梶原悠未エリミネーションV…日本勢は4種目でネーションズカップ表彰台

2024UCIトラックネーションズカップ第2戦が3月15日に香港で開幕。パリ五輪の出場枠獲得に向けたトラック日本代表チームが参戦し、女子エリミネーションで梶原悠未(Team YUMI)が優勝。4種目で表彰台に上った。

梶原悠未が女子エリミネーションで優勝。トラックネーションズカップ第2戦 ©日本自転車競技連盟

男子チームスプリント

日本は小原佑太(楽天Kドリームス)、長迫吉拓(ブリヂストンサイクリング)、太田海也(楽天Kドリームス)の布陣で予選に臨み、全体の2位で1回戦進出。1回戦では英国と対戦し、日本は1走目で先行されたが、2、3走で逆転してオーストラリアとの1-2位決定戦に進出。

男子チームスプリントの長迫吉拓、太田海也、小原佑太。トラックネーションズカップ第2戦 ©日本自転車競技連盟

前回のアデレード大会と同じオーストラリアとの1-2位決定戦となったが、雪辱を果たすことができず2大会続けて2位になった。

男子チームスプリント2位の小原佑太、長迫吉拓、太田海也。トラックネーションズカップ第2戦 ©日本自転車競技連盟

男子チームパシュート

兒島直樹(ブリヂストンサイクリング)、橋本英也(ブリヂストンサイクリング)、窪木一茂(ブリヂストンサイクリング)、松田祥位(ブリヂストンサイクリング)の4選手が出場。日本は全体の3位で1回戦進出。1回戦では従来の日本記録をおよそ2秒更新、全体の1位で1-2位決定戦に進出。

兒島直樹、橋本英也、窪木一茂、松田祥位が男子チームパシュートで日本記録を更新。トラックネーションズカップ第2戦 ©日本自転車競技連盟

1-2位決定戦でデンマークと対戦。日本は序盤にリードを奪ったものの、3周回目に逆転されそのまま徐々に差が開き15周回目に追い抜かれてレース終了。2位となった。

兒島直樹、橋本英也、窪木一茂、松田祥位の男子チームパシュートは2位。トラックネーションズカップ第2戦 ©日本自転車競技連盟

女子チームパシュート

梶原悠未(Team YUMI)、内野艶和(楽天Kドリームス)、池田瑞紀(早稲田大/楽天Kドリームス)、垣田真穂(早稲田大/楽天Kドリームス)の4選手で出場し、日本は全体の4位で1回戦進出。1回戦で日本は全体の3位で3-4位決定戦に進出。

梶原悠未、池田瑞紀、内野艶和、垣田真穂が女子チームパシュートに出場。トラックネーションズカップ第2戦 ©日本自転車競技連盟

3-4位決定戦ではオーストラリアとの対決に。日本は前半にリードを許したが、7周回目に逆転してそのまま先着。3位になった。

池田瑞紀、梶原悠未、垣田真穂、内野艶和が女子チームパシュートで3位。トラックネーションズカップ第2戦 ©日本自転車競技連盟

女子エリミネーション

梶原悠未内野艶和の2名で参戦したエリミネーションは、梶原が優勝した。内野は20位。

梶原悠未が女子エリミネーションで優勝。トラックネーションズカップ第2戦 ©日本自転車競技連盟
内野艶和は女子エリミネーションで20位。トラックネーションズカップ第2戦 ©日本自転車競技連盟

男子エリミネーション

今村駿介(ブリヂストンサイクリング)と窪木一茂が出場し、今村が4位、窪木が20位。

今村駿介が男子エリミネーション4位。トラックネーションズカップ第2戦 ©日本自転車競技連盟
窪木一茂は男子エリミネーション20位。トラックネーションズカップ第2戦 ©日本自転車競技連盟

●日本の出場選手一覧

きりたんぽを味わい、秋田犬に遭遇するかもしれないライドイベント

「ハチ公きりたんぽライド」が2024年6月23日に大館市、スポーツコミッション大館の主催で開催される。場所は秋田県大館市。世界文化遺産の縄文遺跡を巡り、コースの最後には初夏の深緑を楽しめる樹海ラインを通る。

各エイドステーションでは、秋田ならではの絶品グルメなどが用意される。国の天然記念物にも指定されている秋田犬に出会うことができるかもしれないという。6月3日(月)が申し込み締め切り。

ハチ公きりたんぽライド

開催日:2024年6月23日(日)
申込締切:2024年6月3日(月)
会場:ニプロハチ公ドーム(秋田県大館市)
コース:ファイター150km、チャレンジ 100km、エンジョイ 60km、ファミリー10km(グループライド)
参加費:150km(10,000円)、100km(9,000円)、60km(7,000円)、10km(4,000円)
参加資格:中学生以上(ファミリー10kmのみ小学生以上)の男女で、コースを規定時間内に完走できる自信のある健康な人(未成年者は保護者の承諾、中学生は成人引率者が必要)
定員:合計600名
主催:大館市、スポーツコミッション大館
共催:ABUTOKU c.c.
事務局:ツール・ド・ニッポン事務局

けんたさんがハチ公きりたんぽライドに参加
おおやようこさんがハチ公きりたんぽライドに参加

●ハチ公きりたんぽライドのホームページ

ミヤタサイクルがTattooアーティストのarumajiroooとコラボレーション

ミヤタサイクルがPEACE(平和)をテーマに少しでも世の中が明るくポジティブになるようにエールを送るべく、若者を応援するプロジェクト。第一弾は、ファッションデザイナーを目指しイタリアの大学に行くために活動するTattooアーティストのAruとのコラボレーション。アーティスティックなデザインで、若者や感性豊かな人々にスチールバイクの魅力を発信。

