「銚子イイ!グルメライド」が5月25日に千葉県銚子市で初開催

「銚子イイ!グルメライド」が2019年5月25日(土)に千葉県銚子市で初開催され、1月24日から参加者募集が始まった。銚子の魅力あふれるスポットを巡る初心者でも気軽に参加できるイベント。

これまでは「犬吠埼エンデューロ」として公道封鎖レースイベントだったが、2019年は銚子市内を巡るサイクリングイベントとして開催

千葉県銚子市を舞台に、2018年まで「犬吠埼エンデューロ」として公道封鎖レースイベントを開催してきたが、2019年は銚子市内を巡るサイクリングイベントとして開催される。

同大会は「ツール・ド・ニッポン」のひとつとして開催され、「銚子イイ!グルメライド」は2ndステージとなる。

コースは、銚子の観光スポットを走る70kmと40kmの2コースの設定。各エイドステーションでは、銚子の地元食材をふんだんに使った提供品が用意される予定。

犬吠埼の有名な灯台
とにかく銚子のグルメが勢ぞろい!

大会アンバサダーとして、youtubeで活躍中の「MIHO」、「tom’s cycling」の2人、元ブリッツェンフェアリー自転車競技部の「小林愛里彩」、自転車モデルの「もえ」が決定した。

1月24日からエントリーを開始し、締め切りは5月13日(月)となる。

youtubeで活躍中の「MIHO」
tom’s cycling
元ブリッツェンフェアリー自転車競技部の小林愛里彩
自転車モデルの「もえ」

走る!食べる!映える!~ 銚子イイ!グルメライド
■開催日:5月25日(土)
■会場:銚子スポーツタウン(千葉県銚子市)
■種目:サイクリング
■主催:銚子グルメライド実行委員会
■共催:銚子市、銚子市観光協会、NPO法人銚子スポーツコミュニティー、一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパン
■事務局:ツール・ド・ニッポン事務局(ルーツ・スポーツ・ジャパン内)
■大会Webサイト

たくさんの表情をもつ銚子の絶景!

スカイ応援団にピッタリのカステリ製ファンウエア登場

英国スカイチームにウエア提供するイタリアのCastelli(カステリ)から、ファン向けのサイクリングウエアが発売された。プロユースの最先端ウエアの機能性をトップダウンしたアイテムで、サイクリストにとって快適な環境を提供するとともに価格も抑えられた。

SKY FAN 19 W JERSEY(オーシャンレスキュー) 1万2000円(税別)

SKY FAN JERSEY(女性用)
通気性に優れたProsecco Strada生地を使用し常に快適。YKK Vislon zipper使用。ウエストにシリコングリップを採用しバタつきを軽減。3つのバックポケット。

SKY FAN 19 W JERSEY(オーシャンレスキュー背面) 1万2000円(税別)
SKY FAN 19 W JERSEY(ブラック/ダークオーシャン) 1万2000円(税別)

SKY FAN JERSEY(男性用)
通気性に優れたProsecco Strada生地を使用し常に快適。YKK Vislon zipper使用。ウエストにシリコングリップを採用しバタつきを軽減。3つのバックポケット。

SKY FAN 19 JERSEY(ブラック/ダークオーシャン) 1万2000円(税別)
SKY FAN 19 JERSEY(オーシャンレスキュー) 1万2000円(税別)
スカイのジャンニ・モスコン(イタリア)

チームスカイが着用するカステリ製ウエアが日本でも販売へ

チーム結成10周年の英国スカイチーム。Castelli(カステリ)は2019年で3年目のウエアサプライヤーを務める。選手やチームからのフィードバックを受け、今までになかったウエアラインナップが数多く登場した。その協力体制は確固たるもので、ノルウェー科学技術大学で行われている大規模なエアロプロジェクトや各レースのたびに密な連絡を取り合っている。彼らが本当にいい、本当にほしいと思うものになるまで、反復的に改良される。 

スカイのジャンニ・モスコン(イタリア)

今回紹介するウエアは2019年シーズンに選手が着用するウエア(一部ファンウエアを含む)。 取り扱いはインターマックス。

AERO RACE 6.0 JERSEY
CFD解析された生地の配置とシームレス構造 

AERO RACE 6.0 JERSEY(ブラック/ダークオーシャン) 1万8200円(税別)
AERO RACE 6.0 JERSEY(ブラック/ダークオーシャン背面) 1万8200円(税別)

エアロ効率が30~ 55 km/hで高く設計。肩は空気を受け流す。フロントとスリーブにVelocity Rev2ファブリック。通気性のための3Dメッシュバック。切りっぱなしで肘の長さのストレッチスリーブ。YKK Vislonジッパー。ドロップテールは、ウエストに合わせてフィットしながら深いポケットの配置。

