アウトドアから子育てまで対応する積載力の高い電動アシスト自転車「LOGワゴンe」

快適な自転車ライフを提供するあさひがアウトドアシーンに対応した積載力の高い電動アシスト自転車「LOGワゴンe」を発売した。税込み16万2800円で、オプションパーツで後ろ子乗せも搭載できる。

街乗りから本格的なアウトドアまで楽しめる1台

「自転車で広がる、アウトドアの世界。」をコンセプトに、アウトドアライフをもっと楽しく、もっと便利にする自転車ブランドとして誕生した LOG シリーズの一つ。2023年12月下旬に日本国内のサイクルベースあさひ、あさひブランド取り扱い販売店、あさひネット通販サイトで販売を開始した。

ログワゴンe(グレー)

昨今の社会情勢の変化からアウトドアレジャーの需要が増加し、楽しみ方は多様化。自転車を使ったキャンプツーリングも、自然環境を満喫することができるアウトドアレジャーのひとつとして広く認知されるようになった。

LOGワゴンeは、そんなアウトドアレジャーの素晴らしさを誰もが気軽に体験できるよう、「アウトドアギアのような道具感と使いやすさ」をデザインコンセプトに企画・設計を行なった。

前輪側のみ天候に左右されず軽いタッチで高い制動力を発揮する機械式ディスクブレーキを採用

自然の中を快適に走行できる電動アシスト機能や、雨天でも制動力の落ちにくいディスクブレーキとローラーブレーキ、荒れた路面でも走りやすいワイドタイヤを装備。内装3段変速を採用し、多様な走行シーンに対応。また、積載力が高く、使用しない時は折り畳める開閉式のリアキャリアを装備し、狭い場所でも楽に駐輪できる。

フレームの補強用ガセットが栓抜きになる

日本国内のサイクルベースあさひ、あさひブランド取り扱い販売店、あさひネット通販サイトで発売。一部の店舗では取り寄せ。

標準装備のキャリアから専用の子乗せ取付け用リアキャリア(オプション)に交換することで、後ろ子乗せが取り付け可能

LOG WAGON e(ログワゴンe)

販売日: 2023年12月下旬
価格: 162,800円(税込)
カラー: カーキ、グレー
フレーム: アルミ製
サイズ(適応身長): 20型(150cm~)
変速: 内装3段変速
タイヤ: 20×2.125
重量: 29.5㎏
充電時間: 約5~6時間
バッテリー: リチウムイオンバッテリー36V×9.8Ah(25.2V換算14Ah相当)
走行距離: エコモード約80km/標準モード約60km/パワーモード約50km(※充電1回の走行距離) 

スイッチパネルにUSBポートを設け、スマホ充電が可能
ログワゴンe(カーキ)

●あさひの詳細ページ

サイクリング用スマホポーチ…小銭を出す時に便利なポケット追加

人気の小銭ポケット付き防水スマホポーチの、フルオープンタイプとして「R250 防水スマートライドポーチ スーパーDX2 W小銭入れ」がワールドサイクルから発売された。ハーフオープンタイプよりも5mm厚めで、中仕切りがあるため、よりたくさんの物を入れられる。

カラー:グレー、ブラック

ジャージのポケットのサイズや、中味に応じて選びたい。カラーはハーフオープンと同じで、グレーとブラックの2色。

R250 防水スマートライドポーチ スーパーDX2 W小銭入れ

カラー:グレー、ブラック
価格:4950円

従来のレギュラーとスモールの中間サイズ。1万円札が折らずに入って、iPhone14ProMaxが入る限界サイズ

フルオープンバージョン。自動販売機で小銭を出す時に便利な、小銭ポケットが追加。中の仕切りがついたフルオープンタイプ。ハーフオープンよりも5mm厚め。ハードボイルドなケースに、ライド中の必需品がすべて入る。普段の財布にもいい。

従来のレギュラーとスモールの中間サイズ。1万円札が折らずに入って、iPhone14ProMaxが入る限界サイズ。小銭入れに外側のファスナーからもアクセスできるようにした。小銭だけ使用する時にメインファスナーを開けなくてもいいので、簡単、スピーディ。

