尾根幹を走るパールイズミの第12回ライド…参加費無料で交流の軽食タイムも

自転車ウエアメーカーのパールイズミが手がけるライドイベント”PI RIDE”が2018年7月1日に開催されることになり、その参加者募集が始まった。主に中級者を対象に、南多摩尾根幹線道路からゼブラカフェ(津久井店)を目指し3~4時間(約60km)ほど走るイベント。カフェで軽食を食べながら参加者同士の交流の時間も設けている。目的地を目指して楽しく安全にサイクルスポーツ経験をしてみよう。

イベント概要
開催日 2018年7月1日(日)
時間 08:00~12:30
場所 ローソン稲城鶴川街道店付近ゼブラカフェ 津久井店
コース ローソン稲城鶴川街道店付近(矢野口)~ゼブラカフェ(津久井)~ローソン稲城鶴川街道店付近(矢野口)
(帰路のみ途中で離脱しても可)
対象 ロードバイクを所有し、50km以上のライドを経験している方、平地を時速23~25kmで巡航できる方
講師 大西勇輝(Pearl Izumiブランドアンバサダー)
参加費 無料(ゼブラカフェでのコーヒー、軽食はパールイズミ負担)

申し込み方法
以下のメールアドレスあてに必要な情報を記載して送付
pi_ride@pearlizumi.co.jp
名前、メールアドレス、住所、電話番号、職業、生年月日、性別、自転車走行の経験歴
応募後、同社にて受付・抽選(定員を超えた場合は抽選とし、当選者に順次メール連絡)

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ツール・ド・フランス2018公式プログラムが6月14日に発売

7月7日(土)に開幕するツール・ド・フランスを観戦する際に手元にあると興味が倍増する「ツール・ド・フランス2018公式プログラム」が八重洲出版からエスメディアムック565として6月14日(木)に発売される。ツール・ド・フランス主催者A.S.O.公認のプログラムで、出場22チームや全ステージのコースを詳しく知るためのガイド本。A4ワイド判、全212ページ。高低図入りの特大ルートマップ付きで1500円(税別)。

ヤエスメディアムック565「ツール・ド・フランス2018公式プログラム」

■主な内容:フランス期待の星ロマン・バルデ独占インタビュー。今季注目の有力選手たち。出場22チームパーフェクトガイド。全21ステージ詳細解説。フローラン・ダバディが語る今大会の魅力。ツール・ド・フランスの歴史と記録。<特別付録> 高低図入りの全21ステージ特大ルートマップ。

ツール・ド・フランス地図が付録

「ツール・ド・フランス2018公式プログラム」はamazonでも購入できる。

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ツール・ド・フランスの1区間を走るエタップ・デュ・ツールは1万5000人が参加

第27回エタップ・デュ・ツールが7月8日、アルプスのアヌシー〜ル・グランボルナン間の169kmで開催され、日本を含む1万5000人のアマチュアサイクリストが参加する。7月17日に開催されるツール・ド・フランス第10ステージと同じコースで、参加者は1区間だけでも世界最高峰の自転車ロードレースの過酷さを実体験することになる。

ツール・ド・フランスの過酷さをイヤでも体験してしまうのがエタップ・デュ・ツール ASO/Manu MOLLE

世界中の著名人やプロ選手を含む実力派サイクリストがツール・ド・フランスの1ステージに挑む人気イベント「エタップ・デュ・ツール」。2018年の舞台はジョワイヨ・デザルプ(アルプスの宝石)と呼ばれるアヌシーから、まさに「ここがリゾート地」と断言したくなるほどの美しい町ル・グランボルナンにゴールする。

43km地点を頂点とする標高1477mのラクロワフリ峠、距離6kmながら平均勾配11.2%の難度があるプラトーデグリエールの坂、ロンム峠を走り、最後に標高1618mのコロンビエール峠が待ち構える。ツール・ド・フランス最初の山岳ステージで、マイヨジョーヌの行方も左右する注目の1日。アヌシーとル・グランボルナンは2013年の第100回大会にも訪問した町で、長い夏休みをのんびり過ごすバカンスの象徴でもあるエリアだ。