AERO RACE 6.0 JERSEY(オーシャンレスキュー) 1万8200円(税別)
AERO RACE 6.0 JERSEY(オーシャンレスキュー背面) 1万8200円(税別)

SQUADRA JERSEY
 3つのテクニカルファブリックを使用し、あらゆる形状とサイズに最適なテクニカルジャージ。メッシュのサイドパネルは、換気の完璧なレベルを確保し、メッシュのシリコンウエストバンドはジャージーを適所に美しく保つ。レーザーカットストレッチスリーブがこのスタイリッシュなジャージーを完成させ、滑らかでモダンな仕上がりになっている。 

SQUADRA JERSEY(ブラック/ダークオーシャン) 1万4000円(税別)
SQUADRA JERSEY(オーシャンレスキュー) 1万4000円(税別)

 FREE AERO RACE 4 BIBSHORT
ディンプル加工済みVortex ファブリックを両脚に採用し、空気抵抗を軽減。内側のLycraを38%含むForza生地により、優れたフィット感。クーリング性に優れるストライプメッシュ。GIRO4レッググリッパーは、前モデルよりグリップ力が増し、伸縮性がある。ProgettoX2Airシームレスシートパッドにより、通気性と伸縮性が向上。

FREE AERO RACE 4 BIBSHORT 2万4000円(税別)

LONG SLEEVE THERMAL JERSEY
体幹と袖にウォーマー生地を使用。サイドパネルにウエストにフィットするXStretchウォーマー生地。滑らかにスライドする YKK Vislonファスナー、ウエストにシリコングリッパーゴム、ポケットの下部にリフレクター付き。ドロップポケット構造により、ウエスト周りのフィットが良よく、ポケットの位置も改善。

LONG SLEEVE THERMAL JERSEY(ブラック/ダークオーシャン) 1万8000円(税別)
LONG SLEEVE THERMAL JERSEY(オーシャンレスキュー) 1万8000円(税別)

AERO RACE GLOVE
甲に空力性能を高めるデザインを採用することで、レースにもぴったりな、すっきりとした外見のグローブができあがった。また、掌部に軽くパッドをあしらうことで、荒れた地面からの振動に対応する軽いクッション性が生まれる。 

AERO RACE GLOVE 4900円(税別)
AERO RACE GLOVE(手のひら側) 4900円(税別)

TRACK MITTS
チームスカイ協力のもとで発案、開発されたグローブ。軽量でありながら耐久性にも優れているので、過酷でハイスピードのプロレースにも対応可能。素早い冷却効果を実現する甲のメッシュ、軽くパッドをあしらったグリップのきく合成皮革の掌部。 

TRACK MITTS(手のひら側) 4900円(税別)

CYCLING CAP
コットンを使用した4パネルで作成されるクラシックサイクリングキャップ。 

CYCLING CAP 2600円(税別)
スカイのジャンニ・モスコン(イタリア)

2019年緒戦ニュージーランドで中島康晴がステージ10位

KINAN Cycling Teamにとって2019年シーズン初戦となるニュージーランドサイクルクラシックが1月23日に開幕。第1ステージは132.5kmで争われ、中島康晴がチーム最上位の10位。2選手の逃げ切りを許したものの、連携面に収穫のあるレースとなり、次のステージに向けた手ごたえをつかんでいる。

ニュージーランドサイクルクラシック第1ステージ ©KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

今回で32回目を迎える同国唯一のUCI公認ステージレースは、例年スプリント向きの平坦コースが多く編成される。2019年も同様で、この第1ステージは北島中西部の街ケンブリッジをスタートして、67kmの周回コースをおおよそ2周。レミントンに設定されたフィニッシュを目指す。極端なアップダウンこそないものの、プロトンを分断する勢いの強風や、フィニッシュ手前400mで最終の左コーナーが待ち受けるテクニカルなレイアウトが選手たちを苦しめる可能性があると見られた。

このレースに臨むにあたり、チームは中島のほか、椿大志、大久保陣、山本大喜、トマ・ルバ、新城雄大の6選手を招集。まずこのステージでは、中島か大久保でスプリントにトライすることを見込みながら、レース展開や集団のムードなどを見ながら臨機応変に対応することを選手間で確認し合った。

そうして迎えたレースは、リアルスタートからはハイペース。予想通りの横風や道幅の狭い区間で地元チームを中心にスピードアップが繰り返され、たびたび集団内で中切れが発生。KINAN勢は集団でのポジションの上下はありつつも、冷静に速いペースに対応した。

