キャノンデールが日本未発売だったマウンテンバイク5モデルを期間限定発売

キャノンデール・ジャパンは、日本国内未発売のマウンテンバイク5モデルを期間限定で発売する。MTBワールドカップで勝利を獲得しているモデルを含む充実のラインアップ。新型Lefty Ocho搭載のバイクや、乗車したままジオメトリーを可変できるGemini Shockを採用した最新レーシングバイクをシーンに合わせて選べる。11月30日までの期間限定で全国のキャノンデール正規販売代理店で注文を受け付ける。

Jekyll 1 27.5
Model Year 2019 – USA Model

Jekyll 1 27.5 サイズ:S, M, L, XL カラー:Tangerine 98万円(税別)

フローモードで下りを駆け抜け、そして楽に上ることができるエンデューロレースで表彰台に立つためのマストアイテム。

Trigger 1
Model Year 2019 – USA Model

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Trigger 1 98万円(税別)

どんな上りでも、どんな下りでも。どんなトレイルでも、1日中走り続ける壮大なトレイルに挑む大切な日のために存在する。

Scalpel-Si World Cup
Model Year 2019 – USA Model

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Scalpel-Si World Cup サイズ:S, M, L, XL カラー:Volt 120万円(税別)

この世で最も軽く、最も高剛性なフレーム構造。XCマラソン世界チャンピオンエンリケ・アヴァンチーニ(ブラジル)が操るマシン。

Scalpel-Si Carbon 1
Model Year 2019 – USA Model

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Scalpel-Si Carbon 1 88万円(税別)

この世で最も軽く、最も高剛性なフレーム構造。ラフでスーパーテクニカルな現代のXCレースのための究極のレーシングバイク。

F-Si World Cup
Model Year 2019 – USA Model

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F-Si World Cup サイズ:S, M, L, XL カラー:Jet Black  115万円(税別)

誰も経験したことがないスピードで駆けおり、爆発的なペダリングで登りきる。ライダーの限界を引き上げる究極のクロスカントリーバイク。

ロードバイク専用の輪行ボックスSBCON(エスビーコン)が広島でお披露目会

ロードバイク専用の輪行ボックスSBCON(エスビーコン)を手がけるS-WORKSは10月10日、JALとせとうち観光推進機構とともに開発した自転車輸送用の受託手荷物専用ボックス「SBCON」の実物を中国経済産業局が主催するサクラプロジェクトの関連イベント「自転車分解不要! 航空機専用ボックス(SBCON)お披露目会」で展示した。

福山観光旅行の漆川治樹常務取締役に「SBCON」の説明を行うS-WORKSの坂本潤CEO

中国経済産業局やJR西日本、瀬戸内サイメディアなど、関心のあるサイクリストや事業者は実物を目の前に今後、中国地域でどのように「SBCON」を活用していけるかを議論した。

広島県には世界中からサイクリストが訪れる「しまなみ海道」のスタート地点ともいうべき「尾道」がある。また、島根県を通って日本海に続くやまなみ街道のスタート地点でもあるだけに、参加者たちは「自転車」や「サイクリング」というキーワードにとても敏感で理解を持っている。

会場には開発者とともに、「SBCON」を製造した梱包資材メーカーの下手将人氏(大昌)も来場。下手氏は「弊社61年の歴史の中で最も難しい案件。特にピン止めや角度をつける作業は数mm単位の調整が必要でした。何度も修正して試してを繰り返し現在も、最新バイクが発売されると随時、調整を行っています。当初、発表したSBCONからさらに進化しました」と製造の難しさを語った。

サイクリストの聖地広島でSBCONのお披露目会

また、堀啓二氏(RIDE)は今後の「SBCON」の活用について「高級ロードでのサイクリングだけでなく、セレブリティ向けに備品も全てレンタルで一流品のものを用意するサービスも展開していいのではないか」と提案。

会場では2018年の8月に開催された「SBCON」の試験運用を目的とした「しまなみモニターツアー」に関しても話題に。多くのメディア陣が取材に訪れ、広島でも羽田空港から「SBCON」に愛車をのせて飛行機輪行し松山空港に降り立ったサイクリストたちがしまなみ海道を走る様子が放映された。広島に拠点を置く各関係者は一層、しまなみ海道に意識を持ち、日本全国、世界各国からたくさんのサイクリストが訪れてほしいと期待を寄せていた。

