UCI(国際自転車競技連合)が11月15日、2020東京オリンピックの自転車競技男女ロードレースにおける各国の出場枠を発表した。日本男子は国別ランキングにおいて下位に低迷したが、開催国出場枠として個人ロードレースに2選手を送り込む。女子は個人ロードレースに2選手、個人タイムトライアルに1選手が出場できることになった。

各国の自転車競技連盟は2019年12月15日までに獲得した参加枠に対して、出場権を行使するかをUCIに通知。不参加となる枠はルールに則って再配分される。





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UCI(国際自転車競技連合)が11月15日、2020東京オリンピックの自転車競技男女ロードレースにおける各国の出場枠を発表した。日本男子は国別ランキングにおいて下位に低迷したが、開催国出場枠として個人ロードレースに2選手を送り込む。女子は個人ロードレースに2選手、個人タイムトライアルに1選手が出場できることになった。

各国の自転車競技連盟は2019年12月15日までに獲得した参加枠に対して、出場権を行使するかをUCIに通知。不参加となる枠はルールに則って再配分される。




NO TUBES タイヤシーラントのSTAN’Sから画期的なパンク修理ツール、STAN’S DART TOOLが発売された。タイヤシーラント剤のパンク補修作用を活用し、今までシーラント剤ではふさげなかった大きな穴に対応するパンク修理ツール。取り扱いはアクションスポーツ。

例えば、チューブレスユーザーのパンク対応策でツーリング中など緊急時にはチューブレスタイヤにチューブを入れて対応することがあるが、ビードが上がりにくいなどクリンチャータイヤのチューブ交換より難しい場合があった。しかし、ツーリングの際このDART TOOLを携行すれば野外でも簡単に素早くチューブレスタイヤのパンクを修復できる。

【製品の特徴】
1) 大きな穴のパンクが修復可能
2) DART チップが STAN` S 純正 NO TUBES タイヤシーラントとの化学反応により気密シールを形成しエア漏れを確実に修復する
3) 柔軟性のある素材でできた DART チップはレーザーカット形状によりさまざまなパンクに適合、ロードタイヤにもその性能を発揮する
4) 軽量でコンパクトなツール本体は手にフィットしやすい形状で正確な作業が可能。また、シーラントを再注入するためのバルブコアリムーバー機能を備える
5) ツール本体に2個のチップをセット、5個入りの補充用チップを用い複数のパンクに対応できる

【製品価格】
■DIRT TOOL 標準小売価格 2800 円(税抜)
■DIRT リフィルキット(DART チップ5個入り) 標準小売価格 2500 円(税抜) ※DIRT TOOL は必ず STAN` S 純正の NO TUBES タイヤシーラントと併せて使用する。また、DIRT チップの性能を充分に発揮させるため、補修後のタイヤには適正量のシーラント剤を補充する。

【製品の詳細】
DART(Dual Action Repair for Tubeless)TOOL はチューブレスタイヤのパンクを、従来のあらゆる修理ツールより早く、簡単に修理することが可能。従来のプラグ型のシールキットは、ゴムチップをパンク穴に差し込むだけだが、DART TOOL のシールチップは、STAN` S 純正の 「NO TUBES タイヤシーラント」と化学反応を起こしタイヤを確実に修復する(特許出願中)。
また、従来のシールキットはもともと自動車用に開発されているため、リムテープを損傷するなど作業上の安全性に問題があり、場合によってはパンク穴を拡大してしまう危険があったが、これらの問題をすべて解決したのが「Dual Action Repair for Tubeless」DART。
レーザーカッ トのチップ形状はさままざなパンクの形状に対応、表面積を最大化してシーリング性能を高めている。パンク穴にしっかりと固定され、かつ、シーラント剤と瞬時に結合するため、従来のプラグシールのように抜け落ちることがない。
また、柔軟性に富んだシールチップは挿入後のトリミング(カット)が不要、ロードタイヤでもシールチップの存在を感じることなく、自然に滑らかに走ることができる。

ピナレロの新しいアフターレースウエアが入荷した。ちょっとした防寒に使えるスウェットジャケットや、ジロ・デ・イタリア記念のTシャツなどどれも数量限定の少量入荷、再入荷未定となっている。取り扱いはピナレロジャパン。





障がい者の自転車競技「パラサイクリング」で世界チャンピオンとなった実績を持つ杉浦佳子(けいこ=旧姓野口)。2019年もロードとトラックで世界2位となり、2020東京パラ五輪では金メダル獲得を期待されている。会社からの支援。身の丈に合った練習メューを作成するコーチ陣。多くの人に支えられながら、パラ五輪を盛り上げるために頑張りたいという。

北里大薬学部出身の薬剤師。トライアスロンが趣味で、その練習として参加した自転車レースで落車。記憶が途切れる高次脳機能障がいと右半身マヒに直面したのが3年前、45歳の時だった。リハビリ中にパラサイクリングの存在を知り、2017年からワールドカップや世界選手権に日本代表として出場する。同年の世界選手権ロードでは個人タイムトライアル優勝。健常者と同様に、世界チャンピオンの称号であるアルカンシエルを獲得した。
2018年の世界選手権ではロードレースで世界チャンピオンに。2019年は3月の世界選手権トラックで2位、9月の世界選手権ロードでは個人タイムトライアル、ロードレースともに2位。トラックとロードでともに表彰台に乗るという快挙をやってのけた。しかし2019シーズンは世界タイトルを逃してしまった。
「海外勢は若手が伸びてきている。米国の若手選手は20代前半。ロードで優勝した中国選手は18歳。タイムトライアルはまだまだだけど、中国国内でレース戦法を積んできて、競い合いになると強い。だから危機感を感じています。私自身もあと10カ月で成長しないと、とてもじゃないけどメダル争いには加われないです」

