コンチネンタルがブエルタ敢闘賞協賛…交通事故撲滅運動も

コンチネンタルタイヤが第74回ブエルタ・ア・エスパーニャで敢闘賞の協賛会社になった。自動車ドライバーとサイクリストの交通安全をサポートする運動も推進する。

ブエルタ・ア・エスパーニャに協賛するコンチネンタルタイヤ

第74回ブエルタ・ア・エスパーニャは8月24日から9月15日まで開催されるが、ツール・ド・フランス総合優勝を達成した元選手オスカル・ペレイロ(スペイン)をブランドアンバサダーに起用して、全ステージをサポートする。

コンチネンタルタイヤは自動車業界の世界企業。2019年からブエルタ・ア・エスパーニャの協賛会社に復帰し、全日程を通して道路通行のセキュリティ確保をサポートしつつ、交通安全運動を展開していく。

特にドライバーとサイクリストのセキュリティを高める「ディスタンスT」運動を掲げ、不幸な交通事故の撲滅を目指していく。

キナンの2019年初戦はニュージーランドサイクルクラシック

キナンサイクリングが1月23日から27日まで開催されるニュージーランド サイクルクラシック(UCIオセアニアツアー2.2)に臨む6選手を発表した。

ニュージーランド サイクルクラシックに出場するキナンの6選手

キナンにとって初のUCIオセアニアツアー参戦。ニュージーランドでは唯一のUCI(国際自転車連合)公認のステージレースとして行われ、2019年で32回目を迎える大会。 

今回は、同国北島中西部のワイカト地方が舞台。同国最大の都市・オークランドから約150km南に位置するケンブリッジを拠点に、全5ステージ・総距離700.6kmで争われる。 

例年スピード感のあるレースが展開されていて、2019年も4ステージが平坦コースにカテゴライズ。いずれもスプリント勝負となることが予想される。 

総合争いで大きなウエイトを占めると見られるのが第4ステージ。2つの丘越えを経て、最後に立ちはだかるのがマウンガカワヒルの頂上フィニッシュ。最後の3kmは高低差にして200mを一気に駆け上がるレイアウトになっている。 

キナンはスピードレースへの対応力のある6選手をセレクト。スプリントでは大久保陣と中島康晴を軸とし、レース展開に合わせて逃げや集団内でのレース構築を椿大志、山本大喜、新城雄大が担う。そして、トマ・ルバを中心に総合争いにもトライ。いずれのステージでも勝負に絡むことのできるオーダーで臨む。 

大会には、5カ国から19チームがエントリー。大会のレースディレクターを務めるジョージ・サンドヴァル氏は開幕を前に、「第32回大会は史上最高のイベントになることを確信している」と大会公式ウェブサイトにコメントを寄せ、年々ビッグイベントに成長する大会の在り方をアピール。過去の個人総合優勝者には、ロビー・マキュアン(オーストラリア、1995年優勝)のほか、現役のトップライダーであるジョージ・ベネット(ニュージーランド、現ユンボ・ヴィスマ所属、2011年優勝)などが名を連ねる、伝統と格式ある大会でキナンの2019年シーズンがスタートする。

チームとしても待ちに待った新たなシーズン。ハイレベルの戦いで存在感を示す意欲に満ちている。このレースで勢いに乗せ、長いシーズンを戦い抜く手ごたえを確実につかみたいという。

ニュージーランド サイクルクラシック(New Zealand Cycle Classic
カテゴリー:UCIオセアニアツアー2.2
会期:1月23~27日

第1ステージ 1月23日
ケンブリッジ-カイパキ-ロトオランギ-レミントン 132.5km

第2ステージ 1月24日
ケンブリッジ-ロトオランギ-プケアトゥア-レイク・カラピロ 129km

第3ステージ 1月25日
テ・アワムトゥ-パラウェラ-ファレパパ・サウス-コラコヌイ-ファレパパ・サウス-コラコヌイ-ワイケリア-テ・カワ-ポクル-テ・アワムトゥ 152km

