トレックのオーバーホールはその場で使えるクーポンつき

全国に16店舗を構えるトレック直営店では1月9日から2月14日までの期間、オーバーホールメニューの利用でボントレガークーポンをプレゼントする「冬のメンテナンスキャンペーン」を実施する。

オーバーホールが最大7000円お得

ボントレガークーポンは摩耗品の交換やパーツのアップグレードなど、メンテナンスと合わせて利用することが可能。シーズンに向けて愛車のメンテナンスを考えている人はぜひお得なこの機会を利用しよう。

冬のメンテナンスキャンペーン
■期間:2021年1月9日(土)~2月14日(日)

■利用特典
バイクの状態に応じて利用できる2種類のオーバーホールメニューを用意

Level 2は税込み1万5000円

5000円分のボントレガークーポンをプレゼント
内容:ホコリをかぶっていた自転車、油のついたギア周りの性能を蘇らせたい人へはこのメニューをおすすめ。全体の洗車とギア周りを洗浄した後に、各部位のグリスアップと自転車全体の安全チェックを行う。ホイールのバランス調整も含まれる。
おすすめ頻度:6カ月~1年に1回

トレックバイクだけでなく他社ブランドもメンテナンスしてくれる

Level 1は税込み3万3000円

7000円分のボントレガークーポンをプレゼント
内容:調子の悪い部分がたくさんある、新車のようなスムーズさを取り戻したいという人はこのオーバーホールをおすすめ。自転車から全ての部品を取り外して洗浄する。専用工具を使用して分解するため、自宅でのメンテナンスでは行き届かない細かい部分までしっかりと洗浄することができる。綺麗になった部品はグリスアップをしながら本体に取り付けていく。
おすすめ頻度:1年に1回程度

■実施店舗:全国のトレック直営店(16店舗)
※メンテナンスは予約制。持ち込み前に最寄りのストアへ電話での予約が必要

また、トレック直営店では「より多くの皆さまにスポーツ自転車を安全に長く楽しんでいただきたい」という思いから、他メーカーバイクの修理・点検もお受けしているという。メーカー専用工具を必要とする作業は受けられない場合もあるが、まずは気軽に相談してみよう。

●トレックのホームページ

EFとキャノンデールが2023年まで契約延長

キャノンデールは、世界最高峰のロードレース、トレイルやグラベルレースで活動するEFエデュケーションNIPPOと2023年まで契約を延長した。チームとキャノンデールは、2015年のガーミン・シャープ以来、現在のEFに至るまで活動をともにしてきた。時代とともにチーム名は変化してきたが、選手と常にパフォーマンスをリードするバイクによって、チームとキャノンデールは互いを高めあう強いつながりを継続してきた。

EFプロサイクリングCEOジョナサン・ヴォータースのコメント
「基本的に、キャノンデールとの関係は進化と革命という共通項でつながっています。オンロードでもオフロードでも進歩を続け、最終的にはスポーツの限界を押し広げたいと考えています。私たちはキャノンデールと協力することで、エリートレベルの美しさの強調だけでなく、どんな環境でもスポーツにアクセスしやすくしたいと考えています。笑顔でバイクに乗る人を増やしていきたい」

今回の契約延長によって、真の進歩を遂げるために必要な時間をチームとキャノンデールにもたらした。チ ームは現在、ロードレースをメインにマウンテンバイクやグラベルレースなど幅広いジャンルを組み合わせたオルタナティブカレンダーを作成。乾いたカンザス州のグラベルレースから英国の荒々しい岩レース、山頂を目指すコロラド州のLeadvilleや、台湾KOMレース。新しいレースやイベントに焦点を当て、チームとキャノンデールは分野を超えたパートナーシップを結び、スポーツの多角的な魅力とプロロードサイクリストの価値を変えていきたいと考えているという。

この契約延長によって、チームが新たな活躍の場として成功を修めたチームタイムトライアルや、キャノンデールのエンジニアがチームとともに開発しているバイクの細部にわたる調整など、近年のシーズンで実を結んだ技術的進歩を継続することができる。

キャノンデールスポーツマーケティングディレクターのジョナサン・ゲランのコメント
「サイクリングでより大きなコミュニティを構築するという私たちのアンビション(野心)は、EFプロサイクリングのスピリットに沿っています。私たちはみな、共通の目標に向かって取り組んでいます。世界で最も人気のあるチームになり、個性と心を持ってレースをし、人々が自転車、プロのサイクリング、そしてそのライダーについて、どのように感じるかの根底を変えていきたいと思っています」

