サイクルベースあさひ川口本町店が3月24日にオープン

快適な自転車ライフを提供するあさひが2023年3月24日、埼玉県川口市に「サイクルベースあさひ川口本町店」をオープンさせた。

サイクルベースあさひ川口本町店

川口本町店ではシティサイクルをはじめ、幼児・子供用、電動アシスト自転車など幅広い自転車を取り扱うとともに、修理・点検などの各種サービスを提供していく。店舗は適切な新型コロナウイルス感染症対策を行いながら、地域の人たちに「わくわく」「安心」「便利」な自転車ライフを届ける。

川口本町店のオープンを記念して3月24日(金)から4月23日(日)までの期間、電動アシスト自転車やスポーツサイクルなどがお得に購入できるオープニングセールを開催。また、同期間中、川口本町店近隣の北赤羽店、川口上青木店、川口鳩ケ谷店において協賛セールを実施する。

セールは、サイクルベースあさひ公式アプリに登録した人が対象。

サイクルベースあさひ川口本町店
住所:〒332-0012 埼玉県川口市本町4-3-6
営業:10時~20時
※2023年5月21日以降の平日の営業時間は11時~20時
定休日:年末年始、棚卸日(2月と8月に、各1日)
TEL:048-228-1500
駐車場:あり(近隣提携駐車場)
アクセス:
 電車:JR京浜東北線「川口」駅から徒歩約4分
 バス:国際興業バス「川口駅東口」停留所から徒歩約3分
  :県道89号線(本町大通り)「川口駅東口」交差点から南東へ約120m

●サイクルベースあさひ川口本町店のホームページ

ジロ・デ・イタリア公式バイクとなったコルナゴはどんなブランドなのか

イタリアの自転車メーカー、コルナゴがジロ・デ・イタリアのオフィシャルバイクとなった。自転車競技界最強のエディ・メルクスや現世界ランキング1位タデイ・ポガチャルが愛用する自転車の歴史をまとめてみた。

コルナゴ私邸のエントランスにある雨水桝はブランド象徴のクローバー型

自転車競技の歴史を書きつづってきたイタリアブランド

2008年に調べたデータだが、それまでの40年間で合計140のプロチーム、2500人の選手に機材供給。累積7000勝を挙げてきたコルナゴブランド。語り尽くせぬほどのエピソードのなかで、記憶にとどめておきたいものをここに紹介。

いろんな選手に関わってきたが、
メルクスのために働けたのが大きな喜び。
1年で26本もフレームを作ったことがある。
ブリュッセルの自宅から朝早くやってきて
すぐに持ち帰ってくれたものだ……。

創業者エルネスト・コルナゴ。すべての転機は落車骨折

エルネスト・コルナゴは1932年に農家の長男として誕生。11歳のときに地元カンビアーゴの工場で働き始め、そこで初めての溶接を経験した。

1945年11月25日には大手自転車メーカーとして知られたミラノの工房グロリアの見習いとなる。その翌年には選手としてレース活動を始めている。

小柄な体格ながら将来性あふれる有望な選手だった。15歳のときにロードレースで初勝利。以後、コッパ・カルディローラを含め13勝を挙げるのだが、それがエルネストの選手としての全実績だ。

コルナゴのニコラ・ロジンCEO。セッレロイヤルやフィジークを統率してきた経営者だ ©LaPresse

それというのも20歳を目前としたミラノ〜ブセットのレース中に落車。左足を骨折してしまい、60日間をギブスで過ごし、競技生活断念せざるを得なくなった。

しかしこのギブス生活を強いられているとき、グロリアでホイール組み作業を教えてもらうことになった。翌年にはグロリアを出て、カンビアーゴの小部屋を借り、自転車製造修理の下請け業を始める。コルナゴの歴史はここに始まるのだった。

堅実なメカニックとして自転車界で修業を積んだ

1954年、正式に自らの名前を冠した店をオープンする。

そんなコルナゴの名前が自転車界で有名になったきっかけは、ニベアチームのプロ選手だったフィオレンツォ・マーニとの出会いだった。

マーニはその当時、供給された自転車が身体に合わなかったため、足の故障に苦しんでいた。ある日、使用していた自転車を持ってカンビアーゴを訪れるのだが、エルネストがクランクを調整すると、数日後にはマーニの足の痛みが消えうせたという。

