マイヨジョーヌやアルカンシエルが野球初体験…さいたまの市民交流会

ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムの開催前日となる11月3日(土)、会場となるさいたま新都心駅近くのメイン会場などで「ツール・ド・フランス2019コースプレゼンテーション」、「チームプレゼンテーション」、「さいたま市内交流会」が行われた。

アルカンシエルのユニホームでバッティング練習するアレハンドロ・バルベルデ
© Yuzuru SUNADA
ビンチェンツォ・ニーバリ、マルセル・キッテル、マッテオ・トレンティンが和太鼓にチャレンジ © Yuzuru SUNADA

2018年の総合優勝者であるスカイのゲラント・トーマス(英国)はマイヨジョーヌをイメージさせる黄色のユニホームを着用して登場。世界チャンピオンのアレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)は5色の虹色のストライプが入ったユニホーム姿。埼玉西武ライオンズOBの平尾博嗣氏や女子プロ野球チーム埼玉アストライアの選手からキャッチボールやバッティングの指導を受けた。

和太鼓の演奏体験で日本の伝統文化にふれる試みではカチューシャ・アルペシンのマルセル・キッテル(ドイツ)、欧州チャンピオンのマッテオ・トレンティン(イタリア、ミッチェルトン・スコット)、アレクサンドル・クリストフ(ノルウェー、UAEエミレーツ)、別府史之(トレック・セガフレード)、新城幸也(バーレーン・メリダ)が挑戦した。

ゲラント・トーマスが野球のバッティングに初挑戦 © Yuzuru SUNADA
アルベルト・コンタドールが2019ツール・ド・フランスを分析 © Yuzuru SUNADA

ツール・ド・フランス2019コースプレゼンテーションではコースの見どころやポイントなどを大会アンバサダー、アルベルト・コンタドール氏をゲストに迎えて紹介した。

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熊野古道ヒルクライムで無事故を祈願しゲストライダーが那智山を参拝

和歌山県南部の那智勝浦町で11月4日に開催される熊野古道ヒルクライムを前に、ゲストライダーとして参加するキナンサイクリング選手・スタッフ、イベント関係者が同町の那智山を参拝。イベントの成功とサイクリストの活躍・無事故を祈願した。

©︎KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

例年11月初旬に行われるヒルクライムイベントとして、すっかり定着した「熊野古道ヒルクライム」。それにともない、同県はもとより遠方からの参加者も増え、走行スピードやフィニッシュタイムといった面での水準が年々アップしている。そこで、事故なくスムーズなイベント進行が図れるよう、主催するSPORTS PRODUCE熊野の音頭のもと、関係者での安全祈願を実施することとなった。

那智山での祈願では、まず西国三十三所第一番札所の青岸渡寺へ。その後、隣接する熊野那智大社へおもむいての祈祷に臨んだ。ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の登録資産であり、熊野三山の1つである荘厳な空間で、これまで以上に質の高い催しとすることを誓った。

今回のイベントにはゲストとして、キナンから椿大志、山本大喜、トマ・ルバ、新城雄大、中島康晴の5選手が参加。また、Jプロツアーなどに参戦するイナーメ信濃山形から筧五郎と森本誠もスタートラインに並ぶほか、ライド後のトークショーにキナンの選手たちとともに出演が予定されている。参加者は30.7kmと14.6kmの2コースに分かれ、同町のブルービーチ那智を午前7時にパレードスタート。那智山の頂を目指す多くの参加者でにぎわうことが期待される。

「優勝候補はフルーム、デュムラン、ベルナル」コンタドールが2019ツール・ド・フランスを占う

ツール・ド・フランスとジロ・デ・イタリアで各2勝、ブエルタ・ア・エスパーニャ3勝の実績を残して引退したスペインのアルベルト・コンタドールが、2018ツール・ド・フランスさいたまのアンバサダーとして来日。11月3日に日本のファンの前に登場し、2019ツール・ド・フランスのコースを分析。「優勝候補を3人あげてください」という質問に、意外な回答をした。

2015ジロ・デ・イタリアでピストルを撃つポーズをキメるコンタドール © ANSA/DANIEL DAL ZENNARO

2019年7月6日に開幕する第106回大会は、山岳の要素が強く、厳しい戦いになることが予想されている。かつて最大のライバルであり、親友でもあるスカイのクリストファー・フルーム(英国)は大会最多タイの5勝に挑むが、「標高2000m以上のゴールが3カ所もあって、それがなにかを左右する可能性がある」とコメントしていたが、コンタドールは「高地で生まれ育った選手が多いコロンビア勢がキーとなることはフルームと同様の考えだ」とした。

