若い世代のライフスタイルにマッチしたクロスバイク新発売

「どこまでも、自分らしく」をコンセプトに、若者のニーズを満たし、現代のライフスタイルにマッチした新しい自転車ブランド「COOSA」が誕生。クッション性の高いパーツを採用し、小さな段差の多い街中をリラックスして走行できるコンフォートクロスバイクだ。

コンフォートクロスバイク「COOSA COMFORT」

2024年11月下旬から日本国内のサイクルベースあさひ、あさひブランド取り扱い販売店、あさひネット通販サイトで順次販売を開始。

COOSA COMFORT(ブラック)

昨今、若年層のライフスタイルや価値観が多様化する中、自転車に対するニーズも変化している。通学や通勤、休日のアクティビティなど、さまざまなシーンで活躍できる自転車が求められる中、どこまでも「自分らしく」いられるような自転車を提供することで、若者たちのより豊かな日常をサポートしたいという想いから、新しい自転車ブランド「COOSA」が登場したという。

COOSA COMFORT(グリーン)
COOSA COMFORT
販売日:   2024年11月下旬
販売価格:  46,200円(税込)
カラー:   ブラック、ブラウン、グリーン
フレーム:  スチール製
サイズ(適応身長):  420mm(160cm~)、460mm(170mm~)
変速 :   外装7段変速
タイヤ:   27.5×2.1
重量 :   14.3kg
取り扱い:  日本国内のサイクルベースあさひ 及び あさひブランド取り扱い販売店、
あさひネット通販サイト
20代の社内スタッフが開発に携わった

アルケア・B&Bホテルズの見た目は変わらぬ2025シーズンジャージ

フランス北西部のブルターニュ半島を拠点とするアルケア・B&Bホテルズが2025年のチームジャージを発表した。イタリアのアパレルメーカー、ロスティが新たにパートナーシップを締結。男女のプロチームとデベロップメント(若手選手育成)チームが着用する。

2025 ARKEA-B&B HOTELS Official Kit by Rosti

「赤と黒をベースに、2025ジャージは黒い袖が追加され、4本の白いストライプが強調されている」とエマニュエル・ウベール監督。ブルターニュ地方の旗は黒地で、それをモチーフにしたカラーリングを継承している。

2025 ARKEA-B&B HOTELS Official Kit by Rosti
2025 ARKEA-B&B HOTELS Official Kit by Rosti

オンラインスーパーのピクニックがDSMポストNLの新スポンサーに

オランダ、フランス、ドイツで展開するオンラインスーパーマーケットのピクニックがオランダチームのメインスポンサーとなり、2025年はピクニック・ポストNLとして活動することになった。

使用する自転車はフランスのラピエール。メカは長年のパートナー関係にある日本のシマノが継続。

チームは男女のトップチームとデベロップメント(若手育成チーム)の3本立て。ロマン・バルデとワレン・バルギル(ともにフランス)、ジョン・デゲンコルプ(ドイツ)が所属。2024ツール・ド・フランス初日に優勝してマイヨジョーヌを着用したバルデは2025年初夏のレースで引退する。

ピクニックの共同創設者であるミッシェル・ミューラーは、「オンラインスーパーマーケットがフランス、ドイツ、オランダの消費者にリーチし、ブランド認知度を高めることを可能にする新しいパートナーシップに興奮している」と語った。

自転車の飲酒運転とながらスマホで違反の検挙率が増える予感

自転車運転中のスマートフォン使用(ながらスマホ)に対する罰則の強化や、これまで罰則の対象外だった酒気帯び運転が新たに処罰の対象になった。改正後に取り締まりを受けた運転者の事例も増えているので、自転車利用者は今一度法改正のポイントをチェックしておく必要がある。

出力オーバーの違法電動アシスト自転車も今後の社会問題となることは確実

通勤時間の短縮や運動不足の解消、環境負荷の低減など多くのメリットがあると言われる自転車通勤。都市部では、電動キックボードや電動自転車などのマイクロモビリティを活用する動きも増加。自転車やマイクロモビリティは徒歩と比べて移動が早く便利な反面、安全面が問題視されているのも事実。2024年11月1日に施行された道路交通法の改正により、自転車やいわゆるモペッドに対する規制が強化された。

道路上での接触事故、自動車専用道への乗り入れなどで問題視される乗り物も

将来の不安を解消する知識を広めるサイト「グッドカミング」が道路交通法改正への認知度に関するアンケートを独自で調査・集計している。

自転車運転中のスマートフォン使用や酒気帯び運転への罰則を「把握している」と回答したのは約9.7%(29人) 。「おおむね知っている」54.0%(162人) とあわせて、罰則について知っていた回答者は約79.7%だった。8割近くの回答者が認知している一方で、自転車運転に関する道路交通法の改正を 「全く知らなかった」層も約10.7%(32人) いた。

2024年11月の道路交通法改正に対する賛成意見

・自転車でのながらスマホの罰則が強化されたのは良かったです。傍から見ていてもヒヤヒヤするし、実際事故も起こっているので。
・自動車側としても、取り締まってほしいと思っていたので良かったです。無免許で乗れるキックボートとかも、しっかり取り締まってほしいです。

2024年11月の道路交通法改正に対する要望

・地方と都市で車の量に差があるから、法整備を分けてほしい。
・法規制が厳格化されるのは良い反面、高齢者の運転に関する規制も制定して欲しい。
・法整備に合わせた道路などの整備が見合っておらず車・自転車ともに危険だと感じる。
・車道を走れと決めるなら自動車→自転車への配慮義務も法整備すべきだし専用道路を増やしてほしい。
・交通規制を厳しくするのは賛成ですが、こんなに厳しくするなら自転車も免許制にした方が良いんじゃないかとさえ思いました。

