パールイズミが春の定番「桜ジャージ」を限定発売…今回は「桜と橋」

パールイズミの恒例となった桜ジャージの2018年モデル『桜と橋』が数量限定で2018年3月上旬より発売される。『桜と橋』は満開の桜越しにレトロな橋を描いたシックでモダンなデザインのサイクルジャージ。お花見シーズンにも合わせて着られる高機能で粋なデザインで、ロードバイクへ乗る楽しみを一層広げる。数量限定発売なので商品は在庫がなくなり次第販売終了となる。

価格は1万800円(税別)。サイズはS、M、L、XL、3L。素材はUVカット素材(UPF50+)のルミエースUV。抜群の吸汗拡散機能が肌面をサラサラに保ち、快適な着用感を実現している。さらに抗菌防臭加工により汗の匂いを防ぐ。適度な前傾姿勢に対応したベーシックフィット。3バックポケット。脇メッシュ素材。日本製。

パールイズミの公式サイト

バックポケットには桜の文字が入るので、外国の友だちへプレゼントにもいい
レトロな橋は情緒ある町並みをイメージ

EFエデュケーションファースト・ドラパックpowered byキャノンデールってどんなチーム?

EFエデュケーションファースト・ドラパックpowered byキャノンデール。2017年はキャノンデール・ドラパックというチーム名で活躍していた米国チーム。リゴベルト・ウラン(コロンビア)らの主力選手をそのままに、2018年は新スポンサーを獲得してシーズンインした。昨シーズン後半はチーム運営上の財政難から一時はクラウドファンディングにより一般から資金を募ったが、無事にメインのスポンサーが決まったというわけだ。

左からダグ・エリス(共同創業者)、リゴベルト・ウラン、エディ・ハルト(EF北米CEO)、セプ・バンマルク、ジョナサン・ボーターズ(共同創業者)

ところでこの「EFエデュケーションファースト・ドラパックpowered byキャノンデール」という長いチーム名。どんな企業が名乗りを挙げたのだろうか?

EF Education First(以下EF)は留学・語学教育事業を展開する世界最大規模の私立教育機関で、日本法人イー・エフ・エデュケーション・ファースト・ジャパンもある。ドラパックは投資会社。キャノンデールは米国の自転車ブランドだ。チームを実際に運営するのは元プロロード選手だったジョナサン・ボーターズが持つスリップストリームという会社。これが母体となって新スポンサーを獲得し、チーム名にしたという流れである。

旧キャノンデール・ドラパックは、2017年8月に来季のチーム存続が困難であることを表明。その後、「#SaveArgyle」を合言葉にクラウドファンディングを実施し、56万米ドルを超える一般サポーターの支援を集めていたが、チームのミッションとEFが掲げるミッションが共通であるとの判断から、2017年9月にEFが2018年から数年間の契約でタイトルスポンサーになることを発表した。

1965年にスウェーデンで創業されたEFは、世界53カ国、500カ所を超える直営語学学校と事業拠点をベースに語学留学・語学学習支援事業を展開するほか、ボーディングスクールやMBAスクールを有する私立教育機関。50年以上にわたる教育支援分野のノウハウを生かし、ネパールでの教育復興支援事業やさまざまな教育機関、官公庁、自治体、企業に対するグローバル教育、人材育成、語学トレーニング支援事業、さらには「教育によって世界をひらく」というミッションのもと世界に挑戦するアスリートへの支援も行っている。

今回のチームへのスポンサー契約締結について、EFでは以下を主な理由として説明している。
 They’re international. (国際色豊かなチームであること)
 They’re globetrotter. (チームは世界中を旅するグローブトロッターであること)
 They’re starts. (勝者だけではなくチーム全員がスターであること)
 They’re loved. (世界中のファンに愛されるチームであること)
 They’re good company. (可能性を信じて最良を目指す良き会社、スポンサー企業に支えられていること)

また、EFエデュケーション・ファースト北米地域CEOのエドワード・ハルトは「サイクリングがさまざまなバックグラウンドを持つ人々を平和的に結び付けている事実は、”教育を通じて世界を広げ、文化的多様性が人々を結びつける“というEFの信念と深く共鳴します。また、#SaveArgyleキャンペーンを通じてチームが世界中のファンに支えられていることを知り、これほど人々に愛されているチームをサポートできることは大変名誉なこと」 とコメントした。

チームの所属選手は25人。ウランをはじめ、フランスのピエール・ローラン、ベルギーのセプ・バンマルクらが所属する。ツール・ド・フランスをはじめとした主要レースの出場権を持っていることから、2018年も注目すべきチームだ。

イー・エフ・エデュケーション・ファースト

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宇都宮ブリッツェンのファンならこんな賃貸物件に住んでみたい

サイクルスポーツマネージメントが運営する地域密着型プロサイクルロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」は、賃貸住宅のリノベーションを手掛ける朝日リビングとコラボし、ロードサイクリストに向けた賃貸ルーム「ブリッツェンルーム」を展開する。特徴は、賃貸ルームには希少である大きな玄関土間。ロードバイクのメンテナンスやカスタムができる倉庫的なスペースで、チームカラーをベースとしたデザインはブリッツェン好きなサイクリストにとっては至福のひとときを過ごせる空間になっている。

インテリア、雑貨などはイメージ

デザイン・施工は賃貸リノベーションを専門に手がける朝日リビング、宇都宮ブリッツェンのゼネラルマネージャーである廣瀬佳正が監修。サイクリストが毎日ワクワクしながら暮らすことができるというコンセプトで部屋のプランを考案している。

