伊豆大島往復4000円のオトクな130周年切符発売開始

首都圏から気軽に行ける自転車パラダイスとして人気の伊豆大島に、期間限定で大きくディスカウントされた大型客船往復キップが東海汽船から販売された。実施期間は2019年10月3日(木)夜発から2020年1月23日(木)帰着のうち除外日を除いた期日。おとな往復2等料金4000円・こども2000円(税込み)。

伊豆大島の最北端に近い野田浜

前回は期間中の特定の日しか割り引き料金とならなかったが、今回は対象外となる日を除いた期間中なら特別料金が適用されるという規定に戻った。また、従来は「サイクルきっぷ」という名称が使用されていたが、今回は東海汽船創立130周年記念として「島島(しましま)きっぷ」となった。自転車は輪行袋に入れれば手荷物料金なし。片道1500円で自転車をそのまま持ち込めるサービスもある。

波浮港の家並みを行く

伊豆大島往復の大型客船は毎日出港。東京の竹芝客船ターミナルを、この時期は夏場よりも1時間早い22時に出航し、大島には夏よりも1時間早い翌日午前6時に到着。午後2時30分に帰路の便が大島を出航し、平日午後7時・土日午後7時45分に竹芝に到着。土日は途中で横浜港の大桟橋にも着岸するので、ここで下船することも可能。伊豆大島の滞在時間は8時間ほどで、大島一周46.6kmを走っても、温泉で汗を流し、食事をする余裕がある。

大型客船は早朝に伊豆大島に着岸。午後2時過ぎの東京行きまで存分に走り回れる

往路は夜行、復路は午後から夜にかけての大型客船となるが、2等リクライニングシート限定となる。夜行となる往路は貸し毛布無料の特典付き。要予約で電話で簡単に申し込める。また宿泊希望者は大島温泉ホテルを1泊2食付き1万円=2名以上の場合=で利用できる。

クルマに自転車を積んで竹芝桟橋に行く場合、これまでは隣接駐車場の料金割り引きがあったが、その提携が終了してしまったので要注意。東海汽船ホームページを参照のこと。

(クリックすると拡大します)
2等リクライニングシート限定だが、土曜日夜発でもごらんのように空いていた

Bianchiのあさひ70周年記念クロモリはネット注文限定

快適な自転車ライフを提供する自転車専門店のあさひは、創業70周年を記念した「あさひ70th anniversaryプロジェクト」として、Bianchi(ビアンキ)社製クロモリロードバイク「Campione d Italia あさひ70周年特別モデル」を数量限定特別価格で発売する。

クラシカルなフレームワークに最新のシマノ社製のCLARIS/R2000シリーズが採用されている

今回のバイクは、伝統あるBianchiのクラシッククロモリフレームにSHIMANO社製のエントリーライダー向けコンポーネントのCLARISシリーズを採用した、街乗りやロードバイク初心者にも最適な自転車。Bianchiを代表するチェレステカラーに塗られたクロモリフレームはBianchiのイタリア本国がデザインを手がけ、70周年を記念して作られた、あさひ特別限定モデル。

ダウンチューブにはBianchiのブランドロゴとイタリアチャンピオンを表す「Campione d Italia」の文字が入る

発売日は10月9日(水)を予定。あさひ公式自社ネット通販サイトの「ネットで注文・お店で受取サービス」を利用した販売のみでの扱いとなる。

トップチューブ上には70周年特別モデルであることを表す、特別感のある「Asahi 70th Anniversary」のロゴ

今回のプロジェクトのためだけに、特別に仕上げられた限定モデルは、あさひファンだけでなくBianchiファンにも、ぜひ手に入れていただきたいバイクに仕上がっている。

ヘッドチューブにはクラシカルなラグワークとともに、伝統あるBianchiのイーグルマークが貼られている

Campione d Italia あさひ70周年記念モデル

Bianchi Campione d Italia あさひ70周年特別モデル
販売価格  :9万9980円(税込)
カラー   :チェレステ
サイズ   :500/530mm
メインコンポ:SHIMANO CLARIS 16 SPEED
重量    :10.7kg(530mm)
発売日   :2019年10月9日より販売開始予定
購入方法  :あさひ公式自社ネット通販の「ネットで注文・お店で受取りサービス」を利用して、お買い求めください。
●サイクルベースあさひネット店
●サービス紹介

トップの部分に鋲打ちをイメージした金属製の小物があしらわれたサドル。その見た目とは違いスポーツ走行も可能な仕様を採用
28Cと少し太めのタイヤを採用することで、乗り心地のいいクロモリフレームをさらに乗り心地のよさを向上させている

さいたま参戦のコズネフロワがフランス杯で新人王に

ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムに初参戦するAG2Rラモンディアルのブノワ・コズネフロワ(フランス)がフランス国内の主要大会を集めたシリーズ戦、クプドフランスで新人賞部門の1位になった。同チームは団体優勝も獲得した。

