ZENARD-EX(ゼナードEX)がジャパンカップで初披露…Kabuto史上最高の冷感性能

Kabuto史上最高の冷感性能に加え、新採用のBOAフィットシステムにより極上のフィット感を実現した「ZENARD-EX(ゼナードEX)」が、2018年10月20日(土)から開催される2018ジャパンカップサイクルロードレースのKabutoブースで初披露される。2019年春に発売予定。3万2000円(税別)。

カブトのゼナードEX

Kabutoがサイクルヘルメットに必要と考える3つの性能を特化させ、用途に応じた最高のパフォーマンスを提供するカブトコンセプト。「空力性能を極めたAERO-R1(エアロR1)」、「軽さを極めたFLAIR(フレアー)」、そして「冷感性能を極めたフラッグシップモデルZENARD(ゼナード)」。そのZENARDがさらなる進化を遂げ「ZENARD-EX(ゼナードEX)」として新たに誕生した。

「ZENARD-EX」は、Kabuto史上最高の冷感性能を発揮するためのエアフローに加え、極上のフィット感を実現するため、数々のテクノロジーを採用。”ULTRA COOL”に”ULTRA FIT”の機能がアップグレードされたニューフラッグシップモデル。

KBF-1アジャスター。上下4段階の高さ調整可能

極上なフィット感を実現する新たなテクノロジー
●Boaフィットシステム採用「KBF-1」アジャスター
頭部のフィットにきめ細かな調整と均一な締め付けを可能にする”Boaフィットシステム”を搭載した、新採用の「KBF-1アジャスター」を開発。アジャスターは上下4段階の高さ調整を可能とし、快適なフィット感を実現。

●エアチャンネルプレート内蔵のインナーパッド
「ZENARD-EX」では、額部分と頭頂部にエアをスムーズに流すための”エアチャンネルプレート”をインナーパッドに内蔵することで、ZENRADの優れたエアフローによる冷却効果はそのままに、極上のフィッティングを実現。

●目への汗の浸入を防ぐ、「ウルトラスウェットパッド」
「ZENARD-EX」のインナーパッドには、標準装備の「ノーマルインナーパッドセット(7mm厚)」に加えて、集中力を阻害する要因となる、額から目への汗の浸入を防ぎ、効率よく額の左右へ誘導するフローティング構造の「ウルトラスウェットパッド」を同梱。

ZENARDを継承する冷感性能
冷感性能を向上すべく、エアの流れを徹底追求したZENARDが持つテクノロジーは、ニューフラッグシップモデル「ZENARD-EX」でも継承している。

大開口エアインレット

●フレッシュエアを取り込むメイン大開口エアインレット
ヘルメットの前方に位置する空気をヘルメット内部に取り込むエアインレットの開口面積を大きくとり、エア導入率を高めている。また額部分の開口を大きく設けて、積極的なエアフローを確立している。

●軽量かつ高剛性の”レインフォースメント・ブリッジ” & “ダブルレイヤードシェル”構造
大きなエアインテーク確保と同時に剛性を高めるための”レインフォースメント・ブリッジ”と発泡ライナー部分を、シャープなエッジを立たせたシェルパーツ部と、大きな面を持つシェルパーツ部で重ね覆う”ダブルレイヤードシェル構造”を採用。これにより衝撃吸収性能と軽量化を高次元で両立。

絞り込まれたテール部のフォルムが前傾フォームでの空気抵抗を低減

●絞り込まれたテール部のフォルムが前傾フォームでの空気抵抗を低減
ZENARDの象徴とも言えるテール部分を絞り込んだ形状は、前傾フォーム時などに、ヘルメット表面への空気抵抗の軽減を可能としている。

ユースオリンピック競技大会のBMXフリースタイル・パーク混合で大霜優馬・丹野夏波が3位

アルゼンチンのブエノスアイレスで開催されている第3回ユースオリンピック競技大会で、自転車のBMXフリースタイル・パーク混合で日本の大霜優馬(神奈川)・丹野夏波(神奈川・白鵬女子高)ペアが3位になった。1位はアルゼンチン、2位はドイツ。

