バルデは2020年ツール・ド・フランスを回避し東京五輪に照準

AG2Rラモンディアルに所属するフランスのロマン・バルデは2020年、ジロ・デ・イタリア(5月9〜31日)、東京五輪(7月25日)、スイスのマルティニーで開催される世界選手権ロード(9月27日)をターゲットにすると明らかにした。

AG2Rラモンディアルのバンサン・ラブニュ監督とロマン・バルデ

AG2Rラモンディアルは恒例となったアルプス山麓オワザンでの冬季トレーニングキャンプに入り、11月14日にイゼール県のボジャニーで記者会見を行い、バルデとバンサン・ラブニュ監督が2020シーズンの展望を語った。

バルデは1月21〜26日にオーストラリアで開催されるサントスツアー・ダウンアンダーでシーズンイン。2月20〜23日に行われるヴァル・エデザルプが欧州緒戦に。2月29日から3月1日までブクルドロームアルデッシュを走る。

ブエルタ・ア・エスパーニャには参戦の予定だが、ツール・ド・フランスを回避して直後に開催される東京五輪にベストコンディションで臨みたいという。10月末に開催されたツール・ド・フランスさいたまに来日した際に、バルデは悪天候にもかかわらず富士山麓の東京五輪コースを試走している。

ジロ・デ・イタリア、東京、世界選手権に集中

「ロマン・バルデの2020年シーズンのプログラムは、チーム経営陣やマネージャーが個人的な願望を考慮して全員が同意のもとで組み上げられた」とラブニュ監督。
「ジロ・デ・イタリア、東京五輪、世界選手権に集中する。そのコースは彼の資質にとても適している。バルデの勝利への渇望が2020年は高まることを我々は知っているし、バルデはシーズンを通して集団内の主要で野心的な選手になると思っている。

「2013年に初めてツール・ド・フランスに参加して以来、常に高いレベルのパフォーマンスで優秀な成績を修めてきたレースに出場しない。それでもジロ・デ・イタリア、ブエルタ・ア・エスパーニャというグランツールを自信と野心を持って参加するだろう」

2019ツール・ド・フランスに出場したロマン・バルデ ©A.S.O. Pauline BALLET

ツール・ド・フランスをあきらめるのは簡単じゃなかった

「もっと輝きたい。だから最高の状態でジロ・デ・イタリアに参加したいと願っている。新しい世界に飛び込むとき、この3つの大きな目標を立ててシーズンを分けることはエキサイティングだ」とバルデ。
「ツール・ド・フランスをあきらめるのは簡単なことではなかった。しかし2020年はこれまでいじょうのシーズンインをするつもりで、目標のレースにつながる美しい物語んpページをめくるのは絶好の時期のように思える。

私の2020年のレースプログラムは、AG2Rラモンディアルチームの経営陣と連携して構築された。一貫性があり、野心的であり、私は2020年1月のオーストラリアでレースシーンに戻ることを楽しみにしている」

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●AG2Rラモンディアルのホームページ

全日本王者の入部正太朗がNTTへ。メジャー出場の可能性

2019年の全日本チャンピオン、シマノレーシングに所属していた入部正太朗がUCIワールドチームのNTT(南アフリカ)に移籍することが11月14日に発表された。同チームは現在のディメンションデータ。グランツールをはじめとした主要大会の出場権を有する。

NTTの入部正太朗

2019年7月のオリンピックテストイベントにも出場した入部。メジャーチームへの移籍で、東京五輪代表選考に必要なポイントを集めるチャンスが増えた。現在2枠の日本男子代表選手に名乗りを挙げることになった。

ディメンションデータはNTTグループにあったが、2019年からNTTブランドを前面に押し出す戦略に転換。ツール・ド・フランスでもITソリューション分野で技術協力し、来季はいよいよチームのメインスポンサーネームとなった。

30歳の挑戦は簡単じゃないが全身全霊で

「チームNTTに加入することができて、大変うれしく思います。競技を始めてずっと目標にしていた世界トップカテゴリーのチームで世界に挑戦できるからです。これは私にとってこの上ない幸せです」と入部。

「30歳から挑戦ということは決して簡単ではありませんが、私は全身全霊をかけてチームのために走ります。尽力いただきました方々には感謝します。ありがとうございました」

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ジェイミスがサドルバッグなどのアイテムを随時発売へ

ジェイミスジャパンの主力モデルで、グラベルアドベンチャーの先駆け的な存在でもあるRENEGADEシリーズや2018年より大人気となっているSEQUELシリーズ、さまざまなカテゴリーでマッチするパーツブランドとして『Renegade(レネゲード)Components』のデリバリーが開始される。

TOURING PACKAGE UNDER SADDLE

第1弾ラインナップとしてサドルバック2種類、ハンドルバック、トップチューブバック、ドライバック付きマルチゲージの計5種を展開。全てのロゴはリフレクティブとなっていて、夜間の被視認性も配慮している。今後アイテム数は随時展開を予定。

TOURING PACKAGE UNDER SADDLE
価格:6800円(税抜)

ツーリングやブルベでもスタンダードになりつつある大容量バッグ。形はスタンダードながらに内側に防水コーティングを施し、使い勝手を重視。取り付けも簡単に出来る仕様で、リーズナブルな値段も魅力。

WATER PROOF SADDLE BAG
価格:4200円(税抜)

もう1種類のサドルバッグとして、日常の小物を入れれる様、通常のサドルバッグよりやや大きめな仕様。防水生地を使用し、中のものもきっちり守る。取り付けはシートレールを使用したアダプターを介し、しっかり固定が出来る。