ミヤタサイクルがTattooアーティストのarumajiroooとコラボレーション

ミヤタブランドのクロモリバイクの代名詞の一つとして知られるエレベーション・エクストリームのフレーム。フォークはコロンバスのカーボンフォーク。ペイントや表面処理はMULLERの表面処理ラボ「STUDIO XYZ」によるペイント加工。

MIYATA x arumajiroooが4つのバリエーションで登場

限定41台の販売で、完成車はCAMPAGNOLO SUPER RECORD、ホイールBORA WTOで1,515,000円(税抜)。シマノ105、ホイールWH-RS300で678,000円(税抜)。

1999年生まれ、名古屋で活躍中のTattooアーティスト

ペイント処理を担当したUCCOが販売を行う。販売方法は下記の4パターン

  1. Makuakeでの販売。
  2. インターネットでの販売  https://aruxmiyata.official.ec/
  3. Aruのスタジオ Tom’s Tattoo Spaceでの販売
  4. スポーツショップへの販売

予約販売期間は3カ月(3月15日から6月30日まで)

桜=日本の美、可憐な桜をメインにこれから力がみなぎる日の出の光とパワーを表現している
PEACE=平和に感じるイラストがフレーム全面に配されることで、ポップアートを醸し出すオシャレなデザイン
Spider=ネット社会を生きる現在、無機質なWeb=生身のクモの糸、あえて具現化されているクモという個体(昆虫)に目を向けて欲しいという願いを今の世に訴えている
宇宙=宇宙に夢と希望を抱いたデザイン。星の一部にスパンコールをちりばめ、見る角度により、光り方が変わる美しさがまるで本物の宇宙のよう(arumajiroooの父はロケット関係者)
コロナの影響でイタリアのファッション大学の留学を見送り、自身で学費を貯める決意をし、Tattooアーティストとして活躍

●MIYATA x arumajiroooのホームページ

トレックがラファアパレルを世界中の直営店などで販売を開始

米国の自転車メーカー、トレックがサイクリング・ライフスタイルアパレルのRapha(ラファ)とのパートナーシップを発表。ラファの象徴的なテクニカルウェアのラインナップを世界中のトレック販売店で展開し、より多くの人にバイクライフを楽しんでもらうことを目指す。

この新しいパートナーシップにより、愛好家は近くのトレック販売店でラファのベストセラーを実際に見て、触って、試着して、次のライドに最適なパフォーマンスと快適さを備えたウェアを見つけられるようになった。

エリートレベルのアスリートたちとのコラボレーションでデザインされたラファのアパレルコレクションも、トレックの30日保証と世界中で受けられるサポートにより安心してライドに投入できる。

日本国内ではトレック公式オンラインストア、トレック直営店、一部のトレックコンセプトストアで購入できる。

●トレックの詳細ページ

パリ五輪へ正念場…トラックネーションズ香港が3月15〜17日開催

2024UCIトラックネーションズカップ第2戦が3月15日から17日まで香港で開催される。今夏に迫ったパリ五輪の出場枠獲得に向けたトラック日本代表チームの戦いが続く。監督(テクニカルディレクター)はブノワ・ベトゥ、コーチはジェイソン・二ブレットと上野みなみ。

トラック日本代表選手

短距離男子
山﨑賢人(楽天Kドリームス)
小原佑太(楽天Kドリームス)
長迫吉拓(ブリヂストンサイクリング)
太田海也(楽天Kドリームス)
中野慎詞(楽天Kドリームス)

中距離男子
窪木一茂(ブリヂストンサイクリング)
橋本英也(ブリヂストンサイクリング)
今村駿介(ブリヂストンサイクリング)
兒島直樹(ブリヂストンサイクリング)
松田祥位(ブリヂストンサイクリング)

短距離女子
佐藤水菜(楽天Kドリームス)
太田りゆ(ブリヂストンサイクリング)
梅川風子(楽天Kドリームス)
酒井亜樹(桃山学院教育大/楽天Kドリームス)

中距離女子
梶原悠未(Team YUMI)
内野艶和(楽天Kドリームス)
池田瑞紀(早稲田大/楽天Kドリームス)
垣田真穂(早稲田大/楽天Kドリームス)
岡本美咲(京都・北桑田高)

●2024UCIトラックネーションズカップのホームページ

デカトロンAG2Rラモンディアルが新ジャージ…店舗で70ユーロ購入可

フランスのデカトロンAG2Rラモンディアルが新デザインのサイクリングウエア「ギャラクシー」を3月12日に発表した。3月14日のグランプリ・ド・ドナンで初めて着用される。製作は同チェーン店が持つサイクリングアパレルのバンリーゼル。

デカトロンAG2Rラモンディアルの新ジャージ ©Frédéric Maciejewski

右袖には、26年にわたりタイトルスポンサーを務めてきたAG2R LA MONDIALE Groupの歴史的なブルーをあしらったデザイン。左袖には、DECATHLONの新しいアイデンティティであるグリーンがイノベーションを表現している。

デカトロンの新ジャージ ©Frédéric Maciejewski

細心の注意を払って精密にデザインされたギャラクシージャージは、その独自性によって際立っており、プロトンで非常に目立つはずだ。注目を集め、賞賛を呼び起こすようにデザインされ、大胆さ、独創性、変化を体現しているという。

デカトロンの新ジャージ ©Frédéric Maciejewski

チームウエアは12日から70ユーロで購入できる。販売はデカトロンショップ、デカトロンのウェブサイト、公式チームショップで。

●デカトロンAG2Rラモンディアルのホームページ

【デカトロン】