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ツアー・オブ・スロベニアにNIPPOの西村大輝が出場

スロベニア最大の国際レース、ツアー・オブ・スロベニアが6月13日から17日まで5日間にわたり開催され、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニの西村大輝が出場する。25回目の開催を迎えた2018年は、9つのUCIプロチームを筆頭に豪華な顔ぶれがそろう。

ツアー・オブ・スロベニアに出場するNIPPO・ヴィーニファンティーニの7選手

5日間のレースのうち、最終日が21.5kmの個人タイムトライアルとなっているが、ロードレースの4ステージは全体的にアップダウンが多く、特に第3ステージはゴール前16km地点に2級山岳が組み込まれ、フィニッシュラインまで一気に下るコースプロフィール。また第4ステージは途中オーストリアを通過するステージで、2つの2級山岳と1338mの1級山岳を越える本格的な山岳ステージとなっている。

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニはマルコ・カノラを軸にしたチーム編成で、シモーネ・ポンツィやマルコ・ティッツァらオールラウンダーが力強くチームを支え、唯一の日本人選手として出場する西村も逃げに乗るなど活躍が期待されている。


Tour of Slovenia
開催期間/2018年6月13日(水)〜17日(日)
カテゴリー/UCIヨーロッパツアー2.1
開催国/スロベニア

6月13日(水)第1ステージ Lendava › Murska Sobota (159k)
6月14日(木)第2ステージ  Maribor › Rogaska Slatina (152.7k)
6月15日(金)第3ステージ Slovenske Konjice › Celje (175.7k)
6月16日(土)第4ステージ  Ljubljana › Kamnik (155.2k)
6月17日(日)第1ステージ Trebnje › Novo Mesto (21.5k/ ITT)

ツアー・オブ・スロベニアの公式サイト
ツアー・オブ・スロベニアのフェイスブック
ツアー・オブ・スロベニアのツイッター
ツアー・オブ・スロベニアのハッシュタグ #tourofslovenia

西村大輝

西村大輝のコメント
ツアー・オブ・スロベニアを迎える。コースプロフィールを確認したところ、第3、第4ステージが特に厳しいコース設定になっていて、出場チームも数多くのワールドツアーチームがいるため、非常にハードなレースになると思う。 監督、チームメートの指示やアドバイスを聞き、チームの力になれるように頑張りたい。

マリオ・マンゾーニ監督

マリオ・マンゾーニ監督のコメント
コースプロフィールや彼らのコンディションから判断して、チームのエースとなるのは間違いなくカノラだろう。直前のスイスのワンデーレースで3位に入ったことが好調さを証明している。この大会では勝利をねらい、積極的なレースをしたい。今回はクライマー不在の布陣となるため、上りのステージで勝利をめざすことは厳しく、他のステージをねらうことになるが、若い選手も含め全員でベストを尽くして戦いたい。

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日産スタジアム・サイクルパークフェスティバルが9月22日開催

1年に1度だけ日産スタジアムを走れる自転車のお祭り、「日産スタジアム・サイクルパークフェスティバル」が9月22日(土)に開催される。14回目の開催を迎える同大会はビギナー・ファミリー・キッズ・仮装・エンジョイライダーからレース経験豊富な人まで、だれもが楽しめる自転車イベント。6月11日にエントリー開始。

コースは2002FIFAワールドカップの決勝戦会場となった神奈川県横浜市の日産スタジアムのトラックと新横浜公園をつないだ約3.2kmの特設コース。キッズレースの開催など、さまざまなコンテンツも実施予定。エントリーはは8月27日(月)まで。2018年から「ツール・ド・ニッポン」のひとつとして開催され、同大会はシリーズ第10戦。すでに一部カテゴリーがキャンセル待ちとなっている。

日産スタジアム・サイクルパークフェスティバル
■開催日:2018年9月22日(土)
■会場:日産スタジアム(陸上競技トラック)と新横浜公園園路
■種目:サイクルエンデューロ
■主催:日産スタジアム(新横浜公園指定管理者代表団体・横浜市体育協会)、ルーツ・スポーツ・ジャパン 
■事務局:ツール・ド・ニッポン事務局(ルーツ・スポーツ・ジャパン内)
日産スタジアム・サイクルパークフェスティバルのホームページ