AG2Rラモンディアルのブノワ・コズネフロワ

24歳のコズネフロワは2017年のU23世界チャンピオン。2019年はツール・デュ・リムザン総合優勝をはじめ4勝を挙げた。ツール・ド・フランスにも初出場し、新人賞部門で総合14位になっている。10月27日に開催されるツール・ド・フランスさいたまのメンバーとしても起用されている。

「クプドフランスの総合成績では1番になれなかったが、新人賞になれたことはうれしい。これいじょうのシーズンはないと思う」とコズネフロワ。

●ツール・ド・フランスさいたまのホームページ

石上優大がデルコ・マルセイユ・プロヴァンスと契約

石上優大(いしがみまさひろ)が2020年度からフランスのUCIプロコンチネンタルチーム、デルコ・マルセイユ・プロヴァンス(運営会社:レインボー・プロ・サイクリング社、代表:フレデリック・ロスタン)へ移籍する。契約期間は2020年1月1日~2021年12月31日の2年間。

石上優大がデルコ・マルセイユ・プロヴァンスとチーム契約

石上は神奈川県出身の21歳(1997年10月20日生まれ)。小学生の頃よりMTBレースに親しみ、中学生から本格的にロードレースを開始。2011年からはEQADSに所属し、浅田顕監督の指導のもと、フランスを中心に欧州レースを転戦。日本においては各年代カテゴリーレースを総なめにし、日本代表選手として海外遠征も多く経験した。

2017年よりEQADSからフランス南部のトップアマチーム、AVCエクサン・プロヴァンスへと派遣。コンスタントに成績を挙げ、2019年夏にはUCIプロコンチネンタルチーム、NIPPOヴィーニファンティー二・ファイザネの研修生に抜てきされた。目下、ベテラン選手を相手に東京オリンピック出場枠争奪戦を繰り広げている若手日本人ロードレース選手の筆頭格。

石上優大の主な戦績
2018 全日本選手権ロードレース U23クラス 優勝(U23日本チャンピオン)
2018 COURSE DE PAIX(チェコ/U23ネイションズカップ) 個人総合 34位
2018 おおいたアーバンクラッシック(UCI1.2)優勝
2019 プルエバ・ビリャフランカ・デ・オルディシア (スペイン/UCI1.1)7位
2019 世界選手権ロードレースU23 (英国)32位
*JOCネクストシンボルアスリート(2019年4月認定)

石上優大選手のコメント
「この度、UCIプロコンチネンタルチーム『デルコ・マルセイユ・プロヴァンス』と契約できたことを大変うれしく思います。
現所属チーム『AVC AIX ENPROVENCE』と移籍先チームは同地域内にある関係で非常につながりが強く、今契約成立にあたっては両チームと地域関係者ら多くの方々のご支援をいただききました。本当に感謝しています。

また9年もの間、EQADSの選手として活動させていただき、面倒を見て下さった浅田顕監督をはじめ、スタッフの方々にもこの場をお借りして、深くお礼申し上げます。
U23の4年間は、苦労という言葉では言い表せないことの連続でした。特にプロを目指す上で最も重要な時期に、3度も鎖骨骨折に遭いました。故障中は全く先のことを考えられませんでしたが、今振り返れば、全ては自身の成長にとって必要なことだったと確信しています。

今後は“プロフェッショナル”として、今までとは異なった世界で戦う事になりますが、決して満足する事はせずに、常に上のステージを目指していきます。引き続き応援宜しくお願いします」

デルコ・マルセイユ・プロヴァンス

デルコ・マルセイユ プロヴァンスチーム代表、フレデリック・ロスタンのコメント
「我が友である浅田顕が指揮を執るジャパンロードナショナルチームでもまれてきた“マザ”(メモ:石上優大のフランスでの愛称。仏語でMasaは“マザ”と発音する)は、我々チームが若手育成にて級力関係にある『AVCエクサン・プロヴァンス』チームにて素晴らしい活躍を見せてくれました。
マザのコンスタントな成長・育成に、我々チームも特別な興味を抱いています。彼の強靭な意志の強さは、彼を将来の成功へと導いてくれることでしょう」

AVCエクサン・プロヴァンスチーム代表、ジャン=ミシェル・ブルグアンのコメント
「大きな怪我を乗り越え、復活後にさらに強くなっていく“マザ”の意思の強さには感服している。度重なる骨折(9か月で3回)なんぞ、マザのプロになりたいという強い意思の前では大した問題ではなかったようだ。実際、戦線復帰のたびに骨折前より強くなって帰ってきて、数レース後には常に素晴らしい結果をチームに提供してくれた。
マザとのレース以外での交流において嬉しかったのは、毎度会うたびに新しいフランス語の言葉・フレーズを覚えて来て話してくれたことだね。
大いなる旅立ちの前に彼に言いたいことはただ一つ。今までは僕が彼にコーヒーをおごってきたけど、“プロ”になる2020年1月1日以降は、マザが我々におごる番だ!とね」