ボックスは機体下部の荷物室にフィットする形状をしている

「SBCON」の主なターゲットと今後
S-WORKSでは8月、ランダムで選んだサイクリスト60人に自転車輪行に関するアンケート調査を行った。そのアンケートでは「SBCON」の目標でもある「自宅から旅行・イベント滞在先など全工程での自転車運搬」はどんな人が望んでいるかも調査した。希望するサイクリストは60人中30人。その30人の中で21人が遠隔地のライドやイベントに参加する頻度が2カ月~1年以上の間隔がある。30人のうち21人が40万円以上のロードバイクを所有。うち13人が80万円~200万円以上のロードバイクユーザー。21人が自転車歴10年以上のベテランサイクリストという結果だった。
この他のさまざまな結果を踏まえ「SBCON」を利用する主なターゲット層は100万円前後のロードバイクを所有し、かつロードの楽しさを知っている人となると予想している。
「DHハンドルやディスクホイール、エアロバイクなど、ほとんどのサイズ、形状のロードバイクを入れられるようにさらに改良を重ねた。トライアスリート向けにも遠隔地のイベント輸送サービスの充実ができるよう各機関と連携していきたい」と開発者は今後の展開を語る。

今回のお披露目会での意見やアンケートの結果を踏まえ、S-WORKSでは「自慢の愛車で日本の遠隔地にある素晴らしい場所を走ってみたいというサイクリスト・トライアスリートの願いをかなえられるようSBCONの進化と普及に一層、取り組んでいきたい」と語っている。

キナンのジャイ・クロフォードと中西健児が今季限りで退団

キナンのジャイ・クロフォードと中西健児が今季限りで退団する。

クロフォードは2015年のキナンチーム発足時のメンバーであり、チームで唯一創設以来4シーズンを送った選手だった。2017年シーズンまではチームキャプテンを務め、選手のまとめ役としても大きく貢献した。

中西は同志社大在学中の2016年にトレーニー(研修生)としてチームに加入。その後に出場したジェラジャ・マレーシアでの走りが評価され、2017年シーズンから正式契約を結んだ。以来2シーズンにわたり、国内外の主要レースでチームの好成績を呼び込む堅実な走りを見せてきた。

中西は12月16日(日)に愛知県長久手市の愛・地球博記念公園(モリコロパーク)で開催される「ヴェロフェスタinモリコロパーク」で退団のあいさつをする。また、その間も各種イベントなど従来通りチーム活動に参加する。

ジャイ・クロフォード

ジャイ・クロフォードのコメント
4年間応援をしてくださった日本のファンのみなさまに心から感謝を伝えたいと思います。日本はサイクリングを行ううえでとても美しい国でした。そして、これまで見てきた国々とはひと味違った安心感があります。
2018年シーズンは自身のレース機会が少なかったことは残念でした。6月にツール・ド・コリアに出場しましたが、それが17年間の競技人生の最終レースとなります。これまでに多くの情熱と犠牲を払ってきたキャリアを終えるうえで、決して望んでいた形とはいえませんが、サイクリストとして歩んできた期間はとても誇りに思っています。私にとっての冒険によって結ばれた絆と友人に心から感謝しています。
職業としてのサイクリングは、人生そのものでした。それは純粋に、自らの可能性を追求するものでした。その過程で私は自らの価値を見出してきました。自らを律し続けた日々は、結果として喜びと次なる目的を与えてくれました。サイクリングはまさに、自らを奮い立たせる欲求を満たしてくれるものでした。そのプロセスが、経験と理解、そして寛容さを自らに与えてくれたと思っています。私は今、日本に感謝し、サイクリングへも感謝しています。そして、多くの人々のこれからの成功を願っています。

中西健児

中西健児のコメント
ときに楽しく、ときに苦しい選手生活を支えてくださったすべての方に万謝します。いささか短い期間でしたが、満点の星空のように素晴らしい時間でした。これからも引き続きキナンに温かい声援をよろしくお願いいたします。

E-BIKE&キッズバイク試乗会が10月28日に明治神宮外苑で開催

ルーツ・スポーツ・ジャパンは、10月28日(日)に開催する都内周遊サイクリングイベント「BIKE TOKYO 2018」の同時開催イベントとして「E-BIKE&キッズバイク試乗会」を実施する。話題のeバイク(スポーツタイプ電動アシスト自転車)など、 最新の電動アシスト自転車の試乗会。各メーカーが展開する最先端の技術を体験することができる。