スター選手は一瞬にしてこのメカニックの腕のよさを見抜いた。

マーニの要請でエルネストはチームメカニックとしてジロ・デ・イタリアに帯同するようになる。

エルネストはこうしたメカニックとしての活動をするかたわら、自転車作りにも継続して情熱を注ぎ続けた。1958年にはコルナゴバイクに乗ったルイージ・アリエンティがローマ五輪のトラック競技で優勝する。これがコルナゴにとって初のビッグレースでの優勝だった。

ペイント職人が塗装ガンでいたずら書きしたエルネスト・コルナゴ氏。2021年にコルナゴ社を勇退

伝説となるクローバーマークの誕生

1959年には幼なじみのジョルジオ・アルバーニのすすめで、1973年まで所属することになるモルテーニのメカニックとして迎えられる。ジャンニ・モッタやミケーレ・ダンチェッリらスーパースターを陰で支える役どころをこなす。

さらに1964年からはイタリアナショナルチームのメカニックとして数年を過ごす。1966年にはモルテーニのジャンニ・モッタがジロ・デ・イタリアで優勝するのだが、それを陰で支えたのもエルネストだった。

1970年3月19日。ミケーレ・ダンチェッリがミラノサンレモを制したのち、クローバーマークをブランドのシンボルに採用した。以来そのマークを見ればイタリア人ならコルナゴとひと目で分かるほどの孤高の存在となる。

自転車競技史上最強の男との運命的出会い

1971年にモルテーニは自転車競技界最強の選手といわれるエディ・メルクスを迎える。この出会いはエルネストにとって、そして同時にコルナゴというブランドにとって非常に重要なものだった。

コルナゴ社の会議室にあるテーブル脚はカーボン製のバトンホイールだった

エルネストは多くの選手に関わってきたが、メルクスのために働けたのが大きな喜びだったという。フレームのサイズにシビアだったメルクスのために1年で26本もフレームを作ったことがある。

メルクスは1972年10月25日、メキシコシティで最先端の新素材を使用したコルナゴ製の超軽量マシンでアワーレコードの新記録を達成した。このとき使用されたリブ入りフレームはすぐに市販モデルに取り入れられるのだが、以来他メーカーが驚くほどの画期的イノベーションを次々と市場に投入していった。(続く)

滝川陽希がさいたま那須サンブレイブ・ウィメンズとして活動開始

女子プロロードレースチームのライブガーデンビチステンレと、UCIコンチネンタルチームのさいたま那須サンブレイブが統合し、さいたま那須サンブレイブ・ウィメンズとなって活動することが発表された。

滝川陽希

所属選手となる滝川陽希はJBCF(一般社団法人全日本実業団競技連盟)Jフェミニンツアーを主戦場として、全日本選手権や国体、ジャパンカップ女子オープンなどに参戦を予定する。

ライブガーデンビチステンレは、国内における女子プロロードレース選手の地位を確立すべく積極的な活動を行ってきたが、コロナ禍における活動休止などを経て、チームとしての活動を一時休止。

世界的には男女の競技機会の均等がより強く語られるようになって久しくある中で、日本国内における女子チームの活動は貴重なものであり、複数地域連携型として新たな活動領域を模索するさいたま那須サンブレイブが、多様な方法を用いて女子アスリートのキャリアサポートを行うことができると統合。

現在の女子ロードレース選手が競技者としてのキャリアを継続させるためには、収入の源となる職を持ちながらも競技に関わり続けることができるデュアルキャリア型の競技環境の整備 を強く進める必要があると考え、今回の運営管理と活動の統合によって、より多様なキャリアや特性を持った選手の受け入れが可能になっていくものと期待される。

佐藤水菜がトラックネイションズカップの女子ケイリンで2連勝

自転車トラックネイションズカップ第2戦が2023年3月17日に4日目(最終日)の競技を行い、日本代表は女子ケイリンで佐藤水菜がネイションズカップ第1戦に引き続き優勝した。

トラックネイションズカップ第2戦の女子ケイリンで優勝した佐藤水菜(中央) ©JCF

女子ケイリンは太田りゆ、梅川風子、佐藤が揃って準々決勝へ進出。準々決勝も3選手とも通過、準決勝進出となる。準決勝で太田は5位で7-12位決定戦へ。太田は7-12位決定戦で4位となり、全体の10位という結果に。