障がいの影響で、レースコースのコーナーが分からないという。遠近感を把握するのも苦手だ。
「色が変わっているとそこが曲がっているように見えたり、路面に段差があるように錯覚してブレーキをかけてしまう。逆に段差があっても路面が同じ色だとそれに気づかないんです」
そのため地元開催となる東京ではコースの富士スピードウェイを試走したい気持ちがあるが、なかなか実現できない。それでも全日本パラ選手権では富士スピードウェイが会場となり、貴重な体験ができたと喜ぶ。
「得意とする上り坂をさらに強化したい。富士スピードウェイは坂があるので、体重の軽い選手が有利。選手たちの中で私は一番軽いので、ある程度有利です」
ただし坂でトップに立ってもその後で追いつかれるというのがパターン化している。あきらめずに何度もアタックする持久力をつけられるか。持久力をつけつつアタックをかけた後に平たんでも逃げ切れるパワーをつけるのが現在の課題だ。

楽天ソシオビジネスの社員で、楽天グループ社員向けの薬局で薬剤師として勤務する。合宿や遠征がない日はフルタイムで勤務するが、パラサイクリング大会は全日本選手権くらいしか国内大会がなく、海外遠征が続く。それが出張扱いとなるのはありがたい。
杉浦の活躍があって、2018年のアジア枠として東京パラ五輪の日本人出場枠を1つ獲得している。さらに杉浦は「あと2つ増やせるように、少しでもいい成績を修めようと思っています」という。さらに「現在獲得している1枠に私が収まるとも思っていない」と謙虚な姿勢も見せた。

ナショナルチームからはメダル獲得の期待が高いロードレースに絞るように言われているが、トラックも1種目は出ていいみたいと希望する。
「毎日限界です。練習メニューを与えられ、それをこなすと次のメニューが与えられる。その加減がうまくて、必死で頑張っているうちにレベルアップしていく。毎日がむしゃらではなく、楽にこなせる日もあるのは疲労をクリアしてさらに強くなるための秘けつだと思います」

パラ五輪で杉浦が出場を目指すレースは8月26日。ちょうど10カ月前になるツール・ド・フランスさいたまクリテリウムで話を聞いた。
「スタート前からゴールした後まで途切れない大声援が耳に心に残りました。国内のパラ大会では経験しにくいことです。これから先すごく苦しい時、あきらめたいと感じたとき、この日の声援を思い返して10カ月を乗り切りたいです」
トラックワールドカップ第1戦、第2戦の模様がNHK BS1で11月18日(月)19:00~19:50に放送される!再放送(予定)は11月26日(火)17:00~17:50。番組前半は第1戦のケイリン、後半は第2戦のスプリントを紹介。

自転車トラックワールドカップ第1戦と第2戦。ルーキーの松井宏佑(まついこうゆう)が活躍しオリンピック代表候補へと名乗りを挙げた。第2戦では深谷知広が男子スプリントでメダルを獲得。【解説】中野浩一 【アナウンサー】永田実
自転車トラックワールドカップ第1戦と第2戦。第1戦にはルーキーの松井宏佑と小原佑太がこの大会に初参戦。松井が銅メダル獲得の大活躍。世界トップの実力を誇る日本の「ケイリン」種目、松井にとってはその中でのオリンピックの代表候補へと名乗りを挙げる結果となった。第2戦では男子スプリントで日本として実に14年ぶりのメダルを深谷知広が獲得。1対1の白熱の攻防と快挙の瞬間をお届けする。
放送は予定で、他の重大なニュースなどにより放送時間が変わる可能性もある。

3回目の開催となるツール・ド・フランス・シュコダ上海クリテリウムが11月16日に中国の同地で開催される。前日にはツール・ド・フランス総合優勝のエガン・ベルナル(コロンビア、イネオス)らの出場選手がメディアデーとしてさまざまな催しに参加した。

大会にはベルナルをはじめ、ロット・スーダルのカレブ・ユワン(オーストラリア)、バーレーン・メリダのビンチェンツォ・ニーバリ(イタリア)、ユンボ・ビスマのステーフェン・クライスバイク(オランダ)、ミッチェルトン・スコットのマッテオ・トレンティン(イタリア)らが参加。海外勢は17選手、中国は28選手がクリテリウムレースに挑む。



「中国に戻ってきてとてもうれしい」とユワン。
「ツール・ド・北京に参加したのは5年前で、この日も時差ボケを感じさせることなく、高層ビルの58階に位置するリッツカールトン・レストランからのパノラマ風景を写真で納めた。

「大都市の特別な雰囲気が好き。今回のサーキットでは、観客は一瞬で通過してしまう古典的なレースコースとは異なり、集団の走りを数回見ることができる」
「中国の人たちのサイクリング知識がヨーロッパと同じくらい高いかどうかは分からないけど、スポーツへの関心は高まり続けている。2014年に訪れたときは街でそれほど多くのサイクリストを見なかったから」

「こんな巨大な街でペダルを踏むことができるなんてスゴい」と、2019ツール・ド・フランス総合3位のクライスバイク。
「上海を評価するには、早起きが必要。交通量の多さを見るために夜明けに目覚めてロベルト・ヘーシンクとともに自転車の乗って公園で散策したんだ。地元料理がたくさんあふれる旧市街のカフェで100%地元の朝食を口にしたよ。すべて興味深かった」
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