第4ステージ 1月26日
ケンブリッジ-プケモレモレ-リッチモンド・ダウンズ-ホビントン・ムービーセット-カラピロ・ロード-マウンガカワ・ヒル-テ・ミロ-マウンガカワ・ヒル 143.8km

第5ステージ 1月27日
ケンブリッジ・サーキット 143.3km

大会公式ウェブサイト

ミニベロ×SHIMANO STEPSで坂道や信号の多い日本の街乗りに対応「ASCENT e-sports」

レジャーから普段使いまでこなせるeバイク

LOUIS GARNEAU(ルイガノ)日本総販売代理権を持つあさひは、2019年1月下旬より「ASCENT e-sports=アセントイースポーツ」の販売を開始する。

欧州で巻き起こっているeバイクブームが日本にも到来し、日本のeバイク市場もますます盛り上がりを見せている。そんな中、ルイガノではスポーツ性を追求するとともに、日本の街乗りシーンにおいての利便性も追求したミニベロタイプのeバイク、ASCENT e-sportsを開発した。

LG WHITE
MATT LG BLACK

ASCENT e-sportsは、操作性の高い小径タイヤや、パワフルな走りをサポートするドライブユニット”SHIMANO STEPS”、さまざまな道に対応できるコンポーネント”SHIMANO DEORE 10speed”を組み合わせた、坂道や信号の多い日本の街乗りにおいても快適に使用できるeバイク。

また、11.6Ahの大容量バッテリーを搭載し、5時間の充電で最長115kmの航続距離を実現したことで、eバイクを使った週末の小旅行にも対応可能。さらに、ミニベロタイプの特性をいかし、車への積載性も高く、自宅内での保管も容易。

ブレーキには、天候によらず抜群の制動力を発揮できるシマノ社製油圧式ブレーキを搭載したことで、どんな人でも安全かつキビキビしたライディングが楽しめる。

11.6Ahの大容量バッテリー採用で、ECO最長115kmの走行が可能

ASCENT e-sports
販売日:2019年1月下旬頃より販売開始予定
販売価格:35万6400円(税込み)
カラー:LG WHITE,MATT LG BLACK(2019年2月~3月より販売予定)
サイズ:410mm(適正身長145cm~180cm)
変速:SHIMANO DEORE(10速)
重量:18.0kg
充電時間:5時間
航続距離:115km(※ECOモード使用時)
バッテリー容量:11.6Ah
取り扱い:全国の取り扱い販売店

ラファはEFエデュケーションファーストのジャージ制作で実戦復帰

サイクルアパレルのラファがチームエディションレースウェア・コレクションを発売した。EFエデュケーションファーストのプロ選手たちが実際にレースで使用する、抜群の軽量性とエアロダイナミクス性能を誇るチームジャージ。

わずかなエアロダイナミックなアドバンテージが勝敗を分かつレース状況において、最速ライドを約束するプロチームエアロジャージが今回の注目アイテム。このチームエディションはありがちなレプリカジャージではなく、EFチームの選手たちが世界最高峰のレースで実際に着用し、逃げやスプリントで性能を発揮するチームジャージと同じものだ。

エアロジャージの全ての要素はプロレーサーの視点からデザインされたものだという。前面に使用された空気の抜けがいいスムーズな生地と、背面に施されたテクスチャー加工が空気抵抗を低減。出力を確実にスピードにつなげる。

背面は一方向に毛羽立った素材を使用。空気の流れと同じ方向には滑らかに、反対方向にはざらざらした加工が施されていて、さらなるエアロダイナミックなアドバンテージを生み出す。

ジャージの前面やソデに使用されている素材を含めて極めて軽量で、考えうる限りの軽量性が特徴。同時に、高いストレッチ性によりレース仕様のフィット感を実現している。

背面ポケットの裏側に使用されたメッシュ生地により背中の通気性をキープ。さらにジャージの背面に施された接着式テープによる補強が背面ポケットに入れた収納物を支える。

フルレングスのジッパーはハイスピード走行時にも開閉が容易なオーバーサイズ仕様。ジッパーガードにより勝利のウィニングポーズの際にもプラーが顎に刺さることはない。 単にEFチームと同じカラーで走るのではなく、EFチームの選手そのものとなって駆け抜けよう。

