メリダ・サイクリング・アカデミーはeバイクで杏寿沙さんと行く伊豆巡り

ミヤタサイクルが『MERIDA CYCLING ACADMY(メリダ・サイクリング・アカデミー)』として元宇都宮ブリッツェンフェアリーの杏寿沙さんといっしょに伊豆の名所を巡るeバイクファンライドを2019年3月3日(日)開催する。

MERIDA CYCLING ACADMY(メリダ・サイクリング・アカデミー)

MERIDA(メリダ)の試乗・展示施設として静岡県伊豆の国市にある『MERIDA X BASE(メリダ・エックス・ベース)』を基点とするツアー。同イベントは地域へのスポーツ自転車文化の浸透と発展を促進するプログラムとして定期的に開催されている。

元宇都宮ブリッツェンフェアリーの杏寿沙さんと伊豆の名所を巡るeバイクライドは前回も好評だった。今回はコースを南伊豆に移し、下田をスタートして吉佐美大浜海水浴場、春を感じさせる桜や菜の花、海鮮ランチなど、南伊豆の春を先取りする盛りだくさんのプラン。

コース長20kmで最新のeバイクを使用するため、初中級者でも無理なく楽しめる設定。参加予約は2月18日(月)よりMERIDA X BASE公式HPの予約ページで受け付けを開始。

【講座概要】
2019年3月3日(日)10:00~16:45 (集合場所は下田駅近辺を予定)
受講料 8800円(昼食、バイクレンタル込み)
定員 10名(最少催行人員5名)
講座の詳細・申し込みは、MERIDA X BASE公式サイト

現地までの往復交通費、宿泊費などは各自負担
※電車スケジュール(参考)
東京6:30発(JR東海道本線)→熱海 8:26発(JR伊東線)→伊豆急下田9:50着 
東京7:56発(新幹線こだま)→熱海 8:26発(JR伊東線)→伊豆急下田9:50着 

ゲストライダー杏寿沙さん

【ゲストライダー:杏寿沙さん】
2015年~2016年 宇都宮ブリッツェンフェアリー自転車競技部所属。現在はラジオパーソナリティ、栃木県内のイベントMC、スポーツジムでのインドアバイクトレーナー、JプロツアーイベントMC、自転車イベントのゲストライダー、宇都宮ブリッツェンコラムを担当するなど自転車を中心に幅広く活動中。心拍計POLARアンバサダー、サイクルアパレルブランドASSOSアンバサダー。

※当日はeバイクの無料貸し出しが利用可
※駅にロッカーあり(有料)
※下記の備品を無料貸し出し
ヘルメット/グローブ/フロントライト/テールライト/ボトルケージ
※e-bikeはフラットペダルとなります。
※冬季のサイクリングとなりますので、防風ジャケットと冬用インナーなどの重ね着を推奨いたします。
※昼食代はプランに含まれておりますが、小銭などを携帯されることを推奨いたします。
※中学生以下の方は必ず保護者の同伴が必要です。

【MERIDA X BASEとは】
『MERIDA X BASE(メリダ・エックス・ベース)』は静岡県伊豆の国市に位置し、「XCITING(EXCITING)」「XCELLENT(EXCELLENT)」「XPERIENCE(EXPERIENCE)」の3つのXを掲げ、その卓越した技術力と商品力を持つMERIDAの「楽しさ」を「最高」の環境で「体験」することができる、国内外では他に類を見ない規模のスポーツバイクの試乗・展示施設。スポーツバイク市場を盛り上げ、伊豆半島全体をサイクリングで活性化することを目指す。

F1のポールリカールでジルベール優勝…プロバンス第3ステージ

ツール・ドラプロバンス第3ステージが2月16日に開催され、 ドゥクーニンク・クイックステップ のフィリップ・ジルベール(ベルギー)が22人のゴール勝負を制して優勝。総合成績ではアスタナのゴルカ・イザギレ(スペイン)が首位を守った。

ツール・ドラプロバンス第3ステージでプロ通算75勝目を挙げたフィリップ・ジルベール © 2019 SHIFT Active Media

この日はF1フランスグランプリで使用される国際サーキットとして知られるポールリカールとその周辺を周回し、最後にサーキット内にゴールするステージ。2012年の世界チャンピオンであるジルベールは少人数のゴール勝負を制して、プロ75勝目を挙げた。

トレック・セガフレードの別府史之は10分31秒遅れの区間109位。総合成績では20分08秒遅れの106位。

フランス南部のプロバンス地方を舞台として、4日間の日程で行われる大会は17日が最終日となり、アビニョンからエクサンプロバンスまでの173.5kmを走る。

F1サーキットのポールリカールでロードレースが開催された © 2019 SHIFT Active Media

LLサンチェスがバルベルデを同タイムの僅差で制してムルシア2連覇

スペインで開催された2日間のステージレース、ブエルタ・ムルシアは2月16日に第2ステージが行われ、アスタナのルイスレオン・サンチェス(スペイン)が世界チャンピオンのアレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)を制し、2年連続で総合優勝した。