この契約延長は、技術の進歩とチームとキャノンデールの持つ新たな可能性の扉を開くことにつながる。

EFプロサイクリングコマーシャルマネージャーのアンドレアス・クリアのコメント
「今シーズン我々がレースで使用するバイクは、まさにパフォーマンスの頂点に達しています。現在の技術があればある一定レベルのバイクを作ることはできると期待しています。しかし、我々はそうした技術だけに頼るのではなくキャノンデールとともにレーサーが持つ鋭い感性を組み合わせたデザイン作りに貢献したいと思っています。それが特に新しく開発するバイクであればなおさらです。エリートパフォーマンスを発揮する環境では、このような新たな可能性を広げる取り組みは大切なことです。バイクフレーム以外では、チームのサプライヤーのFSA / Vision、Prologo、Vittoriaとも同様の貢献をしてきました」

●キャノンデールのホームページ

フルームのイスラエルチームデビュー戦サンフアンが中止

1月24日から31日までアルゼンチンで開催予定だったブエルタ・ア・サンフアンが新型コロナウイルス感染拡大により中止になった。南米大陸で走り込んでいた英国のクリストファー・フルームはイスラエルスタートアップネーションとしてのデビューレースの修正を余儀なくされた。

またボーラ・ハンスグローエのペテル・サガン(スロバキア)もシーズンインとなるレースを変更する。

アルゼンチンでは連日1万3000人前後の新規感染者が増え続ける状態が続き、大会主催者が選手や関係者の健康上の安全を図るため大会を中止にした。

スペインのチャレンジマヨルカは延期

欧州でも2021シーズンのメジャー開幕レースとして多くのトップチームが集結する予定だったスペインのチャレンジマヨルカが1月28日から31日まで予定していたレースの延期を決定。大西洋のマヨルカ島は現在フェーズ4の感染拡大に見舞われていて、50人以上が集まるイベントを開催することができず、レース開催を断念した。

同大会は30周年の節目となるシーズンで、主催者はUCI・国際自転車競技連合に5月13日から16日までの日程での再調整を打診したという。

●チャレンジマヨルカのホームページ

グレゴリー・ボジェ この状況では五輪に全力で臨めないと引退

自転車トラック競技で世界チャンピオンに9回なった実績を持つフランスのグレゴリー・ボジェが引退を発表した。「常に100%の力で走り続けてきたが、この状況では満足な状態で東京五輪には臨めない」と引退の理由を語った。

ボジェはカリブ海にあるフランス海外県のグアドループ出身。スプリントとチームスプリントの強豪選手で、世界選手権では合計9回優勝。五輪では2008北京大会で銀、2012ロンドン大会で銀2、2016リオデジャネイロ大会で銅メダルだった。

「17歳で競技を始めてから常に100%の力で走り、この競技に挑み続けてきた。現在は90%が拘束されている状況にあり、これでは東京五輪で力を発揮できない」とフランステレビジョンに出演したボジェ。

●フランステレビジョンのホームページ

【速報】マルク・ヒルシがUAEエミレーツに電撃移籍

スイスのマルク・ヒルシが2021シーズンはUAEエミレーツで走ることを、自身のツイッターやInstagramで公表した。

マルク・ヒルシはすでにUAEエミレーツのジャージを着用。Instagramより

2020シーズンに大活躍したヒルシは、チーム名をサンウェブからDSMと変更した所属チームとの契約を1月5日に解消したと発表。UAEエミレーツ入りが噂されていた。同チームには2020ツール・ド・フランス総合優勝のタデイ・ポガチャルが所属する。

リエージュ〜バストーニュ〜リエージュでアラフィリップの降格処分が決まり、表彰台下で顔を合わせたポガチャル(左)とヒルシ ©A.S.O. Gautier Demouveaux

●MPCCのホームページ

ポガチャルがワクチン摂取…コロナ禍の発端となったUAEエミレーツが対策

2020ツール・ド・フランス総合優勝のタデイ・ポガチャル(スロベニア)を含むUAEエミレーツの所属27選手が、1月7日にUAEで新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた。

2020ツール・ド・フランスを制したUAEエミレーツのタデイ・ポガチャル ©A.S.O. Pauline-Ballet

新型コロナウイルスに自転車界で最初に罹患したのもUAEエミレーツだが、最初のワクチン接種も同チームとなった。2020年2月23日に開幕したUAEツアーで参戦中だったUAEチームエミレーツのイタリア人メカニックとマッサーが新型コロナウイルスに罹患したのが事の発端だった。

7日間のステージレースは新型コロナウイルスに罹患したスタッフがいたことで、大会5日を終わった段階で中止。その後、自転車ロード界もコロナ禍に飲み込まれ、すべてのレースが中止あるいは延期となっていった。

チームのスプリンター、フェルナンド・ガビリア(コロンビア)はこのときを含めてシーズン中に2度も罹患。病院で1カ月を過ごした。

今回、チームはアブダビで7日に始まったトレーニングキャンプの開始時にワクチン接種を実施。27選手と32人のスタッフが対象で、UAE保健省によって承認された中国のシノファームワクチンを摂取した。

●UAEエミレーツのホームページ