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ツール・ド・スイス第2ステージでNIPPOのザッカンティが山岳賞トップに

ツール・ド・スイス第2ステージがスイス北部のフラウエンフェルトを拠点にして6月10日(日)に行われ、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニのフィリッポ・ザッカンティが山岳賞のトップに立った。世界最高峰UCIワールドツアーに区分される大会は、9日(土)に開幕。初日はチームタイムトライアルで、第2ステージはロードレース初日だった。

ツール・ド・スイス第2ステージで山岳賞を獲得した新人のザッカンティ © Luis Angel Gomez/BettiniPhoto

第2ステージは39km。途中に3級山岳を含む周回コースを4周回する155kmステージで、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニの目標は、最初の逃げに必ず選手を送り込み山岳賞ジャージを獲得すること。また今後の山岳ステージで総合成績をねらうイバン・サンタロミータと、スプリントでの区間成績をねらうエドゥアルド・グロスを先頭集団に送り込むこと。

スタート直後に作戦どおりにザッカンティが、カルビン・ワトソン(アクアブルースポート)、ペリグ・ケムヌール(ディレクトエネルジー)とともに抜け出しに成功。その後、ザッカンティは山岳賞獲得にねらいを定め、4回あるうちの1回目から3回目まで、3つの山岳ポイントを首位通過することに成功。そして3回目の山岳を通過した時点でザッカンティの山岳賞ジャージ獲得が確実なものとなった。

3回目の山岳では、メイン集団から地元選手であるミヒャエル・アルバジーニ(ミッチェルトン・スコット)が単独でブリッジを仕掛け、ザッカンティの先頭集団に合流。しかし、最終周回に入って逃げていた4選手はみなメイン集団に吸収された。

最終周回は非常にハイペースで進み、山岳では多くの選手が集団から脱落。NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニもサンタロミータと伊藤雅和のみが先頭集団に残ったが、その後の度重なるアタックの攻防により集団はさらに人数を減らし、最後は伊藤もドロップ。サンタロミータは最後までメイン集団に食らいつき、タイム差なしの57位でのフィニッシュした。

フィリッポ・ザッカンティら3選手が抜け出す © Luis Angel Gomez/BettiniPhoto

また最終周回、残り約35km付近では、アラン・マランゴーニがクラッシュするアクシデントもあったが、幸い大事には至らず、集団復帰を果たし、第2ステージを完走している。

レースを終えて、水色の山岳賞ジャージに笑顔で袖を通したザッカンティは、今季プロデビューを果たした22歳の新人で、今回のツール・ド・スイスが初めて走るUCIワールドツアーのレース。今後、厳しい山岳ステージが続くことから、ジャージを守り抜くことは難しいと考えられるが、1日でも長く着用するべくチームで力を合わせていく。

フィリッポ・ザッカンティ

フィリッポ・ザッカンティのコメント
逃げに乗り、その結果、山岳賞ジャージを獲得できたことをとてもうれしく思う。特に最初の山岳ポイントは全員がほしいと思っていたので、一番厳しかった。しかし、最初のポイントを獲得できたことで、2回目は落ち着いて、自信をもって取りにいけた。昨日のチームタイムトライアルを終えて、今日が自分にとって初めてのワールドツアーのロードレースだったが、このような結果を出せて本当にうれしい。

伊藤雅和

伊藤雅和のコメント
今日のコースは同じ周回を4周する。自分の仕事は逃げではなく集団待機でサンタロミータを助けたり、なにかトラブルがあったときに対処できるようにということ。スタートしてすぐにザッカンティが逃げて集団は落ち着く。残り2周から徐々にペースが速くなり、残り1周の上りはとてつもなく速かった。位置取りに手間取り、後ろから上り始めたので余計にキツかった。前の集団に残れなかったことが悔やまれる。 明日も集中して乗り切りたい。

初山翔

初山翔のコメント
自分かザッカンティが逃げに乗ることがオーダー。自分は集団に残り、距離を消化したが、依然として厳しい状態と言わざるをえない。メリハリをつけて、どこかでなにかしたいと思っている。

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