プロ集団のようなスピードで売り切れそうなSワークス・ターマックSL8のプロチームカラー登場

スペシャライズドが、男女トッププロのそれぞれ2チームが使用するSワークス・ターマックSL8のチームフレームセットを数量限定で発売する。価格はフレームセットで82万5000円と高額だが、「プロ集団のようなスピードで売り切れる可能性がある」と同社。

S-Works Tarmac SL8フレームセットがレプリカカラーで登場

Sワークス・ターマックSL8は空力性能、軽量性、そしてこれまで不可能と思われていたライドクオリティーを高次元に融合した、世界最速のレースバイクと言われている。ワールドツアーで勝利をつかむそのスピードだけでなく、プロアスリートたちの想いを込めた美しいグラフィックが特徴だが、それが購入できるようになった。

Sワークス・ターマックSL8チームフレームセットの購入方法

Sワークス・ターマックSL8のチームフレームセットは、全国のスペシャライズドストアと公式オンラインストアから注文できる。公式オンラインストアでの注文では届け方法をクリック&コレクト(一部を除くスペシャライズド正規販売店での受け取り)と自宅配送から選ぶことができる。

レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ
S-Works Tarmac SL8 Team Frameset: Red Bull – BORA – hansgrohe
価格:¥825,000 (税込)
カラー:RED BULL  – BORA – HANSGROHE
サイズ:49、52、54、56
公式オンラインストアURL:https://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g74925-2352/
スーダル・クイックステップ
S-Works Tarmac SL8 Team Frameset: Soudal Quick-Step
価格:¥825,000 (税込)
カラー:SOUDAL  QUICK-STEP
サイズ:49、52、54、56
公式オンラインストアURL:https://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g74925-1852/
SDワークス・プロタイム
S-Works Tarmac SL8 Team Frameset: SD Worx – Protime
価格:¥825,000 (税込)
カラー:SD WORX  – PROTIME
サイズ:44、49、52、54、56
公式オンラインストアURL:https://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g74925-1952/
FDJ・スエズ
S-Works Tarmac SL8 Team Frameset: FDJ – SUEZ
価格:¥825,000 (税込)
カラー:FDJ –  SUEZ
サイズ:44、49、52、54、56
公式オンラインストアURL:https://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g74925-2052/

2.5kgという軽さで11万円…ジャイアントのキッズ用キックバイク

ジャイアントがフレームからコンポーネントにいたるまでのほぼすべてをリサイクル素材で構成し、環境負荷を大幅に軽減すると同時に2.5kgという軽さを実現したキッズ用プッシュバイク「Pre rCarbon(プレ・リカー ボン)」を発表した。価格は11万円。

ジャイアントのPRE rCARBONプッシュバイク

リサイクル・カーボンファイバー(rCarbon)を使用し、同社の最先端テクノロジーによって作り出される超軽量フルカーボンフレームには、機敏なハンドリングや効率的な地面の蹴り出しを実現する前傾を強めたスポーティなジオメトリーを採用。

ほぼすべてをリサイクル素材で構成

低摩耗シールドベアリングハブを組み込んだ3スポークデザインの12インチカーボンホイールや、グリップ力が高く路面の凹凸をいなす1.75インチ幅のゴムタイヤといった足回りが、カーボンフレームの軽さをさらに引き立てる。

キッズ用プッシュバイクPre rCarbon(プレ・リカーボン)

また、細径のハンドルとソフトなグリップ、エルゴノミクス デザインで滑りにくいサドル、怪我を防止するクッション素材のステムカバーといった、子どもの体型と安全に配慮した専用パーツにより、小さな身体でも安心して操ることができる。

ほぼ組み立て済みの状態で出荷され、前輪を取り付けるだけですぐにまたがることができる

●ジャイアントのホームページ

横須賀を走る参加無料のサイクリングイベント…4月10日から先着順受け付け

横須賀市と「自転車振興に関するパートナーシップ協定」を締結して自転車による地域振興の活動を行っているはスルガ銀行が5月10日に三浦半島一周サイクリングルートを距離79kmで開催する。参加無料。先着申し込み順、定員になり次第締め切り。

参加者にSNSで地域の魅力を発信してもらおうという意図

かながわサイクリングイベントは同銀行が横須賀市、神奈川県、秦野市と共催で開催。地域のサイクリング環境を多くの人にPRすることが目的で、参加料なしで走れるのが最大の魅力。コース上の各スポットをSNSを活用して参加者の生の声を発信し、横須賀市のサイクリング環境の魅力をPRしようという意図がある。

前回は太平洋岸自転車道を含む横須賀市のオフィシャルコースを走る限定7人のプレミアムライドを実施。アテネ五輪ロードレース代表でサイクリングプランナーの田代恭崇がライドリーダーを務めた。

