誰でもかぶりやすい自転車用ヘルメット‥ファッショナブルな全6色

国内大手のヘルメットメーカー、オージーケーカブトが、軽さと涼しさを兼ね備え、気軽に使えるカジュアルモデルのスクード5を2024年4月に新発売した。オープン価格。多くの人がかぶれる57~59cm。マットファブリックグレー、マットファブリックブラウン、マットファブリックベリー、マットホワイト、マットブラック、マットグレージュの全6色。

スクード5(マットファブリックグレー)

スクード5は、シンプルなデザインで老若男女問わず着用できるカジュアルなヘルメット。自転車用の安全基準であるSG基準に適合し、SGマークが付いたモデル。調整しやすい大きめのダイヤル式アジャスターや、簡単に取り外して洗えるインナーパッドなどユーザビリティに配慮した機能を兼ね備えている。

デザインはファッショナブルなファブリック調カラーを含む全6色をラインアップ。また、あごひものカラーはカーキを採用し、落ち着いた印象に仕上げている。

●オージーケーカブトの詳細ページ

サイクルボールSeasonⅤが4月27日から10カ所の周回コースで開始

サイクリングアプリのTraVeloを使ったフリーライド形式のイベント、サイクルボールSeasonⅤ‐グランボール制覇の旅が2024年4月27日に始まる。参加無料で、期間中好きな期日で挑戦できる。

全国各地の1周コース完走を目指す期間型イベント「サイクルボール」は、5年連続5期目の開催となり、2024年4月27日(日)にSeasonⅤとして開幕。2024年からルーツ・スポーツ・ジャパンが提供する新しいサイクリングアプリ「TraVelo」を使用する。

参加費は無料で、各ステージの1周を達成するごとにアプリ上で1つの「サイクルボール」を贈呈。期間終了までに指定した数のサイクルボールを集めると、達成者は「願い」を叶えることができる。

サイクルボールSeasonⅤ‐グランボール制覇の旅

内容:サイクリングアプリを使って日本各地の1周コースの制覇を目指す
期間:2024年4月27日(土)~2025年2月2日(日)
イベント特設WEBサイト:https://tour-de-nippon.jp/cycle-ball/
参加費:無料
開催地域:
佐渡島1周(新潟県)、霞ヶ浦1周(茨城県)、筑波山1周(茨城県)、狩野川1周(静岡県)、伊豆半島1周(静岡県)、富士山1周(静岡県)、伊豆大島1周(東京都)、房総半島1周(千葉県)、加賀温泉1周(石川県)、淡路島1周(兵庫県)、秋田県大館市1周(秋田県)※秋田県大館市1周は6月22日より開始
主催:(一社)ルーツ・スポーツ・ジャパン
共催:
茨城県かすみがうら市、木更津市、きさらづスポーツコミッション、東京都大島町、石川県加賀市、加賀まれびと交流協議会、(一社)美しい伊豆創造センター、狩野川周辺サイクル事業推進協議会、TOKYO2020開催市町レガシー推進協議会(小山町、御殿場市、裾野市)、一般社団法人淡路島観光協会、スポーツコミッション大館
協力:新潟県佐渡市
事務局:ツール・ド・ニッポン

自転車選びからアフターケアまで‥モンベルにはサービスピット併設店も

モンベルには、自転車選びからアフターケアまでより充実したサポートが受けられる自転車のサービスピット併設店が全国に13店舗ある。サービスピット併設店では、モンベルのスポーツバイク、シャイデックシリーズを中心に国内外の自転車ブランドを多数ラインアップしている。

自転車の整備、点検、修理などのアフターケアも

「cannondale」「KONA」「BREEZER」「TERN」「FUJI」「GT」「MARIN」などの海外有名メーカーも品揃え。

また、モンベルサイクルウエアをはじめ、ツーリング用品や交換パーツ、補修部品等も充実。サービスピットには自転車の専門知識を持つスタッフが常駐し、自転車の整備、点検、修理などのアフターケアもしっかりサポートする。

作業は、事前に無料の見積もりを行い、納期・料金を納得してもらってから開始。他店で購入した車体も対応していく。

ツーリングやマウンテンバイクなどのサイクルイベントも開催

●モンベルのサービスピット併設店

さいたま佐渡サンブレイブの吉岡直哉がチャレンジサイクルロード優勝

第47回チャレンジサイクルロードレースが4月14日に静岡県伊豆市にある日本サイクルスポーツセンターで開催され、さいたま佐渡サンブレイブの吉岡直哉が優勝した。5年前の大怪我を乗り越え、2017年以来7年ぶりの勝利。キャプテンとしてチームを勢いづける走りを見せた。