第3回ユースオリンピック競技大会のBMXフリースタイル・パーク混合で3位になった丹野夏波(左)と大霜優馬

丹野夏波のコメント
今は大会を終えてホッとした気持ちと、本当にうれしい気持ちでいっぱい。走りに関しては、決勝1本目で目標としていたベストの走りができ、得点も予選を含めても自身の最高得点を出すことができたので満足している。緊張もあったが、それを上回ってこのオリンピックシステムで行われる大会の雰囲気を楽しめ、メダル獲得までワクワクの毎日だった。
メインの競技種目はBMXレースであり、今大会フリースタイル・パーク種目で学んだ技術、大会でのパフォーマンス発揮や、会場の雰囲気、そしてメダル獲得まで体感できたことは、プラスにつなげることができ今後に活かしたい。

大霜優馬のコメント
今までの大会参戦で味わったことのないうれしさを感じている。決勝では直前の丹野選手の結果から、気持ち的にも余裕を持って挑むことができた。高難度の技は少なめの組み合わせであったが、事前に仕上げたルーティーンをミスなくこすことだけに集中し、今回の結果へとつなげることができた。
国際大会での決勝経験はなく、結果やメダルをねらいに行く大会ははじめてだったが、練習日、予選と日を追うごとに気持ちに余裕が生まれ、決勝では観客の声援を聞き力へと変えられた。東京オリンピックに向けても、通常のワールドカップなどでは採用されない少人数での対戦形式などを経験できたことやメダルを獲得したことで、より一層目標に対するイメージがわいた。今後のパフォーマンス向上にしっかりとつなげていきたい。

第3回ユースオリンピック競技大会のBMXフリースタイル・パーク混合で日本チームは3位

三瓶将廣チームリーダーのコメント
BMXフリースタイル・パークがオリンピック形式で行われる大会ははじめてであり、選手にとっても初の大舞台であったことから、未知数の部分が多く戦略面など手探り状態な中、練習ではセクションの攻略とルーティーンの組み立てにフォーカスした。
女子の丹野は、BMXレース種目で培ったバイクコントロールを活かして大きなジャンプやスピード感のあるラインを選択することができ、全てのランにおいて安定した走りで予選から決勝まで終始3位をキープ。1カ月半という短期間で種目に順応できたことを高く評価したい。
男子の大霜も、オリンピックという場の雰囲気に飲まれることなく、自分の力へと変え、ミスなく着実にポイントを稼いだことは素晴らしかった。
BMXフリースタイル・パークのオリンピックデビューである記念すべき大会でメダルを獲得できたこと、ユースオリンピックでの自転車競技初のメダル獲得、そして東京オリンピックから新種目として加わる他種目に続いてメダルを獲得できたことは、選手にとっても競技にとってもプラスとなった。

「生まれてくる子はビクトリアに決めた」ソンニ・コルブレッリがグランピエモンテで優勝

バーレーン・メリダのソンニ・コルブレッリ(イタリア)が10月11日にイタリア北部で開催された第102回グランピエモンテでゴールスプリントを制して優勝した。距離は191km。8カ月前に開幕戦となるドバイツアーで勝利を挙げた同選手は、それ以来となる勝利で今シーズンを締めくくった。

ソンニ・コルブレッリがグランピエモンテを制した © LaPresse – Ferrari / Alpozzi

「ドバイで1勝し、このレースを勝利で締めくくることは期待できなかった。でも雨のレースは得意だ。最後のゴールスプリントは集団の中で道が開けたので思いっきり行った。スリップスないことが重要だった」とコルブレッリ。
「今シーズンは2位ばかりだったけど、最高の形でシーズンを締めくくることができてホッとしている。あと10日ほどで女のコが生まれる予定だけど、ビクトリア(勝利)と名づけることにするよ」

グランピエモンテを制したソンニ・コルブレッリ © LaPresse – Ferrari / Alpozzi
グランピエモンテ © LaPresse – Ferrari / Alpozzi

