【ジロ・デ・イタリア】ファンアールト優勝…区間2位デルトロがマリアローザ

第108回ジロ・デ・イタリアは2025年5月18日、グッビオ〜シエナ間の未舗装路を含む181kmで第9ステージが行われ、チーム ヴィスマ・リースアバイクのワウト・ファンアールト(ベルギー)がイサーク・デルトロ(メキシコ、UAEチーム、エミレーツXRG)との一騎打ちを制して優勝。

デルトロとファンアールトがベルナルをデストラーデビアンケ(未舗装路)で突き放す。2025ジロ・デ・イタリア第9ステージ ©Lapresse

総合成績ではデルトロがXDS・アスタナ チームのディエゴ・ウリッシ(イタリア)に代わって首位に。プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)は途中でコースアウトやパンクで遅れ、2分25秒遅れの総合10位に陥落した。

エガン・ベルナル、デルトロ、ファンアールトがストラーデビアンケ(未舗装路)を走る。2025ジロ・デ・イタリア第9ステージ ©Marco Alpozzi/Lapresse
シエナのゴールに向かう急坂を走るデルトロとファンアールト ©Massimo Paolone/Lapresse
ファンアールトがデルトロを制して2025ジロ・デ・イタリア第9ステージ優勝 ©Lapresse
デルトロが2025ジロ・デ・イタリア第9ステージで首位に ©Massimo Paolone/LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)イサーク・デルトロ(メキシコ、UAEチーム、エミレーツXRG)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、リドル・トレック)
マリアアッズーラ(山岳賞)ロレンツォ・フォルトゥナート(イタリア、XDS・アスタナチーム)
マリアビアンカ(新人賞)イサーク・デルトロ(メキシコ、UAEチーム、エミレーツXRG)

ファンアールトがデルトロを制して2025ジロ・デ・イタリア第9ステージ優勝 ©Lapresse

【ジロ・デ・イタリア】ウリッシがマリアローザをイタリアに…区間Vはプラップ

第108回ジロ・デ・イタリアは2025年5月17日、ジュリアノーバ〜カステルライモンド間の197kmで第8ステージが行われ、チーム ジェイコ・アルウラーのルーク・プラップ(オーストラリア)がグランツール初優勝を果たした。総合成績ではXDS・アスタナ チームのディエゴ・ウリッシ(イタリア)が首位に。プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)からマリアローザを奪った。

ウリッシが2025ジロ・デ・イタリア第8ステージで首位に ©Lapresse

ウリッシは第一集団に加わり、38秒遅れのステージ3位でフィニッシュ。総合1位のログリッチは4分50秒遅れのメイン集団でゴールし、ウリッシが首位に躍り出た。イタリア選手がマリアローザを着用するのは4年と4日、86ステージぶり。

2025ジロ・デ・イタリア第8ステージ ©Marco Alpozzi/Lapresse

走っていてマリアローザ獲得のチャンスがあることに気づいた

「信じられない一日だった。ブレークアウェイに入るためには大きな努力が必要だった。このステージは攻撃するのにぴったりだと知っていたので、私たちは計画に全力を尽くした。最終的には、(ルーク)プラップが強く、私たち二人に絞られた」とウリッシ。

「走行中に私が総合リーダー争いをする本当のチャンスがあると気づいたので、私は持てるすべてを出し切った。道端のファンたちは、私がマリアローザのために戦っていると叫んでいて、本当に素晴らしかった。36歳近くでマリアローザを着ることは忘れられない成果。これまでのキャリアの中で最も意味のある瞬間の一つであり、XDS・アスタナチームと共有できることを誇りに思う。このチームに参加することを選んだのは正しい決断であり、今日の結果が証明している。私たちは今、総合順位で1位と2位に座っているし、ロレンツォ(フォルトゥナート)も今日素晴らしいパフォーマンスを発揮した」

プラップが2025ジロ・デ・イタリア第8ステージ優勝 ©Lapresse

「今日5月17日はカザフスタン共和国のカシムジョマルト・トカエフ大統領の誕生日。XDS・アスタナチームはこの重要な機会に成果をあげ、大統領の誕生日を祝うことができた」と、ゼネラルマネージャーのアレクサンドル・ヴィノクロフ。

2025ジロ・デ・イタリア第8ステージで山岳賞を守ったフォルトゥナート ©Lapresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)ディエゴ・ウリッシ(イタリア、XDS・アスタナ チーム)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、リドル・トレック)
マリアアッズーラ(山岳賞)ロレンツォ・フォルトゥナート(イタリア、XDS・アスタナチーム)
マリアビアンカ(新人賞)フアン・アユソ(スペイン、UAEチーム、エミレーツXRG)

プラップが2025ジロ・デ・イタリア第8ステージ優勝 ©Lapresse

【ジロ・デ・イタリア】アユソが三大大会初勝利…ログリッチ再び首位

第108回ジロ・デ・イタリアは2025年5月16日、カステル・ディ・サングロ〜タリアコッツォ間の168kmで第7ステージが行われ、UAEチーム、エミレーツXRGのフアン・アユソ(スペイン)がグランツール初優勝を果たした。総合成績では2023年の覇者プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)が第2ステージ以来となる首位に。再びリーダージャージ、マリアローザを着用することになった。