スルガ銀行のかながわサイクリングは合計6回開催

開催日
1. 2025年4月13日(日)足柄・箱根・真鶴周遊サイクリングルート 99km
2. 2025年5月10日(土)三浦半島一周サイクリングルート 79km
3. 2025年6月15日(日)足柄・箱根・真鶴周遊サイクリングルート 99km
4. 2025年6月28日(土)山北・中井サイクリングルート 71km
5. 2025年9月7日(日)ヤビツ峠・宮ケ瀬湖サイクリングルート 60km
6. 2025年10月12日(日)山北・中井サイクリングルート 71km

開催場所
1.3.スルガ銀行湯河原サイクルステーション
2.横須賀市 ヴェルニー公園
4.6.中井中央公園
5.秦野市カルチャーパーク

コース
ジャパンエコトラック 神奈川県=1.3.足柄・箱根・真鶴周遊サイクリングルート 99km
https://www.japanecotrack.net/activity/1330
2.三浦半島一周サイクリングルート 79km
https://www.japanecotrack.net/activity/1325
4.6.山北・中井サイクリングルート 71km
https://www.japanecotrack.net/activity/1331
5.ヤビツ峠・宮ケ瀬湖サイクリングルート 60km
https://www.japanecotrack.net/activity/1328

定員
各回30名
先着申込順、定員になり次第締切

参加費
無料 ※飲食代は自己負担参加

条件
・年齢18歳以上69歳以下
 ・SNS の公開アカウントを利用し、#付きの公開投稿をしてくれる人
 ・ジャパンエコトラックアプリを使用できる人

エントリー
スルガ銀行サイクリングプロジェクト(先着順)
1.2025年4月13日(日) 
https://note.com/linkagecycling/n/n83e31490e860
2.2025年5月10 日(土) ⇒2025年4月10 日(木)から受付開始
3.2025年6月15日(日) ⇒2025年5月1日(木)から受付開始
4.2025年6月28日(土) ⇒2025年5 月1日(木)から受付開始
5.2025年9月7日(日) ⇒2025年7月1(火)から受付開始
6.2025年10月12日(日) ⇒2025年8月1日(金)から受付開始

たった1秒が勝敗を分けるからスペシャライズドのロードシューズは5万6100円

レーサーのための究極のロードシューズ、S-Works Aresに第2世代が登場。スペシャライズドがS-Works Ares 2(エスワークス・アーレス2)を発売した。

快適性を損なわずに足との一体感を高めたレーサーのための究極のロードシューズ。ロード世界選手権で優勝を飾った前作をベースに、UCIワールドツアーに出場するプロアスリートやサイクリングコミュニティからの意見を取り入れた。

ギアに対する要求が高いライダーに向け作られ、パワー、快適性、精確なペダリングを引き出し、乳酸閾値での出力を7ワット増大させながら、前足部への圧迫を44%軽減。全力でのスプリントでも足をしっかりホールドし、レース本番で絶大なアドバンテージをもたらすという。

「バイクとこれほどまでの一体感を得られたのは初めて。ペダルを踏み込むと、バイクが前に飛び出した。さらに、ロングライドでも締め付けや不快感がない。今まで履いた中で一番快適で、足をしっかりホールドしてくれるシューズ」とレッドブル・ボーラ・ハンスグローエのプリモシュ・ログリッチ。

レッドブル・ボーラ・ハンスグローエのログリッチ

●スペシャライズドの詳細ページ

モンベルの晴雨兼用傘(日傘)がアウトドアから日常まで使える

軽くて丈夫なモンベルのアンブレラシリーズ。紫外線遮へい率90%以上の生地を使用した晴雨兼用傘(日傘)に、骨長55cmの折り畳み傘と、折り畳まない長傘タイプが新たに登場した。裏面に黒いコーティングを施すことで、優れた遮熱効果を実現。トレッキングやキャンプ、日常使いなど、晴雨を問わず幅広いシーンで活躍する。

トラベル サンブロックアンブレラ 55(3カラー)6800円

裏面に黒いコーティングを施すことで優れた遮熱効果を実現した晴雨兼用の軽量傘。またコーティングが下からの照り返しを吸収し、まぶしさを軽減する。6本骨にすることで、軽量コンパクト性を実現。常時バッグに入れても気にならないサイズ。収納ケース付属。

登山にも折り畳み傘がおすすめな理由

登山の雨対策にレインウエアは必携だが、状況によっては傘もおすすめ。風の影響が少なく、高低差の少ない樹林帯などでは、傘の方が蒸れずに快適に歩ける。公共交通機関で登山に出かけるときも、行き帰りには傘があると便利。