NIPPOのジャパンカップアフターパーティ参加者募集中

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニが10月21日(日)に栃木県宇都宮市で開催されるジャパンカップサイクルロードレース終了後に、ファンとの交流を目的としたディナーパーティを開催する。ジャパンカップを走り終えた選手、スタッフたちが参加し、立食形式でのパーティ。チーム主催のアットホームな雰囲気のなか、選手やスタッフたちとの距離が近いのが特徴。

宇都宮で話題のサイクルカフェ「Velo Cafe」での開催。おしゃれな雰囲気の店で、おいしいフードやデザートが楽しめる。場所はプレゼンテーションが開催されるオリオンスクエアのすぐ裏手、東武宇都宮駅の近く。

申し込みと詳細サイト

毎回好評のヴィーニファンティーニなどイタリアのファルネーゼヴィーニ社が取り扱う厳選されたイタリアンワインの試飲も実施。国内インポーターに協力してもらい、各種ワインの説明や好みに合ったワインを提案してもらえる。

今回は、他のパーティや仲間とのディナーのあとからでも参加できるレイトプランも設定。20時半以降の来場で選手との交流はもちろんワインの試飲+ドルチェ、スナック、抽選会、お土産ワインの特典付き。

暫定参加メンバー:ジャパンカップ出場選手、フランチェスコ・ペロージGM、ヴァレリオ・テバルディ監督、日本人・イタリア人チームスタッフ。
ジャパンカップ暫定出場選手(補欠込み、このなかの6名が参加)
ニコラ・バジョーリ
マルコ・カノラ
初山翔
伊藤雅和
中根英登
イヴァン・サンタロミータ
マルコ・ティッツァ
フィリッポ・ザッカンティ

パーティの特典1
ファンティーニブランド、またファルネーゼヴィーニ社が取り扱う厳選されたイタリアンワインの試飲ができる(10〜15種類ほどを予定。赤と白、発泡酒も多数用意)。※飲物はフリードリンク制で、ソフトドリンクも各種用意。

パーティの特典2
チームグッズの抽選会を予定。非売品のチームグッズや過去のウエア、チームアイテムなどを参加者のプレゼントとして用意。全員に当たる。

パーティの特典3
申し込み先着35名にクネゴ引退を記念した「スペシャルワイン」、参加者全員に「ヴィーニファンティーニ」のワインを1本ずつプレゼント。

イベント概要
日時 2018年 10月21日(日曜日) 19:30から22:00頃まで
    ※20:30からのレイトプランもあり(5000円)
場所 Velo Cafe  栃木県宇都宮市宮園町8-8
定員 50名
参加費 1万円(お土産ワイン付き ※先着35名は非売品のクネゴワイン)

今後のレーススケジュール(予定)
10月6日〜13日 Tour of Taihu Lake 中国 アジアツアー2.1
10月11日 Gran Piemonte イタリア ヨーロッパツアー1.HC
10月13日 Il Lombardia イタリア 1.ワールドツアー
10月13日 Oita Ikoinomichi Criterium 日本・大分 国際クリテリウム
10月14日 Oita Urban Classic 日本・大分 アジアツアー1.2
10月20日 Japan Cup Criterium 日本・栃木 国際クリテリウム
10月21日 Japan Cup Cycle Road Race 日本・栃木 アジアツアー1.HC
10月23日〜31日 Tour of Hainan 中国 アジアツアー2.HC
11月11日 Tour de Okinawa 日本・沖縄 アジアツアー1.2

Livロードバイク試乗会が東京、名古屋、福岡で開催

女性のためのサイクルブランドLiv(リブ)は、10月20日(土)から全国3カ所のLivフラッグシップストアで「Livロードバイク試乗会」を開催する。

Livロードバイク試乗会

用意される試乗車は、2019年で誕生したエアロ性能を高めた「ENVILIV(エンヴィリブ)」のほか、オールラウンド軽量モデル「LANGMA(ランマ)」シリーズと、なめらかな乗り心地とアップライトな姿勢が特徴の「AVAIL(アヴェイル)」シリーズのカーボンロードバイク3モデル。特徴の違う3モデルを何度でも試せる。

