第1回INAGI CROSSが2018年9月30日に東京都稲城市で開催

第1回INAGI CROSSが2018年9月30日に東京都稲城市で開催されことが発表された。稲城市は小高い丘陵が続く南多摩尾根環状道路はじめとする自然豊かなフィールドがあり、都心から一番近い自転車を楽しめるエリアとして、多くのサイクリストがサイクリングを楽しんでいる。

稲城市は2020年東京オリンピック決定前から、自転車ロードレースのコース誘致の提案を行ってきたが、2020年東京オリンピックが決定し、稲城市内を通過して富士スピードウェイに抜けるロードレースコースになることが決定。稲城市長による、地域活性化を目指した「自転車の街」構想が立ち上がり、稲城市の各所でその活動が行われている。

初開催となる「INAGI CROSS」は、新たに利用可能となった稲城市の多摩川河川敷特設コースで、稲城市、稲城市教育委員会の後援のもと開催場所の確保に成功し、準備期間1年を経て開催することが決まった。主催・運営には、矢野口交差点のサイクルカフェ「CROSS COFFEE」を運営するChampion System Japanが行う。

Champion System Japan は、都心での大型シクロクロス競技イベントを多数主催していて、東京・お台場海浜公園の「シクロクロス東京」や千葉・幕張海浜公園の「スターライトクロス」など、都市型ショーレースを企画、主催。「INAGI CROSS」は国内シクロクロス競技団体のAJOCC(日本シクロクロス競技主催者協会)に加入する大会となっていて、首都圏から多くのサイクリストが参加することが予想される。自転車競技・シクロクロスの普及大会と位置付けしており、キッズから初心者、中級者カテゴリまでを中心とした参加しやすく、親しみやすい大会を目指しているという。

INAGI CROSS 2018のコース

INAGI CROSS 2018
会場 東京都稲城市 稲城北公園そば 河川敷特設コース 1周1.6km
大会期日 2018年9月30日(日)
INAGI CROSS 2018のホームページ

カテゴリー
●C4(男子)2レース 100名(1レースあたり 50名)
AJOCCカテゴリーC4シクロクロス・MTBレース初参加、(MTBでも参加可)
●C3 (男子)1レース 50名 
AJOCCカテゴリーC3 (MTBでも参加可)
●オープン 1レース 50名
男女 経験不問 (MTBでも参加可)
●CK1 小学生(1~2年生) 15名
開催日での学年1〜2年生/男女区別は無し
●CK2 小学生(3~4年生)15名
開催日での学年3〜4年生/男女区別は無し

参加申し込み
「スポーツナビDO」ウェブサイトから
申し込み期間 2018年8月30日~2018年9月17日
シクロクロス(C3/C4)3000円
オープン3000円
キッズ2500円
観戦は無料

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アジア大会男子チームスプリントで雨谷・新田・深谷の日本チームが3位

ジャカルタ・アジア大会は10日目となる8月27日、自転車トラック競技が始まり、男子チームスプリントで日本が銅メダルを獲得。雨谷一樹、新田祐大、深谷知広(すべて競輪選手)の日本チームは予選4位で3-4位決定戦へと進み、韓国を下した。女子チームスプリントは前田佳代乃(京都府自転車競技連盟)と太田りゆ(競輪選手)が出走し、予選4位で3-4位決定戦に進んだが、韓国に破れて4位。

アジア競技大会男子チームスプリント ©2018 JCF

チームスプリントは男子3名、女子2名でチームを編成し、トラック(250m)を男子3周、女子2周して走行タイムを競う競技。それぞれの選手が1周回ずつ先頭を引いたあとに離脱していき、最終走者のゴールタイムにより順位が決まる。予選の上位2チームが1-2位決定戦、3位と4位が3-4位決定戦に進む。