アユソがエガン・ベルナルらを振り切ってジロ・デ・イタリア初優勝 ©Fabio Ferrari/LaPresse
アユソがエガン・ベルナルらを振り切ってジロ・デ・イタリア初優勝 ©Gian Mattia D’Alberto/LaPresse
ジロ・デ・イタリア第7ステージ後に健闘を称え合う区間勝利のアユソ(左)と総合1位のログリッチ ©Marco Alpozzi/LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、リドル・トレック)
マリアアッズーラ(山岳賞)ロレンツォ・フォルトゥナート(イタリア、XDS・アスタナチーム)
マリアビアンカ(新人賞)フアン・アユソ(スペイン、UAEチーム、エミレーツXRG)

ジロ・デ・イタリア第7ステージで総合1位に立ったログリッチ ©Gian Mattia D’Alberto/LaPresse

【ジロ・デ・イタリア】グローブス区間V…ピーダスン首位で天王山へ

第108回ジロ・デ・イタリアは2025年5月15日、ポテンザ〜ナポリ間の今大会最長距離226kmで第6ステージが行われ、アルペシン・ドゥクーニンク(ベルギー)のカーデン・グローブス(オーストラリア)がゴールスプリント勝負を制して優勝。2023年に続く大会通算2勝目。

2025ジロ・デ・イタリア第6ステージ ©LaPresse

総合成績ではリドル・トレックのマッズ・ピーダスン(デンマーク)が首位を守り、前半戦最大の山場である第7ステージに挑む。

大落車で第6ステージは一時ニュートラル走行となった ©LaPresse
カーデン・グローブスが2025ジロ・デ・イタリア第6ステージ優勝 ©Gian Mattia D’Alberto/LaPresse
カーデン・グローブスが2025ジロ・デ・イタリア第6ステージ優勝 ©Fabio Ferrari/LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)マッズ・ピーダスン(デンマーク、リドル・トレック)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、リドル・トレック)
マリアアッズーラ(山岳賞)ロレンツォ・フォルトゥナート(イタリア、XDS・アスタナチーム)
マリアビアンカ(新人賞)マティアス・ヴァチェク(チェコ、リドル・トレック)

マティアス・ヴァチェクが2025ジロ・デ・イタリア第6ステージで新人賞ジャージを守る ©LaPresse

太もも部にメッシュポケットがあるとスマホの収納にとても便利

パールイズミが2025年春夏新商品として 「カーゴ ビブ パンツ」と「カーゴ パンツ」を発売した。

ライド中に小物などを簡単に出し入れすることができるパンツ

「カーゴ ビブ パンツ」は大型にアップデートした小物や補給食の収納に便利なメッシュサイドポケット付きビブパンツ。最高レベルのUVカット性能に加え、パッドには3層構造のクッション圧でオールラウンドに活躍する「3D-アール」を採用。ロングライドやツアーライドなどさまざまなライドがさらに快適になるビブパンツ。

T224-3DR / カーゴ ビブ パンツ
スマートフォンや小物の収納に便利な左右腿の大型サイドメッシュポケット

T224-3DR / カーゴ ビブ パンツ
【 カラー 】 3. ブラック
【 価 格 】 17,600 円(税込)
【 サ イ ズ 】 M, L, XL
【商品特徴】
□ 涼しく、日焼けしにくい素材「コールドシェイド」採用
□ 腹部の圧迫感が少ないビブ仕様
□ 3D-アール=3層構造のクッションを適所に配置してあらゆる乗車姿勢に対応するオールラウンドパッド

着用感の少ない軽量薄手メッシュのビブ (T224-3DR に採用)

同じデザイン・仕様で、ビブなしタイプも用意された。

224-3DR / カーゴ パンツ

224-3DR / カーゴ パンツ
【 カラー 】 3. ブラック
【 価 格 】 14,300 円(税込)
【 サ イ ズ 】 M, L, XL
【商品特徴】
□ 涼しく、日焼けしにくい素材「コールドシェイド」採用
□ 3D-アール=3層構造のクッションを適所に配置してあらゆる乗車姿勢に対応するオールラウンドパッド

●パールイズミのホームページ

【ジロ・デ・イタリア】マリアローザのピーダスンが第5S優勝

第108回ジロ・デ・イタリアは2025年5月14日、チェーリエ・メッサーピカ〜マテラ間の144kmで第5ステージが行われ、リドル・トレックのマッズ・ピーダスン(デンマーク)がゴールスプリント勝負を制して第1、第3ステージに続いて優勝。今大会3勝目、大会通算4勝目。総合成績でも首位を守った。

マリアローザのピーダスンが2025ジロ・デ・イタリア第5ステージ優勝 ©Fabio Ferrari/LaPresse
2025ジロ・デ・イタリア第5ステージ ©Fabio Ferrari/LaPresse
マリアローザのピーダスン(中央)が2025ジロ・デ・イタリア第5ステージ優勝 ©LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)マッズ・ピーダスン(デンマーク、リドル・トレック)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、リドル・トレック)
マリアアッズーラ(山岳賞)ロレンツォ・フォルトゥナート(イタリア、XDS・アスタナチーム)
マリアビアンカ(新人賞)マティアス・ヴァチェク(チェコ、リドル・トレック)

ピーダスンが2025ジロ・デ・イタリア第5ステージもマリアローザを守った ©LaPresse