ブエルタ・ムルシアで総合優勝のルイスレオン・サンチェス(中央)。左が2位バルベルデ、右が3位ビルバオ @Jose Breton/Getty Images

前年の覇者であるサンチェスは第1ステージで3秒遅れの3位。バルベルデも同タイムの4位に入った。そして第2ステージでサンチェスは同タイムながらバルベルデを抑えてステージ優勝。総合成績でタイム差なしとなったが、2日間の着順の差でサンチェスが総合1位になった。

同大会は2018年も30代のベテラン、サンチェスとバルベルデの一騎打ちとなり、サンチェスが大接戦を制していた。

「バルベルデをコントロールするのはとても難しかったが、チームメートのアシストがあったので彼を逃がすことなくゴールまで走ることができた。シーズン序盤で勝利できたことは重要で、ボクのホームタウンであるだけに喜びも人一倍だ。一番いいことはチーム全体が機能していたこと。いいシーズンにしたい」とサンチェス。

ツアー・オブ・オマーン第1ステージはUAEエミレーツのクリストフが優勝

ツアー・オブ・オマーンが2月16日に同地で開幕。第1ステージはUAEエミレーツに所属するアレクサンドル・クリストフ(ノルウェー)がゴール勝負を制して優勝し、総合成績でも首位に立った。

ツアー・オブ・オマーン第1ステージはクリストフ(左)が優勝 ©Muscat Municipality / A.S.O. / K.D. Thorstad

10回目の開催となる同大会は、ツール・ド・フランス主催者のASOが運営。全6ステージで争われる。シーズン序盤の足慣らしとして欧州を拠点とする強豪チームが出場することが多い。平たんステージが連続し、スプリンターの活躍が見られる。

初日のステージはスプリント力のあるクリストフがブライアン・コカール(ビタルコンセプト)とナセル・ブアニ(コフィディス)のフランス勢を撃破。バーレーン・メリダの新城幸也もタイム差なしの48位でゴールしている。

XSサイズのVerve+ Lowstepは小柄な人にピッタリのeバイク

トレックジャパンは、大好評のeバイク(電動アシストスポーツバイク)の新モデルとして、Verve+ Lowstepを追加した。クロスバイクタイプのeバイクであるVerve+をベースに、トップチューブの形状を工夫することで乗り降りを容易にしたもので、初めてのスポーツバイクの乗り降りに不安を感じる人に特におすすめ。

Verve+ Lowstep

フレームサイズはトレックのeバイクとして初めてXSサイズを採用。身長150cm以下の小柄な人でもジャストサイズで乗れる数少ないeバイクとなっている。全国のトレックeバイク取扱店で注文を受け付けている。   

モデル名:Verve+ Lowstep(ヴァーヴプラス・ローステップ)
価格:23万1000円(税別)
サイズ:XS(適合身長147cm~156cm)

PowerPack Performance 300Wh バッテリー

Verve+ Lowstepは電動アシストクロスバイク。通勤やサイクリングを快適に行えるようデザインされている。最高で時速24kmまでアシストされるBoschのアシストユニットを採用し、一体型ライト、フェンダー、キックスタンドといったアクセサリーを全て標準装備している。最もお求めやすい価格のeバイクであり、走りがもっと楽しくなるパワーを手に入れたい方に最適だ。

またぎやすいステップスルーの軽いアルミフレーム、時速24kmまでのアシスト機能、250ワットのBosch Active Line Plus ミッドドライブモーター、PowerPack Performance 300Wh バッテリー、ハンドルバーに搭載された見やすいコントローラー。

また、一体型ライトシステム、反射性サイドウォール採用の安定性に優れたボントレガー H5 Hard-Case Ultimate 42c タイヤ、あらゆる天候下で高い制動力を発揮するシマノ製油圧ディスクブレーキ、フェンダー、キックスタンドなど、通勤に必要な装備をすべて搭載する。

Verve+ Lowstepの一体型ライトシステム
テールライトもバッテリーを電源として点灯する

中根英登がスプリントで区間5位…ツアー・コロンビア2.1

ツアー・コロンビア2.1の第4ステージが2月15日(現地時間)にコロンビア第2の都市メデジンで開催された。登坂区間で60名ほどに絞られた集団からボブ・ユンゲルス(ドゥクーニンク・クイックステップ)がカウンターアタックを仕掛けて優勝。好位置につけていたNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネの中根英登が後続スプリントで区間5位、今季2回目のトップ10リザルトを残した。