アジア競技大会男子チームスプリント ©2018 JCF

雨谷一樹のコメント
予選ではミスをしてしまったが、3-4位決定戦ではいつもの走りができたのでよかったと思う。

新田祐大のコメント
予選で自分と深谷が自己ベストを出すことができた。ミスがあったものの3-4位決定戦に出ることができたので、タイムを出すことを目標に走り、全体で一番よいタイムを出すことができた。直前の落車で治療や調整をしながら大会を迎えたが、万全の状態にしてもらい、それが高いモチベーションにもつながった。昨日から身体はいい状態になり、今日も走るのが楽しみで、思った以上の成績が出た。とてもいい大会になった。

深谷知広のコメント
予選は残念だった。チームワークのバランスが崩れてしまったことが原因。しかし決定戦ではしっかりと力を出すことができた。予選と決定戦でタイムが落ちてしまっているので、2本目にタイムを上げていくことを今後の課題にしたい。

アジア競技大会男子チームスプリント3位の新田祐大・深谷知広・雨谷一樹 ©2018 JCF

アジア競技大会男子チームスプリント ©2018 JCF

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クビアトコウスキーが首位…区間勝利はバルベルデが10度目V

第73回ブエルタ・ア・エスパーニャは8月26日(日)、マルベリャ~カミニートデルレイ間の163.5kmで第2ステージが行われ、モビスターのアレハンドロ・バルベルデ(スペイン)がスカイのミハウ・クビアトコウスキー(ポーランド)との一騎打ちを制して、3年ぶり10回目のステージ勝利を挙げた。

バルベルデ(右)がクビアトコウスキーを制した © Luis Ángel Gómez

クビアトコウスキーは2位に甘んじたものの、前日の個人タイムトライアルで6秒遅れの2位につけていたため、総合成績でBMCのローハン・デニス(オーストラリア)を逆転して首位に立った。

「百戦錬磨のバルデルデに勝つのは難しかった。でも首位のリーダージャージーを獲得できたのは悪くない。今夜は楽しむことにして明日からはこのジャージーを守っていくことに集中したい」

前日にマイヨロホを獲得したデニス © Luis Ángel Gómez

ディフェンディングチャンピオンのフルームが欠場し、これまではアシスト役をこなしてきたクビアトコウスキー。2014年に世界チャンピオンになった経験を持つダークホースが初優勝に向けて名乗りをあげた。

ブエルタ・ア・エスパーニャ第2ステージ © Luis Ángel Gómez

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)ミハウ・クビアトコウスキー(ポーランド、スカイ)
マイヨベルデ(ポイント賞)ミハウ・クビアトコウスキー(ポーランド、スカイ)
マイヨルナレス(山岳賞)ルイスアンヘル・マテ(スペイン、コフィディス)
□マイヨブランコ(コンビネーション賞)ミハウ・クビアトコウスキー(ポーランド、スカイ)

🇪🇸ブエルタ・ア・エスパーニャの特集サイト
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トップストーン ピュアでシンプルな万能グラベルロードバイク

キャノンデール・ジャパンは、グラベルバイクの最新トレンドを組み込んだ「Topstone(トップストーン)」を発売した。キャノンデール本社近くにあるお気に入りのオフロードループにちなんで名付けられたTopstoneは、これぞ本物のグラベルバイク。大きなエアボリュームのタイヤ、安定したライダーポジション、スポーティなハンドリングでどんな状況にも対応。裏ルートを躊躇することなく駆け抜け、新しい道を開拓、もちろん朝の通勤だって快適にすることができる。週末ライドを楽しむ人や、乗り心地抜群なグラベルバイクを探している人にとって理想的な1台。

トップストーン・ソラ 11万5000円(税別)

