スポーツ選手にも)効果があります。群馬のやよいひめは大ぶりなのでショートケーキの上に乗せるとかなり大きく感じますが、味わいがいいのでスイーツの素材としてピッタリ」と鎧塚さんもこれに同意する。

いちごにはビタミンCが多く、しかも手をかけることなくそのまま食べられるのでスポーツ時の補給食に最適だ。野菜にもビタミンCはあるが、火を通す料理の具材とする場合が多く、ビタミンCが加熱で失われがち。だから生で食べられる果物がいいとされる。ストレスの低減、運動によって損傷した筋肉などの部位を回復させる作用もある。

いちごは甘いので「血糖値が高くなるの?」という心配もあるが、いちごに含まれる糖質は血糖値をほとんど上昇させないという。アスリートとしても血糖値の乱高下は精神状態を不安定にさせる原因なので、高カロリーな栄養補助食品をむやみに食べていてはダメで、そういった理由から平昌オリンピックのカーリング女子で銅メダルを獲得した日本チームは、いちごを「もぐもぐタイム」に採用したという経緯があったようだ。

群馬産いちご「やよいひめ」を生産する金井繁正さん

やよいひめはこんなに大きいんだよ!

「Fleur de YAYOIHIME (やよいひめの花)」

「お菓子作りを30年もやっているとだんだんひねりを入れたくなってしまう。でもお客さんってもっとシンプルなものを食べたいはず。だからボクはいちご本来のおいしさを引き出せるようなお菓子作りを今でも心がけています」(鎧塚さん)

鎧塚さんがやよいひめを使って作り上げたオリジナルスイーツは2018年で4回目。最新作は「Fleur de YAYOIHIME」(やよいひめの花)という名前で、3月15日(木)から31日(土)の期間限定で、Toshi Yoroizuka ミッドタウン店と「Toshi Yoroizuka TOKYO」で販売される。

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フランスが文化財修復にロト導入…フランセーズデジュが調印

エマニュエル・マクロン仏大統領のもと、「文化財ロト」の収益利用に関する合意書がフランス文化省と遺産財団の間で2018年2月13日、フランス大統領府(エリゼ宮)で調印された。調印に立ち会ったのはフランソワーズ・ニセン文化大臣、テレビやラジオのパーソナリティとして活躍し、マクロン大統領から危機的状況にある文化財の調査担当を任ぜられたステファン・ベルン氏、遺産財団会長のギヨーム・ポワトリナル氏、フランス宝くじ公社(フランセーズデジュ)の会長兼ジェネラルディレクターのステファンヌ・パレ氏。

調印式にて。前列左からギヨーム・ポワトリナル氏、フランソワーズ・ニセン氏、後列左からステファンヌ・パレ氏、エマニュエル・マクロン大統領、ステファン・ベルン氏

この「文化財ロト」は、毎年9月第3週末に開催される欧州文化遺産の日に合わせて実施され、最低3年間続けられる。得られた資金は遺産財団の管理下にある危機に瀕する文化財のために使われる。1回目となる文化財ロトの抽選は2018年9月14日に行われ、同時にスクラッチくじも実施される。

導入初年となる2018年、このロトはフランス国内に散らばる危機に瀕する公共および民間プロジェクト約100件の修復工事に補助金を供給するという。ステファヌ・ベルヌ氏が長を務める「選考委員会」が発足し、遺産財団と文化省が洗い出した1800件のプロジェクトの中から、2018年内に当ロトからの補助金を受ける修復プロジェクトを選定。選ばれるプロジェクトは民間・公共のどちらかに属し、農村、住宅、宗教、産業、葬祭、軍事、庭園などに関連する遺産で、フランスが持つ文化財と時代の幅広さを象徴するものとなる。

フランス宝くじ公社の試算によれば、このロトによりフランス国家にもたらされる額は1500~2000万ユーロ。ロトで得られた資金は遺産財団が管理し、これに企業と一般のメセナ支援が補足されるという。

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ベルギービールウイークエンド…東京は8月に日比谷、9月に六本木で開催