吉岡直哉が宇都宮ブリッツェンの外国勢2人を抑えて優勝 ©さいたま佐渡サンブレイブ

怪我で片脚がなくなりかけたけどたくさんの人に助けてもらった

レースは中盤に9選手が先行した。この逃げにサンブレイブからはエースの吉岡が入った。逃げとメイン集団とのタイム差は最大で1分以上も広がった。このまま逃げ切りかと思われたが、残り2周になると宇都宮ブリッツェンを中心にメイン集団がペースアップ。一気に逃げとのタイム差を詰めてきた。逃げ集団でも優勝を意識してアタックが頻発した。

終始余裕を持ちながら走る吉岡直哉 ©さいたま佐渡サンブレイブ

最終周回、ついにメイン集団が逃げを吸収。勝負は最後の登り坂で決まることとなった。スプリントする余力を残して走っていた吉岡が残り100mからスパートをかけ、そのまま他の選手に先頭を譲らずフィニッシュ。勝利のガッツポーズと雄叫びを上げた。

吉岡にとって優勝は2017年以来の7年ぶり。大怪我からの完全復活を証明する勝利となった。

チャレンジロードを制した吉岡直哉がチームメートに祝福される ©さいたま佐渡サンブレイブ

「去年は2位と得意なコースなので優勝だけを狙っていた。優勝した瞬間はいろいろな思いがこみ上げてきて叫んでしまった。5年前、怪我で片脚がなくなりかけたけど、家族、チーム、たくさんの人に助けてもらい、またここまで走れるようになったことに感謝を伝えたい。調子がいいことはこのレースでわかったので、今後のレースでもいい成績を残せるようにしたい」と吉岡。

内野艶和と池田瑞紀が世界に爪痕を残す走り‥トラックネーションズ

自転車トラックネーションズカップ第3戦は大会最終日となる2024年4月14日に女子マディソンが行われ、内野艶和(楽天Kドリームス)が10位、池田瑞紀(楽天Kドリームス/早稲田大)が13位になった。

女子オムニアムを走る池田瑞紀。UCIトラックネーションズカップ第3戦 ©JCF

暫定10位で最終のポイントレースを迎えた内野は、思うようにポイントを積み上げることができず苦しい展開となったが、最終のポイント周回で世界の強豪を相手に1着10点を積み上げて合計73ポイントの10位でフィ ニッシュ。

女子オムニアムを走る内野艶和。UCIトラックネーションズカップ第3戦 ©JCF

暫定18位で迎えた池田も、なかなかポイント争いに絡めない中、1ラップ獲得の好走を見せ順位を13位にまで押し上げてレースを終えた。

男子マディソンの今村駿介、窪木一茂。UCIトラックネーションズカップ第3戦 ©JCF

男子マディソンは今村駿介・窪木一茂ペアが6位、橋本英也・兒島直樹ペアが13位。日本は上位勢に対してなかなかポイント獲得争いに絡めない厳しいレース展開の中、今村・窪木ペアが 1ラップ獲得、一矢報いる形で20ポイントを加算して6位フィニッシュ。橋本・兒島ペアは13位でレースを終えた。

男子マディソンの橋本英也、兒島直樹。UCIトラックネーションズカップ第3戦 ©JCF

●大会のホームページ

内野艶和・垣田真穂のマディソンはネーションズカップで連勝ならず

自転車トラックネーションズカップ第3戦は大会2日目の2024年4月13日に女子マディソンが行われ、第2戦で優勝している内野艶和(楽天Kドリームス)と垣田真穂(楽天Kドリームス/早稲田大)のペアが出場。終始上位集団でレースを進めたが、強豪3チームを相手に思うようにポイントを獲得することができず5位でレースを終えた。

女子マディソンを走る内野艶和、垣田真穂。UCIトラックネーションズカップ第3戦 ©JCF

池田瑞紀(楽天Kドリームス/早稲田大)と水谷彩奈(楽天Kドリームス/日本体育大)のペアは12位。

女子マディソンを走る内野艶和。UCIトラックネーションズカップ第3戦 ©JCF
女子マディソンを走る垣田真穂。UCIトラックネーションズカップ第3戦 ©JCF
女子マディソンの池田瑞紀、水谷彩奈。UCIトラックネーションズカップ第3戦 ©JCF

●大会のホームページ