しかし、22.5km地点に設定されたこの日1つ目の中間スプリントを前に発生した落車をきっかけに椿が足止め。一度は集団復帰を果たしたものの、特に風の強い区間で再びポジションを下げたこともあり、前方復帰が困難な状況となってしまう。2018年に負ったケガからの体調の回復途上であることも考慮し、ここで大事をとってリタイアすることとなった。

早い段階で1人失う形になったKINAN勢だが、集団に待機して次の展開へ備える。中間スプリントポイントを通過後に3人の逃げグループが形成され、さらに2人が追走する流れになったが、スプリントでのステージ争いを見据えてレースを進めていった。

2周目に入ると、ニュージーランド勢やオーストラリア勢が中心の集団コントロールにトマが加わり、チームとしてスプリントを狙っている意思を表示。残る4人も少しずつポジションアップ。1周目ほどの激しい出入りとはならなかったこともあり、強い風が吹く区間でも無理なく対処した。

スプリントを意識する集団の一方で、逃げの選手たちが快調に飛ばす。最大で約4分30秒だった集団とのタイム差は、残り20kmを切っても2分以上のリードをキープ。2人に絞られてからもペースを維持し、逃げ切りを濃厚にする。

結果的に逃げ切りが決まり、2選手のフィニッシュから1分以上開いてメイン集団がやってきた。KINAN勢はスプリントにトライした中島が最終コーナーを前方でクリア。上位争いに加わり、ステージ10位となった。

その他メンバーは、山本が32位、大久保が54位、トマが69位でいずれも集団内でフィニッシュ。レース後半に起きた集団落車を回避した新城は92位でレースを終えている。

日本とは季節が反対にあるニュージーランドは、いまがサイクルスポーツのハイシーズン。隣国のオーストラリア勢も含めて上々の仕上がりの選手・チームに対し、シーズン初戦のKINAN勢が挑んだレースとしてはまずまずの内容。選手たちは口々に最終局面での走り方に課題と収穫があったことを挙げていて、第2ステージ以降でそれらを試していく。

24日に行われる第2ステージは、ケンブリッジからレイク・カラピコまでの129km。スタート以降南東に針路をとり、80km地点付近から今度は北西へ。中盤と後半に3級山岳が控えるが、レース距離が短いこともありスピードレースになることが予想される。風次第ではレース展開に影響を及ぼすことも念頭に置いて走る必要がありそうだ。KINAN Cycling Teamは引き続き、スプリントでの上位進出を意識しつつ、レースを構築していくことになる。

中島康晴のコメント

中島康晴

「チームとして初めてのUCIオセアニアツアー参戦で、集団での走り方ひとつとってもアジアとは違うだろうと選手間で話し合っていた。だからこそ集団内での位置取りをしっかりして、スプリントを狙うという意思表示をしようと決めてレースに臨んだ。

横風が強く、シーズン初戦としてはハードなレースになったが、みんなで前方に位置取りをしてフィニッシュを目指した。トマが集団を引くなど、スプリントに向けた動きにチャレンジしたが、ハイシーズンのオセアニア勢に対峙するのは簡単ではなかった。

チームとしてスプリントでも勝負できることを示したいと思っていて、レース中に細かなアップダウンはあったが上手くクリアして最終局面へ向かうことができた。(大久保)陣とどちらでスプリント勝負に挑むかは、レース中に話し合って決めた。最終局面のレイアウトもあらかじめ研究して、しっかり連携して走ることができた。

シーズン初戦にしては冷静に走ることができたし、要所ではみんなで確認し合いながらレースを進められた。残りのステージにつながる1日になったと思う」

キナンが伝統のニュージーランドサイクルクラシックでアジアトップの真価発揮へ

国内外を転戦し5年目のシーズンを迎えるKINAN Cycling Team。2019年の幕開けは、南半球・ニュージーランドで迎える。1月23日に開幕するニュージーランドサイクルクラシック(UCIオセアニアツアー2.2)に参戦し、1年の好スタートを狙っていく。

ニュージーランドサイクルクラシックに参加するキナンチーム ©︎KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

2019年で32回目を迎えるこの大会が行われるのは、同国北島中西部のワイカト地方。最大の都市であるオークランドから約150km南に位置するケンブリッジを拠点に、全5ステージ・総距離700.6kmで争われる。なお、同地は1月18日から20日まで、UCIトラックワールドカップが開催されていて、ニュージーランドにおけるサイクルスポーツの中心地の趣き。

例年、スピード感のあるハイレベルのレースが展開される傾向にあり、今回も4ステージは平坦コースにカテゴライズ。いずれもスプリント勝負となることが予想される。

一方で、第4ステージは2つの丘越えを経て、最後に待ち受けるマウンガカワ・ヒルの頂上フィニッシュを目指して一気の上り。最後の3kmは高低差にして200mを駆け上がるレイアウトとなっていて、総合争いにおける最重要ステージとの見方が強い。