多様な味わいのあるベルギー産ビールを心ゆくまで飲めることで毎年の恒例行事となった「ベルギービールウィークエンド」。2018年の開催日程が発表された。大阪は7回目にして初めて会場を移し、大阪城公園での開催。そして東京は1都市2開催となり、8月に日比谷、9月に六本木で開催されることになった。

1都市2開催はベルギービールウィークエンド史上初。これまでは六本木ヒルズアリーナが定番フィールドだったが、気になる都内2つ目の会場は、屋外イベントの聖地・日比谷公園。大阪、東京ともに、都心にいながら緑と開放感が楽しめる都会のオアシスが加わった。これまで以上にリラックスしたベルギービールウィークエンドスタイルをお楽しみに!

●ベルギービールウィークエンド開催日程
Nagoya
久屋大通公園 久屋広場・エンゼル広場
4月25日(水)〜5月6日(日)

Yokohama
山下公園
5月17日(木)〜5月20日(日)

Osaka
大阪城公園 太陽の広場
6月13日(水)〜6月17日(日)

Sapporo
大通公園 8丁目
6月22日(金)〜7月1日(日)

Hibiya
日比谷公園 噴水広場
8月9日(木)〜8月12日(日)

Kobe
メリケンパーク
8月29日(水)〜9月2日(日)

Tokyo
六本木ヒルズアリーナ
9月19日(水)〜9月24日(月祝)

ベルギービールウイークエンドのホームページ

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「アジアのベストレストラン50」最優秀女性シェフ賞はビー・サトンガン

「アジアのベストレストラン50」の部門賞のひとつで、エリートウォッカ社 がスポンサーを務める2018年の「最優秀女性シェフ賞」に、タイのバンコクにあるレストラン「ペースト」の女性シェフ、ボンコック・ビー・サトンガンが選出された。同賞は情熱的かつ革新的な視点で美食を追求していると認められた女性シェフに贈られるもの。3月27日にマカオで開催される、サンペレグリノとアクアパンナがメインスポンサーを務める「アジアのベストレストラン50」の授賞式で表彰される。

バンコクにあるレストラン「ペースト」の女性シェフ、ボンコック・ビー・サトンガン

独学で料理を学んだサトンガンは、家族の経営するレストランで仕事をしながら料理の腕を磨いた。その後、オーストラリア出身シェフのジェイソン・ベイリーと結婚し、2013年に夫妻にとって初めてのレストラン「ペースト」をオープンし、底深く複雑かつ洗練された味わいのタイ料理を提供した。その後、2015年にはバンコクのゲイソンビレッジ・ラグジュアリーモール内に同レストランを移転。

伝統的な食文化を大切にするサトンガンは、長年忘れられていたレシピや希少な食材を復活させるべく、何百年も前のタイの料理本を参考に自身の料理を研究。タイ王朝に代々伝わる料理からインスピレーションを得ることで、芸術的なアプローチをメニューを通じて表現している。地元の農家からの新鮮な食材で特製のカレーペーストを作ったり、燻製にライチの木材、ココナッツの殻や果肉を使用するなどがその具体例。

巧みな技術と創造性に定評がある料理には本格的な風味や対照的なテクスチャー、細部へのこだわりが感じられる。伝統と革新の繊細なバランスを追求しつつ、古代と現代のタイ料理の利点を巧みに融合させ、伝統的なタイ料理をモダンに昇華させている。

「伝統的なタイ料理をさらに進化させた料理を世界中の人々に知ってもらうことは私の長年の夢でした。この栄誉あるアワードの受賞の知らせを受けとても驚きましたがこれを励みに今後もさらにまい進したいと思います」(ビー・サトンガン)

「ビーは女性シェフたちの間だけでなく、世界中の料理家たちにとってもパイオニア的存在といえます。彼女の妥協を許さないアプローチの仕方と食材のコンビネーションは業界全体を長年に渡って刺激し続けるでしょう。最高の素材を見極めるエリートウォッカ社を代表し、他にない個性的なひと皿を作り出す、ビーの類稀なる才能を讃えます」(エリートウォッカ社を管轄するストリグループのインターナショナルマーケティングディレクター、フランシス・ガイヤード)