プリント トレッキングアンブレラ 55(4カラー)7700円
プリント トレッキングアンブレラ 55

なんと16モデルもあるモンベルのアンプレラシリーズ

山歩きに使えるモンベルの折り畳み傘「トレッキングアンブレラ」が誕生したのは1987年。当時は山に傘を持っていくという発想自体がなかった時代。軽さと強度を併せ持つ登山用の傘は非常にユニークな存在だった。

そこから幾度も改良を重ねてたどり着いた現行モデルは、軽量コンパクト性にさらに磨きをかけ、トレッキングアンブレラのラインアップも全7モデルに拡大。UVカットや長傘などを含めると16モデル。大活躍間違いなしのアイテム。

●モンベルの詳細ページ

ファンデルプールがガンナとポガチャルを制してミラノ〜サンレモ優勝

世界最長距離となる289kmで開催されたミラノ〜サンレモ(3月22日、イタリア)はマチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・ドゥクーニンク)がフィリッポ・ガンナ(イタリア、イネオス・グレナディアーズ)とタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ・XRG)を制して優勝。2023年に続く大会2勝目。

ファンデルプール(中央)、ガンナ(左)、ポガチャルが最後の坂で先頭に。2025ミラノ〜サンレモ ©LaPresseFabio Ferrari/LaPresse

世界王者ばかり3選手のゴールスプリント勝負に

ファンデルプールはミラノ〜サンレモで2度目の勝利を飾った。大会2勝は17年ぶり。ポガチャルがチプレッサの上りで仕掛けてガンナを含む3人の優勝争いとなると、ガンナがペースを維持し、2選手をふるい落とそうとしたポガチャルに抵抗。ファンデルプールは頂上の手前でカウンターアタックした。

最後は3選手でのゴールスプリントとなり、ファンデルプールが残り300m地点からスパートして優勝した。

地中海リヴィエラ海岸に到達した2025ミラノ〜サンレモ ©LaPresse

人生で最も調子いいのでポガチャルに勝てると感じていた

「私は人生の中で最もいい状態にいる。ティレーノ〜アドリアティコでいい感触を得ていて、1週間の休息で最高の状態になれるとわかっていた。ポガチャルについていける自信があった」とファンデルプール。

「チプレッサではティム・ウェレンスがスピードを上げた瞬間から厳しくなった。ポガチャルが私たちを振り落とそうとすることは知っていたが、私は彼についていくのに十分な脚力があった。トルキーノを越えた後に日差しを見たとき、沿岸で気温が高くなるのを感じてチャンスだと思った。それがチプレッサで大きな努力ができた理由でもあるが、優勝争いが3人だけだと知って驚いた。

ポガチャルを打ち負かすことは特別なこと。彼は素晴らしい走りを見せた。ラスト300mからスプリントすると決めていたので、今日はそれが勝利のポイントだった。ミラノ〜サンレモで2度目の勝利を修めてうれしい。モニュメントはどれも特別だが、今日のレースの展開を考えると、このパフォーマンスを誇りに思える。今日はレースが非常に厳しかったので、終わった時はかなり感情的になった。また1つモニュメントを制覇したなんて信じられない」

ポガチャルのアタックに反応するファンデルプールとガンナ。2025ミラノ〜サンレモ ©POOL LucaBettini/LaPresse
ファンデルプールがガンナとポガチャルを制して優勝。2025ミラノ〜サンレモ ©LaPresse

2人の世界チャンピオンを相手にこれ以上できなかった

「今日は本当にうれしい。チームとして、私たちは素晴らしい仕事をした。私は世界チャンピオンである2人の優れたサイクリストに対して、これ以上のことはできなかった。私は自分のペースでポッジオを走り、頂上までその位置をキープして、2人のライダーについていくために下り坂では目を閉じた。今年はこれ以上のことはできなかったので、来年こそ勝てるように頑張りたい」と2位ガンナ。

優勝のファンデルプール。左が2位ガンナ、右が3位。2025ミラノ〜サンレモ ©LaPresse

最善を尽くしたが今日はマチューが強すぎた

「私たちは計画どおりに、完璧な仕事をした。チームは素晴らしかった。私は最善を尽くした。チプレッサでアタックした。1人で行けると試みたが、マチューやピッポ(ガンナ)と一緒に行けて満足だ。本当にいいグループだった」とポガチャル。

「ポッジオでも再度挑戦した。早めに仕掛ける必要があることは分かっていた。マチューは今日非常に強かった。私たちはみんなラスト300m、同じポイントでスプリントを開始する考えを持っていたが、少し追い風があったので直線路のローマ通りはとても速かった。マチューが最も強かったので、彼に敬意を表したい。3位に満足する必要があるが、来年もっと頑張りたい」

世界最長289kmの自転車レース、2025ミラノ〜サンレモ ©Fabio Ferrari/LaPresse