指紋認証でロック解除ができる Uロック登場

シリコンロックのULAC(ユーラック)から指紋認証でロック解除ができるUロック、TRON-XD SF1が発売された。9800円(税別)。取り扱いはジェイミスジャパン。

フル充電で最大2200回まで開くUロック

通常ロックの解除にはキーが必要だが、このTRON-XD SF1はキーの代わりに指紋でロックを開錠することができる。

駐輪している際、開錠のためにいちいちキーを探すのは面倒なもの。そんな時には指一本で開錠。指紋認証は最大20まで保存することができ、個人はもちろん、家族での共有も可能だ。本体にはリチウムポリマーバッテリーが内蔵されていて、フル充電で2200回の開錠が可能。万が一充電不足の場合は、緊急充電マイクロUSBを搭載。または付属の機械式キーでの開錠も可能。

本体はシリコンモールドで覆われていて、大切な愛車を傷つけにくいデザインだ。

0.5秒ロック解除のUロック
Uロックのシャックル寸法(内側)74mm x 128mm
低バッテリーまたは誤動作の場合は、一時的な充電のためにマイクロUSBとポータブル充電器を使用
Uロックの重量は566g
0.7秒のロック解除のサークルロック
サークルロックはリヤフレームへの取り付けが簡単
フル充電で最大5000回までオープンするサークルロック

ファッション誌コラボの電動アシスト自転車 il mio(イルミオ)ホワイトモデル新発売

ブリヂストンサイクルは、光文社ファッション&ライフスタイル誌「STORY」とコラボした電動アシスト自転車「il mio(イルミオ)」のホワイトモデルを2019年1月下旬から全国の販売店を通して発売する。13万9800円(税別)。

光文社「STORY」とコラボした電動アシスト自転車「il mio(イルミオ)」のホワイトモデル

il mioは子育てが一段落し、次の自分を考えて積極的に新しいことへ挑戦したい世代に向けて、商品開発をSTORY編集部と共同で行った電動アシスト自転車。

2018年10月から光文社公式通販サイトkokode.jpで、先行発売した車体カラー“トープ”が同サイトの2018年10月度の売り上げNo1を獲得した。

子ども乗せ電動アシスト自転車の利用は年々増加傾向にある。今回、開発発売する製品は子どもを乗せる機会がなくなり、次の電動アシスト自転車へ乗り換えたいという女性「子ども乗せ卒業層」を対象としたもの。子育てが 一段落する女性のライフステージ特有のニーズを織り込んだ商品で、「シニア」、「子ども乗せ」、「通学」市場に次ぐ、「子ども乗せ卒業市場」という電動アシスト自転車の新しい市場の形成に注力している。

ターゲットユーザ世代が求める「日常生活に便利な実用性」「所帯感を出さないデザイン」「おしゃれなコンパクト設計」というニーズからイルミオが誕生。イルミオとはイタリア語で「私のもの」という意味で、「自分だけの自転車で自分時間を楽しめる生活」を目指して名付けられた。デザインは、洗練された大人のファッションを求めるSTORY読者の声を反映し、細部までこだわったエレガントなデザインと統一感のあるカラーリングを実現した。

(1)気分が上がるデザインだから行動範囲を広げたくなる。自転車でちょっと遠出してカフェやショッピングへ行きたい気分になる。

(2)仲のいい同僚や独身時代の友達に会いにいきたくなる。

(3)必要に迫られて自転車に乗る生活から、より健康的でおしゃれな生活のために自転車に乗ろうと思えるようになる。

これらの3つのテーマから「40代の毎日が輝きだす“マジックバイク”」というコンセプトとしたという。

イルミオ・トープ。13万9800円(税別)

il mioには、“走りながら自動充電”する回復充電機能を搭載。この回復充電機能は、従来の「左ブレーキをかける」と回復充電できる機能だけでなく「走行中にペダルを止める」と前輪モーターが発電してバッテリーを充電する機能だ。この機能により走行距離が最大28%向上し、4日走ると最大一日分を充電できるようになった。