それでも優勝候補には山岳に強いコロンビア勢ではなく、真っ先にタイムトライアルが強い2選手の名前を挙げた。
「フルーム。オランダのトム・デュムラン」
そして3人目は予想外の回答。

「もし彼が自由を与えられるなら、スカイのエガン・ベルナル(コロンビア)を優勝候補に加えたい」

キーとなるステージは7月20日の第14ステージ。タルブ〜ツールマレー間の117kmだという。
「最も魅力のあるステージだ。距離が短いのでアタックが連続する。ボクもこんな短いステージの方が大好きで、とにかく激しい戦いになるからね」

ツール・ド・フランスさいたまの特設会場で日本のファンと一緒にツール・ド・フランスのコースを確認する

最終日前日の7月27日、アルベールビル〜バルトランス間の第20ステージも注目する。
「長い上りにすべてを懸ける日だ。総合成績で遅れてしまった選手が、ここでこれまでとは違ったアプローチで逆転をねらっていくに違いない。そんなステージをこの日に配置するなんていいアイデアだと思う」

「ボクだったら1日1日を確実にこなして走る。大会6日目に重要な山岳、ミュルーズ〜ラプランシュ・デ・ベルフィーユがあるので、開幕からベストコンディションで行かなければ優勝できないと思う」

2019ツール・ド・フランスのコース発表【動画を追加しました】

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インスタ映えベストショット投稿でツール・ド・フランスさいたま選手サイングッズをもらおう

ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムの写真を投稿して出場選手サイン入りグッズがもらえるチャンス! 若い人たちに同レースの魅力を知ってもらう活動をする「さいクリ広報部」が、2018さいクリベストショットキャンペーンを実施する。大会当日の会場内で撮影したベストショットをInstagramに投稿しよう。

さいたま市内の大学生などで組織された「」さいクリ広報部では、ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムを同年代中心にさらに広めていくため、さまざまな活動を行っている。今回は、来場者も来場できなかった人も大会をさらに楽しんでもらうべく、Instagramを活用したフォトコンテストキャンペーンを開催する。

各自のInstagramアカウントに投稿した写真を「レース部門」、「選手部門」、「自由写真部門」の3部門に分けて選考をして、各部門のベストショットに選ばれた人には、選手サイン入りグッズや大会のオフィシャルグッズをプレゼントする。

ツール・ド・フランスやさいたまクリテリウムに関わる豪華な顔ぶれが各部門の審査員を務める。ツール・ド・フランスをはじめ世界のメジャーレースで撮影をするフォトグラファーの砂田弓弦氏、ツール・ド・フランスの取材を約30年にわたって現地取材を続けるライターの山口和幸氏、そしてnon-no専属モデルであり2018さいクリ広報部長の鈴木優華さんに審査員として写真を選考してもらう。

さいクリ広報部でも当日の様子をInstagramにレポートします。そちらもぜひご注目ください!

●さいクリ広報部のInstagram

さいクリ広報部presents 2018さいクリベストショットキャンペーン
投稿内容
あなたが撮影するさいたまクリテリウム大会当日のベストショット

表彰部門/賞品/審査員
(1)「レース部門」
賞品:サコッシュ(赤白)
当選者:2名
審査員:砂田弓弦氏(フォトグラファー)

(2)「選手部門」
賞品:ゲラント・トーマス選手(黒)、アレハンドロ・バルベルデ選手(白)サイン入りポロシャツ
当選者:2名
審査員:山口和幸氏(スポーツジャーナリスト)

(3)「自由写真部門」
賞品:鈴木優華さんサイン入りフェイスタオル(黄、緑、赤白、白)
※色はお選びいただけません
当選者:8名
審査員:鈴木優華さん(2018さいクリ広報部長)

投稿フロー
「#2018さいクリベストショットキャンペーン」と応募したい部門のハッシュタグをつけて投稿

<各部門のハッシュタグ>
「#レース部門」、「#選手部門」、「#自由写真部門」
写真はスマートフォン、一眼レフカメラなんでもOKです!

