フォレリングがピレネーを制して首位に…ラ・ブエルタフェメニーナ

スペインを舞台とした8日間のステージレース、ラ・ブエルタフェメニーナは5月2日、ピレネー山脈にあるウエスカ〜ハカ間の114kmで第5ステージが行われ、SDワークス・プロタイムのデミ・フォレリング(オランダ)が独走勝利。総合成績で首位に立った。

フォレリングが第5ステージでマイヨロホを獲得 ©Unipublic SprintCyclingAgency

レースは男子レースで採用されているピレネー山脈へ。ハカのゴールは悪魔のような急勾配で知られるが、フォレリングは残り800mからヤラ・カステリン(フェニックス・ドゥクーニンク)とエリーザ・ロンゴボルギーニ(リドル・トレック)を28秒突き放して、今シーズンの初勝利を挙げた。

ラ・ブエルタフェメニーナ第5ステージ ©Unipublic Alex Berasategi

ボーナスタイムも獲得したフォレリングは21秒遅れの総合7位の位置から、大会5日目で一気に首位に。総合2位ロンゴボルギーニとの差は31秒。翌第6ステージは2日連続の頂上ゴールとなり、ラ・ラグナネグラへ。この峠はすでにブエルタ・ア・エスパーニャで2回採用されていて、スペイン随一のロードコースだ。

ラ・ブエルタフェメニーナ第5ステージ ©Unipublic Jennifer Lindini

「今シーズンは本当に強くなったと感じていたけど、まだ勝つことができていなかった。何回も表彰台に立ったものの、勝利までに時間がかかりすぎた。ようやく勝つことができてとてもうれしい」とフォレリング。

「昨年、この美しいオランダチャンピオンジャージを獲得したけど、UCI女子ワールドツアーのリーダージャージを着ていたので、このジャージで勝つことはできなかった。この美しいジャージで少なくとも1勝することが今年の目標だった。今、私はマイヨロホを手に入れた。これもとてもかわいいので、最後までそれを保持したいと思っている」

ラ・ブエルタフェメニーナ第5ステージ ©Unipublic CXCLING

「今日に関して言えば、実際にはかなり穏やかなステージで、それほどハードではなかったと思う。とてもフィーリングがよくて、チーム全体が私を可能な限り最高の位置で最後の登りの底に連れて行くことに集中した。オンラインで調べたとき、本当に急でかなり長いように見えたので、実際には最後の登りはもっと難しいだろうと予想していた。エリーザが苦労していると感じたので、私は途中でペースを上げ始め、プッシュし続けた。私はエリーザとの差を少しでも稼ぐために、最後まで全力で走った」(フォレリング)

ラ・ブエルタフェメニーナ第5ステージはピレネーへ ©Unipublic Jennifer Lindini
フォレリングがラ・ブエルタフェメニーナ第5ステージ優勝 ©Unipublic SprintCyclingAgency

フォルクナー第4S優勝、フォスが首位に…ラ・ブエルタフェメニーナ

スペインを舞台とした8日間のステージレース、ラ・ブエルタフェメニーナは5月1日にモリナ・デ・アラゴン〜サラゴサ間の平坦な142.5kmで第4ステージが行われ、EFエデュケーション・キャノンデールのクリステン・フォルクナー(米国)が逃げ切り優勝。

クリステン・フォルクナーがラ・ブエルタフェメニーナ第4ステージ優勝 ©Unipublic SprintCyclingAgency

マリアンヌ・フォス(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク)が中間スプリントポイントとゴールでボーナスタイムを稼ぎ、総合成績でハンガリーチャンピオンのカタブランカ・バシュ(SDワークス・プロタイム)を逆転して首位に立った。

ラ・ブエルタフェメニーナ第4ステージ ©Unipublic Alex Berasategi
ラ・ブエルタフェメニーナ第4ステージ ©Unipublic Alex Berasategi
ラ・ブエルタフェメニーナ第4ステージ ©Unipublic Jennifer Lindini
ラ・ブエルタフェメニーナ第4ステージ ©Unipublic Jennifer Lindini
マイヨロホのカタブランカ・バシュ ©Unipublic CXCLING
ラ・ブエルタフェメニーナ第4ステージ ©Unipublic CXCLING
ラ・ブエルタフェメニーナ第4ステージで首位に立ったフォス ©Unipublic SprintCyclingAgency

総額100万円のおでかけ自転車キャンペーンをブリヂストンサイクルが実施

ブリヂストンサイクルが「TEAM おでかけ RIDE ON!」おでかけ自転車キャンペーンを2024年4月24日から6月30日まで実施。キャンペーン対象期間中に対象車種を購入し、購入から20日以内にオンラインで購入者登録をして、応募フォームから応募するで完了。抽選で10名にAmazonギフトカード(Eメールタイプ)10万円分をプレゼント。

キャンペーン概要

対象期間:2024年4月24日(水)~2024年6月30日(日)

キャンペーン内容:①~③の条件をすべて満たしたお客様の中から、抽選で10名にAmazonギフトカード(Eメールタイプ) 10万円分をプレゼント。

応募条件:
①2024年4月24日~2024年6月30日の間で対象車種の購入
②購入から20日以内のオンラインでの購入者登録(※「ロビンフッド手帳」添付のハガキによる購入者登録は対象外)
③購入から20日以内の特設ページ内専用フォームからのキャンペーン応募(7月20日まで可)