ツアー・コロンビア2.1の第3ステージを走る中根英登 ©Dario Belingheri/BettiniPhoto

2月12日に開幕した6日間のステージレース。第4ステージは距離144km。24kmの周回コースを6周回するコースプロフィールで、10.9km地点に急な登坂区間となる4級山岳が設定されていた。

2周回目に入ると6名の逃げが形成され、3周回目でタイム差は2分ほど広がった。メイン集団はレースリーダーのリゴベルト・ウラン擁するEFエデュケーションファーストがコントロールし、最終周回の登坂区間を前に逃げを吸収すると、そこからは激しいアタックが繰り返される展開となり、集団は60名ほどに絞られた。

集団ゴールスプリントの場合、NIPPOはイメリオ・チーマのスプリントで勝負する作戦だったが、集団に残ったのは中根、アレハンドロ・オゾリオ、ルーベン・アコスタの3選手のみ。そして残り5kmを切ると地元選手で、2018年のツール・ド・ラブニールで山岳賞を獲得したオゾリオが果敢にアタックを繰り返した。その動きがあったため、中根は集団前方の好位置で脚をためながらフィニッシュラインをめざした。ラスト3kmから単独で先頭に立ったオゾリオ。逃げ切りの展開をめざして懸命にペダルを踏んだが、残り1kmをすぎるとカウンターアタックを仕掛けたユンゲルスに交わされて惜しくも集団に吸収。

後続は2位以下のスプリントとなり、集団前方からスプリントに挑んだ中根が集団内4位、区間5位でフィニッシュした。ピュアスプリンターは残っていなかったが、それでもワールドツアーで活躍するビッグネームが多くいる集団で、素晴らしい結果を残した。表彰台が見えていただけに悔しさが残る中根だが、1月28日に開催されたブエルタ・ア・サンフアン(アルゼンチン/UCIアメリカツアー2.1)第2ステージの区間10位に続く、今季2回目のトップ10入り。

ツアー・コロンビア2.1の第2ステージ、沿道では大勢の観客が選手たちに声援を送る ©Dario Belingheri/BettiniPhoto

同大会は残すところ2ステージ。ここから厳しい山岳ステージが始まっていき、17日に開催される最終ステージが1級山岳山頂フィニッシュのクイーンステージになっている。また17日はイタリアでもイタリア国内のシーズン開幕戦となる「トロフェオ・ライグエリア(UCI1.HC)」が開催され、初山翔や2018年覇者のモレノ・モゼールが出場する。

中根英登

中根英登のコメント
唯一の平坦基調なステージかと思いきや、急勾配の上りからUターンして一気に下る区間が存在した厳しいコースレイアウト。イメリオのスプリント勝負一択のオーダーだったので、毎周回彼のためにみんなで位置取りと補給を運び、中切れを埋めたりと動いた。最終周回の上り区間で当然のごとくペースが上がるがしっかり前方でクリア。先頭集団に残ったのはオゾリオ、アコスタ、自分の3人だった。

ラスト5kmを切ってからオゾリオが勝つためのアタックを連発。 彼が独走に持ち込み勝てるかと思ったがラスト1kmを切って吸収されてしまう。自分はオゾリオが逃げているので集団の前方で待機。今日の勝者ユンゲルスがアタックしたのには誰も付くことができず、最終コーナーを10番手くらいで通過。コーナーから立ち上がって集団が左に寄って微妙に速度が緩んだので、コーナーの立ち上がりで脚がつりかけていたが、踏んだ勢いを殺さないようにそのまま右側からスプリント開始。3位のアラフィリップには全く届かず、ゴールライン直前で1人にまくられてステージ5位だった。

標高が約1600mだったためか、今日は身体がしっかり動いた。スプリントする位置とタイミングは今までの中では好感触だったが、最後はやはり脚がなかった。 勝者が、ポディウムが、目の前に見えていただけにこの順位はかなり悔しい。残り2ステージも厳しいコースレイアウト。また明日も頑張ってきます!

伊藤雅和

伊藤雅和のコメント
毎周チームメートに調子などを聞きながら距離をこなしていった。今日はこれまでの調子が嘘のように踏めてた1日だった。最後の上りで遅れる選手たちに前をふさがれて、前との距離が開いてしまい、一人で大急ぎで追っかけて、頂上付近でフルームに追い付いたから大丈夫だと思ったらフルームが踏みやめて前との距離がもっと開いてしまった。安心した自分のミスだった。今日の脚なら前に残れたと思うのでふさがれた時にどかしたりそういう積極性が足りなかったと後悔している。前に残るチャンスを自分のせいでなくしてしまって、そしたらもっと最後の仕事を今日残った3人のアシストができたのにとすごく後悔している。でも脚の感覚はよくなってきたのでこのまま調子を上げていきたい。

ツアー・コロンビア2.1