「最優秀女性シェフ賞は次世代の料理家に影響を与える強力な役割を果たすことを目指した、幅広いエンゲージメントプログラムのひとつです。サトンガンはこれまで世界有数の美食都市で自身のもつゆるぎない伝統的なタイ料理の腕をふるってきた女性シェフであり、まさにその役割を担うのに最適な人物といえます」(「アジアのベストレストラン50」グループエディター、ウィリアム・ドリュー)

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【Column】世界遺産モンサンミッシェルをツール・ド・フランス観戦がてらに訪ねよう

ツール・ド・フランスがどうして世界最大の自転車レースになったのか。いくつかの理由はあるが、その舞台が世界第1位の観光大国であることは大きな要因だ。フランスは毎年8500万人もの外国人旅行者が訪れ、そして観光産業がGNPの8%を占めているのだ。

2016ツール・ド・フランス第1ステージ。モンサンミッシェルを目指す選手たち

2013年はツール・ド・フランスの第100回記念大会として、フランス国土を一度も逸脱することなく忠実に1周した。その結果として、コース上にはユネスコの世界遺産がなんと7カ所。ただ単に走り回れば世界遺産にぶつかるというのがフランスなのである。

フランス地方都市の観光名所と言えばノルマンディー地方にある世界遺産、モンサンミッシェルが真っ先に挙げられる。海に浮かぶ小島に作られた荘厳な修道院はその独特な景観が魅力で、パリから4時間かけて観光に向かう日本人も多い。

ツール・ド・フランスは25年以上取材しているボクではあるが、モンサンミッシェルに行ったことは数回しかない。初めて訪れたのは2002年だ。この日は50kmほど離れたアブランシュにゴールした。その日の夜は日本人取材陣が珍しく10人ほど集まって、モンサンミッシェルまで仲よく観光に行ったのだ。

駐車場に着いてみると、ツール・ド・フランス関係者のクルマがズラリと並んでいたのにビックリ。主催者からチームスタッフ、キャラバン隊、取材陣までゾロゾロと観光していて、記念写真を撮ったりとまるで京都の修学旅行みたいだった。

イタリアのメカニシャンは「9ユーロを払って尖塔まで登ってきたよ」と自慢していた。あとで聞いたところによれば、世界チャンピオンとして大会に参戦していたスペインのオスカル・フレイレもホテルを抜け出しておのぼりさんの仲間になったらしい。

じつは翌日のスタート地点にフレイレの姿はなかった。落車の影響もあってスペインに帰ったという。「初めてツール・ド・フランスに出たんだから、モンサンミッシェル見てから帰るか」みたいなノリだったのかな?

2016ツール・ド・フランスはモンサンミッシェルで開幕した

2011年ツール・ド・フランスの第6ステージでも訪れた。この日は46.5km地点で、和訳すると「きれいに見える」という意味を持つボーボワール村を通過した。たいていの取材陣はモンサンミッシェルを遠望するこの町で撮影などをしていたが、ボクだけコースから離脱して、修道院を見学してきた。ツール・ド・フランスの交通規制があって観光客がモンサンミッシェルにアクセスするのは困難で、ボクは貸し切り状態のモンサンミッシェルを楽しめたというわけだ。

2013年には第11ステージで個人タイムトライアルのゴール地点となった。絶好調の新城幸也もこのときの個人タイムトライアルを走ったが、ゴール後に「モンサンミッシェル、意外に小さかったな」と周囲を笑わせた。

2016年の第103回ツール・ド・フランスはグランデパールと呼ばれる開幕地をフランス北西部のラ・マンシュ県にした。そのラ・マンシュ県にモンサンミッシェルがあった。ツール・ド・フランスは1911年から2013年まで同県を23回通過しているが、グランデパールとなるのは初めてだ。「死ぬまでに一度は訪れてみたい世界の絶景」というたぐいの本が話題だが、モンサンミッシェルはそのなかでは手っ取り早い絶景だと思う。ぜひツール・ド・フランス観戦がてらに訪問してみては。

現在のモンサンミッシェルは大規模な掘削工事によって満潮時は完全に海の中の島となる

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