自転車側の意見

・最近、自転車の法整備が厳しくなったため少し意識して安全運転しています。
・自転車が車道を走る決まりですが、自転車の通る所を車が幅寄せしてくるし、雨の日は危ないし、とても怖いです。
・事故防止のために必要な措置だと思うが、法整備で厳しくなって前より自転車でちょっとそこまで乗っていこうと思えなくなった。

法改正の周知について

・車の免許を持っておらず、もともと交通に関する法律や単語がわかっていない。今回の改訂も理解が及ばず不安だ。
・道路整備があまりされていない地域で法規制が強化され、何が正しいのかよくわからなくなったので徒歩通勤に変えました。

コールマンの自転車をイオンバイクが12月13日に新発売

イオンの自転車専門店「イオンバイク」が12月13日から、本州・四国の約259店舗とオンラインショップ「イオンバイクモール」でアウトドア用品ブランド「コールマン」のイオンバイク限定モデル「コールマン フォールディング」「コールマン キッズ」を新発売する。

イオン限定販売する2モデルは、アウトドアと都会的なイメージをミックスした「親子で楽しめる」をテーマにした自転車。「コールマン フォールディング」は収納や車などへの積載も便利な折りたたみモデル、「コールマン キッズ」は大人車顔負けのワイルドなルックスの幼児用モデル。

「コールマン フォールディング」
価格:本体39,000円(税込42,900円)
カラー:マットブラック、マットカーキ、マットグレー
ギア:6段変速
車体重量:約19.5kg
サイズ(タイヤサイズ):20型(20×1.95)
寸法:全長1530mmx幅570mm(折りたたみ時 長さx幅x高さ870x560x800mm)
「コールマン キッズ」
価格:本体32,000円(税込35,200円)
カラー:マットカーキ、マットベージュ
車体重量:約13kg(18型)
サイズ(タイヤサイズ):16型(16×2.25)、18型(18×2.25)
寸法:16型 全長1130mmx幅480mm、18型 全長1260mmx幅480mm

ポガチャルとコペッキーがベロドール…2024自転車最優秀選手賞

スロベニアのタデイ・ポガチャル(UAEエミレーツ)とベルギーのロッテ・コペッキー(SDワークス・プロタイム)が2024年の自転車最優秀選手として「ベロドール」を受賞した。

世界チャンピオンジャージを着用したポガチャルが愛車コルナゴを掲げてフィニッシュ ©LaPresse

同賞はフランスの自転車専門誌「ベロマガジン」が1992年に創設した賞で、サッカー専門誌「フットボール」が選考するバロンドールの姉妹賞。どちらも発行元はツール・ド・フランスを主催するメディアカンパニーのASO。

ポガチャルは2021年にベロドールを初受賞しているは、2024年も受賞するのは誰が見ても明らかだった。26歳のポガチャルは、ジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランスのダブルタイトル獲得、世界選手権ロード、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ、イル・ロンバルディアなどを含む25勝を挙げた。

世界チャンピオンのコペッキーがUAEツアー総合優勝 ©Luca Bettini/SprintCyclingAgency©2024

女子部門は2022年に創設され、過去2年間2位になっているコペッキーは、世界選手権ロード、パリ〜ルーベ、ストラーデビアンケ、ツール・ド・ロマンディ優勝、ジロ・デ・イタリア総合2位、オリンピック銅メダルの獲得で初受賞した。

過去のベロドール受賞者

1992 ミゲール・インデュライン(スペイン)
1993 ミゲール・インデュライン(スペイン)②
1994 トニー・ロミンゲル(スイス)
1995 ローラン・ジャラベール(フランス)
1996 ヨハン・ムセウ(ベルギー)
1997 ヤン・ウルリッヒ(ドイツ)
1998 マルコ・パンターニ(イタリア)
2002 マリオ・チポッリーニ(イタリア)
2005 トム・ボーネン(ベルギー)
2006 パオロ・ベッティーニ(イタリア)
2007 アルベルト・コンタドール(スペイン)
2008 アルベルト・コンタドール(スペイン)②
2009 アルベルト・コンタドール(スペイン)③
2010 ファビアン・カンチェラーラ(スイス)
2011 フィリップ・ジルベール(ベルギー)
2012 ブラッドリー・ウィギンス(英国)
2013 クリストファー・フルーム(英国)
2014 アルベルト・コンタドール(スペイン)④
2015 クリストファー・フルーム(英国)②
2016 ペテル・サガン(スロバキア)
2017 クリストファー・フルーム(英国)③
2018 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン)
2019 ジュリアン・アラフィリップ(フランス)
2020 プリモシュ・ログリッチ(スロベニア)
2021 タデイ・ポガチャル(スロベニア)
2022 レムコ・エベネプール(ベルギー)
2023 ヨナス・ビンゲゴー(デンマーク)
1999、2000、2001、2003、2004受賞のランス・アームストロングは薬物使用のためはく奪。丸囲み数字は複数受賞数

表彰台の登壇を待つポガチャル ©A.S.O. Charly Lopez

過去のベロドールファム受賞者

2022 アネミク・ファンフルーテン(オランダ)
2023 デミ・フォレリング(オランダ)

コペッキーが3位のチームメート、デミ・フォレリングと勝利を祝う ©Gian Mattia D’Alberto/Lapresse