対象車種:
【子ども用自転車】 クロスファイヤージュニア/エクスプレスジュニア/シュライン/エコパル/リリーベル/ハッチ/クロスファイヤーキッズ/エコキッズ スポーツ/ビッケ m/ハイディキッズ
【街乗り&スポーツ】 ベガス/マークローザ/トートボックス LARGE/エックスビーワン/ティービーワン e
【子ども乗せ自転車】 ビッケ モブ dd/ ビッケ ポーラー e/ハイディ ツー

●ブリヂストンサイクルの詳細ページ

街乗り自転車用ヘルメットにシックな新色が続々登場

国内最大手の二輪車用ヘルメットメーカー、オージーケーカブトが帽子タイプヘルメットの「シクレ」と「リベロ」に新色を追加した。一般的な自転車に乗るときに似合うスタイル。オープン価格。

シクレ(ストライプネイビー)

「シクレ」と「リベロ」は、自転車用の安全基準であるSG基準に適合した軽量コンパクトなソフトシェル帽体に、パターンにこだわった立体感のある帽子(ヘルメットカバー)を装着。普段着の帽子感覚でかぶることができる自転車用ヘルメット。

リベロ(NTベージュ)
シクレ(レースベージュ)
シクレ(レースブラウン)
シクレ(レースグレー)

「シクレ」の新色には、従来の生地感とは異なるナチュラルな風合いを引き出したストローハット調テキスタイルにボタニカル柄のレースを合わせた3色と、つばの内側にストライプ生地をあしらい、顔周りを明るく見せてくれる爽やかな印象の2色を新たにラインアップ。

シクレ(ストライプベージュ)

「リベロ」の新色はナイロンタッサー生地を使用した2色を追加。洗いざらしのようなワッシャー感を残しつつ、さまざまなファッションにマッチするカジュアルな印象に仕上げている。

リベロ(NTブラック)

●カブトの詳細ページ

フォスがブエルタフェメニーナ区間V…バシュが首位を守る

スペインを舞台とした8日間のステージレース、ラ・ブエルタフェメニーナは4月30日にルセーナ〜テルエル間の130.5kmで第3ステージが行われ、マリアンヌ・フォス(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク)がゴール勝負を制して優勝。

フォスがラ・ブエルタフェメニーナ第3ステージ優勝 ©Unipublic SprintCyclingAgency

総合成績では前日に首位に立ったハンガリーチャンピオンのカタブランカ・バシュ(SDワークス・プロタイム)がフォスを1秒差で上回ってリーダージャージのマイヨロホを守った。

フォレリング(中央)とマイヨロホを着るバシュ(右) ©Unipublic CXCLING
2024ラ・ブエルタフェメニーナ第3ステージ ©Unipublic Alex Berasategi
ミレラ・ベニトが単独エスケープ ©Unipublic CXCLING
フォスのステージ優勝にわくビスマ・リースアバイク勢 ©Unipublic SprintCyclingAgency

東京五輪MTB4位のバシュが首位…ラ・ブエルタフェメニーナ

スペインを舞台とした8日間のステージレース、ラ・ブエルタフェメニーナは4月29日にブニョール〜モンコファ間の118.5kmで第2ステージが行われ、カナダチャンピオンのアリソン・ジャクソン(EFエデュケーション・キャノンデール)がゴール勝負を制して初優勝。

カタブランカ・バシュ ©Balazs Palfi / Red Bull Content Pool

同タイムの2位に入ったハンガリーチャンピオンのカタブランカ・バシュ(SDワークス・プロタイム)が、中間スプリントで2着通過の4秒、ゴールで6秒のボーナスタイムを獲得し、総合成績で首位に立った。

アリソン・ジャクソンがカタブランカ・バシュを制して優勝 ©Unipublic SprintCyclingAgency

バシュはMTBクロスカントリーやシクロクロスの強豪選手としてハンガリーチャンピオンのタイトルを複数回獲得。2021年の東京五輪MTBクロスカントリーではスイス勢3人に続いて4位に入った実績を持つ。

カタブランカ・バシュが総合1位に ©Unipublic SprintCyclingAgency

「今日は最高の脚ではなかったけど、非常にテクニカルなフィニッシュだったことは私にとってアドバンテージだった」とバシュ。

「ボーナスタイムを狙うつもりはなかったけど、中間スプリントでまず獲得できたので挑戦してみた。マイヨロホを着られるのは素晴らしいことだし、それをチームで守っていくことがこれからの目標」

第2ステージの出走台に立つロット・デスティニーチーム ©Unipublic Alex Berasategi
マイヨロホのガイア・レアリーニ(中央) ©Unipublic Alex Berasategi
カナダチャンピオンのアリソン・ジャクソンが優勝 ©Unipublic CXCLING
カタブランカ・バシュは東京五輪MTBクロスカントリー4位 ©Balazs Palfi / Red Bull Content Pool

第3ステージはルセーナを出発し、テルエルを目指す中程度の山岳コース。

山岳賞はカーリン・シュインケルス ©Unipublic SprintCyclingAgency