Topstoneキーポイント!
最大42mm幅のタイヤまで対応する十分すぎるクリアランスで大胆は冒険ライドに最適
全モデルフルカーボンフォークを採用し、12mmスルーアクスルが正確なステアリングを実現
シナプスと共通のスタック&リーチで、安定感抜群なスポーティなライダーポジションを提供
3本のウォーターボトルを装備できるマウントと、トップチューブストレージ用マウント採用
55mmのフォークオフセットに穏やかなヘッド角を組み合わせたアウトフロントジオメトリー
オフロード走行で安定性と走破性を確保するフレア型ハンドルとワイドギヤを全モデル標準装備
フレームはディスクブレーキ専用設計、油圧ブレーキ搭載モデル(Apex 1、105)

トップストーン・アペックス1 22万円(税別)

新しいTopstoneは、3種類のモデルを展開。アドベンチャーライドの可能性をさらに広げるドロッパーシートポスト搭載モデルのTopstone Apex 1 をはじめ、シマノ105仕様のTopstone 105、シマノSora仕様のTopstone Soraを発売。サイズはXS、S、M、L、XL。店頭発売は10月下旬を予定。

トップストーン105 19万円(税別)

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ローハン・デニスがタイムトライアルを制して首位発進…第73回ブエルタ・ア・エスパーニャ

第73回ブエルタ・ア・エスパーニャは8月25日(土)に南スペインのマラガで開幕。初日は距離8kmの個人タイムトライアルが第1ステージとして行われ、BMCのローハン・デニス(オーストラリア)がトップタイムをたたき出して優勝した。

個人タイムトライアルでトップタイムを出したローハン・デニス © Luis Ángel Gómez

2017大会初日のチームタイムトライアルでもBMCが優勝し、先頭でゴールを切ったデニスが首位のリーダージャージを着用した。デニスは2年連続でこの「マイヨロホ」を着用することになった。欧州以外の選手がグランツールと呼ばれる三大大会の個人タイムトライアルですべて勝ったのは初めて。

ブエルタ・ア・エスパーニャ第1ステージ © Luis Ángel Gómez

有力選手の中ではスカイのエースとなるミハウ・クビアトコウスキー(ポーランド)が6秒遅れの2位。7月のツール・ド・フランスで落車骨折し、復帰戦となったBMCのリッチー・ポート(オーストラリア)は51秒遅れと苦しいスタートとなった。

深紅のマイヨロホをデニスが獲得 © Luis Ángel Gómez

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)ローハン・デニス(オーストラリア、BMC)
マイヨベルデ(ポイント賞)ローハン・デニス(オーストラリア、BMC)
マイヨルナレス(山岳賞)ネルソン・オリベイラ(ポルトガル、モビスター)
□マイヨブランコ(コンビネーション賞)ローハン・デニス(オーストラリア、BMC)

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長迫吉拓がアジア競技大会BMXレースで金…畠山紗英は接触で8位

ジャカルタ・アジア大会は8日目となる8月28日、自転車競技男子BMXレース決勝で長迫吉拓(モトクロスインターナショナル)が優勝し、金メダルを獲得。同じく決勝に出場した吉村樹希敢(GAN TRIGGER)は6位。女子では畠山紗英(日本体育大)が決勝に進んだが、他選手と接触して転倒し、8位だった。長迫はシーディングランを首位で通過し、モト(3回行われる1回戦)から安定した走りで、首位で決勝に進出。決勝では第1コーナー前から先行して優勝した。

長迫吉拓がアジア競技大会BMXレースで金メダル ©2018 JCF

長迫吉拓のコメント
久しぶりのアジアの大会。各国のレベルが上がっているなかで、危ない面もあったが、自信はあったので積極的に走った。リオ五輪を経験して挑んだ今回のアジア大会では、勝たないといけないというプレッシャーのなか勝つことができた。これは東京五輪へ向けてのいいステップになったと思う。自転車競技で今大会初めて金メダルを獲得できたので、このいい流れを明後日からのトラック競技につなげてほしい。

アジア競技大会BMXレースで長迫吉拓が先頭を走る ©2018 JCF

アジア競技大会BMXレースの長迫吉拓 ©2018 JCF
アジア競技大会BMXレースで長迫吉拓(中央)が金メダル ©2018 JCF

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