エキップアサダ/EQADS代表、浅田顕のコメント
「石上にとってはU23カテゴリーの3~4年目が勝負でしたが、三度の鎖骨骨折に泣いた試練のシーズンになってしまいました。
その中でも評価対象レースでの最低限の成績が評価されたことと、石上が所属する『AVCエクサン・プロヴァンス』と同地方のプロチームである『デルコ・マルセイユ・プロヴァンス』との選手強化協定による協力関係も後押しし、今回の契約が実現したと思っています。
また、研修生として所属する『NIPPOヴィーニファンティー二・ファイザネ』の大門宏監督が、日本人選手強化のために、このチームへNIPPOとして加入を決めていただいたことは今後なによりも心強いことだと心から感謝しております。

EQADSの唯一の目的であるプロ選手輩出実現にあたっては、本人の並外れた努力もさることながら、地味な水面下の活動に長年ご協力頂いている沢山の皆様のお陰です。この場をお借りして、心から感謝申し上げます。
13歳の彼が『ぼくは欧州でプロになりたいのでよろしくお願いします』と訪ねてきてくれたあの日がつい昨日のようです。
今後は、いよいよ勝負のスタートラインに立つ石上の成長と活躍を見守るとともに、これからも一人でも多くの本場で戦えるプロ選手輩出に努めてまいります。世界でたくましく活躍する日本人選手たちが集結しシャンゼリゼを目指せる日のために」

デルコ・マルセイユ プロヴァンスチームについて
『デルコ・マルセイユ・プロヴァンス(Delko MarseilleProvence)』チームは、フランス南部最大の都市であるマルセイユを拠点とするUCIプロコンチネンタルチーム。前身であるアマチュアチーム『ラ・ポム・マルセイユ』は1974年に設立、現トッププロであるダニエル・マーティン、ニコラス・ロッシュ、別府史之らが、アマチュア時代に所属していたことでも有名だ。
チームは目下、2022年の「ツール・ド・フランス」出場を最大の目標とし、着々とチーム力の強化を進めている。代表(チームマネージャー)は、フランス版の「諦めない男」である、フレデリック・ロスタン。*2020年度のチーム名は「Nippo・デルコ・マルセイユ・プロヴァンス(Nippo Delko MarseilleProvence)」になることが予定されている。
運営会社は「レインボー・プロ・サイクリング社」所在地:ジェムノ(マルセイユ近郊)、代表:フレデリック・ロスタン

●デルコ・マルセイユ・プロヴァンスのホームページ

ジャパンカップとツール・ド・フランスさいたまがコラボポスター

SUBARU presents 2019 ジャパンカップサイクルロードレース」と「J:COM presents 2019 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」が「自転車でアツくなる二週間」をキーワードに、初となるコラボポスターを制作し、宇都宮市とさいたま市を結ぶJRと東武鉄道の沿線駅にポスターを掲出する。

ワンデーレースとしてはアジアで唯一、最上位カテゴリーのオークラス(Hors Class = 超級)のレースを開催するジャパンカップと、ツール・ド・フランスで活躍するトップ選手が集結するさいたまクリテリウムが同時期に関東で開催されていることから、ともに大会を盛り上げ、相互プロモーションを目的として実施した。

コラボポスター掲出概要

①JR
・掲出場所=沿線駅構内(宇都宮駅~さいたま新都心駅ほか)
・掲出期間=10 月 14 日(月・祝)~10 月 27 日(日)
・掲出枚数=約 90 枚

②東武鉄道
・掲出場所=沿線駅構内(東武宇都宮駅~大宮駅ほか)
・掲出期間=10 月 11 日(金)~10 月 27 日(日)
・掲出枚数=約 90 枚

SUBARU presents 2019 ジャパンカップサイクルロードレース

・日程=10 月 18 日(金)~20 日(日)
・会場=宇都宮市森林公園周回コース ほか
公式ホームページ

J:COM presents 2019 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム

・日程=10 月 27 日(日)
・会場=さいたま新都心駅周辺
公式ホームページ

ボントレガーのアドベンチャーライド用バッグ

ボントレガー製品を取り扱うトレック・ジャパンは、バイクパッキングに最適なアドベンチャーライド用バッグ2種類を発表した。

日本でも急速に注目を集めているグラベルアドベンチャーやバイクパッキングといった新しいライドスタイルに価値を加えるため、トレックはボントレガーのアドベンチャーラインアップを強化。

今回発売するのは、トップチューブ下側に装着するAdventure Frame Bagと、トップチューブ上側に装着するAdventure Top Tube Bagの2種類。Adventure Frame Bagはフレームサイズに応じて2種類のサイズを用意。

どのモデルも中身をドライに保つために耐水加工が施され、非常に耐久性の高い素材で長く使うことができる。また裏地は蛍光カラーで中身を探しやすくなっている。
Adventure Top Tube Bagは、Checkpointに装備されているトップチューブマウントを使えば、ストラップではなくボルトで止めることも可能。

これだけの携行品が収納できる

Adventure Frame Bag
9200円(税別)
サイズ:S (40cm), M (45cm)
Adventure Top Tube Bag
4200円(税別)
サイズ:ワンサイズ

●アドベンチャーライド用バッグの詳細ページ