「朝日リビングとのコラボで実現したこの賃貸ルームをきっかけに、サイクリングをライフスタイルとして、生活の一部に取り入れていただけるようになったらうれしいです」と廣瀬マネージャー。

入居希望の人は栃木県宇都宮市にある不動産管理会社ハートエントランスまで。

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クランクブラザーズのキャンディシリーズなど各種ペダルが続々登場

クランクブラザーズのキャンディシリーズなど各種ペダルが続々登場している。取り扱いはカワシマサイクルサプライ。

キャンディ1は本体にワンピースコンポジット樹脂を採用することで価格だけでなく軽量性も高いモデル。内部の機構は素材の違いはあれど構造は上位モデルと全く同じで、優れた使用感は全モデル共通。カラー:ピンク(マジェンタ)、ブラック、ブルー、レッド。本体:ワンピースコンポジット樹脂。ウイング部:スチール。ペダル軸:SCM435 鍛造クロモリ。スプリング:300番台ステンレス。ベアリング:インナー igus製 LLグライドブッシュ。アウター エンデューロ製カートリッジ。重量:294g。7260円(以下すべて税別)

キャンディ1

キャンディ2は本体部分を6061-T6アルミニウムに変更し、耐久性や剛性感だけでなく見た目の質感もアップしたモデル。カラー:グレー、グリーン。本体:6061-T6アルミ。ウイング部:スチール。ペダル軸:SCM435 鍛造クロモリ。スプリング:300番台ステンレス。ベアリング:インナー igus製 LLグライドブッシュ。アウター エンデューロ製カートリッジ。重量:355g。1万1530円

キャンディ2

キャンディ3は本体とウイング部にそれぞれの用途に応じた、耐久性の高い素材を採用。カラー:ダークレッド、SLATEブルー、ブラック。
本体:6061-T6アルミ。ウイング部:17-4PH ステンレス。ペダル軸:SCM435 鍛造クロモリ。スプリング:300番台ステンレス。ベアリング:インナー igus製 LLグライドブッシュ。アウター エンデューロ製カートリッジ。重量:340g。1万5800円

キャンディ3

スタンプ2スモールは靴のサイズやアウトソールパターンを分析し、踏み面を最適化。43までのサイズの靴を使用している人におすすめ。カラー:ロー(シルバー)、レッド、ブラック。本体:6061-T6アルミ。ペダル軸:SCM435 鍛造クロモリ。ベアリング:インナー igus製 LLグライドブッシュ。アウター エンデューロ製カートリッジ。サイズ:100mmx100mm。重量:415g。9110円

スタンプ2スモール

マレットDHはくぼみのあるプラットフォームでほどよいホールド感を持ち、本体のリブと面取り加工されたエッジが特徴のビンディングペダル。ハードな状況による不可抗力でクリップが外れてもペダリングを維持しやすい形状になっている。カラー:ブラック、レッド。本体:6061-T6アルミ。ウイング部:17-4PHステンレス。ペダル軸:SCM435 鍛造クロモリ。スプリング:300番台ステンレス。ベアリング:インナー igus製 LLグライドブッシュ。アウター エンデューロ製カートリッジ。リリースアングル:15度、20度。重量:479g。1万9920円

マレットDH

シマノ製電動アシストを搭載した日本初のMTB、リッジランナー登場

ミヤタサイクルがシマノ製電動アシストコンポーネント「STEPS(Shimano Total Electric Power System)」を搭載した電動アシストMTB「RIDGE-RUNNER(リッジランナー)」を、2018年4月10日に全国のミヤタE-BIKE販売店を通じて発売開始する。

リッジランナー

「リッジランナー」はシマノが2014年欧州向けに開発し、R&Dを重ね日本国内向けに新開発した電動アシストコンポーネント「STEPS E8080」を日本で初めて搭載した本格的な電動アシストMTB。

27.5×2.8インチサイズのワイドタイヤと電動アシスト、独自設計のアルミフレームと130mmトラベルのサスペンションフォークによって登り下りどちらにも高いパフォーマンスを発揮。アシストモードは、HIGH/NORMAL/ECOの3モードでハンドル部の人間工学に基づいて設計されたアシストスイッチで簡単操作できる。走行距離や走行速度に加え、アシスト力やバッテリー残量などを表示する液晶サイクルコンピューターを搭載し、走行状態をひと目で確認できる。

36V/14Ahの大容量リチウムイオンバッテリーにより走行距離も最長140kmを実現。またブレーキとドライブトレインにはシマノ「DEORE」を採用し、オフロードにおいても安定したライディングを可能にしロングトレイルライドにも使用できる性能を持った本格MTBに仕上げられている。

発売日は2018年4月10日。予定価格は36万9000円(税別)。

鈴木真理が宇都宮ブリッツェンの下部育成チームのコーチに就任

アテネ五輪代表で現在はTRUTH BIKE代表を務める鈴木真理(しんり)氏が、地域密着型プロ自転車ロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」の下部育成システム「アップ・ビーリング・システム」のコーチに就任した。

鈴木真理が代表を務めるTRUTH BIKEのホームページ

「アップ・ビーリング・システム」は、小学校4年生以上の生徒からロードレーサーの育成全般に関わる活動を実施していて、宇都宮ブリッツェンの下部育成チーム「ブラウ・ブリッツェン」とジュニア育成チーム「ブリッツェン・ステラ」を持つ。

鈴木氏は2013年から2017年までの5年間、宇都宮ブリッツェンの選手として活動。特に2014年からはキャプテンとして、チームの精神的支柱としても活躍してきた。今後は、「ブラウ・ブリッツェン」と「ブリッツェン・ステラ」のコーチング業務に携わることになる。

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