2018年のLivバイクには上品で目を引くカラーとグラフィックデザインを採用。さまざまな方向からの光に反射することで、驚くほど深く豊かな色調を表現する。写真では伝えられない美しさなので実物を見てみたい。

東京、名古屋、福岡の各会場では、女性スタッフが試乗車貸出対応する。初めてロードバイクに乗ってみたい人や、クロスバイクからロードバイクの乗り換えを検討中の方人など、相談に乗ってくれる。各会場となるLivフラッグシップストアのLivコーナーでは、試乗車以外のラインナップやアパレル、パーツ類をチェックできる。

Liv(リブ)は女性のためのサイクルブランド

Livロードバイク試乗会
<会場・開催日程>

【名古屋会場】
日時:2018年10月20日(土)、21日(日) 11:00~16:00
場所:ジャイアント/リブストア名古屋
住所:愛知県長久手市砂子101
アクセス:グリーンロード「砂子交差点」かど

【福岡会場】
日時:2018年11月10日(土)、11日(日) 11:00~17:00
場所:ジャイアント/リブストア福岡
住所:福岡県福岡市早良区百道浜1-3-70
アクセス:福岡市地下鉄空港線「西新」駅より徒歩11分

【東京会場】
日時:2018年12月8日(土)、9日(日) 10:30~16:00
場所: ジャイアント/リブストア二子玉川
住所:東京都世田谷区玉川1-10-7
アクセス:東急田園都市線・大井町線「二子玉川」駅より徒歩2分

料金:無料
予約:不要
持ち物:身分証明証

おおいたアーバンクラシックにキナンは主力5選手…真価が問われる国内UCIワンデーレースへ

おおいたアーバンクラシックが10月14日に大分県大分市で開催され、キナンサイクリングは主力となる5選手を出場させる。10月以降は、日本国内で開催されるUCI(国際自転車競技連合)公認のワンデーレースをメインにレースプログラムを進めていく。

おおいたアーバンクラシックに出場するキナンサイクリングの5選手

おおいた アーバンクラシックは2017年まで国内リーグ「Jプロツアー」のおおいたサイクルロードレースとして行われてきたものが国際レースへと昇格。UCI公認大会としては2018年が初開催となる。

大分スポーツ公園周辺を周回する1周10kmのコースはこれまでと同様ながら、今回から時計回りに巡ることになり、より上りの比重が高くなっている。下り基調の周回序盤を経て、中盤は長い上りが続いたのち、終盤では一度下ってからコントロールラインへ向けて約1km上っていくレイアウト。特に最終周回は激しい優勝争いが見ものに。15周回・150kmの全行程は平坦がなく、アップダウンに富んだ中でのサバイバルレースとなることが予想される。

国内外から20チームが出場する今大会。1チーム5選手で編成され、キナンは山本元喜、山本大喜、トマ・ルバ、中島康晴、新城雄大を招集。9月に出場したステージレース、インターナショナル・ツール・ド・バニュワンギ・イジェン(インドネシア、UCIアジアツアー2.2)で個人総合3位となったルバ、同5位の山本元を中心に、インドネシア遠征で好アシストを見せた新城、国内で調整を進めてきた中島、そしてUCIロード世界選手権帰りの山本大と、いずれも好調な主力選手たちをセレクト。上りでレースを動くとなればルバや山本元が、人数が絞られた中でのスピード勝負となれば中島や新城が勝負に出ることになる。また、山本大はオープン参加した2017年のおおいたサイクルロードレースで6位相当の走りをしていて、コースとの相性はいい。

同大会はサイクルイベント「OITAサイクルフェス!!!2018」内で開催される。前日13日には大分市中心部で「おおいた いこいの道クリテリウム」が行われ、おおいたアーバンクラシック出場チーム・選手が参戦。キナンも前述の5選手が挑む。

おおいた いこいの道クリテリウム
10月13日 30km(1km×30周) 午後0時5分スタート
会場:大分いこいの道周辺(大分県大分市)

おおいた アーバンクラシック(UCIアジアツアー1.2)
10月14日 150km(10km×15周) 午前9時スタート
会場:大分スポーツ公園周辺(大分県大分市)