準決勝で佐藤、梅川は揃って決勝進出となった。女子ケイリン決勝では佐藤が1位、ネイションズカップ第1戦に続いてこの種目を制した。梅川は落車でDNF、記録の上では5位という結果。

佐藤水菜がトラックネイションズカップ第2戦の女子ケイリンで優勝 ©JCF

男子スプリントでも太田海也が3位。2戦連続で表彰台に上った。

トラックネイションズカップ第2戦、太田海也が3-4位決定戦で勝って3位に ©JCF

●自転車トラックネイションズカップのホームページ

自転車利用者のヘルメット着用努力義務化…モンベルという選択肢も

改正道路交通法の施行により、2023年4月1日から全国で自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化される。アウトドアブランドのモンベルが販売する都市型ヘルメットがシンプルで、しかも7040円(税込)という価格で使いやすい。

街乗りでもヘルメット ©モンベル

通勤通学の移動手段からロングツーリングやオフロード走行まで、幅広い用途に応える自転車だが、万が一の転倒や事故で頭部に損傷を受けた場合、最悪は死亡につながる恐れがある。ヘルメットは、自転車に乗る際に頭部を守る重要なアイテム。より快適に安全なライドを楽しめるように、モンベルはそれぞれのシーンに合わせたヘルメットをラインナップしている。

通勤・通学に使いやすいシンプルデザインのアーバンサイクルヘルメット

通勤や通学時の服装にもあわせやすいシンプルなデザインで、日本人の頭部形状に合わせて設計したヘルメット。前方に7カ所、後方に5カ所のベンチレーションを設け、前から取り込んだ風をヘルメット内部の頭上を通って後ろへ流す設計により、不快な蒸れを軽減する。

アーバンサイクルヘルメット、7040円(税込)

アーバンサイクルヘルメット
【カラー】ブラック、ダークグレー、ホワイト
【サイズ】S/M、M/L
【重量】290g(S/M)、300g(M/L)
【価格】7040円(税込)

埼玉県で初出店のTREK Bicycle 深谷店が3月17日オープン

埼玉県で初出店となるTREK Bicycle 深谷店が2023年3月17日(金)にグランドオープンする。全国では33店舗目となるトレック直営店。

キッズバイクからハイエンドロードバイクまで、最新ラインナップ約100台の展示車と約10台の試乗車がある。

また対象バイクの購入で5000円分のパーツ&アクセサリーがプレゼントされる「トレックの新生活応援キャンペーン」も開催中。新生活に向けて新たに自転車を探している人も、サイクリストも、一人ひとりの要望に合わせて、自転車を通じた幅広いライフスタイルをメーカー直営店がサポートしてくれる。

3月17日(金)~19日(日)にはオープンを記念し、来店特典として限定トートバッグのプレゼントや試乗会など家族で楽しめる『オープニングフェア』を開催。

①先着で「オリジナルトートバッグ」をプレゼント!

トレック公式LINEに登録&アンケートに答えると、来店特典として、各日先着100名に「オリジナルトートバッグ」がプレゼントされる。Fukayaバージョンで、深谷名物のねぎのデザインがポイント。なくなり次第終了。

②キッズには「お菓子セット」をプレゼント!

来店の子供には期間先着100名にお菓子セットをプレゼント。

③1万円以上買い物した人に先着で「オリジナルショルダーバッグ」をプレゼント!

期間中、1万円以上買い物した人にもれなく「オリジナルショルダーバッグ」を1つプレゼント。広めのマチでたっぷり入り、自転車に乗る際にも便利。なくなり次第終了。

④オープニングセール

クロスバイクやe-bike、トレック直営店限定のアパレルなどを中心としたオープニングセールを開催。ぜひお得な機会をお見逃しなく! セールバイクは、その他キャンペーンやクーポンとの併用は不可。

➄トレック大試乗会

最新モデルの性能をしっかりと体感できよう「トレック大試乗会」を開催。通勤通学に人気のクロスバイク「FX」や今話題のe-bike「FX+」、ハイエンドカーボンロードバイク「Madone SLR」など、10台以上の試乗車を用意。

TREK Bicycle 深谷
所在地:〒366-0051  埼玉県深谷市上柴町東4丁目17番地10
TEL:048-577-3123
営業時間:11:00~19:00
定休日:火曜日
駐車場:あり

●TREK Bicycle 深谷店のホームページ
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