締め切り
2018年11月9日(金)23:59
※投稿回数に制限なし

結果発表
大会終了後、審査員による審査の後、表彰対象者にはInstagramのダイレクトメッセージにメッセージをお送りします。写真の基データをご提供いただき、後日ホームページにて掲載させていただきます。

日本スポーツプレス協会イベントでツール・ド・フランストークショー

国内外の第一線で活躍するスポーツジャーナリスト、フォトグラファーの団体、日本スポーツプレス協会(AJPS)が2018年11月9日から14日まで東京都新宿区のオリンパスギャラリー東京で「AJPS報道展2018〜鼓動」を開催。11月13日(火)17時から「ツール・ド・フランス現場雑感」と題して、会員ジャーナリストの山口和幸がトークイベントを行う。

革命記念日を行くツール・ド・フランス © ASO

トーク内容は2018ツール・ド・フランスの12分ダイジェスト動画を見ながらの現場報告、2019ツール・ド・フランスのコース紹介とレース展望、そして現場ならではの雰囲気あふれる画像を紹介しながらの大会裏側の様子を語る。

トークイベントは各回1時間程度。開始15分前から入場可。座席数30。報道展とともに入場無料。

2018年もツール・ド・フランスの全日程を完走してパリへ

●日本スポーツプレス協会のイベント詳細サイト
●オリンパスギャラリー東京

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ツール・ド・フランスの全日程を現地で観戦するといくらかかる?

現地観戦してみようという人のために、2018ツール・ド・フランス取材時の観戦ノウハウを紹介した「記者日記」を🇫🇷2018ツール・ド・フランス特集ページに掲載しているのでぜひご覧ください。

🇫🇷ツール・ド・フランスを旅するテクを教えます…取材者日記スタート

MERIDA X BASEで最新eバイクのeBIG.SEVEN 600レンタル開始

ミヤタサイクルは日本国内での独占販売権を有するスポーツバイクブランドMERIDA(メリダ)のeバイク(電動アシストスポーツ自転車)、eBIG.SEVEN 600のレンタルサービスを静岡県伊豆の国市にある『MERIDA X BASE(メリダ・エックス・ベース)』で11月9日から開始する。

メリダeBIG.SEVEN 600

風光明媚で多くの観光施設がある伊豆だからこそ、eバイクで坂道の移動区間も楽しみながら観光巡りができる。ロングライド未経験者や体力に自信のない人にも広大な伊豆の自然やグルメを楽しめる新しいアクティビティだ。

MERIDA eBIG.SEVEN 600
最大70Nmを発生するShimano STEPS E8080を搭載した電動アシストMTB。約500Whの大容量リチウムイオンバッテリーにより1充電走行距離140km(ECOモード140km / NORMALモード130km / HIGHモード95km)とロングライドにも活躍する耐久力。
MERIDA本社に新設されたeバイク専用工場で製造される最新のテクノロジーを駆使したアルミフレームは、世界選手権を制したホセ・ヘルミダがテストライダーとなり仕上げた乗り味とハンドリング性能を持ち、マウンテンバイクの常識をくつがえす走りを実現。

eBIG.SEVEN 600
カラー     :BLACK/GREEN(EG15)
フレームサイズ :43cm
標準現金販売価格:35万9000円(税別)
販売店     :全国メリダグローバルディーラー(MGD)店

MERIDA X BASE

MERIDA eBIG.SEVENレンタル費用(税別)
2時間プラン3000円、4時間プラン5000円、7時間プラン7000円
*レンタル利用時はヘルメット、グローブ、フロントライト、テールライト、ボトルケージ、サドルバック(チューブ&タイヤレバー入り)、携帯ポンプを無料で使用できる。

MERIDA X BASE
9月1日(土)に伊豆の国市にオープンした『MERIDA X BASE(メリダ・エックス・ベース)』は、その卓越した技術力と商品力を持つMERIDAの「楽しさ」を「最高」の環境で「体験」するという意味で、「XCITING(EXCITING)」「XCELLENT(EXCELENT)」「XPERIENCE(EXPERIENCE)」の3つのXを掲げる、国内外では他に類を見ない規模のスポーツバイクの試乗・展示施設。スポーツバイク市場を盛り上げ、伊豆半島全体をサイクリングで活性化することを目指す。
【施設概要】
所在地   : 静岡県伊豆の国市田京195-2 伊豆ビレッジ
連絡先   : TEL 0558-77-2727
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E-BIKEサイクルルート

【eバイクサイクリングルートの提案】
eバイクジャーナリスト難波賢二が監修するeバイクに適したサイクリングルートをMERIDA X BASEで提案。MERIDA X BASEをスタートして、富士山と駿河湾を一望できる達磨山展望台を周遊するルートなどさまざまなルートを随時追加し、eバイク体験をより豊かなものにする

●ミヤタサイクルのホームページ