中の仕切りがついたフルオープンタイプ(右)。ハーフオープンよりも5mm厚め

防水バージョン、スマートフォンや小銭、カードなどライド中の必需品がすべてすっきり収納できる。独自の防水コーティングされたファブリック素材を、縫製ではなく溶着することで完全防水を実現した。止水ファスナを使用しているので、ライド中の汗はもちろん、突然の雨にも安心。

サイクルジャージのバックポケットにピッタリサイズ。従来品よりもさらに横幅を少し細くして、女性のジャージのバックポケットにも入りやすくした。スマートフォン・お札・カード・小銭、鍵を収納するスペースがすべて独立しているので、中身がすっきりスマート。真ん中のフリースペースには、モバイルバッテリーやメモ帳、手帳など好みのものを入れる。

小銭入れに外側のファスナーからもアクセスできるようにした

YKK止水ファスナーを使用しつつ、ファスナーカバーを省いてよりシンプル、軽量化。iPhone14ProMaxは収納可能。ケースによっては入らない場合もある。

サイズ:180 x 90 x 35mm
重量:90g

●ワールドサイクルの詳細ページ

ブロンプトンのあそこにピッタリフィットするフレームインナーバッグ

ブロンプトンのデッドスペースに合わせてデザインされた「R250ブロンプトン用フレームインナーバッグ アーガイルリップストップ」が、ワールドサイクルからR250の新商品として発売された。カラーはカーキ、ブラック。2200円(税込)。

厚みはブロンプトンのフレームの太さに合わせているので、ペダリングする脚やクランク/チェーンに当たることはない

L形に開くファスナーで、小さいながらも中身の出し入れがしやすい。携帯工具や鍵、補給食などが入れられる。厚みはブロンプトンのフレームの太さに合わせているので、ペダリングする脚やクランク/チェーンに当たることはない。ファスナーの分だけ少し左側がふくらんでいる程度。

ブロンプトンではなくても、三角形のミニフレームバッグとして利用可能。その場合ストラップの長さが短ければ、別途用意するもので固定する。

ブロンプトンのデッドスペースに合わせてデザイン

3辺すべてにベルトループ付き。
素材:ナイロンアーガイル、600DPVC
サイズ:140x107x45mm
ストラップ:長さ180x15mm/2本、長さ130x15mm/2本 ブロンプトンのフレームにジャストサイズ。

ブロンプトンではなくても、三角形のミニフレームバッグとして利用可能。ストラップの長さが短ければ、別途用意する

●ワールドサイクルの詳細ページ

ボーラ・ハンスグローエとSDワークスのTarmac SL8フレームは抽選販売

プリモシュ・ログリッチのボーラ・ハンスグローエ、デミ・フォレリングのSDワークスが使用するスペシャライズドのS-Works Tarmac SL8フレームセットのレプリカが2024年1月31日に発売される。数量限定で抽選販売となる。

ボーラ・ハンスグローエとSDワークスのTarmac SL8チームレプリカフレームセット

数量限定のフレームセットを手にいれる方法は2種類。発売日に先立ち 1月10日から申し込みが始まるのが、全国のスペシャライズドストア店頭で受付可能な抽選販売 。さらに、近隣にスペシャライズドストアのない地域に住む人にもこの希少なフレームセットが手に入るよう、 1月31日からは公式オンラインストアでの抽選販売も開始される。

ボーラ・ハンスグローエ
商品名:S-Works Tarmac SL8 Frameset LTD
価格:792,000円(税込) ※Roval Rapide Cockpitは付属せず
URL: https://www.specialized.com/jp/ja/2024tarmacsl8-team-replica-frameset
販売カラーおよびサイズ:
Bora-hansgrohe
スペシャライズドストア:49、52、54、56
公式オンラインストア:49、52、54、56
女子プロチームのSDワークス
ボーラ・ハンスグローエのTarmac SL8
SD Worx
スペシャライズドストア:44、49
公式オンラインストア:44、49、52
SDワークスのTarmac SL8
Tarmac SL8ボーラ・ハンスグローエ・レプリカフレームセット
Tarmac SL8SDワークス・レプリカフレームセット