WATER PROOF HANDLE PACKAGE
価格:5800円(税抜)

こちらのハンドルバッグはロールタイプを採用。ハンドル幅に合わせてサイズが調整しやすい仕様となっている。こちらも防水生地使用。

WATER PROOF FRAME BAG
価格:4200円(税抜)

トップチューブは車体を跨ぐ際の長さ、使い勝手の良い長さの絶妙なサイズを選定。サドルバッグと同様に防水生地を使用し、手持ちの小物を入れやすい仕様となっている。車体に取り付けるベルトも滑り止め兼クッション素材を採用し、車体への固定を損なうことなく、キズも付きにくい。

WATER PROOF ROUNDBAG ON FRONT FORK
価格:4800円(税抜)

防水生地のドライバック付きマルチゲージ。RENEGADE、SEQUELシリーズは勿論、丸型バンドを利用し、サスペンションフォーク等にも取り付け可能。また輪行バッグやシュラフ等を車載する際にも便利なゲージ。

JAMIS BIKESとは
1937年創業の米国ニュージャージーに本社を構えるG・Jannou Cycleを母体に持つブランド、1979年にJAMISブランドが立ち上がり、米国内において最も古い創業者が持つ総合スポーツバイクブランドに。
●ジェイミスジャパンのホームページ

2020年のブエルタ・ア・エスパーニャは12月17日に発表

2020年の第75回ブエルタ・ア・エスパーニャのコース全容は12月17日にスペインのマドリードで発表される。

2020年の大会は東京五輪開催の影響で、ツール・ド・フランスとともに例年より1週間早い開催。8月14日にオランダのユトレヒトで開幕することがすでに発表されていて、今回の全容発表はそれ以降のコースが明らかになる。レースは9月6日にマドリードにゴールする。

ブエルタ・ア・エスパーニャ第21ステージ ©Photogómez Sport

2020ブエルタ・ア・エスパーニャはオランダのユトレヒトで開幕

●ブエルタ・ア・エスパーニャのホームページ
●ブエルタ・ア・エスパーニャの特集サイト

家族の週間に親孝行 フロンティアラクットが当たるキャンペーン

ブリヂストンサイクルは2019年11月10日(日)~23日(土)の「家族の週間」に合わせて、2019年11月11日から12月6日の期間、シニア層向けの両輪駆動搭載電動アシスト自転車「フロンティアラクット」が当たるプレゼントキャンペーンを開催する。

「家族の週間」をきっかけに大切な人へ贈りもの!

「家族の週間」とは、子供を家族が育み、家族を地域社会が支えることの大切さについて理解を深めてもらうために、内閣府が2019年5月に定めたもの。2019年は11月17日(日)が「家族の日」、11月10日(日)~23日(土)が「家族の週間」とされている。

2018年の発売より好評を博している同社製品のシニア層向け電動アシスト自転車「フロンティアラクット」は、シニア世代の自動車運転免許返納などが大きな話題になる中、新たな移動手段の選択肢のひとつとして選ばれていて、ユーザーの約4割が利用者本人の購入ではなく、家族からプレゼントされて使用している。(同社アンケート調べ)

「フロンティアラクット」が当たるキャンペーンは、同社HP内のキャンペーン専用応募フォームより「あなたの自転車を贈りたい相手」と「贈りたい理由」、必要事項を記入のうえ応募した人の中から抽選で、フロンティアラクット(20インチ)を1名にプレゼントするもの。

さらにWチャンスとして、応募された人の中から抽選で1000名に、ドリンクのデジタルギフトが当たる。「家族の週間」を、大切な人へ想いを伝えるきっかけにできるように応募してみよう。

キャンペーン景品のフロンティアラクット(20インチ)T.Xルビーレッド(ツヤ消しカラー)

“だれでもあんしん自転車”キャンペーン 家族の週間に親孝行しよう!

応募期間2019年11月11日(月)10:00 ~ 12月6日(金)17:00まで
応募方法①応募期間内に、同社HP内のキャンペーン特設サイトへアクセス

②応募フォームに「自転車を贈りたい相手」と「贈りたい理由」、その他必要事項を記入し応募

③抽選でフロンティアラクット(20インチ)を1名にプレゼント
※応募期間終了後、厳正なる抽選のうえ、当選者には応募時にご入力いただいたメールアドレス宛に連絡します。※電動アシスト自転車の発送につきましては、発送方法・発送日程・時間帯指定等のご希望には沿えない場合がございますので、予めご了承ください。※キャンペーン景品は、予告なく変更になる可能性がございます。
④さらにWチャンスでドリンクのデジタルギフトを1000名にプレゼント※Wチャンスの景品につきましては、応募時にご入力いただいたメールアドレス宛に、12月中旬以降順次連絡します。※ドリンクのデジタルギフトは、全国指定のコンビニで指定のドリンクと交換できるものです。※キャンペーン景品は、予告なく変更になる可能性がございます。

中村輪夢はBMX世界選手権フリースタイル・パーク5位

11月4日に中国・成都で開幕したUCI 2019アーバン自転車競技世界選手権は大会最終日となる10日、BMXフリースタイル・パークが開催され、中村輪夢が男子で5位、大池水杜が女子で10位になった。

中村輪夢 ©JFBF

パーク男子結果
5位 中村輪夢(日本)87.80
大西勘弥、西昂世、高木聖雄、大和晴彦は予選落ち

BMXフリースタイル・パークの日本代表 ©JFBF

パーク女子結果
10位 大池水杜(日本)56.40

中村輪夢 ©JFBF

片桐光紗季2位、佐々木元3位…BMX世界選手権フラットランド

●UCI BMXフリースタイルのホームページ