サイクルスポットpresents E-BIKE & キッズバイク試乗会

会場は明治神宮外苑聖徳記念絵画館前広場で、試乗は神宮外苑の外周コース(1周1.2km)を走行できる。参加費は無料で、だれでも事前申し込み不要で参加できる。

◆実施概要
【日時】2018年10月28日(日)9:00~16:30
【会場】明治神宮外苑 聖徳記念絵画館前広場(東京都新宿区)
【主催】一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパン
【協力】サイクルスポット
【参加費】無料
【対象年齢】小学生以上
Webサイト

◆試乗メーカー
LOUIS GARNEAU Benelli TSINOVA ミヤタサイクル ヤマハ発動機 ブリヂストンサイクル パナソニックサイクル BESV

大分・由布院でウィーラースクール…小学校で自転車安全教室

キナンサイクリングは、10月13~14日に大分市内でレース活動を行った後も県内に滞在し、小学生を対象としたウィーラースクール(自転車交通安全教室)に参加。4選手が講師を務め、自転車の安全な乗り方をレクチャーするとともに、サイクリングを通して参加した児童との交流を深めるひとときを過ごした。

大分・由布院でウィーラースクール ©︎KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

チームが参加したのは、15日に由布市立由布院小で行われたウィーラースクール。前々日の「おおいたいこいの道クリテリウム」、前日の「おおいたアーバンクラシック」の2レースを実施したサイクリングイベント「OITAサイクルフェス!!!2018」の関連事業として行われ、キナンからは山本元喜、山本大喜、中島康晴、新城雄大の4選手が参加。同様に両レースに出場したシマノ、愛三工業、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ、オーストラリアンサイクリングアカデミーからも選手が集い、同校6年生約60人と安全な自転車の乗り方について、考え、実践する機会となった。

進行役を務めたのはウィーラースクールジャパン主宰のブラッキー中島隆章氏。はじめにスライドを用いて自転車の歴史や種類、さらにはスポーツとしての自転車についてふれたのち、実際の事故例を用いながら交通ルールの重要性やヘルメットの必要性について説いていった。

自転車の安全について真剣に考える時間を設けつつも、ときにユーモアたっぷりに話題を提供するブラッキー氏に児童はあっという間に引き込まれ、笑いたっぷりの座学となった。

場所をグラウンドに移しての実技では、決められた幅の中をはみ出さないように走り、きっちりと止まる動きや、数mおきに置かれたコーンをバランスを保ちながらのスラローム、みんなで隊列を組んで走るなど、実践的なプログラム。選手たちはお手本を見せたり、児童への声かけでチャレンジをうながしたりと、自転車を通してコミュニケーションを深めていった。

最後は校舎をバックに記念撮影をして、約1時間30分のスクールは終了。思いがけずたくさんの選手たちの訪問を受けた児童たちは、終了後も記念の握手に感激しているなど、いつまでも大興奮の様子だった。

世界選手権ロードはNHK BS1で10月25日19時から放送

世界選手権ロードの放送日程がNHKから発表された。NHK BS1で10月25日19時から同50分までが前編、途中BSニュースをはさんで20時から同49分までが後編。

世界選手権エリート男子ロード © Dario Belingheri/BettiniPhoto

トラック世界選手権の再放送はNHK BS1で10月20日0時50分からBSニュースなしで02時29分まで。臨時ニュースなどで番組が編成される可能性もある。

トラック世界選手権は河端朋之のケイリン銀メダル獲得の感動をもう一度、そしてロード世界選手権は大会屈指の難関コースで行われた、まさに「生き残り」をかけた戦いの様子を伝える。

●世界選手権ロード関連ニュースまとめサイト

●世界選手権ロードの結果
9月23日(日) UCI女子チームタイムトライアル
9月23日(日) UCI男子チームタイムトライアル
9月24日(月) ジュニア女子個人タイムトライアル
9月24日(月) U23男子個人タイムトライアル
9月25日(火) ジュニア男子個人タイムトライアル
9月25日(火) エリート女子個人タイムトライアル
9月26日(水) エリート男子個人タイムトライアル
9月27日(木) ジュニア女子ロードレース
9月27日(木) ジュニア男子ロードレース
9月28日(金) U23男子ロードレース
9月29日(土) エリート女子ロードレース
9月30日(日) エリート男子ロードレース