KINAN Cycling Teamはシーズン初戦にあたり、椿大志、大久保陣、山本大喜、トマ・ルバ、中島康晴、新城雄大と、スピードレースへの対応力のある6選手をセレクト。スプリントで頼りになる大久保と中島を軸に、レース展開に合わせて逃げや集団内でのレース構築を椿、山本、新城が担う。そして、総合争いはトマを中心にトライ。いずれのステージでも勝負に加わることが計算できる布陣を敷き、上位進出を図っていく。

チームは21日に現地入りし、開幕前日にあたる22日は午前中に最終調整のトレーニングを実施。約2時間、レースコースの試走を兼ねてのライド。そして、午後にはチームプレゼンテーションに臨み、大会関係者や現地の人たちから歓迎を受けた。

なお、大会には5カ国から19チームがエントリー。過去の個人総合優勝者には、ロビー・マキュアン(オーストラリア、1995年優勝)のほか、現役のトップライダーであるジョージ・ベネット(ニュージーランド、現ユンボ・ヴィスマ所属、2011年優勝)などが名を連ねる、伝統と格式あるニュージーランド唯一のUCI公認ステージレース。KINAN Cycling Teamとっては初となるUCIオセアニアツアー参戦だが、2018年のUCIアジアツアーチームランキング1位であることが現地でも広く知られており、注目度も上昇中。その真価が、シーズン初戦から問われることになる。

23日に行われる第1ステージは、ケンブリッジからリーミントンまでの132.5km。スタート直後のニュートラル区間を経て、67kmの周回コースをおおよそ2周。フィニッシュ手前400mで最終の左コーナーが待っており、ここでのポジショニングやコーナーリングが勝負を分けることになりそうだ。レーススタートは、現地時間午前10時(日本時間午前6時)。フィニッシュは現地時間午後1時25分頃と見込まれている。

ニュージーランド サイクルクラシック(UCIオセアニアツアー2.2)
出場選手
椿大志(Hiroshi TSUBAKI)
大久保陣(Jin OKUBO)
山本大喜(Masaki YAMAMOTO)
トマ・ルバ(Thomas LEBAS)
中島康晴(Yasuharu NAKAJIMA)
新城雄大(Yudai ARASHIRO)

レーススケジュール
第1ステージ 1月23日
ケンブリッジ-カイパキ-ロトオランギ-レミントン 132.5km

第2ステージ 1月24日
ケンブリッジ-ロトオランギ-プケアトゥア-レイク・カラピロ 129km

第3ステージ 1月25日
テ・アワムトゥ-パラウェラ-ファレパパ・サウス-コラコヌイ-ファレパパ・サウス-コラコヌイ-ワイケリア-テ・カワ-ポクル-テ・アワムトゥ 152km

第4ステージ 1月26日
ケンブリッジ-プケモレモレ-リッチモンド・ダウンズ-ホビントン・ムービーセット-カラピロ・ロード-マウンガカワ・ヒル-テ・ミロ-マウンガカワ・ヒル 143.8km

第5ステージ 1月27日
ケンブリッジ・サーキット 143.3km

日本自転車競技連盟広報誌シクリスムエコーが大幅リニューアル

日本自転車競技連盟は、1950年(昭和25年)に創刊された日本自転車競技連盟の公式広報誌『シクリスムエコー』(旧名シクリズム・エコー)を2019年新春号より大幅ニューアルした。

日本自転車競技連盟の公式広報誌・シクリスムエコーが2019年新春号より大幅ニューアル

従来これまでは関係者向けの写真や記録を主とした報告書のような内容だったが、リニューアル後は“日本代表“や自転車全競技の情報に加え、選手や関係者のインタビューを掲載するなど、読み応えのあるコンテンツを盛り込み、コアな自転車ファンやロードバイク愛好家から自転車の知識を持たない一般の人まで、多くの人が楽しめ、自転車競技に興味を持ってもらえるような誌面作りを目指していく。

2019年4月にNo.231号、以降も年4回定期刊行の予定。“日本代表“や自転車全8競技の情報を中心に、東京五輪で66個のメダルが争われる自転車競技をPRしていく。

■発行予定部数…4万部
■配布場所(すべて無償配布)
・自転車関連イベント会場
・サイクルショップ
(全国ワイズロード各店、トレック直営店ほか)
・全国各競輪場
※詳細はシクリスムエコー公式Twitterで随時公表予定

■日本自転車競技連盟広報誌の歴史
1939年(昭和14年) 「自轉車」創刊
1950年「シクリズム・エコー」創刊
1992年「シクリスムエコー」No.1 創刊(名称変更)
2019年「シクリスムエコー」No230 (リニューアル)