中村輪夢、溝垣丈司、内藤寧々がパリ五輪BMXパーク代表枠獲得戦へ

2024年5〜6月に開催される自転車競技BMXフリースタイル・パークのオリンピック予選シリーズ「Olympic Qualifier Series 2024」の日本代表に中村輪夢(ウイングアーク1st)、溝垣丈司(湘南工科大附属高)、内藤寧々(第一学院高)が決まった。

内藤寧々(左)と中村輪夢 ©Naoki Gaman/Japan Cycling Federation/JFBF

OQSが略称となる同大会。「BMXフリースタイル、スケートボード、スポーツクライミング、ブレイキンが一堂に会する複合競技大会。464人のアスリートたちがパリ五輪出場を目指して激突する。

BMXフリースタイルでは、2大会を通して上位6名にパリオリンピック出場権が付与される。2024年5月16〜19日に中国の上海で、6月20〜23日にハンガリーのブタペストで開催される。

BMXフリースタイル・パーク代表の中村輪夢 ©Japan Cycling Federation

日本は12月5日時点のUCI国別ランキングで、4位の男子がシリーズ出場2枠、9位の女子が1枠を獲得。日本自転車競技連盟が3選手を選出した。

中村輪夢のコメント
「OQSの出場が決まってオリンピックがもうすぐだなと実感が湧いてきました。オリンピックでメダルをとるのが目標なので、この2戦をいい感触で終えられるように準備していきたいと思います」

中村輪夢を中央に左が2位溝垣丈司(湘南工科大附属高)、右が3位小澤楓(岐阜第一高) ©Naoki Gaman/Japan Cycling Federation/JFBF

溝垣丈司のコメント
「OQSへの派遣内定をとてもうれしく思っています。自分らしく唯一無二のスタイルで最高のステージ目指して楽しみます」

内藤寧々のコメント
「OQSへの派遣が内定しとてもうれしいです。これまで支えてくださった皆様への感謝の気持ちを胸に、このチャンスを活かし五輪出場に向け全力で臨みたいと思います」

自転車10大ニュースの第1位は「乗用中のヘルメット装着が努力義務」

自転車活用推進研究会が選んだ「自転車10大ニュース」が発表された。2023年に起きた自転車関連ニュースから30本を自活研理事会で選び、オンライン投票でトップ10が出そろった。

1) 4月1日に乗用中のヘルメット装着が努力義務に
2) 7月1日にタンデム自転車の公道走行が全国で解禁
3) 7月1日から特定小型原動機付自転車が新たに登場
4) 推進本部サイクルトレイン・バス導入の手引きを公表
5) 青梅街道の規制標識「普通自転車歩道通行可」を撤去
6) 警察庁が自転車交通秩序実現のための有識者会議開く
7) 太平洋岸道をタンデムで繋いじゃえプロジェクト完走
8) 自転車議連の青空総会が4年ぶりに国会議事堂で開催
9) JR西日本が紀勢線全区間にサイクルトレインを導入
10) セコマ道内152店舗にラックを設置 空気入れも常備

自転車活用推進研究会の総評

「ようやくタンデムが全国的に解禁となりましたが、ヘルメット義務化の衝撃が大きかったようです。はやくヘルメットを強要しないでも安全快適に走ることのできる道路交通環境を実現したいものです。政府の自転車活用推進本部が旗振り役となったサイクルトレインがあちこちで登場しました。北海道ローカルのセイコーマートの嬉しい配慮が10位に食い込んだのは驚きでしたが、各地でこうした自転車にやさしい取り組みがはじまることを予感させるニュースでした。今年は警察が自転車に本気で取り組み始めた年として記憶されるだろうと思います。まだ警察庁や警視庁などと各道府県警察本部や所轄署では温度差が大きいように思いますが、来年は法改正を含め、より大きな動きがありそうで、ゆっくりですが確実に自転車を取り巻く環境は改善されているように思います。一方で、電動キックボードなどの新たなモビリティの登場、違法な電動車の横行など自転車ではないものの顰蹙を買う行為がひとくくりにされて自転車の評判を貶めている感もあり、腹立たしい限りです。でも、千里の道はまた数歩前進しました。新しい年も引き続き諦めずに連携を深めて頑張って行きたい」

●自転車活用推進研究会のホームページ